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以下の日記は、以前に書き溜めておいたものなのですが、さすがに内容が内容だけに公開するのを控えてました。しかし、最近またあのれれれ氏が飯塚事件に対してとんでもない持論を展開し、しかしそのことをを非難されたり反論されるとブロックして逃げつつも、もっと過激な妄想を一方的に垂れ流しているようですので、あえて公開することとしました。先にお断りしておきます。今回のブログの内容は大変に不愉快な内容を含んでいます。人によっては読んで気分を害するかもしれません。内容は、ある方による被害者を侮辱するツイートの紹介と、その方に対する反論なのですが、私もその内容に対し怒りで理性を無くしているところが多々あるかと思いますので、解説する文章もいつも以上に攻撃的になっているかと思います。ですので、そういった内容が苦手な方はこの記事は読まれないことをお奨めします。さて、事の発端は今回はある方から寄せられた情報からです。その方とはツイッターで何度かやり取りさせていただいており、先日もDMで飯塚事件に関する古い新聞記事の情報提供をいただきました。その方、事件の件でこのブログでもお馴染みの(仮称)ららら氏ことれれれ氏とバトルを繰り広げていたようなのですが、その際にれれれ氏が事件の被害者を冒涜するツイートをしたことに腹を立て、そのれれれ氏のツイートを拡散しようとされていらっしゃいました。そして私もその拡散ツイートを見たのですが、その内容が本当に酷く読んでいて気分が悪くなるほどでしたので、その方にお願いして二人のやり取りのスクショを画像提供していただきました。そのれれれ氏の主張が本当に酷い内容なんです。先ずはこちらのツイートをご覧ください。この事件は7歳の女の子が成人の男性に連れ去られ、そして鼻血が出るまで顔面を殴られ恐怖のあまりか失禁までしています。そして内容が内容だけにここにはそのまま書くことは控えますが、少女二人はその犯人の男に凌辱されたうえに殺害され、山の中に遺体を遺棄されています。自分は男性ですが、7歳の時であれば両親にきつく叱られただけでもすぐに怖くて泣いてましたし、悪いことをして親に叩かれたこともありますが、もうその時は怖かったっていう記憶しか残ってないですね。親ですらそうでしたし、それに大人の男性と7歳の女の子の力の差は歴然です。とはいえ判決文に書かれた遺体の状況からも、被害者の少女も最初は当然に抵抗はしたのでしょう。でなければあそこまで、鼻血や失禁するまで殴られないでしょうから。そのうえでこのような酷い殺され方をして、本当に怖かっただろう、恐ろしかっただろうと思います。そういった思いをしてこの若さで死ななければならなかった被害者とそのご遺族の方々の無念を考えると、想像しただけでも怒りと悲しみで心がいっぱいになりますし、もし自分の子供がこのような目にあったならば、私は犯人を自分のこの手で殺そうと考えるでしょうね。※ごく一部ですが、判決文から被害者者の状態が分かる部分を抜粋します。「(被害者は)鼻孔からかなりの量の出血をしており、ジャンパーの両袖及び前面の表面全域にわたって多数の血痕が付着していた」これだけの量が出る鼻血って、どれだけ力を加えて殴ったのでしょうか。それをれれれ氏は、鉛筆と傘があったはずなので、被害者の女の子は鉛筆か傘を使って反撃しないのはおかしいと、それも犯人や犯行に使った車の車内に何らかの痕跡が残るような抵抗をしていないのはあり得ないし、何ら痕跡が残っていないのであれば車内で犯行は行われていないはずだと主張しているわけですよ。意味わかります?例え顔面を殴られて鼻血があふれていたとしても、少女が鉛筆を使って犯人や犯行に使われた車に何らかの痕跡(例えば犯人に傷を負わせるような反撃)をしていないのはおかしいしあり得ないと、本気で仰りたいのでしょうか。ちょっとまともな神経している方とは正直思えないですね。そして、その後のれれれ氏と、そのツイートに怒った方とのその後のやり取りを見ても、このれれれ氏は「少女が抵抗しないわけがない、抵抗するのが当たり前」とのツイートをしつこく続けます。もう本当に胸糞悪いツイートなのですが、最初は「抵抗するのが当たり前」と言っていたのが、途中からは「抵抗する可能性がある」と若干ですがトーンダウンしています。しかしお気づきでしょうか?この男、意図的なのか天然なのか、巧妙に論点をごまかしてきてますね。そもそもこの怒っている方の主張は、7歳の女の子が大人の男性に鼻血が出るまで殴られて、それでも抵抗できるわけがないだろうと言ってるのですが、れれれ氏はそのことを「無抵抗だったと決めつけている」と返してます。いやいや、そもそも車内に痕跡が残る程の抵抗をするのが当然だと決めつけているのはれれれ氏ですし、相手の方は一切無抵抗だったとは言ってません。暴力を振るわれてるから抵抗できなかったと言ってるのですよ。ま、これまでのこの方のツイートを見る限りは、この方は毎回このように相手に責任転嫁する議論が得意な方なので、必然的にこういったやり取りになるのでしょうね。そしてこのやり取りを見させてもらった時に、このままの勢いだとれれれ氏がツイートを訂正するのかなとも思いましたが甘かったですね。この方この程度の内容では終わりません。そしてこの問題発言です。なんと、この事件での性的暴行自体も否定しているのです。もう本当に絶句ですね・・・・。性的暴行というのは、相手の方の「説」だとまで言い出しました。事件の判決文を読んでこんなこと主張できるのであれば、この方の文章の読解力は皆無といってもよいかと思いますよ。ちなみに以前に記事にしましたが、れれれ氏は以前にもこういったツイートをされてます。内容があまりに悲惨すぎるのでここには書きませんが、れれれ氏が主張するわざとらしく感じる遺体の状況を知りたい方は以下のリンク先から判決文を読んでみてください。■福岡地方裁判所平6 (わ) 第1050号、平6 (わ) 第1157号判決文に書かれた遺体の状況を読んだうえでこのようなふざけた発言をしているのかまでは不明ですが、多分読んでいるとは思います。ここからは私の想像ですが、多分れれれ氏は、少女の体内から犯人の体液が見つかっていないことから性的暴行説を否定しているみたいです。これは、以前にツイッターでノンフィクションライターのK岡氏とれれれ氏が実際にやり取りをしていたのを見たことがありますが、K岡氏はご自身のYOUTUBE等で、少しニュアンスは異なりますが、れれれ氏の主張と同じようなことを主張をされていました。つまり、れれれ氏はK岡氏の影響からツイッターでこのような性的暴行はなかったと主張しているのではと思います。実際のK岡氏の主張は、体内から犯人の体液が見つかっていないのに血液だけが検出されたとする警察の証拠能力を批判しているのであり、決して性的暴行自体を強く否定しているわけではないようではありますが。(私は、K岡氏のこの主張は全く的外れの主張だと思ってますけどね。)では何のため犯人は、遺体にあのような痕跡を残したのでしょうね。他の目的って考えられますか?それとともれれれ氏は、まさか性的暴行というのは、行為が最後まで及ばないうちは犯罪にはならないとでも認識しているのでしょうか?もし本当にそう考えてると想像すると、ちょっと恐ろしいですよね。そして、そこに「女性が男性に襲われた際には、どんなに力の差があろうが何らかの痕跡を残すだけの抵抗を絶対にするはずだ。もし痕跡がなければ襲った事実は証明できないのだ」との自論が足されるわけですよ。力が強い男性に襲われた女性が、もし無抵抗で酷い目にあったとしたら、れれれ氏的には「抵抗しないことは考えられない、あり得ない話」となるってことです。これって婦女暴行犯が捕まった際に「相手は抵抗しなかったから合意の上だ」というのとほとんど意味は一緒でしょう。まさに性犯罪者の立場に立った一方的な暴論としか思えないですね。 人間って本当に恐ろしい時は無抵抗になりますよね。自分も親との話は冒頭にも書きましたが、それ以外でも中一の時の話ですが、隣町に一人で買い物に行った際に、その地域で有名な中三の不良グループに絡まれたことがあります。その不良グループは喧嘩が強く、怒ると何をするかわからないとの噂も聞いてましたので、怖くなった私はその不良達に言われるままに持っていた小遣いを差し出し、すぐに自分の住む町へ逃げ帰りました。当然無抵抗で・・・。この時は無傷ですみましたが、仮にこの時に向こうに手を出されたとしても、多分私は何も抵抗できなかったと思います。はっきり言って力の差は歴然ですし(喧嘩弱かったですから・・・)変に手を出すと余計に相手にぼこぼこにされる恐れもありますからね。それと、以前に男性に暴行されたある女性の方の手記を読んだことありますが、そこには怖くて何もできずにただその行為が終わるのを待つしかなかったと書かれており、人間って本当に恐ろしい時はそうなるよな、特に力の差があり恐怖により絶対支配されると何もできないものだなと思ったものです。れれれ氏は、こういった人たちに対しても「抵抗しないのは理解できない」「学校でそのように指導されている」等と自論を主張するのでしょうか?そして無責任にツイッター上で「この事件はそもそも性犯罪目的ではないのだ」と馬鹿げた主張をし続けるのでしょうか。これは言論の自由だなどというレベルの話ではなく、被害者をとことん冒涜する発言だと思います。ですので、この方がこのような思考の持ち主であるということは可能な限り世間に広めていくべきだと思いましたね。ということで、今までは(仮称)ららら氏でしたが、ツイッター上の本名?のれれれ氏として記事を書かせてきただきました。しかし本当に胸糞悪くなる低俗なツイートですよ。なお、この記事のリンクをれれれ氏にも送ってみようと思います。そして反論があればコメントでもよいし、何らかの形で意見を聞いてみようかと思います。果たしてどんな主張をされるのか楽しみですね。
2025.07.28
