がん 催眠療法 統合医療 ホリスティック医療 イーハトーヴ クリニック日記

がん 催眠療法 統合医療 ホリスティック医療 イーハトーヴ クリニック日記

PR

Free Space


※ご購読希望の方は、 こちらの購読登録ページ よりご登録ください。

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

聖書預言@ Re:あなたはどの意識で過ごしますか。(07/20) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
播磨のランチ@ Re:いよいよ夏の到来です。(07/19) 播磨のランチの知りたいことは、08962444…
使い切る暮らし@ Re:すべては贈り物(07/07) 使い切る暮らしの知りたいことは、089624…
ポーター リンク@ Re:自分の感覚を大切にしてみよう。(06/19) ポーター リンクの知りたいことは、08962…
lovelovelove7240 @ Re[1]:好きな事と努力する事の違いとは。(05/28) TAKAOSANさんへ お久しぶりです。 お変…

Freepage List

2025.07.21
XML


催眠療法には、ふたつの道がある

催眠療法には、大きく分けてふたつのアプローチがあります。

ひとつは、心の中にある“痛み”や“傷”にそっと光を当てて、

丁寧に癒していく道。

まるで、長い間しまい込んでいた古い手紙を取り出して、

読み直し、涙とともに手放すような方法です。

もうひとつは、すでに心の中にある“光”や“強さ”に目を向ける道。

曇り空の中でも、わずかに差し込む陽の光を探して、

それを育てていくような方法です。

たとえば年齢退行療法では、

つらかった子ども時代の記憶に戻って、

そのときの悲しみや孤独をもう一度感じ直し、

やさしく癒すことがあります。

これは、凍りついた感情を溶かし、

もう一度“流れ”を取り戻すようなセッションです。

一方で、あえてつらい記憶には触れず、

楽しかった思い出や安心できた瞬間に焦点をあてて、

ポジティブな感情を存分に味わうやり方もあります。

それは、心の奥に咲いていた“忘れられた花”を見つけて、

その香りを深く吸い込むような体験です。

どちらの方法も、それぞれに大切な力があります。

どちらが正しいということではなく、

今、その人に必要な“道”を見極めて選ぶことが大切なのです。

だからこそ、セラピストには両方の引き出しが必要です。

時に“影”に寄り添い、

時に“光”を育てながら、

クライアントの心の旅をともに歩んでいくのです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.07.21 07:36:19
コメントを書く
[がん 催眠療法 ホリスティック医療 ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: