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今日、海上自衛隊輸送艦おおすみに乗船しました。
中途半端な航空母艦かと思っていましたが見直しました。
建前は災害救助用の船ですが、一言でいうと、ヘリコプター強襲艦です。アメリカ海兵隊が敵前上陸に使うホーバクラフト上陸用舟艇が内蔵しています。
三千人の乗員と大型車両(戦車十二両)が収納庫の後部から発進して海岸から上陸出来ます。
海上保安庁の巡視艇が北朝鮮工作船に発射したとき全弾命中して驚きましたが、この艦も大砲ことにレーダが設置されていますから一発一中と思います。
戦前は、たくさん撃って一発当たるかどうかでした。
艦橋にも登りましたが、操縦舵の小ささに驚きました。昔は"ヨーソロ"と大きな操舵輪を回していました。
艦員の寝室もベッドで空調です。ハンモックは潜水艦の魚雷の上で寝るときだけとか。
軍隊小唄に、"連れて行かんせ、ラバウルへ、連れて行くのは易けれど、女は乗せない輸送船"と歌われましたが、このおおすみには女子艦員が乗艦しています。時代だと思いました。
艦員の若さを保つために、七年くらい経つと退職させているようです。
後は、通常潜水艦を増やせば大丈夫と思いました。原子力潜水艦はエンジンを止めることは出来ませんが、通常潜水艦は着底してエンジンを止めるとソナーでは発見出来ません。
イージス艦一隻で、連合艦隊全艦艇以上の能力があるそうです。
心配なのは、訓練ばかりで、実戦の経験がある指導者がいないことです。