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かねてより飯塚事件に対するマスコミ報道についてはあまりにも偏った内容が多く、このブログでもそのことを指摘しておりました。そして迎えた2月20日、30年以上前のことですが事件が発生した日です。今年も弁御団や支援者から何らかのアクションがあるのかと思いネットで記事検察しているとセンセーショナルな見出しの記事が私の目にとまりました。そのタイトルはこちら〈飯塚事件から33年〉「早すぎた死刑執行」と拭えない「冤罪の可能性」…なぜ脆弱なDNA鑑定は連鎖したのか? ※記事はこちらにリンクを張っておきます。記事を書いたのは元毎日放送ディレクター(関西にお住まいの方ならご承知かと思いますが関西ローカル放送局の中では一番偏向した取材を行う放送局です)で、その毎日放送ディレクター時代、日本国内のあらゆる冤罪事件現場を取材し、「冤罪記者」と呼ばれた里見繁(元関西大学教授)氏です。さて記事の内容はといいますと、なんと・・・・・いまだにDNA鑑定(MCT118法)に関する内容ばかりです。この事件を追っている方ならこの時点でお分かりかと思いますが、このDNA鑑定だけが重要な証拠として語られており、記事内の小タイトルだけ集めてもすごいですね。警察の不可解な動きとDNA型鑑定でたらめな鑑定の連鎖 そして死刑執行… どうですか、この悪意を持ったタイトルの数々・・・・内容もたとえば、1995年から始まった第一審で、検察はMCT118法の他にDNA型鑑定があることを伏せていたが、弁護人の強い追及で仕方なく、その存在を認めた。そして、ミトコンドリア法などでの鑑定では久間氏のDNAは一致しなかったことが、はじめて明らかになった。1999年9月、福岡地裁は、MCT118法に軍配を上げ、久間氏に「死刑」を言い渡した。その後、2001年に控訴棄却、2006年に上告が棄却されて、久間氏の死刑が確定した。検察の主張を鵜呑みにし続けた裁判所の責任は重い。そして、これは久間氏にとっても遅すぎた。この半年前に久間氏の死刑が執行されていた。この事件のことを調べたことがある方ならお気づきかと思いますが、この事件の重要な証拠はDNA鑑定ではありません。実際に再審請求の判決文にも以下の通り記載がありますね。本田鑑定書等のうち信用性が肯定できる部分を前提とすれば、確定判決が有罪認定の根拠とした酒井・笠井鑑定等のうち、MCT118型において犯人の型と事件本人の型が一致したとの点は、そのまま有罪認定の根拠として供することはできないとしても、MCT118型において犯人の型と事件本人の型が一致しないことが明らかになったものではなく、両者が一致する可能性も十分にあるのであるから、MCT118型の点以外の情況事実にこれを併せ考慮した場合であっても、事件本人が犯人であることについて合理的な疑いを超えた高度の立証がなされているといえる。このようにご自身が各記事に不利な内容は見ないのか、見えないのか、または里見氏の言葉を借りるならば「何らかの力が働いて見れないように仕向けられているのか・・・」ってところでしょうか。そして里見氏はこんな主張もされてらっしゃいます。法務省も最高裁も検察も、MCT118法の欠陥についてはすでに情報を得ていたはずだ。なぜ、久間氏の刑の執行を急いだのか。そして私は「なぜ久間氏の死刑執行を早めたのか」という質問状を、森英介法務大臣(当時)に宛てて出したが、法務省刑事局から、個別の事案には答えない、という紋切り型の返事があるのみであった。とのこと。飯塚事件での死刑執行については、以前にも日記に書きましたが、その当時は2年前後での執行が普通に行われており、前任の法務大臣が死刑執行に判を押さない主義だったこともあり死刑の執行が行われず言葉悪いですが死刑囚が溜まっていた時期なんですよね。そういった事実も伏せておいて、前段で勝手に「なぜ急いだのか」と結論付け、そして質問したところで返答しようがないですよね。記者がよく使う悪手です。わざと回答できない、しずらい状況を作り質問し、そして自身の記事ではいかにもなにかやましいことがあるので回答できないと主張する、昔の新聞記事によくあった「容疑者はだされた食事をぺろりと平らげ」論法と同じです。(笑)さて、では里見氏は今現在再審請求でどういった審議が行われてるのか取材しているのでしょうか。多分まともに取材してないと思われます。というのは、こんな主張をしているからです。まずはDNA以外の証拠に関する記述はなんとたったこれだけ・・・・。ここで挙げられた状況証拠とは、ワンボックスカーの目撃証言、久間氏の車の後部座席から検出されたと検察が主張する血液痕と尿痕、女の子のスカートについていた繊維痕が後部座席の繊維痕と一致する可能性が高いとする鑑定、などである。いやぁ、これだけ読めば事件を知らない人はきっと、たったこれだけの証拠で死刑にしたのかと感じてしまうでしょうね。そして再審については一方、2021年からの第二次再審請求審で、弁護団が新証拠として提出したのが、事件当日、二人の女の子を乗せた車を見たという目撃証言である。目撃者の男性は、現場に近い道路で、速度を落として走っている白い軽自動車を追い越そうとした際、後部座席に二人の女の子が乗っているのを見たという。運転していたのは30代くらいの男で坊主頭だったという。後に事件を知り、警察に知らせたところ、刑事が来てメモを取りながら話を聞いて帰ったが、その後は一切連絡がないということだ。運転していた男は報道されている久間氏とは全くの別人だと言う。この地区では、事件発生以前から、街の中で不審な白い小型車がしばしば目撃されていた。それらの当時の情況と符合する目撃談であり、重要な新証言だとみられたが、裁判官は信用できないとして退け、2024年6月、請求を棄却した。ここでもあのK村氏のとんでも証言のことは一切ふれられおりません。そりゃ、目撃証言として時間は適当、30年たって新たに思い出したとか、一目見て小学一年生だったから被害者だったってそんなこと書いたら普通の人はこの証人あてにならないって思うでしょうからね。さて結局事件から30年以上たってもこの程度の記事しか書けないジャーナリストって、存在する意味あるのでしょうかね。ちなみにこの方、毎日放送退縮後は関西大学の教授になられたそうですね。マスコミ出身者が大学教授になるケースって結構多いですが、特に何か研究したわけでもなく教授になれるのって、一部にはマスコミ関係者を囲っておけば何か起きた際に攻撃されないからとおっしゃる方もいるとかいないとか。そうみられても仕方ないと思いますよ。確かに里見氏は過去に冤罪事件の取材で功績をあげておられるようですね。そういえば清水氏も、ストーカー事件の取材で大きな功績をあげられてましたね。そういった過去に素晴らしい取材で功績をあげた方が、この飯塚事件については、一方的に偏った報道(明らかに一部情報を伏せている)をされるのか疑問でしたが、ある事件のこと思い出して少しだけ納得できました。その事件とはNHK大津の記者が放火事件を起こした事件です。この事件も始まりは偶然にこの記者が火災現場に遭遇してスクープとなったことから、その後もスクープ欲しさに自分で火をつけてまわったと・・・。里見さん、清水さんまさか過去の栄光をもう一度などと思ってらっしゃらないですよね。二匹目のどじょうはそうやすやすとは見つからないですよ。そんな濡れ衣きせられたくないのなら、もう少し誠実に事件のこと取材なさってみてはいかがでしょうか。
2025.02.22
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先日飯塚事件考察動画で有名なtamagoさんの動画を見直していたところある方がtamagoさんにコメント欄で執拗に絡んできてました。その中でその方が「厳島鑑定はボンゴを使っていないというのは嘘だ、訂正しろ」と結構な勢いで息巻いてらっしゃいました。(ちなみにその方、あまりにも上から目線なうえ一切相手の意見は無視し、一方的に自信の主張をのべるだけで、しまいには命令口調で訂正を求めるといった態度のためtamagoさんに説教されてましたが、その後はXで「逃げた、論破した」と、一人で勝利宣言をあげてらっしゃいました・・・・・💦幸せな人です。 ) 私も厳島鑑定に関しては、実際の事件があった時期と全く違う時期(その地域で唯一交通量が多い花見のシーズン)に行った上に、八丁峠の山道を通行するのは初めて方々を集め、車の普通のワゴン車の後輪にもうひとつ別のタイヤを並べた偽ダブルタイヤを使っての実証だったため、正直意味がないよといった論調で批判してました。厳島鑑定に関する日記はこちらしかし、ダブルタイヤのボンゴを使った実証であれば、自身の意見を訂正する必要があるのでネットで検索して、二度目の厳島鑑定の資料を入手しました。今回はその二回目の厳島鑑定についてみていきたいと思います。厳島鑑定№2実施されたのは2010年2月19日ですので事件から18年経過してます。ただし、2月に実施したことは評価できると思います。この時期、秋月街道を通行する車はほとんどありません。 参加者は30名使用した車はブルーのマツダのボンゴ車(ダブルタイヤ)参加者に乗ってもらう車は軽四輪トラック(オートマ)※普通乗用車と軽四輪トラック両方の車に乗ったことがある人ならわかると思いますが、普通自動車に乗りなれていると軽四輪トラックは運転しづらいんですよね。事件と同条件で実証するのならば、参加者が乗りなれた車を用いた方ががよいかと思うのですがね・・・。 さて、この二度目の実証実験の結果を見ると私個人的には、八丁峠の証人の証言を補完する内容にも見て取れます。(当然厳島氏は立場上、証人の証言はあり得ないとの方向に導く内容に内容になってます)この辺りは後程意見を述べたいと思います。 こちらがその実証実験に参加した方々の目撃内容です。ちなみに、この実証実験では参加者を二つのグループに分け、何も事前の情報を与えられてないグループと、事前に 「対向車線に必ず駐車している車があるので、その車およびその車の周囲に注意して運転してください」といった情報を与えていたグループにわけられてました。実際の証人の方は常日頃仕事でこの辺りを通っており、当然不審な車を見かければ注意する立場にいた方なので、第二グループ(情報を与えられた方々)の方々の意見を参考にします。 結果はこちら ●立っていた気がします。事故や立ち小便ではなかったので、携帯かタバコか?(だったのではないかという予測)●何かの調査か作業をしていたような気がします。立っていた。もしかしたらパンクをしていたのかも…… というイメージ●右側の車: 車の後部(ボンネットを開けられるところ)に後ろ向きに立っていた。何かをしている様子だった。左側の車:車内(運転席)に乗車。タバコに火をつけていた●助手席側の外で立っていた。厳密に言うと、助手席側のフロントガラスの方から助手席のドアの方に歩いていた。何かを探しているような感じだった●トランクをあけて中を整理しているようだった。後ろのトランクです●何かさがし物をしている様にみえた。車の左側を何か確認している様にも見えた。あわてている様にもみえた●立っていた。車の方を向いていた●車の横で立って待たれてました。(男性でした)1 歩、2 歩、歩いているような様子●車のむこう側、助手席側、にはじめは居て、こちらの車に気づいたら、車の後ろに行き、かくれるようにしていた●車の側をウロウロしていました。ズボンのポケットに手を入れていました●車のうしろに立っていたような気がします●特に何かをしていた様子でもなく、顔は見ていません。下のものをとるようなしぐさ? という内容であった。この通り、同じ状態の人物を見たにもかかわらず見た人によってこれだけ内容が異なってます。 ここで八丁峠の証人の証言を振り返ってみましょう。 八丁峠のTさんの証言はこちら 「私は、こんなカープのところに車を駐車して迷惑だなと思い、時速二五キロから三〇キロのスピードで走りながら駐車している車の方を見ますと、この車に向かって右側の雑木林の中から男が一人出てきて、私の車の方を見るやあわてたようで 前屈みにすべったようでした。私はこの状態を見て、こんなところでなにをしているのだろう、しかもあわててと思いながら、その車の横を通り過ぎながら車の窓越しに、後ろ斜めに又見たのです。この男の人相は頭の前の方が禿げていたようで、髪は長めで分けていたと思うし、上衣は毛糸みたいで、胸はボタンで止める式のうす茶色のチョッキで、チョッキの下は臼のカッター長袖シャツを着ておりました。