梅林庵

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2012年06月27日

清盛

(2)

カテゴリ：徒然

平成24年6月27日(水)

　午前中会議。午後も予定が入っていましたが、急遽出張。部下5人と大分向け。大きな商談だけに、取引先での話が長引きました。往復の高速道路、見える山々は雨に煙っていました。社に戻ったのは午後7時。社を出て、雨脚が強い。軽トラを置いた駐車場までの間に、ズボンの裾が濡れてしまいました。走る気持ちが折れました。今朝、出勤時にコンビニでカッパを買ったけれど、使うのは明日からになりそうです。
　今夜はカープが負け、酒も美味しくない。録画しておいた大河ドラマ「清盛」を見ました。この番組、世間の評判は芳しくありません。でも、私は好きです。見ていて、吉川英治を読んでの場面をなぞることがなんとも楽しいのです。脚色や作為もありますが、歴史の大筋は変えようがありません。節目節目の事件は所謂「お約束」です。毎回、水戸黄門の印籠場面に似た感じを受けます。また、松山ケンイチがよろしい。この俳優、「清盛」を見るまで知りませんでした。最初はどうなってんだ、という感じでしたが、最近、吉川の清盛イメージになってきました。顔つきがなんともいいのです。後半が楽しみです。
　ドラマの後はベーヤンのピアノコンチェルト。ギレリス、スヴェトラーノフ、ソヴィエト国立管。ガシガシです。でもこれはこれでよろしい。ペレストロイカの予兆すらない時代の音楽です。ソヴィエトというと、血も涙もない社会主義のイメージがあります。しかし、音楽にはそれがない。ロシアの大地・風土と民族の特異性を漠然とですが感じます。よろしい。しかも、古き良き時代の東欧オケとは一線を画すのがこれまたよろしい。
　今日の写真はチェーンソーで薪を作る時の枕木です。上に雑木丸太を置き、40～50cmの長さに玉切っていきます。勢い余って、刃が枕木を切ってしまうの図です。