みんみんのざる碁日記

みんみんのざる碁日記

2006.08.28
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カテゴリ: その他、世間話
わが弟の嫁さんの友人に蔭山亜紀さんというセミプロ歌手がいる。彼女は高校2年17歳にしてNHKのどじまんグランドチャンピオン大会で優勝した。5歳から民謡で鍛えた声には艶があり、身長も170センチもあり、容姿も演歌歌手としては充分なものがある。
彼女に負けた人の中から、氷川きよし・Kiroroの玉城千春がブレイクした。亜紀さんにはレコード会社からデビューしないかと、何社も誘いがあったという。亜紀さんは故郷、島根県農協の金融部門に勤務している。そして週末は歌手として活動しているのだ。青森県で毎年開かれている、りんご追分大会に出たり、カラオケイベントで二流の歌手たちと一緒にステージに出て、歌手としても報酬を得たりしている。全国のカラオケイベントにゲスト出演しているので、ファンも多い。
なぜ亜紀さんはプロの歌手になろうとしなかったのか、私は尋ねた。すると「歌いたくもない歌をレコードにして、それを売り歩く気にはなりません。私は自分の歌いたい歌を地声で届く範囲の場所で歌わせていただきたいのです。歌は私の命です。その歌を金儲けの手段にしたくはありません」

プロとは何か、を考えさせられた。モーニング娘をはじめとするハロープロジェクトのメンバーに本物の歌手がいるであろうか?囲碁界でもプロの名に値するプロがどれほどいるのだろうか。5年ほど前「孫」をヒットさせた 大泉逸郎 も本業はさくらんぼ農家である。今の演歌は歌詞にリアリティがなく、聴衆に共感が少ない。技術的に上手いだけでは本物のプロたり得ないのだ。蔭山さんは17歳でプロにならず、一生かけて歌の道を歩もうとしている。





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最終更新日  2006.08.28 06:49:36
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