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「よく本屋に行って、出会いを求めます。書籍や雑誌で気づき、学ぶ、まねることが大切」
孔子先生はおっしゃった。「徳は孤立するものではない。徳の高い人間は孤独ではない。
必ず共鳴するものが現れるものである。」と。この句は人を励まして徳を納める意を述べ
たものである。また、どんなに頑張っても人がついてこないのは、自分に徳がないという
自戒を促す意も含まれている。
孔子が弟子に教えて学問には、大きく分けて二つあります。「徳」を学ぶ人間学、本学と
「知」を学ぶ事務学、末学と言います。
人間学とは人生とは何かをテーマに「徳」を学ぶ学問で「本学」と言います。
事務学とは、知識や技術を学ぶ学問で「末学」と言います。
徳は本学、つまり知識や技能より重要とされているのです。
今どきの学問は、徳のことを言う人が少なくなりました。今は「知」ばかりで学校でも知育
です。知育とともに徳育が軽視されています。テヅとでよい点を取ればすべてよしとなり、
人に親切にするとか、ウソをつかないとか、お年寄りを大切にするとか、本学であるはず
の人間学が欠落されています。では、徳を備えることがなぜ必要なのか。答えは単純な
ことです。徳を備えた人間は、基本的に他の人間から信頼されたり、尊敬されたりします。
逆に徳のない人は信頼もされないし、相手にもされない。仕事でも家庭でも人間が生きて
いるこの世の中は、すべての人間との触れ合いで成り立っています。そういう社会で徳が
なければ、良い人間関係を構築することはもできないし、仕事においても誰も付いてきて
くれません。何をするのも徳がないとできないのです。ですから、徳というのはある意味で
は人間社会の基なんです。
~一個人37ページの文言より~
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