非常に適当な本と映画のページ

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2025.03.22
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カテゴリ: 洋画




 マーベル・コミックのスーパーヒーローを原作とした、2025年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。
「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の35作品目。
『キャプテン・アメリカ』シリーズでは4作目に当たる。
 ストーリーは2021年に放送されたテレビミニシリーズ「The Falcon and the Winter Soldier」を継続している。
 スティーブ・ロジャーズこと初代キャプテン・アメリカから楯を譲り受け、「キャプテン・アメリカ」を襲名したファルコンことサム・ウィルソンの活躍を描く。
 サム・ウィルソンを演じるのはアンソニー・マッキー。
 ハリソン・フォードがサディアス・E・“サンダーボルト”・ロス大統領を演じる。
 原題は「Captain America: Brave New World」。



粗筋

 フラッグ・スマッシャーズとの戦いを通して、「キャプテン・アメリカ」を正式に襲名したファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。
 ウィルソンは新キャプテン・アメリカとして、目覚ましく活動していた。
 ハルクを執拗に追い続けた元米陸軍将校のサディアス・E・“サンダーボルト”・ロス(ハリソン・フォード)が大統領に就任してから5カ月。
 ロス大統領の命令で、ウィルソンと相棒の新ファルコンことホアキン・トレス(ダニー・ラミレス)は、メキシコに飛び、謎の傭兵サイドワインダー(ジャンカルロ・エスポジート)によって盗み出された品を取り返す作戦を実行に移す。
 二人は品を取り返す事に成功するが、サイドワインダーを取り逃してしまう。
 トレスは自分らの活躍で作戦は大成功に終わった、と興奮する。一方、ウィルソンはサイドワインダーを取り逃してしまった以上、大成功ではない、と反省していた。
 また、ウィルソンは若いトレスを危険な作戦に参加させる事に戸惑いを感じる様に。トレスは自身と同様、特殊なスーツを身に纏った普通の人間に過ぎず、スティーブ・ロジャーズとは違い超人兵士ではない。いつか重傷を負うか、最悪命を落とすのでは、と心配する。
 作戦から戻った二人は、ロジャーズと同じ超人兵士だったイザイア・ブラッドリー(カール・ランブリー)と訓練する。トレスは、元超人兵士と出会えた事にも興奮した。
 ロス大統領は、ウィルソンとトレスをホワイトハウスに招待する。世界各国の首脳が集まる会合に出席してほしい、そしてアベンジャーズを再結成してほしい、と。
 ウィルソンは、アベンジャーズ再結成については保留とせざるを得なったが、ホワイトハウスへの招待を受ける事にする。が、条件を一つ付ける。ブラッドリーも招待してほしい、と。ロス大統領は受け入れる。
 ウィルソンは、この事をブラッドリーに伝えるが、彼は良い顔はしなかった。ブラッドリーは米国政府により30年間も投獄され実験台とされた過去を持っていた。ロスは、超人兵士らを投獄して実験台にした張本人だったのだ。あいつは信用出来ない、とブラッドリーは思っていた。
 良くを悪くもロスはアメリカの大統領で、陸軍将校だった時とは考えも改めている筈だ、とウィルソンはブラッドリーを説得する。
 疑問を抱きながらもブラッドリーはその言葉を受け入れ、招待を受け入れる事に。
 ホワイトハウスで世界各国が首脳が集まったのは、インド洋に宇宙生物ティアモットが墜落した事によって生まれたセレスティア島で新たな金属アダマンチウムが発見されたからだった。
 日本企業がアダマンチウムを少量回収して製錬する事に成功したが、サイドワインダーによって盗まれてしまった。ロス大統領が自ら命じた作戦により取り返す事が出来た。先程ウィルソンとトレスがサイドワインダーから回収した品とは、製錬されたアダマンチウムだったのだ。
 アダマンチウムは、ワカンダ国が独占するヴィブラニウムを上回る可能性を秘めていた為、各国が争奪戦に入るところだったが、それでは世界が乱れると危惧したロス大統領は、条約を締結させてアダマンチウムの発掘と供給を全世界で管理しよう、という構想を掲げた。
 各国首脳を前にその構想についてロス大統領が説明していた最中、ある音楽が流される。
 それが合図であったかの様に、数人が銃を出してロス大統領を狙撃しようとする。その中にはブラッドリーもいた。
 元ウィドウでロス大統領の警護担当のルース・バット=セラフ(シーラ・ハース)の素早い対応により、襲撃者らは全員拘束される。襲撃者らは、自分らの行動について記憶が無い、と口を揃えて証言した。ブラッドリーも、ウィルソンに、ホワイトハウスに到着した後の記憶が無く、気付いたら公園で警察官らに囲まれていた、と証言する。