その感じから、年齢は三〇〜四〇歳位と思います。」何かいい加減というか、「思います」が多い証言ですね。でもそれはよく理解できます。数秒間見ただけで人の服装やら風貌を完全に覚えることは難しいからです。まさにこの実証実験結果からもよくわかりますね。このように実証実験の結果、実は目撃した人物についてばらつきがあります。年齢、着衣、行動など見た方によってそれぞれ違う感想を持たれてますね。つまり、一瞬人物を見ただけでは年齢や服装などを正確に観察することは難しいということがよくわかります。冤罪派の方々は、このTさんの証言を逆手にとって「被告と年齢が全く違うし髪型も違うので別人だ」と主張されてますがまさか 厳島鑑定が、人の年齢や表情を短時間で鮮明に覚えることは難しいことを証明してくれるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。そもそも、八丁峠の証言で重要視されたのは女児が姿を消した三叉路付近で目撃された車が目撃されたことです。Tさんは被告を見たなどとは証言してません。そこは、八木山バイパスの新証人のKさんにように「私は被害者を見た。小学一年生だったから間違いない」などとは証言してませんのでご注意を。さて、それでは注目の車についてはどのような結果になったのでしょうか。結果はこちら ●濃青色の10 人乗りくらいのサイズ、ジャンボタクシーのようで、かなり古そう●軽、キューブやヴィッツ・フィッ卜・マーチ等、よく目にする車種ではなかった。大型でもなく、押しつけてまとめると、新型ではない小〜中のセダンタイプ(力ローラぐらいの)●ジャンボタクシーと同じくらいの大きめな車8人のり。2 ・3 ・3 の3 列●ワゴン車(大きめ)●ワンボックス(大きめだった)●6 − 8 人のりの乗用車。タイプはわかりませんでした。ボックスカーのような。ちょっと古い感じ●軽のバン。人物の方に注意が行った。かっこうが気になった。●トヨタ。商用の1BOX (箱バン)●バン。四角い。6 人乗りくらい? 軽ではない●バン(車種不明)●ボンゴ(ライトバン)●1BOX の商用車タイプ。古いタイプのやつ。旧式。ボンゴかな?●ワゴン●ワンボックス●ワゴン。よく仕事とかで使用するタイプ。このなかでボンゴと答えた人は二人もいたのは意外でした。また、詳細しシートの配列を詳細に覚えている方がいたのも意外でしたね。それ以外にもワンボックス、バンと車の特徴をとらえている方が思ったより多かった印象です。事前に注意しておけば結構車の特徴は覚えることができるようですね。 そして実証実験ではダブルタイヤの後輪についても訪ねてます。前回は偽ダブルタイヤでの実験だったこともあり、裁判でもその部分は指摘されてましたので、二度目はようやく本物のボンゴを用意したようです。 その内容がこちら。 後輪について見えたかどうかを尋ねたところ、一般教示条件では「見えた」と報告した者が3 名であった。他の者は「覚えていない」か「見えなかった」との報告であった。注目教示条件では、「見えた」と報告する者が2 名であった。他の者は「覚えていない」の11名か「見えなかった」2 名との報告であった。注意を払って見るように促しても、後輪の知覚はこの程度なのである。見えたとする者の説明を見ると、一般教示条件では、一人は 鎖?雪用のチェーン?あまり覚えていない特徴と言われれば付いていたのかな?と思ってと報告し、もう一人は 落ち葉があるところに止まっている感じとの報告があるだけである。注目教示条件では、特徴は「なし」と「わからない」であった。それでは八丁峠の証人Tさんは何と答えていたかといいますとこちら。後部のタイヤがダブルタイヤでした。私はダブルタイヤのワンボックスタイプの車については、タイヤ八ウスが車内に出ないようタイヤが前輪よりも小さくなってダプルタイヤになっていることや、ダブルタイヤの場合、タイヤホイルの車軸の部分が普通のシングルタイヤと違ってへこんだ形になっていることを知っており、目撃した車を見た時、前輪タイヤより後輪タイヤの方が小さいことや、後輪のタイヤホイルの車軸の部分がへこんだ形になっていることも見ており、ダブルタイヤだったと思いました。他に、タイヤのホイルの車軸の部分がへこんだ形になっていたのですが、その中央のボルトがしめてある辺り 、つまりハブのふちの辺りが黒っぽい線状になっていたような記憶もあります。 さてここで少し考えてみてください。事件があったのは1992年実証実験は2010年その差18年 私くらいの年齢(1992年時点で既に車に乗れる年齢でした・・って歳がばれますね)の者と、2010年に車が運転できる20~30代の方を比べてみると知ってる車の車種は全然違いますね。私の世代でぎりぎりボンゴの実車を見たことあるのかなと思いますし、あの印象的だった「ボーンゴマルチバーン」といったフレーズのCMをリアルタイムで見たことがある世代の下限ではないでしょうか。確か小学生のころボンゴのプラモデルを買った記憶もありますし。 私は 車は好きなほうなので、1990年頃に販売されたワンボックス車の中で何を買いたいと思うかといいますと、ボンゴよりもバネットやハイエース、キャラバン、またちょうど三菱にデリカが人気になっていた時期なのでボンゴは全く眼中にないですね。ダブルタイヤのボンゴは見た目バランスも悪く「格好悪い車だなぁ」って思ってます。マツダの皆さんごめんなさい💦 さて、2010年ころの自家用車のワンボックス車でダブルタイヤの車って存在してましたっけ?ネットでそのころ販売された中古車の記録を見てもみつかりませんでした。トラックなどではボンゴと同じような小さな後輪のダブルタイヤはあったようですが、何度も書きますが、後輪が小さく横から見るとバランスが悪く見えて格好悪いんですよね。それに比べそのころ人気だった三菱デリカは日本なのになぜかカンガルーバーがついていたり、見た目は少しずんぐりした感じだったと思います。会社の同僚が新車で買って何度か乗せてもらいましたが室内も広くとても快適でした。何が言いたいかというと、一目見てダブルタイヤをわかる世代は少なくとも1990年前後に車に乗れる人、車に興味があった人ですね。年齢で考えると2010年時点で40歳前後ですね。この実証実験の参加者の年齢が伏せられているので何とも言えませんが例えば今現在、20代の人を集めてボンゴ見せてもダブルタイヤと気づく方は多分ほとんどいないと思います。それにT証人が証言しているように、ダブルタイヤのことを知っている人とダブルタイヤのこと全く知らない人を比較しても意味が全くありません。厳島鑑定は心理学を鑑定する学術としての価値はあっても、実際の犯罪の証言として、特異なダブルタイヤのことを知っている人とそうでない人を比べても意味がないのではと正直思いますね。例えて言うと、メジャーリーグの一流選手50人集めてその平均アベレージや上限下限のデータを参考に「大谷の成績はあり得ない、それは50人集めた実証実験の結果を見ればわかる」と言われても、大谷はその一流選手の中でも特異な選手ですから、当てはまるわけないんですよ。 事実大谷選手は一人で 50ホーマー50盗塁達成しちゃったんですから。さて、結果として再審請求でもこの厳島鑑定№2の結果は判決に影響がなかったようです。一度目は時期が違う、車も違う、タイヤも違う実験で二度目は18年経過したうえに、その時点で自家用車ではほぼ採用されなくなったダブルタイヤを見分けることができない人たちを集めた?これって、結局結果ありきりの実証だったために判決にも影響がなかったんじゃないでしょうか。もし一度目の実証実験が事件から数年内で八丁峠を複数回通行した人を集め、その方々が普段から乗りなれた車に乗ってもらい、事前に「もし不審と思う物を見かけたら注意してください」と伝えたうえでダブルタイヤのボンゴを使って行った実証だったら、はたしてどういった結果になったのでしょうね。興味あります・・・・・。みなさんはどのようにお考えになられますか。
2024.10.16
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毎回貴重な情報をご提供いただいております「通りすがりさん」に6月5日の再審請求の決定内容がネットにUPされていることを教えていただきました。通りすがりさん様 ありがとうございます。さて、その決定内容を見て私、衝撃を受けてしまいました。その衝撃的な内容とは・・・・・内容を語る前の、再審棄却後のマスコミの風潮はと言いますと弁護団の言い分のみをほぼ垂れ流し。東京新聞にいたっては社説で 「飯塚事件 「再審認めず」は疑問だ!」との見出しで大々的に批判を展開しておりました。弁護団のT田弁護士に至っては裁判官に対し「(証言に立った)おふたりは被告とは何の関係もなく、黙っていれば何の苦労もないのに、さまざまな困難を乗り越え法廷に立つ決断をした人たちです。その人たちが曖昧なことや、信用できないことを言うと判断すること自体が、人間としての誠意と良心に基づいてした行動を侮辱している判断だと思います」だそうです。さて、それではその誠意と良心の行動を見てみたいと思います。Kさんは超能力者?(2)K村証言の信用性ア K村は、事件当日、女の子2名が乗った不審車両を目撃し、しかもその女の子2人は間違いなく被害者両名と同じ小学校1年生で、顔も被害者両名と似ていたと証言する。しかし、目撃した女の子2名の特徴については、2人とも髪型がおかっぱ頭で、赤いランドセルを所持していたという特異的でない内容を述べるにとどまり、目撃した女の子2名と被害者両名のどこが似ていたのかという質問に対しても、全体の雰囲気が似ていたと繰り返すばかりで、両者を似ていると判断した具体的根拠を全く示すことができていない。そもそも、K村は、不審車両を追い越す1~2秒の間に、同車内の女の子2名を目撃したというにすぎず、K村の方を向いていた女の子でさえ、その顔貌を子細に観察し、記憶する余裕があったとは考え難い。もう1人の女の子にいたっては同車内で横たわっていたというのであり、その顔貌を目撃できたのか疑問が残るし、仮に目撃できたとしても、その女の子の特徴を的確に把握することができたとは思えない。 なお、K村は、目撃した女の子2名の特徴として、小学校1年生であったことを挙げるものの、その根拠については、地域のコミュニティで小学生と接触しており、学年が1つ違えばはっきりわかる旨供述するにとどまり、説得力のある説明はできていない。当然のことながら、同じ小学校1年生といっても、成長の程度は人によって区々であり、ましてや、K村は並走する車内から窓越しに女の子らを短時間目撃しただけで、女の子らの全身を見たわけでもなく、直接会話などをしたわけでもないのであるから、そのような断定をする根拠は甚だ薄弱である。だそうです。(笑)Kさん、1~2秒、それも全身でなく車窓から見えた多分上半身だけの少女を見て一瞬で「小学一年生」と判別できたそうです。小学一年生と二年生も一瞬でわかるとは、すごい方ですね。さてKさんの喜劇はまだ続きます。加えて、K村は、女の子らを目撃した時刻についても、事件当日の午前9時40分頃か午前10時40分頃であったと思うが、記憶がはっきりせず、午前中であったことは間違いないと述べ、曖昧な供述をするにとどまっている。