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2007.06.07
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テーマ: 徒然日記(24678)
カテゴリ: 独り言
みなさん、おはようございます。

昨日の続きを書きます。

ホスピスにて療養する14歳の少年。病名は「悪性小児癌」

身体異変が昨年秋終わり頃。身体の倦怠感、微熱、吐き気の日々が続く。

検査入院にて病状が癌中期後半、余命は半年と診断される。

治療法は抗がん剤による投薬治療。

若い彼の身体を襲ったがん細胞。

医療として出来る治療は進行を遅らせる方法しか残されていなかった。

抗がん剤治療による副作用の異変に彼が気付いたという。



少年は母親に向かって尋ねたとのこと。

「お母さん、僕の病気は何?」と言われた母親は絶句したらしい。

情報過多の時代。少年は気がついたのかもしれない。

「僕死ぬの?後どれくらい生きれるの?」

母親はそっと子供を抱きしめ、「一緒に病気を治そうね」って・・。

彼の眼から溢れるばかりの涙が母親の胸を濡らしたらしい。

14歳の少年。まだだま同世代の少年少女は学校で元気良く走り回ったり、勉学に励んだり、

友達と談話したりと楽しい時間を過しています。

彼が受けた心のショックは誰にも推し量ることが出来ないです。

自分の描いてた夢を実現できない現実、人生に対する絶望感。

死に対する恐怖感。彼の小さな胸の中ははち切れそうに苦しかったのでは?って感じます。



14歳という年齢は一人の人間として感情も知識も理解力も備えてる。

だから、「彼の尊厳」を守りたいという観点から踏み切ったらしいです。

僕はこの話を両親から聴かされた時、「親として子供の尊厳を重視されたことに敬服した。」

両親は子供のために出来ることはなんだろう?って考えたらしいです。

隠し通しても子供に対して後ろめたい気持ちが残る。



だからこそ、少年に現実を話し、残された時間を一緒に悔いる事ないよう過そう。

と、決断されたのでした。

話す側と受ける側。14歳の彼にとって「告知」をどう受け止めたのだろうか?

人は母親から生まれた時点から「死」に向かって歩き始めてるのですよね。

人それぞれには短命、長寿、不慮の死と神様の悪戯かレールが敷かれてるように思われます。

でも、与えられた命を一生懸命生きることが、大切なのではないでしょうか?

自ら命を絶った人、不慮の事故死をされると残された家族、親友、知り合いの人は鉛のような

塊がズッシリと残ります。

人生を全うしてこそ、人の死を受け入れるのではないかと・・。

この少年は告知されてから4日後に変化が見られたらしいです。

それは同じ病棟に入院する同世代の少女の一言とのこと。

「自分の人生を楽しくも、苦しくもするのは全て自分の気持ち次第だよ。

メソメソしたって良いことないじゃん。」って言われたらしい。

彼は彼女の言葉に感化されたのか、「自分の生きた証を残したい。」って・・。

それからの彼は元気を少し取り戻し、宣告された余命半年が過ぎてしまった。

人の生命は「生きたい!」って気持ちが寿命を長くさせてるのかもしれませんね。

僕は彼と3週間後に「再会」することを約束して病室を後にした。

彼がベッド上から投げかけた眼には「ありがとう。」って気持ちが込められてる気がした。

みなさんはどう感じられたでしょうか?

最後まで読んでいただき、有難うございます。

では・・・また。




















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Last updated  2007.06.07 11:35:30


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