 襲撃により、纏まり掛けていた条約は頓挫。
 特に日本は、製錬されたアダマンチウムの強奪と回収はアメリカ政府による自作自演だと信じる様になり、セレスティア島を武力により自国の管理下に置く構想を検討し始めていた。
 ウィルソンは、ブラッドリーの無実を証明する為、調査を開始。その最中にサイドワインダーに襲われるが、返り討ちにし、拘束する事に成功する。
 サイドワインダーの携帯電話を手に入れたウィルソンは、トレスに通信記録を解析させる。
 ウェストバージニア州のキャンプ・エコー・ワンという米軍基地に頻繁に連絡を入れていた事が判明したので、ウィルソンとトレスはそこへ向かう。
 キャンプ・エコー・ワンに忍び込んだ二人は、そこが超人兵士らが投獄され、実験台にされていた施設だと知る。
 二人の前に、サミュエル・スターンズ(ティム・ブレイク・ネルソン)が現れる。彼もロスによってこの施設に30年間も投獄されていた人物だった。
 スターンズは、ハルクことフルース・バナーの血漿サンプルを顔に浴びて額が肥大化し、超人的な計算力が備わった。ロスは、その能力を自身の野望の為に使う様、強要した。自分が大統領になった時点で解放してやる、と約束していたが、反故にされたという。報復として、スターンズは自身が開発したマインドコントロール技術で、彼がこれまで接触してきた人物(ブラッドリーを含む)を操り、ロスを襲わせたのだった。スターンズは、ウィルソンとトレスがマインドコントロールされている兵士らと戦っている間に基地から逃走した。
 ロス大統領の命令でキャンプ・エコー・ワンに派遣されたバット=セラフは、ウィルソンとトレスと合流。
 3人は、サイドワインダーを拘束している施設に向かう。
 ウィルソンはサイドワインダーと対面し、スターンズが最終的に何を狙っているのか、と問う。
 サイドワインダーは具体的な内容は知らされていないが、ロスの利益に反する事なら何だってやるだろう、と答える。
 ウィルソンは、ロス大統領が現在どこにいるか、とバット=セラフに訊く。
 ロス大統領はインド洋に派遣された米海軍艦隊にいる筈、とバット=セラフは答える。日本がセレスティア島に艦隊を向かわせているので、それをどうにか阻止しようと自ら乗り込んで説得に当たっている、と。
 スターンズはアメリカと日本を軍事衝突させて世界大戦を引き起こそうとしている、と悟り、ウィルソンとトレスはインド洋に向かう。
 インド洋では日米の海軍戦闘機が睨み合いを続けていた。
 スターンズは、米海軍戦闘機のパイロットをマインドコントロールし、日本海軍戦闘機に攻撃を仕掛けさせる。
 日本海軍戦闘機はそれを宣戦布告と見なし、攻撃を開始。
 ウィルソンとトレスは、米海軍戦闘機パイロットのマインドコントロールを解く一方で、日本海軍戦闘機らに攻撃を止めるよう説得するという難題に挑む。
 二人は何とか戦争に発展する事態を阻止する事に成功したが、トレスは墜落して重傷を負ってしまう。ウィルソンが恐れていた事が現実になってしまった。
 ウィルソンは、ロス大統領と対面。スターンズとの約束を反故にしたのは何故だ、と問う。
 ロス大統領は心臓病を患っていて、延命の為の薬をスターンズに開発させていた。もしスターンズを約束通り解放したら薬が手に入らなくなると恐れ、約束を反故にせざるを得なかった、と認める。
 ウィルソンは、スターンズがまだ何か企んでいるのではと思い、スターンズの居所を突き止めようとする。
 スターンズはウィルソンの前に姿を現し、あっさりと拘束される。
 何故こうもあっさり拘束されたんだ、と不思議に思うウィルソンだったが、これもスターンズの企みの一環だった。
 同じ頃、ロス大統領はホワイトハウスの前で記者会見を行っていたが、その場でスターンズと彼の関係が暴露されてしまう。
 現役大統領が悪行に手を染めていた事が発覚し、報道陣らはロス大統領に質問を浴びせ掛ける。
 スターンズはガンマ放射能を含ませた薬を心臓病用としてロス大統領に提供していたので、感情を抑え切れなくなったロス大統領は、全世界が見守る中ハルクへと変身してしまう。
 これこそがスターンズの最後の企みだった。
 赤いハルクとなったロスは、怒りに任せてホワイトハウスを破壊し始める。
 ウィルソンはその場に到着し、ロスと対峙。ワシントンDC各所を破壊しながらもロスを負傷させる。
 負傷により動きが鈍くなったロスは落ち着きを取り戻し、元の姿に戻った。
 この件により、ブラッドリーの無実が証明され、釈放される。
 ウィルソンは、回復中のトレスに新アベンジャーズの一員にならないかと要請。
 アダマンチウム条約も締結に至る。
 それを見届けたロスは大統領の職を辞任し、自身を監獄に収監する。
 ウィルソンは、ロスの娘のベティ(リヴ・タイラー)を伴って面会に訪れる。
 ロスは、ブルース・バナー/ハルクの件で疎遠となってしまった娘との再会を果たしたい一心でスターンズの薬で延命治療を受けていたので、監獄での面会という形ながらも願いが叶った事に感激する。