しかも、目撃時刻については、令和2年1月23日付けの供述書(当審弁1)では、午前11時前後と述べていたのに、証人尋問(令和5年5月31日実施)の約3週間前の令和5年5月6日付けの供述録取書(当審弁28)では、午前10時30分前後であった旨供述するに至り、証人尋問では、前記のとおり午前9時40分頃か午前10時40分頃であったと思うと述べ、目撃時刻が次第に早まっている。一度目の変遷については、δにある取引先に、自宅(古賀市)から会社(春日市)を経由して向かったと勘違いしていたが、後から考えると、自宅から直接向かったことを思い出したという理由を一応述べるが、二度目の変遷については、特に理由を説明することもできず、年月の経過に伴い、記憶が曖昧になっていることを自認するに至っている。以上によれば、K村の供述は、目撃時刻に関しても、容易く信用できない。私は以前にKさんがテレビに出演され自信満々に「見たのは11時」とおっしゃっていたのを見ました。9時台などとの発言は一切ありませんでした。それに私も勘違いしてましたが、最新のKさんの証言では「9時40分から10時40分」ではなかったんですね。「9時40分 か 10時40分」だそうです。40分というのは30年たっても覚えているのに、その前には「10時30分前後」、そしてその前には「11時」って、どこに40分が出てくるのでしょうね(笑)Dさんは困惑されてる?私、以前よりKさんの証言については正直言って「眉唾」ものと思ってました。しかしDさん(農協職員さん)は、ご自身の証言も影響して被告が死刑になったことについて心痛められていらっしゃるかなと思っておりました。しかし、やはりこの方の証言の変遷も勘違いだけでは説明できないように感じますね。特に弁護団が裁判所に提出した供述の録取書とご本人の証言に食い違いについては、当然に裁判官からすると心証を悪くしたと思います。その理由も言い訳がましいですしね。その理由がこちらです。〔1〕目撃日時については、D山の記憶内容とD山の警察官に対する供述内容とを弁護人が混同したためであり、〔2〕目撃場所については、D山が、本件再審請求に協力するにあたって、強い不安を感じ、気が動転していたためであると主張する。そしてこの件についての裁判官の意見は しかしながら、〔1〕目撃日時、〔2〕場所のいずれについても、目撃供述の根幹部分に関するものであり、D山の本件各調書の内容を否定し、再審請求のための新証拠を作成しようという局面なのであるから、D山及び弁護人においては、目撃日時、場所に関する記憶や書面の内容を丁寧に確認するのが通常である。それにもかかわらず,上記供述録取書には、根幹部分に複数個所誤りがあり、それが単純な混同や気の動転によるというのは合理的な説明とはいい難い。また、〔2〕目撃場所に関し、D山は、同供述録取書において、女の子らを目撃する直前に、自身が化粧をしていた地点については、E村方三叉路よりもずっと東側手前であったと述べて本件警察官調書の内容を訂正しているにもかかわらず、肝心の女の子らを追越した地点については、本件警察官調書と同内容の供述をしているのである。車中で化粧を終えてから車を発進させ、女の子らを追い越したという一連の事実経過につき、前者については訂正を加えることができているのに、後者についてのみ適切に本件警察官調書を訂正することができなかったというのは、気が動転していたというだけでは、合理的な説明にならない。これが弁護団が主張される人間としての誠意と良心でして、だから認めない裁判官に対してT田弁護士はこう主張されました。「まさに人間の思いを込めて証言された女性の証言をこともなげに「信用できない」とした。」これ、痴漢の冤罪事件でも同じような言葉を聞いた記憶があるような・・・・・T田弁護士はさっさとこの国でクーデターを起こし、裁判が不要な国、相手が思いを込めて証言すればどんな人でも犯罪人にできる国に変えられてはいかがかと思いますよ。私は・・・・・そんな国は嫌です(笑)今の日本で満足してますので! 東京新聞さんまさかこの証言を以って、死刑判決の再審を行えと主張されるのでしょうか(笑)社説か社会面に、このような審議内容についても、事細かに書いてほしいですけどね。
2024.09.10
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飯塚事件の再審請求が棄却されましたが、福岡を代表するテレビ局のFBSですが相変わらずの報道姿勢のようでして「このような理不尽な決定がなされた背景事情として、すでに死刑が執行されており、再審開始することが死刑制度の根幹を揺るがしかねないとの思惑があるものと推測せざるを得ない」との弁護団の主張を時間をかけて報道していましたし、ネット版の記事のタイトルも裁判長「女性の証言は信用できない」「捜査機関が無理やり女性の記憶と異なる調書を作成したとは考えられない」男性の証言も「信用できず」 「飯塚事件」再審=裁判のやり直しを認めない決定 福岡地裁とのこと・・・・。この記事だけを見ると「裁判所の思惑により、証人の証言を信用できないこととして再審請求から逃げまわっている」ように見えてしまいますが、実際はどうだったのでしょうか。今回の再審の決定骨子を読むと、このFBSの報道から受ける印象とはまったく異なる感想を持つ方が多いのではないかと思いました。まずは、三叉路で被害者を最後に目撃されたとされるAさんの証言については以下の判断がされております。Aの各調書は、具体性に富む一方で、他の証拠と整合しない点や、作成時期に応じて記憶の減退が反映されたと見受けられる点も含まれており、捜査機関がAの供述内容を歪めて作成したとは考えにくい内容にもなっている。 これらを踏まえると、捜査機関が、無理やりAの記憶とは異なる調書を作成したとは考えられない。 さらに、Aは、目撃日時、場所という核心部分について、弁護人作成の供述録取書からでさえ、合理的な理由なく、供述を変遷させている。ここで一番のポイントは赤字の箇所ですね。弁護人作成の供述録取書から供述を変遷させている?ちょっと待ってください。弁護人作成の供述録取書ってその名の通り、証人のAさんが供述した内容を記録して裁判所に提出しているのではないのでしょうか。それなのにAさんの供述が変遷っておかしいですよね。私も弁護団の真似をして敢えてうがった見方をさせていただくとこれってAさんの証言を判決に有利になるように弁護士が誘導して徐々に 変遷させたのではと、疑惑の目を向けてしまいますけど・・・・。個人的にはAさんはまさに善意で証言されてらっしゃると思います。もしご自身の記憶違いで別の日のことを証言してしまったと考えた場合に、その自分の証言が要因で一人の人間が死刑となってしまった・・。そう考えると心苦しいでしょうね。それにAさんも被告を死刑にしたくて警察に協力したわけじゃないでしょうし、30年間ご自身の証言と葛藤されてらっしゃったのかもしれません。心中お察しします。さて、もう一人のKさんの証言。Kさんの証言については、すでにテレビなどのマスコミで何度もとりあげられてますし、実名に顔まだ出されてテレビにでていらっしゃいましたので、わたくしも過去の日記で証言内容について不審な点について取り上げさせていただきました。今回の再審請求の骨子を読む限り、裁判官の方はわたくしと近い感想を持たれたのではないでしょうか。それではこちらが骨子に書かれた内容です。Bは、目撃した女の子2名と被害者両名のどこが似ていたのかという質問に対しても、全体の雰囲気が似ていたと繰り返すばかりで、似ていたと判断した具体的根拠を全く示すことができていない。 また、Bは、目撃した女の子らにつき、服装などの目につきやすい特徴については記憶がないと述べ、ランドセルの色については記憶違いもしている一方、本件から26年経った今でも、車で追い越しざまに目撃した面識のない女の子2名の顔をはっきり覚えているという供述内容自体、不自然な感が否めない。 さらに、Bは、目撃時刻についても、弁護士作成の2通の供述録取書と証人尋問を通じて変遷を重ねており、年月の経過に伴い、記憶が曖昧になっていることを自認するに至っている。 加えて、Bの目撃内容自体、被害者両名の死亡時刻と抵触する上、関係各所の位置関係に照らすと、犯人の行動としても不自然である。どうですか・・・・・この内容を読んでみたうえで、過去のKさん(骨子上はBさん)の発言をネットで探してみてください。目撃時間は突然変更されるし、被害者の特徴も髪型と表情のみ。ランドセルはそもそも色が違うとか、たしかに登坂車線で追い抜きざまの1~2秒の記憶ですから、ちょっと無理があるのはわかりますけどね。またKさんは過去にマスコミのインタビューで気になる発言をされてました。それは飯塚事件で新証人として証言することについて「家族の反対・・・」冤罪事件の事実が判明するかもしれない証言について、家族が反対するってどうしたのでしょうか。もしかしてご商売上、警察とかとの仕事が多いではとか想像してしまいましたが、警察に不利な証言をした結果、警察の仕事がなくなればそれこそマスコミに頼んで大々的に報道してもらえば、多分多くの方はKさんの味方になると思いますよ。また、目撃した際に乗っていた車(そもそも仕事で集金に行った帰りという設定)ですが、当初は商用車(貨物車と聞いた記憶もありますが、ネット検索しても見つかりませんでした)とのことでしたので、多くの方は国産車の右ハンドル車、仕事で使う商用車ですから会社名が入ったライトバンとかワンボックスをイメージされたかと思いますが、なんと最新の証言では「左ハンドル車」と証言されてます。電気工事業者さんの商用車で左ハンドル?何か思い浮かぶ車種ありますか?私は正直思いつきません。Kさんは後々に社長になられた方ですので、それであればベンツに乗っていたとしても全く違和感はありませんが、そもそもベンツを商用車っていいますかね?YOUTUBEで飯塚事件は冤罪との報道に疑問を持たれた方などは、早い段階で「登坂車線で右から追い抜いたのに(右ハンドルが前提なので)運転席から助手席を通して左側の車の車内を見ることできるの?」と疑問を呈してらっしゃいましたが、まさかKさんのその動画見られたりされてませんよね・・・。 それにFBSの再現CGだと、Kさんは目撃した白い軽のワンボックスカーを上から見下ろしています。(CG上は車の屋根まではっきり見えてます)軽とはいえワンボックスですから、ベンツの座席の高さだと、やや見上げる感じになるはずなのですが・・・・・・・そりゃ、こんな証言を元に再審を認めたとなると、そちらの法治国家としてはまずいと思いますけどね。こんな証言が通れば、今後再審を通したい場合に取り合えず目撃証言してくれる方を探して証言してもらえばOKってなことになりかねませんよ。それにこの事件の再審についてですが、もしですよ、被告の車から検出された血液型とDNA型が被告の家族のものとも一致した場合、また被害者の衣服についていた繊維片が実は他の国産車のものとも一致した場合これならば十分に再審請求は通るような気がするのですが・・・・。みなさんはいかがお考えになられますか?
