Ie mariage

ブライダルPhoto


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結婚式をすると決めた時、一番先に決めたのは写真屋さんでした。
私はWeddingPhotoにそれはそれは思い入れがあり、一番に重要視した点だと思います。
また、結婚式には興味がない彼と唯一、意見があったところでもあります。
彼は昔、カメラマンのお仕事をすこ~ししたことがあったようで、写真に関しては、ちょっと目利きができる人。
一方、私と言えば、写真に関してはまったく知識がないのですが、そこに写っている人や物よりは、光の加減や構図など、全体的な雰囲気で写真を選ぶタイプでした。
そんな2人が選んだのは、手焼き写真でした。今は技術も進みデジタル加工でも、それはそれは素晴らしい写真が出来上がるのですが、あえて手焼き写真を選びました。
一生に一度の素晴らしい時間をよりリアルに残しておきたい。その時の気持ちや天気、光や風、音や匂いまでもが感じ取れるような写真。
そんな写真を残したかったのです。


手焼き写真と機械焼き写真の違いについてわかりやすく語ってくれるページがあります。ブライダルフォトのお店イースターエッグさんです。ここのお写真もとても素晴らしいものです。下の文はイースターエッグさんにお願いして掲載させていただいた、手焼き写真の魅力についてです。
お気に入りリンクにイースターエッグさんのHPリンクさせていただいているので、そちらも見てみて下さい。とても素晴らしい写真があります。




「手焼き写真とは?」と尋ねられて、皆さんが思い浮かべるのは何でしょうか?
おそらくこのサイトをご覧の多くの方は、「写真に黒い縁がついていて、何となく柔らかい写真」の事?と言う様な答えを出される方が多いのではないでしょうか?間違いとも言えませんが、正解とも言えません。
何故ならもともと手焼き写真という物に明確な定義がないからなのです。

 皆さんが良く誤解される黒い縁は、手焼き写真の証とはなりえません。この黒い縁はプリントの結果出る物で、これを出すことが手焼き写真本来の目的では無いのです。

 皆さんが写真を撮り、普通の写真屋さんにプリントに出すと、その写真はネガの上下左右が少し切り取られてプリントされます。ラボのマシンはカメラ毎に微妙に異なるネガサイズをいちいち勘案して、それにある情報すべてをプリントする事はしません。つまり少し大きめにプリントして、その後四辺を規格サイズに裁ち落としているのです。
 しかし私たちフォトグラファーは撮影時、ファインダーのすべてを使って構図決定していることがほとんどで、このときに裁ち落としは大変困るのです。たとえば画面いっぱいに人物を配置したのに、プリントで足先が切れてしまったりしては困るのです。そこで、自分でプリントするフォトグラファーの多くはプリント時に使うネガキャリア(ネガを固定する器具)を加工してネガにある絵すべてをプリントできるようにしています。これが黒い縁を作るのです。
 つまり、黒い縁とはラボのマシンであってもそのキャリアを加工しさえすれば簡単に出来る物なのです。そうして作られた絵は、当然手焼きとは言えないと思うのです。また最近はデジタル画像からも銀塩写真出力が出来ますので、その時に黒縁のついたデータを作れば、これも手焼きっぽいですね。

 結果ついてしまった黒縁が皮肉にも手焼きを彷彿させる物になってしまったのです。これは私や多くの自家処理フォトグラファーを失望させる現象です。
先に述べたとおり、手焼きに明確な定義はありませんから、これらをも「手焼き」と言ってしまうことも出来ます。しかし、本当の手焼きを見ればその差は歴然です。ブライダルフォトは一生物です。本当に手焼きを臨むならば是非比べてください。また是非そのプリントは誰がどこで行っている物か聞いてみてください
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皆さんが写真を撮ると、そのフィルムをもって、写真屋さんや取次ぎ店などに行って現像プリントを依頼される事と思います。 そうして集められたフィルムは、フルオートの機械で規格化された作業行程を経て、出来あがります。(普通これを機械焼と言います。) ところがこのフルオートプリンターはあくまでもコンピューター搭載の機械ですから、 撮影者の意図や感性とは無縁の平均的写真しか作れません。「平均がいけないのか?」と言えば決してそのような事は無く、ごく普通の写真でしたら、これで特別不満を感じる方は少ないと思います。 ところが写真を少しでも好きな方なら、そのプリントをご覧になって「確かにこんな色じゃなかった。」とか「もっと綺麗なはずなのに・・・」 と言った経験はお在りの事と思います。そのはずです。機械焼きでは撮影者は最後の色作りにはなんと!かかわっていないのですから!!たとえば画家が下書きだけして、仕上げは全くの他人にさせるでしょうか?
  私はプロの写真家はある意味画家だと考えています。自分で撮影したネガは自分でプリントとして完成させたいと思います。
機械焼き
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翻り、手焼き写真とはなんでしょうか? 先に述べたとおり明確な基準はありません。
  しかし、フォトグラファーの立場からあえて言うなら、それは焼き手が責任と自信を持って一枚一枚仕上げる写真であると言いたいです。機械焼きとの一番の違いは、自分の意思をそこに反映させられる点です。これは機械焼きでもある程度は可能です。ですが、それは例えば少しばかり色味を変えるとか、濃度を加減するとかそのくらいのものでしかありません。(またこれをすることで「うちは手焼き写真です」と言ってしまうところもあります)
 その点、私の提唱する手焼きは、例えば新婦さんの顔の部分だけを真っ白く加減して見たり(飛ばすともいいます。)周辺だけドラマテッィクに焼きこんだり、カラーだったらそれに加えて周辺だけセピア調にしたりする事だって可能です。しかもそれは、デジタル技術ではありませんから、まさに1点ものの価値ある作品となります。
  そして、それが今新しい感性を持ったお客様にとても人気があり、多くの方からこれを支持していただいております。

  本物を求める多くの方が、私どものプリントをご覧になりこれをお選びいただいていることは、本当に励みであり、うれしいことです。

下の写真は、上の写真を手焼きしたものです。周辺をシアンブルーに焼きこみました。私はこの撮影のとき、窓の光がとてもまぶしく、それを青く感じたので、新郎新婦さんと「窓の光が、とてもまぶしくて青いですね。」と話していました。  そして、この写真です。きっと、そのときの会話を思い出してくれるに違いありません。感覚を伴った思いでは一生忘れられるものではありません。左上の機械焼きの写真も、とてもきれいにプリントされてはいますが、そのときの会話までは語ってはくれません。だから手焼き写真というのは自分でプリントしなければ、それは機械焼きと変わらないと私は考えるのです。
手焼き
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