感想

 アベンジャーズ/エンドゲームから下降気味のMCU。
 本作でまた軌道に乗るのか、となると微妙としか言い様が無い。
 映画シリーズの継続である以上に、テレビシリーズの継続なので、テレビシリーズを観ていないと完全に理解する事は不可能だが、映画シリーズだけしか追っていない者でも何とか理解出来る代物にはなっているのがせめての救い。
 ただ、映画シリーズもテレビシリーズも全く観ておらず、今回が初めて観るMCU作品、という者からしたら西も東も分からないだろう。

 アベンジャーズの中心的な存在であり、馴染み深かったスティーブ・ロジャーズこと初代キャプテン・アメリカが退場した後に「キャプテン・アメリカ」をどう継続させるかという、原作のコミックでは挑んでいないというか挑む必要も無い難題に対処している。
 結局初代ファルコンことサム・ウィルソンに「キャプテン・アメリカ」を襲名させる、という展開で落ち着いた。
 MCUを継続するには止むを得ない措置だったと言えなくも無いが、原作コミックをすっ飛ばす展開はコミックをメインにマーベルを追っている者からしたらどう映るのかね、と思わないでもない。
 キャプテン・アメリカは、超人兵士スティーブ・ロジャーズが名乗っていたからこそ価値があったのであり、格闘術に長けて特殊スーツで空を飛び回れるとはいえ超人兵士ではないサム・ウィルソンが、ロジャーズから楯を託されとはいえ安易に名乗って良いのか。この事に関しては、作中でウィルソンがそれについて苦悩するという場面を挿入する事で「制作者側もそれについては意識しています」という姿勢を見せているが。

 直接的にはテレビシリーズの継続なので、ストーリー的にも映画の最新作というよりテレビシリーズの延長線に過ぎず、どことなく小粒に映ってしまう。
 サム・ウィルソンが、テレビシリーズでは主役を張れる大物キャラであっても劇場作品の主役を張れる程華やかでない、という点も小粒感を後押しする。
 ごく普通の生身の人間が特殊スーツを着用する事でスーパーヒーローになった、という設定はアイアンマンと同じ。アイアンマンはすんなりと受け入れられたのに、新生キャプテン・アメリカはすんなりと受け入れられない部分があるのは何故なのか。トニー・スタークことアイアンマンは単なる大富豪の民間人で戦闘訓練は全く受けていない一方でウィルソンは元々軍人なので戦闘訓練を受けている。特殊スーツ着用のスーパーヒーローとしてはあらゆる面でアイアンマンを上回っている筈だが、そう見えない、

 主人公が小粒だと、敵役も小粒にならざるを得ないらしい。
 ウィルソンと対峙するスターンズも、頭脳が物凄く発達しているという設定ながらも、小粒な小悪党に過ぎない。
 あらゆる策を講じてウィルソンらを苦しめるが、最終的な目的は何だったのかというと、ロスを一個人としてダメージを与えたかった、というだけ。
 ロスを操って世界を征服するとか、世界戦争を引き起こしたい、といった大層な動機ではなく、単にロスを貶めたかっただけ。
 たったそれだけの子供染みた動機でここまでするか、といった感じ。
 そもそもここまでの暴挙に出られる程の大天才だったなら、脱走の手立てくらい思い付く筈だが。
 何故ロスが自分を約束通り解放してくれるのをただただ待っていたのか。
 計算能力が物凄く高い、というのにロスが約束を反故にする可能性を想定出来なかったのは理解し難い。