2024.06.27
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6月5日飯塚事件の裁判のやり直しについて、福岡地方裁判所は「弁護側が新たな証拠とした2つの証言は信用できない」として、再審を認めない決定をしました。一部のマスコミは以下のような 怒りの弁護団のコメントをトップに記載してました。「決定文は人間が書いた文章ではない」元死刑囚の再審棄却に弁護団 10日抗告へ 女児2人殺害の飯塚事件・・・RKBさて、実際に福岡地裁は人間とは思えないような極悪非道な決断を行ったのでしょうか?まずは今回の再審請求の目玉の一つである、八木山バイパスで真犯人を見たと主張するKさんの供述を見てみましょう。 Kさんは、福岡市と隣接するK市で電気工事店の経営をされている方です。Kさんの証言を整理しますと、先ずはFBS等で報道されていた内容ですが、事件当日の早朝、飯塚市の隣の田川市に車で集金に行って会社に帰る途中、午前11時ごろ、飯塚市と福岡市を結ぶ八木山バイパスを通られたそうです。八木山バイパスは片側一車線の道路でして、高速とは違いますが有料のバイパスでしたので、入るにはICを経由する必要がある道路です。その八木山バイパスを通行しているときに時速40キロくらいでのろのろと運転をしている軽自動車のワンボックスカーがあり、Kさんはその後ろを走ることになりました。こちらが以前に弁護団の方がネットに掲載していたKさんの新証言の内容です。 Kさんがイライラして走っていると、インターチェンジを過ぎてから登坂車線があって、2車線になったので、やっとその車を追い抜きました。Kさんは追い抜きながら、どんな人間がこんなはた迷惑な運転をしているんだろうと、車の中を見ました。 運転していたのは、坊主頭で、細い体で、当時45歳だったKさんより少し若いくらいの男性でした。Kさんは追い抜きながら、後部座席におかっぱ頭をした小学校低学年の女の子がいるのに気が付きました。その子が寂しそうな恨めしそうな、今にも泣きだしそうな表情でKさんのほうを見つめていました。その子は、赤いランドセルを背負っていました。また、後部座席には、もう一人の女の子が横になっていました。その子の横にもランドセルが見えました。 平日の午前中でした。家族でドライブしているようにはとても見えませんし、何よりも女の子の表情が異常だったので、異様な光景でした。一瞬、誘拐じゃないかと頭をよぎりましたが、2人も誘拐するなんてないだろうと思い返して、そのまま運転を続けました。 はい、続いてマスコミに報道されたKさんへのインタビューの内容がこちらです。Q.家族の反対を押し切ってでも証人として出ようと決めた思い◆Kさん「最後に見たのは私しかいないのかなって。間違いなく女の子の顔は私が見た顔だったと。30年以上前の記憶は間違ってなかったと私は思います」Kさんが目撃した細身の男性は飯塚事件と関係があるのか。事件直後から深く取材を続けていた当時の記者が改めて話を聞きました。Q.その後部座席に乗っていた女の子の顔、どっちだと思いますか?◆Kさん「寝てた子がこっちだと思います」Q.寝てた子の顔は見えた?◆Kさん「こんな感じで寝てたかな」Q.1秒か2秒のすれ違いざまで寝てた子の顔わかりますか?◆Kさん「Aちゃんより少し細めのようにみえた、Bちゃんが」Q.その(運転していた)丸坊主の男、もしも30年前の顔がそのままだとしたら、今見たらわかりますか?◆Kさん「私はわかると思います」女の子2人の遺体が見つかった日、前日に見た白い軽ワンボックスカーを不審に思っていたKさんは、警察にその目撃情報を伝えていたとも言います。Q.翌日、飯塚警察署に電話されたとのことだが、何時ごろ電話された?◆Kさん「多分、午前9時過ぎにはしたと思う。一週間近く経ってたと思うけど、刑事の方が来られた」Q.名刺はもらった?◆Kさん「もらってない。刑事の方が言われたのは『あなたが見たのは軽じゃなくて普通車の紺色じゃなかった?』と言われた気がする」さて、Kさんが警察の聞かれたとおっしゃっている紺の普通車とは警察がマークしていた久間元死刑囚の車のことだとおっしゃりたいようですね。その後、Kさんは供述の一部を以下の通り変遷させています。目撃時間 → 9時40分から10時40分の間目撃した際に乗っていた車 → 左ハンドル車さて、それでは事件当日の木村さんの足取りを推測してみますね。先ず、Kさんは多分同族系の企業であるK(Kさんの名字と同じ名前)電気工事店にお勤めだったはずです。(Kさんはその後社長になられ、現在は同じ苗字の方が社長ですので同族系で間違いないでしょう。)ちなみに会社の場所は福岡市の南に位置するK市です。事件当日の朝、会社若しくは直行の場合であればご自宅から集金先の田川市内に向かっていますね。仮に会社からだと仮定して、そこから車を使って八木山バイパスを使って向かったとすると、多分ですが1時間20分ほど掛かる計算となる距離です。そして田川市内からKさんが白い軽自動車を目撃した八木山バイパスの登坂車線の場所までは、時間にして約30分ほどの距離でしょうか。これを当初の目撃時間の11時から逆算してみます。11:00 八木山バイパスの目撃現場着10:30 田川市の得意先を出発10:00 田川市に得意先に到着8:40 会社を出発電気工事業者さんですので8時とか8時半始業もあり得ますし、得意先とのアポイントが10時であればそれに合わせて始業時間よりも早めに出発するでしょうから全然違和感ないですね。しかしKさん、つい最近になって八木山バイパスでの目撃時間を9:40から10:40の間に変更されてます。それでは目撃時間を9:40と仮定して逆算してみますね。9:40 八木山バイパスの目撃現場着9:10 田川市の得意先を出発8:40 田川市の得意先に到着7:10 会社を出発う~ん、さすがに7:00に会社(または自宅)を出るとは少し違和感ありますね。また、1992年当時はまだ現金や手形での取引が多かった時代です。銀行が開くのが9:00ですので、9時前に集金でアポイントを取るでしょうか。事件のあった日は20日なので、確かにこの時代であれば「ごと払い」の習慣も今より濃かったかと思いますので、20日に工事代金を支払うということについては違和感はないのですが、だからといって銀行が開く前にアポイントを取るのには少し違和感を感じますね。それにたしかKさんはTVのインタビューだかで確か集金する予定だった額は数万や数十万ではなく100万円単位だったと話されていたと記憶してます。それだけの現金(または手形)を銀行が開く前に渡すとなると支払う方は自宅や事務所に保管することになるのですが、これってあまり想像できないことですよね。常日頃こういった時間の集金が当たり前であればそうでもないのでしょうが、仮にこの日特別にこんな早い時間に集金に訪れたのであれば、記憶も他の人比べまだ鮮明なのかなと思いました。自分も、以前仕事のために5時起きで始発の新幹線に乗って金沢に向かった日のことはよく覚えてます。しかしKさんの証言は、最近になって11時から9:40から10:40に変更されてます。おおよそ1時間以上のずれ。これはどう説明するのでしょうか。ちなみにこれはあくまでも私の私見ですが、目撃時間が11時だと死亡推定時刻との関係で証拠としての信用性が落ちることから、無理のない時間帯で目撃時間を修正したのではとおもってますし、そう疑われても仕方がない証言の変遷だと思いますね。まだ続きます。さて、Kさんの証言についてどうしても違和感が拭えない箇所があります。ここですね。Kさんがイライラして走っていると、インターチェンジを過ぎてから登坂車線があって、2車線になったので、やっとその車を追い抜きました。Kさんは追い抜きながら、どんな人間がこんなはた迷惑な運転をしているんだろうと、車の中を見ました。運転していたのは、坊主頭で、細い体で、当時45歳だったKさんより少し若いくらいの男性でした。Kさんは追い抜きながら、後部座席におかっぱ頭をした小学校低学年の女の子がいるのに気が付きました。その子が寂しそうな恨めしそうな、今にも泣きだしそうな表情でKさんのほうを見つめていました。その子は、赤いランドセルを背負っていました。また、後部座席には、もう一人の女の子が横になっていました。その子の横にもランドセルが見えました。それではこれも時系列にしてみましょう。1.登坂車線で前の車を追い抜きにかかる2.追い抜き様に隣の車を見ると運転しているのは坊主頭で細い体の男性3.2.の後に後部座席におかっぱ頭の女の子がいるのに気づく4.3.のあとランドセルの存在に気づき、その女の子を小学生一年生だと認識する5.3.で見た女の子の表情を確認6.その横に女の子が横になっていることに気づく7.6.で見た女の子の横のランドセルの存在に気付く多分1から7までの確認に要した時間は1秒から長くて5秒程度だと思います。なぜならば、八木山バイパスは飯塚から福岡に向かう幹線道路でありまして、前の車はのろのろと40km/h(制限速度は60km/h)で走行しており、後ろを走っていたKさんがイライラするほどだったことを考えると、そこそこの時間Kさんはその白い車の後ろについて走行していたと思えますね。(Kさんがよほど短気な方であればわかりませんけど・・・)そしてその道路は交通量がそこそこ多い幹線道路なので、Kさんの後ろにも数台の車が連なっていた可能性が高いと思われます。つまり、一部冤罪派の方が主張する「Kさんは白い車と並走したので、車内の細かい状態が把握できた」というのはちょっと考えにくいと思いませんか。もしあなたがKさんの車の後ろを走っている車を運転していると想像してみてください。先頭にはのろのろ運転の白い軽自動車、その後ろにKさんの車とその後ろがあなた。ようやく登坂車線に到達したと思ったら、自分の前を走るKさんの車が登坂車線に出て、先頭の、のろのろ運転の車に並走している。当然あなたは登坂車線を含む2車線にのろのろ走る車が2台で並走してたら追い抜けない・・・・。私ならクラクションを鳴らすか(軽くプッといった感じですが)、早くいってくれとの合図で パッシングすると思いますね。そもそも普通登坂車線で追い抜く際に、遅い車に並走などしたら後ろの車に迷惑掛かるので普通はやりませんよね。つまり、普通に考えるとKさんが上記の1~7.の認識を長くて5秒、短ければ1~2秒で行ったことになります。それにKさんが白い車を追い抜いた場所ですが直線ではありません。ゆるやかですがS字カーブになっています。さすがに隣の車を5秒もガン見しつつ運転するのはちょっと怖いですよね。とはいえあくまでも推測の話なので、もしかしたらこの日のこの時間、この場所では天文学的な確率で、車がほとんど走っていなかったとか。(通常ごと払いの日は営業車が増えて道路は混むんですけどね)Kさんの後ろを走る車が直前で事故を起こして後続車が全くなかったとか。Kさんは実は優れた動体視力の持ち主の方(打撃の達人並み)で、わずか数秒で全ての目撃証言の内容を把握できたとか。そういった可能性もありますので何とも言えないですけどね。まだまだ不審な内容は 続きます・・・Kさんは2月21日に110番して、刑事がKさんの会社にやってきたのは、1週間も過ぎた2月28日頃でした。しかも、刑事はメモをしただけで、調書すら作成しませんでした。(中略)刑事がやって来た28日の2日後の3月2日に、遺体や遺留品が発見された八丁峠で、青いワゴン車を見たという、T証人の供述が出てきました。はい、この部分っていかがなものでしょうか。何がかと言いますと、Kさんは別の場所ではこう答えてます。(2/28頃にやってきた刑事から)あなたが見たのは普通車の紺色の車だったのではと聞かれた。え?ちょっと待ってください。冤罪を支持する方が書いた説明では、警察が青いワゴン車に注目したのは3/2となってますね。しかしKさんには2/28頃に青い車のことを警察から聞いていることになってます。ちなみにこのころに新聞記事を見ると、2/27と2/28の記事では警察は市民から寄せられた目撃証言を元に、 主には「白っぽい車」と「ホンダの車」を疑ってますね。3/5~3/12の記事でもまだ「白い車」を疑ってます。青い車のことはマスコミにはでてきてません。なぜ警察はこの段階でKさんに青い車のことを聞いたのでしょうか。これについては二つの仮説が考えられます。先ずは飯塚事件は冤罪だと主張する方の見解「警察は当初より被告をマークしており、被告が犯人である前程の捜査を最初から行っていた」(但し、冤罪を主張している方が警察が青い車をマークしたのは3/2と書いてますからいかがなものでしょうね。)私の見解「Kさんの記憶の書き換えによるもの。」そうですね、後々に色々な情報がインプットされ、記憶が上書きされたと考える方が妥当かと思いますね。そう考えると、Kさんが白い車を目撃した時間や、女の子の表情に関する記憶もどうなのでしょうね。新聞等で事件の概要を知り、残虐な犯行であることがわかったことで、その時に見た女の子も表情も「そういえば悲しそうな顔に見えたな」ってなった可能性が考えられませんか?どうですか。Kさんの証言は、違和感満載の内容がてんこ盛りです・・・。目撃時間の変遷、特に目撃時間を最短の9:40で想定すると会社を出発した時間が真冬の7時ですよ。それに登坂車線の追い抜きざまの状況と目撃内容刑事に聞かれた紺色の車の件それにKさんは白い車を目撃した時のことをこう証言してます。「何よりも女の子の表情が異常だったので、異様な光景でした。一瞬、誘拐じゃないかと頭をよぎりましたが、2人も誘拐するなんてないだろうと思い返して、そのまま運転を続けました。」しかし、目撃した日の夜には、飯塚で小学生の女の子が行方不明の件が報道されていますが・・Kさんが警察に電話したのが翌日とのことです。自分自身に置き換えて考えた場合に、それだけインパクトがある状態を目撃し、かつその日の夜にはテレビで行方不明の件が報道されてた。すぐに電話しませんか?ただし、状況を少し置き換えると違和感がなくなります。自分が見たのは単に白い車に乗った男性と女の子二人。女の子が行方不明になった場所にも近い。ちょっと気になったけど、まさかとおもっていた。 しかし翌朝も行方不明のままの報道がされている。やはり気になるから念のため警察に電話しようかな・・・・と。全く違和感ないですね。今回の福岡地裁は2度目の再審請求を棄却しました。マスコミの報道を見ると見出しはこんな感じです。「決定文は人間が書いた文章ではない」元死刑囚の再審棄却に弁護団 10日抗告へ 女児2人殺害の飯塚事件・・・RKB2度目の請求でも再審は認めず 裁判長「証言は信用できない」 弁護団「死刑制度の根幹を揺るがしかねないという思惑に縛られた・・・FBS「飯塚事件」再審認めず 目撃証言を覆した女性の証言、信用性を否定・・・西日本新聞これらの見出し、何の知識もない方が見たらどう思うでしょうね。マスコミが主張することを一切疑わずに信じる方もいらっしゃいますし、そういった方がこの見出し見るといかがかなと。そして弁護士から「人間が書いた文章ではない」と非難される福岡地裁の裁判官のかたは腐っている。目撃者の証言もないがしろにするとは許せない、てな感じに怒る人も多そうですよね。実際に、ネットでは裁判官の顔写真をアップしている人や、福岡地裁の電話番号等をさらして抗議電話をするように促している方もいらっしゃいました。弁護団が一方的に勝手な主張を行い、マスコミがあおって、一般市民が憤る。何かこの裁判の真の目的とはいったい何なのだろうって思ってしまいますね。みなさんはいかがお考えになられますか?
