梅林庵

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2020年04月26日

里芋の芽が出たぞ、麦も熟れ始めた

(6)

カテゴリ：日記

Sunday, April 26, 2020

　このところ、週一、独りの日を過ごします。今週は、昨夕から今日の昼に掛けてがそうでした。床を離れて書斎で過ごす数時間は別として、その後、音楽を聴きながらカーテンを開け、朝ご飯の支度をするにつけ、独りを実感します。それをしてその延長で、もしも妻に先立たれたら、いや、三行半、家を出ていかれたら。そう思うと、Bachを聴く気分、本を読む気分になれないな。食卓も味気ない。そんなことを考えていて勃然、随分前の文藝春秋に載った、江藤淳の手記を思い出しました。奧さんの看病とその先にある死を綴っていました。何だか、鬱陶しい気分になりました。
　午前中は、その気持ちを打ち遣って昼まで読書。手に取った本はこれです。青木理「日本会議の正体」平凡社新書。福岡に住む友人Sさんに貰った書籍の中に混じっていました。中身はブログにそぐわないので割愛します。が、この本、4年前に刊行なるも、今以ての内容ではあります。さてもの青木氏、好きなジャーナリストの一人です。

　昼はサッポロ一番味噌ラーメンに新玉スライスと玉子を落として流し込みました。さてと、野良に出るか。地下足袋を履いていて、やっ！バイカルの野郎が敷き草の上に倒れている！息はあるのか？おい大丈夫か？
「オケケケー。欺されたな、旦那。餌をくれ」

　軽トラを駆って、Mさん宅へ。以前、イチゴハウスの骨（お古）を貰いに、でした。薪をストックするのに重宝するのです。屋敷の隅に雨ざらしのそれを5本、軽トラに積みました。

　骨の両端にこれを据え、凹型に組むと持って来いの薪台になるのです。

　家に戻り、荷を降ろした後は菜園の手当て。キュウリの苗はどうもいけません。隣のおいちゃんが農薬を勧めてくれました。最後の手段、ダコニールを使いましたが、多分駄目でしょう。次いで石拾い。おっ、里芋の芽が出たぞ。

　夕刻、地下足袋を脱いでウォーキング。以下はその切り取りです。出発前、山茶花の下に咲いたガーベラ。赤の強い花です。

　こちらは川向こう、拙宅から1km以上離れたところにいた「のらくろ」です。この猫、バイカルと喧嘩しに、うちの近所へやってくるのです。行動半径が広い。

　やっ、蛇だ！違いました。なんだ、鳥を威す風船でした。遠目に認めたときは、ちょっと驚きました。

　風呂を浴び、夜のお勤めは佐伯の地酒「飛翔」のうすにごり。ちょっとシュワッ。余談です。その飛翔、3月中旬だったかに、720mlが10本届きました。飲んでしまい、残り2本となりました。友人を招いて一献を計画したのですが、このコロナ禍にあって能わず。残念です。写真は当てのオジサン昆布締め。絶品でした。　