百画遼乱 漫画語り

百画遼乱 漫画語り

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2023.05.13
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カテゴリ: 漫画
サブタイトルは鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん。

普段ネット見ていないとよく分からない単語だと思います。

私の読後感は面白いというより考えさせられる作品だったと思います。女性が読むと共感できて面白いと感じる作品かもしれません。男性が読むと賛否が分かれる作品かもしれませんし、読者の年代によっては否定したいところが多いかもしれません。

でもそれこそが、男女の価値観や年代別の価値観の相違を分かりやすく感じ取れて、趣があると言える感じました。

ヤフーニュースのトップ画面にも度々恋愛系の記事で出てきますが、少し前にもデート代どちらが払うか論争もありました。作品内ではホテル代を割り勘することについて描かれています。

本作に登場する女性の価値観もまた多様性の中の一種類であるというのを前提に、男性が読んで考えてみるのも面白い触れ方だと思います。

私が面白いと感じてしまったのは、主人公の女性がクズ男子に振り回されながら歳を重ねてなんと10年経ってしまったという展開。男性の中には(女性の中にもいるんでしょうが)友達としては面白いし、決して悪人というわけではないのですが、異性にだけは(遊ぶ対象に限ります)異様にクズである人物が少なくないです。

彼らは少年時代からモテていたわけではなく、異性に好意を抱かせるノウハウを20歳前後に修得した人たちです。その才能の一つに相手の痛みに無頓着で責任を感じないという特殊能力があります。さらに行動力を兼ね備えていて、そこまでして浮気したいのかという謎のバイタリティがあります。なので遊ばれている相手も、自分が本命でないことに気づけないのかもしれませんね。

個人的には、最後に遊びだったという答え合わせができれば女性にとって経験になるんでしょう。しかし、クズ男たちは謎のフェードアウトをするので、女性の中には「かつては何でも自分の希望を叶えてくれた、面白くて見た目もいい男が私を好きだと言っていた。それに比べて今周りにいる男はレベルがちょっと・・」といったことにもなりかねません。





女性はなぜクズにはまるのか、星屑とは何なのか、フェミとは何なのか。この手のネット記事をよくポチる男性は読んで損はないと思います。面白いと感じるかどうかは貴男の価値観次第です。

このブログは男性視点で書きましたので、女性からすると突っ込みどころ満載かもしれません。しかし、男女の価値観の違いを埋めるのは、それほど難しいという事にしてお許しください。







1ページ丸々使うところに若い時代を棒に振ってしまったという絶望感が表現されてます。(男性の私が勝手にそう感じ取ったというだけで、気に障る方がいらっしゃったら申し訳ないです)









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最終更新日  2023.05.13 14:45:29
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