2024.06.20
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久々にブログを更新します。とはいえ今回は特に意見をということではなく、飯塚事件の再審請求に関する決定骨子のご紹介のみです。マスコミ(特にFBS)の報道を見ると、人とは思えないほどひどい裁判官の決定のように思ってられる方もいらっしゃるかと思いますが、まあ読んでみてください。飯塚事件 再審請求 決定骨子主文本件再審請求を棄却する理由の骨子1 本件は、女児2人に対する略取誘拐、殺人、死体遺棄の罪により事件本人を死刑に処する旨の確定判決に対し、その妻が2度目の再審請求をした事案である。当審において、A及びBの証人尋問が実施され、弁護人は、主にこれら2名の証言が再審を開始すべき新証拠に該当すると主張するから、以下、その信用性を中心に検討する。2 A証言について 確定判決は、Aの検察官調書等に基づいて、事件当日、被害者両名を最後に目撃したのはAであると認定し、犯行現場を特定している。これに対し、Aは、当審において、被害者両名を目撃したのは事件当日では無かったのに、捜査機関に無理矢理記憶と異なる調書を作成されてしまったと述べ、各調書の内容は、目撃日時、場所、内容いずれについても自らの記憶に反する部分があると証言する。 しかし、Aの警察官調書が作成されたのは、事件発生から約10日後のことであり、客観的証拠や他の目撃者の存否を含め未だ捜査が流動的な状況にあったにもかかわらず、目撃日時、場所から内容に至るまで、捜査機関が無理にAの記憶に反する調書を作成する動機、必要性は見出せない。また、Aの各調書は、具体性に富む一方で、他の証拠と整合しない点や、作成時期に応じて記憶の減退が反映されたと見受けられる点も含まれており、捜査機関がAの供述内容を歪めて作成したとは考えにくい内容にもなっている。これらを踏まえると、捜査機関が、無理やりAの記憶とは異なる調書を作成したとは考えられない。さらに、Aは、目撃日時、場所という核心部分について、弁護人作成の供述録取書からでさえ、合理的な理由なく、供述を変遷させている。以上によれば、当審におけるA証言は信用できない。3 B証言について Bは、当審において、事件当日、女の子2名が乗った不審車両を目撃し、しかもその女の子2名は間違いなく被害者両名と同じ小学校1年生で、顔も被害者両名と似ていたと証言する。しかし、Bは、目撃した女の子2名と被害者両名のどこが似ていたのかという質問に対しても、全体の雰囲気が似ていたと繰り返すばかりで、似ていたと判断した具体的根拠を全く示すことができていない。また、Bは、目撃した女の子らにつき、服装などの目につきやすい特徴については記憶がないと述べ、ランドセルの色については記憶違いもしている一方、本件から26年経った今でも、車で追い越しざまに目撃した面識のない女の子2名の顔をはっきり覚えているという供述内容自体、不自然な感が否めない。さらに、Bは、目撃時刻についても、弁護士作成の2通の供述録取書と証人尋問を通じて変遷を重ねており、年月の経過に伴い、記憶が曖昧になっていることを自認するに至っている。加えて、Bの目撃内容自体、被害者両名の死亡時刻と抵触する上、関係各所の位置関係に照らすと、犯人の行動としても不自然である。以上によれば、B証言は信用できない。4 以上のほか、当審において弁護人が提出した証拠は、いずれも無罪を言い渡すべきことが明らかな証拠とは認められない。 よって、本件再審請求は理由がない。 福岡地方裁判所
2024.06.12
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久々の更新です。この事件について考えたことは一通りブログに書いてみましたので、今後は一つ一つの事象について、少し掘り下げて考えてみようかと思います。そこで、飯塚事件の物証の一つとされている繊維片について考えてみます!繊維片とは?簡単に解説しますと、判決では被害者の衣服に付着していた繊維片が、被告の所有する車両の座席シートの繊維片に由来する可能性が極めて濃厚であるとされております。つまりこれが被害者が被告に車に乗せられたとされた証拠の一つとなっているわけです。しかし冤罪派の方はこう主張されてらっしゃいます。"国産車シートに使用されている繊維片が付着していた"というだけ。”どこにでもあるもの。”それではどういった経緯でこのような判決となったのか見てみましょう。先ずは被告の有する車両の座席シートについて、判決文に結構細かく書かれてますね。5 被告人車の座席シートの布地及びそれを構成する繊維の特徴 証拠によると以下の事実が認められる。 (一) 被告人車は、マツダ株式会社(当時は東洋工業株式会社)が製造した「マツダステーションワゴンボンゴ」という車種の普通乗用自動車で、中でも最高グレードのウエストコーストである。被告人車の座席シート(助手席を含む全部の座席)に使用されている織布(S-TYR313X、以下「本件織布」という。)は、マツダが、ウエストコーストのマイナーチェンジに際して、ウエストコースト専用に開発したものであって、昭和57年3月26日から昭和58年9月28日までに製造されたウエストコーストの座席シートにだけ使用されており、他のマツダ車には一切使用されていない(甲120)。 (二) 本件織布は、住江織物株式会社(以下「住江織物」という。)製のモケット(地糸の上に立体的にパイル糸を織り込んだもの)で、住江織物は、パイル糸を東レ株式会社(以下「東レ」という。)から購入し、茶久染色株式会社(以下「茶久染色」という。)に染色させていた(証人Q田Q男)。はい、簡単にまとめるとこんな感じですね。・マツダウエストコーストの座席シートの織布は、マツダがウエストコースト専用に開発したものであること・マツダはその織布を住江織物より仕入れていること・住江織物が制作した織布のパイル糸は東レ製、染色は茶久染色にて染色していることさて、判決文に書かれている「モケットの上に立体的にパイル糸を織り込んだもの」と言われるとどういったものを思い浮かべますか?特徴として肌触りがよく耐久性にも優れている生地とのことで、電車の座席や車のシート(それもグレードが高い車)に使われている物です。新幹線の座席等もそうなんですね。そう考えると、何となくイメージが付きやすいかなと思います。ですのでマツダが開発したと書かれていますが、これはマツダが一から作ったわけではなく、マツダはデザインと生地の品質を指定して住江織物に織布の制作を発注したことは理解できるかなと思います。それで住江織物は東レから仕入れたパイル糸を茶久染色に発注して染色し、実際に織り込む際の型などのデザインを起こしてマツダの注文(デザイン)に合わせて製作したのでしょうね。そしてマツダは住江織物さんから納品された織布を自社若しくはシート制作の下請け業者に納品して車の座席本体を完成させる。そういった流れですね。ちなみに織布の柄って結構複雑でして、縦糸と横糸を織り込むことで柄を作っていくのですが、その柄をデザインするには事前の設計作業が必要なんですね。(私、実は昔そういった業界で働いていたことがあります。ちなみに住江織物さんとは御縁はありませんでしたが、同じくシートの織布を製作されている大手の川島織物さんは仕入れ先でもありました。)※ちなみに川島織物さんのサイトで織物の柄の作り方などが写真付きで解説されてますね。興味のある方は覗いてみてください。しかし世の中にはマツダがデザインや素材を指定して織物会社に織布を発注するといった工程が理解できない人もいらっしゃるようで、実際に冤罪主張派の方でこのあたりの知識がない方が「マツダが住江織物の既製品を買って車のシートに加工しただけでした。」などとおっしゃられていましたが、そういったわけではないんですね。話を戻して、ですので科捜研では被害者の衣服から検出された糸(ナイロン6)の含有成分などから東レが製造したもの特定し、また染料の配合や成分などから、マツダウエストコーストのものだと推定していますね。しかしですね、住江織物さんはマツダ以外のメーカーのシートの織布も当然制作しているわけですよ。しかも東レの糸も当然に使用しているでしょうし、茶久染色さん含めた染色業者さんに染色作業を発注しており、その染色業者さんはドイツバイエルン社等の染料も使っていることでしょう。ここで冤罪派の方が主張する「繊維片はどこにでもある物」との主張が正当化されるわけですね。さてここで判決文に戻ってみましょう。そして、被告人車の助手席シートの黄茶色繊維(セピア)は、素材が東レのナイロン6ステープルで、二酸化チタンの含有量が0.34重量パーセントであること、科警研の光学顕微鏡によると、直径が約15マイクロメートルであることが認められ、これらは⑦の黄茶色繊維の特徴と合致している。さらに、被告人車の助手席シートの黄茶色部分には、染料として、ドイツバイエルン社のイソランイエローK-RLS200が3.99ないし4.2パーミル、スイスサンド社のラナシンブラックBRL200が0.96パーミル使用されているのであり、証人R田によると、このような染料の組み合わせや配合比がマツダステーションワゴン・ウエストコースト以外の車両のそれと一致することは通常ありえないというのであり、現実にも、平成2年2月20日以前に製造されたマツダワンボックスカーの座席シートについて、本件織布と同じ色調のもので、かつ、その使用染料がイソランイエローK-RLS200とラナシンブラックBRL200の組み合わせのものは、判明している限りでは存在しない(弁118)のである。染料のメーカーも特定できており、また証人Rさんは「このような染料の組み合わせや配合比がマツダステーションワゴン・ウエストコースト以外の車両のそれと一致することは通常ありえない」と証言されています。そして続きます。マツダ以外の自動車メーカーが製造した自動車の中に、その座席シートの原糸材質が東レのナイロン6で、イソランイエローK-RLS200とラナシンブラックBRL200(これと同じ構造のイルガランブラックRBL200を含む。)が塗料として、マツダステーションワゴン・ウエストコーストと同じような配合比で使用されている可能性は、証人R田の供述によって、ほとんどないということはできても、そのような現実的な可能性が全くないとまで認定することのできる証拠は存せず、これらの点については、弁護人が指摘するとおりである。したがって、右の点からしても、被害児童の着衣に付着していた繊維片がマツダステーションワゴン・ウエストコーストから脱落した繊維片であるとまで断定することはできないといわざるを得ないのである。そうですね。あくまでも工業製品でありますので、「ウエストコーストから脱落した繊維片であるとまで断定することはできないといわざるを得ない」というのは当然理解できますね。しかもその理由として「ほとんどないということはできても、そのような現実的な可能性が全くないとまで認定することのできる証拠は存せず」とのことです。これを断定するためには、世界中の車や電車や飛行機等のシートを全て調べてみないと他に使われていないことは断定できませんからね。