Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
June 3, 2016
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カテゴリ: 日々の日記
  『 MY SISTER Wedding STORY 』(星に願いを番外編)パート 3


 あんな態度を取ってしまい、激しく後悔していた。

それから姉を避けるようにすれ違いの生活を送っていた。





 千雪と二人で彼女の祖父母の家に遊びに行った時である。

彼女と遊びに行ってもどこか姉のことで頭がいっぱいで彼女の祖父母の家の近くで流れる川まで一人散歩をしに出かけた。

「優斗先輩、私も・・・」

「今はそっとしておきなさい。」

事情を知らない千雪の祖母はそう告げ彼女を止めたのだと知らなかった。







 ー川の上の橋の上



“姉さんのことを幸せにしてくれるだろうとは思うのに、いざそんな時が来てしまったと思ったら、素直に祝福できない。”

姉とその恋人の顔が浮かんだ。


 姉は小さな頃から美少女で通って行った。どんな劇の役でもお姫様や女王様などその手の主役の役がとても似合う人で気も強い。

初めて恋人が出来た時も年相応に喜んでいたのを思い出される。俺は姉が大好きだったので、姉を取られたようで嫉妬していた。

だけど、ほどなく別れて、泣いている彼女を何度もその後見ることになった。

それは大きくなるにつれ、泣き腫らす彼女を何度も見て彼女の恋人を恨んだ。

確かに薔薇の花の様に気高く美しい姉だと思うが、だいたい振られる理由に俺のことや思っていたのと違うなどと言う理由が入っているそうだ。

姉は俺を良く可愛がっていた。とても仲の姉弟だった。それに彼女の恋人達は妬いていたのだ。面白くなくて、喧嘩をして最終的に別れる。時には股を掛けるとんでもない男もいた。

だから、姉に連れてくる男には厳しくなっていった。





 ある日、高校生になり、いつもと違った様子だった。テニス部に所属する姉は試合から帰ってくるとまるで夢の中にでもいるかのようにホンワカしたポオーとしていた。どうしただろうと様子を見ていた。

偶々、姉の部屋の前を通ると友人と話している声が聞こえ、好きな人が出来たと言う話を聞いた。今度の相手もロクなもんじゃないだろうと思っていた。







 相手がどんなのか気になって、一人で偵察しに行ったことがある。あの高校まで行ったのだ。

そこで姉の友人達に見つかって騒ぎになるところだった。

「あっ、真璃亜の弟君!」

「えっ、可愛いどうしたの?お姉ちゃん呼んでこようか?」

「いえ、俺は・・・・・・」






 「ああ、鍋島君ね。この間、真璃亜が遠征に行った時にしつこいナンパ野郎がいて困っていたらね。偶然通りがかった彼が助けてくれて惚れちゃったようなのよ!」

姉の友人、涼香さんが教えてくれた。

「そうそう。で、頑張ってアタックしているんだけど全然みたいで!あの娘、学園でマドンナとか、ミス星稜って呼ばれていてこの辺り時モテモテなのよね。」

友人の麗華さんが続けそう言った。

「姉さんがねー。」

姉には常に彼氏がいるみたいなのが当たり前でいつも嬉しそうだった。だけど、相手の男にとってはアクセリーの様なものでしかないようだった。だから、よく泣いていた。

「そうだ。見に行ってみる?この時間なら、きっと部活中だから」

「えっ?」

戸惑っていると

「行こうよ!真璃亜に黙ってあげるから!」

姉の友人達に強制連行されて連れて行かれたのだった。







 snowの日記
微妙な所で終わります。
週末。だるい。土日は休みがない。忙しいな。





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Last updated  July 28, 2016 05:28:59 PM
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