Mary’s Bar

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April 12, 2008
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カテゴリ: ナースしてます!
またまた、怒ってしまいました…プリセプティー・Iさんのこと。

彼女がこの数日、つらい状況にあったということも知らずに。
自分自身、あまり後輩を怒りながら育てるタイプではなかったので、またまた自己嫌悪です…。



事の発端は数日前。
あまりの仕事の出来なさっぷりに軽症な患者さんしか受け持たせることが出来ず、彼女の同期からも苦情が出るほど。(彼女がいつまでも私にべったり付いて仕事しているので、私が重症患者さんを看る事が出来ず、その負担が大きいのです。)
なのに、Iさんの自己評価は高く「最近軽い患者さんしか持たせてもらえない。」と言っていたと。
お、やる気になったのかな?!と思って、ちょっとだけ重症な患者さんにスライドさせた私の判断が、間違っていました…。

大きなトラブルはなかったのですが、やっぱりちょっと処置やケアが増えたり、病態的に難しかったりするだけで、もう付いていけなかったらしく、私がいない数日間にしこたま他の先輩に怒られていたのだそうです。
そして、私はそんなことはまったく知らずに、一緒の勤務の日がやってきました。


なーんにも、考えていなかったそうです。
そこまでのアセスメントが出来ていなかったそうです。

ホンッとに、私がその場で悲鳴を上げてしまいそうになるほど…たぶん一般的な看護師だったらしないような素人的なことを、していました。

すぐにストップかけたので患者さんに実害はなかったものの、あのまま誰も気づかなかったら、新聞沙汰でもおかしくありません。



で、怒りました。

Iさんのキャラ的に、その場で怒ったらその後の業務が手に付かなくなる可能性大だったため、いったん保留にし、勤務終了後に話をしました。

自分がどれだけ怖いことをしたのか。
あのまま私が止めなかったら、今頃あの患者さんはどうなっていたか。
何を考えてあの行動に出たのか。

Iさんの答えは「そこまで考えていませんでした。」

確かに、経験が少ないからそこまで考えられなくても仕方がない。

あっけらかんとした感じなので、ついつい言ってしまいました。
言ってはいけない一言を。

「あのまま私が気づかなかったら、あの患者さんはその場で呼吸が止まってたよ。そしてあの患者さんの心機能・体力から考えて回復は難しい。命はなかったかもしれないよ。」
「患者さんの命を預かっている、自分がミスすると患者さんの命に関わるって言う怖さや危機感はある?責任感はある?何も考えずに処置に当たったなんて、言い訳にならない。自分に甘すぎる。」

「患者さん、殺すよ。」とか「死んじゃうよ。」とかいう言葉は、いけないそうで…でも、本当に、そうなんだもん、言わなきゃわからないって…。


やっぱりダメだ。
アセスメントや知識が必要な、細かな配慮が必要な患者さんは(必要じゃない患者さんなんて、いないんですけど)、まだ持たせられない。

今後、どうして行くかを話し合おうと思いました。
Iさんのあまりの困ったさんぶりに、主任さんが以前の職場にお伺いを立ててくれたところ、「出来ないから、彼女に出来ることしかやらせていなかった。」のだそう。でもそのことについては本人に話していないので、Iさん自身は出来ていると思ってたらしいのです。
そっか、それであの自己評価とプライドの高さなのか…。
主任と師長と私の間で、やはり自分の現状と周りからの評価をちゃんと伝えてあげないと、彼女自身が怒られている理由が理解できないのではないか、だから受け入れられないのではないかという話になっていました。

今日、少し話してみよう。

そう思い、Iさんに伝えました。

無意識かもしれないけれど、自分に甘く、考えが浅いこと。
責任感のない、緊張感のない行動を取っていること。
患者さんを安心して任せられないこと。
新人以上の研修期間を特別に設けているけど、一人で任せられるめどが立っていないこと。そしてそのことで他のスタッフにも支障が出てしまっていること。

なんせ自己評価の高いIさん。
しかも空気読めないキャラ。
「そうなんですか?」と、全然わかっていなかった…そこまで、考えて仕事していなかったと。

やっぱりね。

そこで、今後どうして行きたいのか、どういう目標を持っているのか聞いたら、何にも答えない。
やはり考えていないのか…。
と、

「最近疲れちゃってて、休日に病院かかったりもしていて、つらいので辞めようかと思ってます。」

いままで一度も泣いたことがないのに、ちょっと涙ぐんでしまった。
(患者さんに申し訳ないって言う涙じゃなく、自分のことを心配しての涙ってところが、またまたみんなのブーイングを買ってしまうのですが…。)

胃痛で病院にかかっていたことはあったけれど、それ以外でもかかっているらしい。
身体は弱いほうではないといっていたから、ストレスとか、精神的な方面??

ちょっと突っ込んだのですが話してくれず、そのまま曖昧に。

そういうことなら、Iさんの心身面を考えて進退を決めていったほうがいいこと、しばらく落ち着くまでは少し軽めの受け持ちにすること、上司に相談すること…それだけ話して、その日は帰しました。

その後、彼女の数日間の勤務状況を見てみると、私の代わりに指導についてくれた先輩が、みんな10年目クラス。
う~ん、Iさんにはちょっと厳しかったかも。(レベルが…)

後日話を聞くと、(というか私から聞く前に「maryさん、ちょっとヤバイんだけど…」とIさんの話をしてきた…)やっぱり相当だったらしく、がっつり注意をしたのだと。

あぁ、やってしまった…と思いました。

こっちが先だった。
プリセプターとして、Iさんの勤務や精神状態の把握が甘すぎた。
もしかしたら、彼女なりにテンパっていたのかも。
そんな状況なら、今日は軽い患者さんを受け持ちさせてあげたほうがよかったのかも。
そして、少し彼女の話を聞いてあげたほうがよかったのかも。
私の怒りが、彼女の辞めたさにとどめを刺してしまったのかも。

ごめんなさい…。



本当に、指導や教育って難しいな。

ちょっと、私自身、自信がなくなってきました…。





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Last updated  April 12, 2008 09:59:53 PM
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