冤罪派の方の主張として、このように判決文の一部を誇大に(裁判でも「認定することのできる証拠は存せず」と言っているじゃないか!と主張する)方が多いですが、そりゃ偶然に海外の織布メーカーが同じ東レの糸と染料メーカーの染料を使って、ウエストコーストと似た配色のシートを作っている可能性までは完全に否定できないですから当然こういった言い方になりますよね。しかしですね、ここまでご覧いただいた方ならお気づきになるかと思いますが、この判決文を普通に読んで、判決文に書かれた断定はできないといった表現と冤罪派の方が主張される国産車シートに使用されているどこにでもあるものとの表現が、実は似ているようで全く意味合いが異なることはご理解いただけるかと思います。さて、どこにでもある物と仮定して、そのうえでそれではその物と同じ物をどうやって探せばよいのか考えてみましょう。答えはとっても簡単です。なにせ手掛かりは満載です!はい、糸のメーカーと染色業者に織布を制作したメーカーに染料メーカーまで判明しているわけですから、そこから確認できますよね。住江織物さんに該当する配色のシート用織布の製作状況を確認し、それをどのメーカーにおろしたか聞けば一発で判明しますね!国産車メーカーの方が、まかさ自社の車を開発する際に住江織物さんの店舗に行き、どの織布を使おうかって現物をいくつか見て考えるわけないですからね。(そもそもマツダがこのウエストコースト用に開発した物なのですけどね・・・)そして次は判明した車メーカーにも確認すれば、そのメーカーのどの車種のシートで住江織物から仕入れたウエストコーストと似た配色の織布が使われていたかすぐに判明します。とっても簡単です。さらに念には念をで、国内には住江織物さん以外にも車のシートの織布を制作しているメーカー(川島織物さん等)があるので、その他の会社にも確認できれば完璧です。ま、国産車では一般的に使われていてどこにでもある物ですから、そこまでせずとも住江織物さんに聞いた時点ですぐに答えは出るでしょうが。さて、次は似たような言葉ではありますが、断定させようとするにはどうすればよいか考えてみましょう。これは結構大変でして、東レのナイロン6を使って製作している世界中の車・航空機・電車等のシートを調べて、同じ染料メーカーの染料と似た配色の物がないか証明しないと断定できないですよね。断定とはそういったことです。みなさんなら「同じものを探す」を選びますか?それとも「断定するための作業」を選びますか?どこにでもある汎用品ならば、同じものを探す作業の方が簡単ですよね。さて、ここで改めてこの繊維片の証拠に対する冤罪派の方の主張を見てみましょう!"国産車シートに使用されている繊維片が付着していた"というだけ。これはまさにレトリックでして、とはいえこの程度の言葉に騙される人はほぼいないと思いますけども・・・。しかし、この主張は全て正しいことを言っていらっしゃいますね。はい、国産車シートに使用されている繊維片ですので嘘ではありません。ではあなたは国語の試験で、これらの判決文を読んだうえで繊維片について簡潔にかつ的確に説明しなさいとの問いに対してどのように答えますか。"国産車シートに使用されている繊維片が付着していた"というだけ。と答えますか?私ならこう回答します。マツダが開発し、川島織物に発注して製作したウエストコーストに使用された織布と類似する繊維片が付着していた ってね。私はこの繊維片には結構こだわっておりまして、私が繊維業界で働いていた経験があり、織布がどのような工程で製作(デザインから染色、製作まで)されているかを知っていますからこのように考えるのかもしれませんが、本当にどこにでもあるものであれば絶対に今からでも見つけることができると思うのです。少なくとも公判中であれば企業にも納品データが残っていた可能性が高いので見つけ出せたと思うのですよ。しかも、もしこの繊維片の証拠を早い段階で弁護側が崩すことができていれば、この裁判の結果はどうなっていたのでしょうか。そう思いませんか?残された車内の物証は血液型(それも日本人の3割が該当するO型)と、DNA型もたった三通りにしか分類できない証拠だけなのですから。被害者が被告の車に乗ったと検察の主張を簡単に崩せたと思うのですけどね。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2023.04.04
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袴田事件、再審開始決定 証拠捏造に言及「犯人と言えず」―第2次請求差し戻し審・東京高裁ネットでこの記事の見出しを見たときに、ようやくかといった思いと、なぜこんなに時間がかかるのかといった憤りを感じました。私が冤罪事件に興味を持つきっかけとなったのはこの袴田事件を題材として映画、『BOX 袴田事件 命とは』を見たことがきっかけでした。この映画は、死刑判決を下した裁判官の一人の方の視点から描かれた映画で、ここまで酷い捜査が行われていたことに憤りを感じ、また検証能力が足りない裁判官に対しては怒りを感じました。とはいえ映画ですので当然脚色はあるのでしょうが、その後ネット等で事件のことを調べると、自分の中ではやはりこの事件は冤罪としか考えられないとの結論に達しました。さて、今私は飯塚事件のことについてブログを開設し、飯塚事件へ冤罪ではないとの主張を展開しています。袴田事件とこの飯塚事件はともに冤罪事件として扱われるケースが多いのですが、それではこれらの事件は何が違うのか簡単に解説してみます。■起訴の決め手について袴田事件では、本人の自白が決め手となり起訴されています。それも、犯行を頑強に否認していたにもかかわらず勾留期限3日前に一転自白しています。しかしなんと、第1回公判で起訴事実を全面否認。以後一貫して無実を主張しているんですね。映画では長時間の取り調べだけではなく、留置所では大声を出して騒ぐ人物を近くに置いて夜は寝かせないようにしていた場面がありました。ちなみに物証として裁判でも争われた犯行時の衣服については起訴後どころか、第一審の公判が始まってから見つかっています。つまり起訴の時点では犯行時の衣服については見つかってなかったわけですね。これが証拠を捏造したのではと疑惑につながってます。さて、飯塚事件では本人の自白は無し。警察は2年をかけて証拠を集め、久間氏の車に被害者が乗ったとされる物証(被害者の血痕・尿痕と被害者に付着した繊維片)を固めたうえで逮捕しています。■証拠の信用性についてそして証拠の捏造についても、袴田事件では犯行着衣とされた「5点の衣類」が実際にはサイズから見て被告人の着用は不可能だったとされています。検察側は衣服は味噌樽に隠していたために「1年間近く、味噌漬けになってサイズが縮んだ」と主張していますが、実際に見つかった衣服が1年味噌漬けになっていたわりには奇麗だったんですよ。それに付着した血液も赤い色のまま。それって普通に考えてあり得ないですよね。また、ズボンについていたタグのアルファベットコードはサイズではなく色を示していることも判明しています。極めつけが、警察は袴田さんの実家を家宅捜査した際に犯行着衣と同じ共布を発見し、これを犯行を裏付ける証拠として採用していますが、実はその布の発見の8日前と6日後の2度に渡り、捜査員がズボン製造元から同じ生地のサンプルを入手していたことが判明しています。袴田事件の事例を根拠に、飯塚事件の物証である久間氏の車の車内から見つかった血痕(ここから被害者と同じ血液型・DNA型が検出)についても警察の捏造と主張する方々がいらっしゃいます。その理由としては、車を押収した直後には血液反応はあったが血液型などはわからなかったにも関わらず、その後に実は切り取ったシートから検出された血痕から血液型が判明したのは不自然だとの主張です。確かにこの事実だけを聞くと、袴田事件と同じように警察が捏造した(要は後から血液を付着させた?)とも思われますが、実はこの後から見つかった血痕は、警察が繊維鑑定のためにメーカーである東レに預けていた切れはしから検出されており、東レの方も預かった当初からシミはあったことを証言されてます。つまり、警察が捏造したのであれば民間企業の東レもグルでないとつじつまが合わないんですね。弁護団も含め冤罪派の方は意図的なのかわかりませんが、この東レの関りを無視して警察の捏造説を主張しているわけで、ある意味悪質だと思いますね。このように比較されがちな袴田事件と飯塚事件は、実のところは全く性質の違う事件だということがお分かりいただけたかと思います。袴田事件は冤罪だと考えている私としては、これだけ冤罪の証拠と思われる証拠がそろっている事件と飯塚事件を同じ土俵で語ってほしくはないと強く感じています。ちなみに袴田事件では、弁護団が警察の物証を覆す多くの証拠を自ら実験などを行って集めているんですね。捜査権もない弁護士がこれだけの事実を集めるのって大変な労力だったと思うのですよ。では飯塚事件ですが、物証を覆すために弁護団は何を行ったのでしょうか?車内で見つかった血痕から検出されたDNA型ですが、現在の捜査で使われているような人物を特定できるだけの精度があるものではなく、実はたった3通りの型のうちの一つなんですね。もし弁護団が絶対に久間氏の車から検出された血痕が被害者の血痕ではないと信じているのであれば、その時点で久間氏の車に乗る可能性がある人たち(家族)のDNA型を調べれば、絶対に同じ型がでていた筈なんですが、なぜかそういった作業は行っていません。またもう一つの物証である繊維片については弁護団は「久間氏の車と特定できない。どこにでもあるものだ」と主張したにも関わらず、その繊維片が他の車のシートなどに使用されていたかどうかを調べてすらいません。調べずに口答で「どこにでもあるものだから証拠能力はない」と主張するだけ。仮にですよ。本当に両方の事件ともに冤罪だったとして(しつこいですが私は飯塚事件は絶対に冤罪ではないと考えています)、なぜ袴田事件では再審請求が認められ、飯塚事件では認められないのかの違いは、弁護団の熱意と能力の差だと言わざるを得ないと思います。袴田事件では再審請求を行った際に、物証を覆す証拠をそろえていますけど、飯塚事件で再審請求時に主張する新証拠って、30年前の目撃証言、それも被害者が死亡していたと思われる時間の目撃で、その内容も「おかっぱ頭の少女を見た」程度。そしてつい最近出してきた新証拠はその目撃証言よりも酷く、裁判で採用された証人の証言を無視した検証に、事件当日たまたま遅刻となるその時間に歩いていた被害者を見たのは「別の日だった」などと主張する頓珍漢な内容なんですよ。(詳しくはこちらの記事で解説しています。)弁護団の熱意の差って本当に大きいですよ。もし自分が冤罪で捕まってしまった有罪となった際には、できれば袴田事件の弁護にかかわった弁護士さんに相談したいですね。決して飯塚事件の弁護団の方々には関わってほしくないなと真剣に感じました。彼らは自らの死刑廃止運動に飯塚事件を利用しているようにしか見えないですから。そして、事件の本質を理解できずに、袴田事件と同じように飯塚事件も冤罪だと声高に主張する方々にも嫌悪感しか感じないですね。みなさんはどのように考えになられますか?