 アメリカ大統領に就任したサディアス・E・“サンダーボルト”・ロスを演じたのは、ハリソン・フォード。
 過去作品ではウィリアム・ハートが演じてきたが、2022年に他界した為、ハリソン・フォードに白羽の矢が立ったらしい。
 ハリソン・フォードとしては、劇場版MCU初出演。
 念願だったのか、俳優としてのキャリアも終盤に差し掛かっているのでこういうのに出てもいいか、と思ったのかは不明。
 赤いハルクとなって暴れ捲るハリソン・フォードをスクリーンで観られる日が来るとは思っていなかった。
 残念なのは、CM等で赤いハルクとなったハリソン・フォードの場面が流されてしまった事。
 赤いハルクが登場する事、それがハリソン・フォードが演じる役が変身した姿だとCMを観た時点で分かってしまうので、ラスト辺りでロスがハルクに変身してもサプライズが無く、寧ろ「やっと変身するのか」といった感想しか浮かんでこなかった。
 ロスの様な叩けば埃がガンガン出て来る人物が、どうやって大統領に上り詰められたのかが分からない。今回の件の様な過去は、本来なら党代表選挙中に炙り出されてしまい、早い段階で脱落を強いられている筈。
 軍人上りのロスが大統領となってからは世界秩序と平和を実現する為に各国との対話を進める姿は、不動産屋上りが大統領になって軍事力をちらつかせながら自国優先主義を推し進めて世界を混乱に陥れている現実の世界とは正反対。現実の方が映画よりフィクションっぽいのは、ハリウッド流の皮肉か。
 ハリソン・フォードは、1997年公開のアクション映画エアフォースワンでも大統領を演じている。その頃は若々しい大統領を、今回は老人大統領を演じている。いずれもその時代の大統領と合わせているのだから興味深い。

 大統領の警護担当として、ルース・バット=セラフが登場。
 少し前のMCU作品だったらナターシャことブラックウィドウのお出ましとなっていたと思われるが、アベンジャーズ/エンドゲームで死んでしまっているので、似た様なキャラを登場させる事になったらしい。
 前半ではそれなりの活躍を見せるが、後半では制作者らが持て余したらしく、これといった活躍はしない。
 仮に登場しなかったとしても作品は何とか成立していたかも。
 ポテンシャルは高いので、勿体無いキャラである。

 劇中では世界各国の首脳が集結。
 アメリカという国の前に立ちはだかるのは、何と日本。
 平岳大演じる日本の尾崎総理大臣を、ロス大統領が頭を下げに行く、という場面もある。
 日米安保条約や憲法9条で雁字搦めになっている現実世界では有り得ない展開。
 本作で登場する尾崎総理大臣の様な政治家は、日本には現在いないし、過去にもいなかったし、今後も現れないだろう。
 これも日本に対するハリウッド流の皮肉としか言い様が無い。
 原案では、アメリカに立ちはだかるのは日本ではなく中国だったらしいが、中国だと波風が立つ可能性があるので日本にした方が賢明、と制作側が政治的な判断を下した様である。
 最近のハリウッド映画では適切・不適切に関係無く中国もしくは中国人を捩じり込んできて観客をウンザリさせているが、本作に至っては中国や中国人の姿だけでなく影すら窺えない。
 世界各国の首脳が集結、というストーリーの筈なのに不思議。
 これも中国に対する忖度だったのか。

 MCUの一作品として位置付けられ、過去の作品との関連性も臭わせているが、目立つカメオ出演はセバスチャン・スタン演じるバッキー・バーンズことウィンターソルジャーのみ。
 キャプテンアメリカをスティーブ・ロジャーズから引き継いだ、と何度も述べられながら、スティーブ・ロジャーズやその役を演じたクリス・エヴァンスは一切登場しない。回想シーンすら無い。クリス・エヴァンスを登場させてしまうと新キャプテンアメリカが霞んでしまうと判断してそうしたのか、契約絡みでそうなったのかは不明。
 キャプテンアメリカシリーズ作の一つの筈なのに、新旧のキャプテンアメリカが同時に登場して交代劇を演じていないのも、消化不良感を後押ししている。

 本作は、日本のテレビドラマでよくある劇場版そのもの。
 テレビシリーズを全く追っていなかった者からすれば興味の対象外。
 テレビシリーズを追っていた者からしても、大半は「劇場に足を運ばなくても直ぐにネット配信されるからそれまで待つか」となってしまう。
 本作は、元は映画シリーズがベースなので映画シリーズを追っている者が劇場に足を運ぶ事はあるだろう。
 ただ、、テレビシリーズがメインの者を劇場に足を運ばせる力は無いし、映画シリーズがメインの者をテレビシリーズ配信サイトに登録したいと説得させる程の力も無い。
 MCU再浮上の起爆剤となるか、というと疑わしい。
 MCUの手探り状態はもう少し続きそう。


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Last updated  2025.05.19 21:23:08
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