百画遼乱 漫画語り

百画遼乱 漫画語り

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2024.08.17
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カテゴリ: 漫画
前回に続いて将棋漫画

私が好きな将棋ジャンルにして、私が好きな柳本先生の作品

前作の「響~小説家になる方法」も面白くて漫画大賞受賞してましたが、本作も面白い

物語は小説家から将棋にジャンルを変えたけど、天才型の尖った少女がその才能をいかんなく発揮して業界に旋風を巻き起こすという爽快型の漫画

天才の突出ぶりが凄いので嫌いな人もいるかもしれないですが、ここまで振り切っているとかえって新鮮

本作の主人公の苺は中学2年生時に将棋に出会い、アマチュアの竜王戦に出場、そこから本戦トーナメントにでて竜王とのタイトル戦にまで届きました(ネタバレごめんなさい)

ここまでで16巻、その過程での話がまたとても面白くとんでもない成長ぶりを見せてくれました

そして17巻での竜王タイトル戦

中学3年生、アマチュア、そして将棋を始めてからの異常な成長速度の挑戦者に現役最強の竜王が形振りかまわず勝ちにいく、、、その心情が





1年前に指した時にはまるで勝負にならなかったアマチュア中学生に対しての心情変化

設定はとんでもですが将棋の内容はかなり踏み込んだ本格派になってます。プロ棋士の内情やプロ棋士養成機関である奨励会についてもかなり詳細に描かれてます

本格将棋漫画かつ作者の漫画力の高さ

柳本先生は前作で漫画大賞を受賞した際にアシスタントから「漫画は画力でないことが証明された」というようなことを言われたそうですが笑 確かにきれいな作画であるとは言い難いが、それは話がそれだけ面白いということ

初期の「進撃の巨人」も誰が誰か分からないような作画でしたが、輝きを放った作品でした

ジャンルがマイナーなだけに「進撃の巨人」クラスまで望むのは難しいかもしれませんが、将棋と言えばこの作品と言われるレベルの作品でありますし、今後のメディアミックス次第でもっと高みに到達する作品であると思います

失礼なことも書きましたが、私は連載中の数多くの漫画の中でトップ10に入るくらいに続きが気になる作品です!









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最終更新日  2024.08.17 22:00:02
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