Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
June 4, 2016
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カテゴリ: 日々の日記
  『 MY SISTER Wedding STORY 』(星に願いを番外編)パーと4


 連れて来られらたのは体育館裏にある弓道部の道場

的に向かい真剣に皆、矢を打つ。

「これって、弓道?」

「そうよ。鍋島君は我が高のエースで次期生徒会長なんて言われていて、文武両道でモテるのよ。競争率も高いし、おまけに基本的に誰にでも優しい人だから惚れた女の子は数少なくないのよ。成績は真璃亜も彼も上位だったから、お互いに名前だけは知っているみたいよ!」

藤野真璃亜は全国クラスでも上位に常にいるが、彼も負けず劣らず秀才らしく二人の名前が並ぶのも珍しくはないのだと言う。お互い特別な接点はなく、今までかかわる事がなかった。真璃亜は女王様タイプで人を魅了する。

彼は大空の様に優しい心の持ち主の為、美奈に好かれるタイプの違う二人だった。ちなみ現副会長である。

彼女がミスコンの優勝者である事は知っていても、それ以上に何もあるわけではない。どちらかというと派手な彼女はタイプじゃなくどちらかというと大和撫子系の女の子が好きならしいのだと言う。

「全く脈なしじゃないですか?」



「あれ、麗華達じゃない。どうしたの?そっちの子はうちの学校に見学?」

弓道部の女子が声を掛けてきて。

「真璃亜の弟君。鍋島君の事を知りたいんだって!」

「鍋島君。良い人だよ。真璃亜とあんまり似てないね。真面目そう。でも可愛いね。」

可愛いと言われてつい照れてしまう。

「鍋島君に惚れている娘は多いけど、藤野さんみたいな娘は初めてね。気が強い美人だし、おまけに文武両道タイプって稀よね。」

姉は割と完璧主義な方だ。それに負けず嫌い。姉に勉強を見て貰うのだが、正直自分の兄貴より分かりやすくて、気の使い方ともかもピカ一だと思っている。

「中学の頃から弓道部らしいんだけど、彼の憧れの人も弓道をやっていてね。すごく綺麗な人で凛とした姿で女の私でも憧れる様な人なんだよ。」

その人の名前を教えて貰ったので、今度調べてみようと思った。

どんな人に聞いても彼は優しくて親切な人だと言う。何だか胡散臭いと思うのだった。




 その後、姉は人知れず弓道部にやって来て何かを差し入れしていったようだ。



涼香さんはそう言った。俺でも分かるが努力が実っている気がしないことは確かだ。






 snowの日記
過去話パート2です。
高校偵察です。鍋島さんの設定は追加で、何か部活をと思って爽やかに汗を流す部活で、剣道か弓道かとチョイスに迷い。弓道にしました。なんか恰好良さそうに思えた。剣道も捨てがたいけど、弓道にしてみました。
今のところ、脈なしです。





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Last updated  July 29, 2016 12:19:41 AM
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