2023.03.18
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飯塚事件で冤罪派の方や、FBSの報道のみを見た方は、弁護団が主張する「別の場所で別の時間に真犯人と被害者を見た人がいる!」を理由に、絶対に冤罪だ、警察は真犯人を逃がしているとおっしゃる方が結構な数いらっしゃいますね。さて、果たしてそのK村さんの証言はどのようなものだったのか?以前に検証する記事を書きましたが(ご覧になりたい方はこちらでどうぞ)、今回はわかりやすく画像でこのK村証言を見ていきたいと思います。ということで、こちらがFBSの番組で放送された内容です。はい。見ていただく通りです。この方が見たのは「おかっぱ頭の女児と、後部座席で寝ているように見えた女児(らしき)の姿」なんですね。その他目撃した情報というと、うら寂しそうだったとか悲しそうだったとか、ほとんど印象だけの話になってますね。そりゃそうですよね、この番組でK村さんを取材したのは2022年1月とキャプション出ていましたので、実際の目撃からは29年が経過していますから、この程度の記憶ですらよく覚えているなといった印象です。だからこそ具体的な証言は少なくて、本人が見て感じたことが証言となっているのでしょうね。それで追い越しざまに見たとのことですが、その追い越してした場所の画像はこれですね。私も八木山バイパスは運転したことがありますが、片道一車線の自動車専用道路でして、飯塚から福岡方面に向かう場合は一番早く目的地に行ける道路なので、そこそこ交通量は多いです。K村さんは前の車がのろのろ走っており、なかなか前の車を追い抜くことができずに、登坂車線でやっと追い抜いたとのこと。その登坂車線は直線ではなく、この画像では左にカーブしていますが、確かこの先は右にカーブしていたはずです。直線だと、運転している視線を車の前方から外すこともできますが、なかなかカーブの途中で視線を外すのはちょっと怖いですよね。ですので多分ですが、追い抜きざまにガン見していたわけではなく、追い抜きつつ横をチラチラと見たのではないかと思います。時間にしてどうでしょう?横に並んで隣の車の中を覗くことができる時間は長くて4~5秒?登坂車線ですから、横に並んでそのまま並走することはないでしょうから、時間的にはそんなものかと思いますし、その間道はカーブしているので前方にも注意しつつ、チラチラ横を見てたのでしょうね。それも多分営業用の車ですから国産車だとすると、運転席から自分の車の助手席を挟んで見たわけで、正直言ってそう詳細に確認することはできなかったのではと思います。これが弁護団やFBSとしては真犯人は別にいると証拠だそうですが、ちょっと新証拠としてはインパクトは弱いですし、今更この証言を他の物証と絡めて立証することは難しいでしょうね。とはいえ、検察側がK村さんの証言を否定するの難しいでしょうね。それは30年前の話なので、他にその時間八木山バイパスを通行していた人を探しだすのは絶対に無理でしょうからね。これがまさに弁護団の目的なのだと思います。曖昧な新証拠だからこそ、完全に肯定も否定もできない。なんと言っても30年前の記憶ですから。こんな曖昧な情報ですら、FBSの手にかかると重要な新証拠になるわけですから、本当にマスコミ報道は注意してみないと怖いですよね。みなさんはどのようにお考えですか?
2023.03.11
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最近、FBSがYOUTUBEにアップしていた飯塚事件に関する動画を消しているようですね。私がこの事件に興味を持ったのは、YOUTUBEで見たFBSの番組の動画がきっかけでした。最初に動画を見た際には、これは酷い、警察や司法は腐りきっていると憤ったものですが、よくよく調べていくと、FBSの報道は不思議なところが満載でして、そして今では飯塚事件は冤罪ではないとほぼ確信しています。それでもネット等では「テレビが嘘をつく筈がない」とか、「テレビのそれも報道番組で扱っているだからきちんとした取材に基づいている筈」などの意見をいただくことがあります。しかしどうでしょう?といったわけで、これから何度かにわけて、TV(主にFBS)の報道内容の不自然なところを皆さんに紹介してみようかと思います。先ずは再審請求でも証拠として提出された嚴島鑑定についてです。詳しくはこちらの記事でも書きましたのでよろしければ読んでいただきたいのですが、簡単に説明すると八丁峠の証言を検証するために行った実験です。実際に犯行に使われたと思われる車が目撃された同じ場所で、いろんな方に車を運転してもらい、本当に証人のようにその車の特徴を確認できるかの実証ですが、こういった場合、本来であればその対象となる車について、特徴が似ている車両で実証すべきですが、なんと実際に使った車の画像はこちら。で、実際に目撃された車のCGがこちら。違いわかりますか?後輪の大きさや形状が全然違いますよね。実際に犯行の使われたとされ目撃された車はマツダのボンゴでして、特徴は後輪がダブルタイヤになっていること。このころ販売された他メーカーのワゴン車(日産のバネット・キャラバン、トヨタのハイエース、三菱のデリカ等)とは異なり、このダブルタイヤがボンゴの特徴でもあります。2枚目の画像の通り、前輪と後輪の大きさが全然違いますよね。私もそこそこの年齢なもので、実際にボンゴを見たこともありますが、この後輪の小ささについては正直違和感があって、あまり好きな車ではありませんでした。つまり、そこそこ車のことに興味がある人であれば、ダブルタイヤの車をどうやって識別するかといいますと、この後輪の小ささなんですね。で改めて1枚目の画像みてください。これ前後輪同じ大きさのワゴン車に後輪に、ほぼ同じ大きさのタイヤを重ねただけの物です。私も多分この検証実験に何も説明の受けずに参加していたら、きっとダブルタイヤとは気づけなかったと思います。車のこと詳しくない方は、きっとダブルタイヤとはタイヤが二重についていることで認識すると勘違いしやすいですが、実際はそうじゃないんですね。これ、個人的にはこの実験自体は捏造だと言ってもよいかと思ってますが、FBSでは重要な新証拠として扱われており、結論としては実際の証人が警察に誘導されたとの方向で番組は進んでいきます。いえいえ、捏造実験で視聴者を冤罪の方向に誘導しているのはFBSさんでしょうって思いますけどね。続いては、被害者の体内から検出された血液のDNA鑑定についてですが、下の画像、よく冤罪を主張される方が錦の御旗のごとく出してくる画像ですね。弁護団の主張はもともとのネガの一部分を切り取って検察は証拠として提出している。その隠されていた部分に他の人物のDNA型が写っている。そういった主張を再審請求の時に行っています。これが真実であれば大変な問題だと思いますし、私も最初に見たときは、証拠の捏造=袴田事件と同じ印象をこの画像を見て飯塚事件に対して持ったのでした。FBSの放送では、画像に記載の通りのナレーターが入っており、この後に弁護団の意見「警察の捏造」との場面が流されます。しかしですね、実は第一審の時に、この弁護団曰く「隠された部分を含めたネガ」はなんとすでに証拠として提出されていたんですね。これがその判決文です。※福岡高等裁判所平成26年 (く) 第56号〔3〕については、X-Yバンドがエキストラバンドであることは後記のとおりであり、笠井技官も確定第1審において同旨の証言をしているから、坂井技官及び笠井技官がX-Yバンドを殊更に隠ぺいしようとしたなどとはいえない。原決定が説示するように、坂井・笠井鑑定のネガフィルム自体は保存されており、確定第1審においても、証拠として提出され、笠井技官に対する尋問でも使用されていることも考慮すると、所論が指摘する事情を踏まえても、坂井技官らに改ざんの意図があったとは窺えないとする原決定の判断に誤りはない。所論は採用できない。弁護士さん、ご自身らが尋問していたにも関わらず隠蔽だと捏造だとか、これ相手が警察や検察無ければ名誉棄損にあたる程の酷い内容であり、はっきりいって言いがかりにほかありません。また他の人物のDNA型が写っていたとの主張に対して、それはエキストラバンド(鑑定の過程で生じる余分な帯)と結論付けられており、もうなんでも言ったもの勝ちの世界みたいですね。彼らにとっては。そして私が一番見て腹が立ったのがこちら。これは取材で、アポなしで八丁峠の目撃証言をされた方のお家に電撃訪問した場面です。証人の方は「もう何も話すことはない」旨の回答をしておりますが、そのあとのナレーションが「A氏は何も語らなかった・・」BGMは当然ように不安を煽る系の暗い音楽。まさにテレビの真骨頂でもありますが画像に意図的なナレーションとBGMをつけることにより、何となくこの人怪しい的な雰囲気を醸し出しますね。前にも書いたと思いますが、ご自身の証言もあって一人の人物が死刑判決を受けています。私がこの証人の方の立場であれば、裁判で自分が目撃したことを包み隠さず証言することも大事だと思いますし、何といっても二人の小さなお子さんの命が奪われていますから、その犯人に対する怒りも感じるかと思います。しかし、結果として被告は死刑となったわけで、普通の感覚の持ち主であれば、死刑になって万歳とは思えないんじゃないですか?正直あまり思い出したくない過去だと思いますし、果たして自分が証言していなければ被告は死ななくてもよかったのではとか、本当に自分が見たことは正しかったのか等、きっと葛藤はあると思いますよ。そういった方に対して、番組を見る限りでは、この証人の方から「警察に誘導された」と取ることができる言質を求めての取材であることは明らかですからね。この動画、「飯塚事件 日テレ」で検索するとヒットしますので、ぜひみなさんも見てみてください。どうでしょうか?私は何度も書いていますが、FBS(日テレもね)には報道番組からは一切撤退してほしいと願っておりますし、こんな番組をよくも放送しているなと、ある意味感心しますけども、彼らはきっと報道機関としてのプライドよりも大事なものがあるのでしょうね。この記事、第二弾も検討中ですので、またよろしくお願いします。
2023.02.28
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さて、飯塚事件で新たな新証拠が見つかったそうです。内容については、まあ別の記事で詳細に検証してみようと思いますが、今回はFBSが弁護団の主張を放送した番組で流したCGについて検証してみようと思います。何でも当初は閲覧できていたFBSのその動画が、知らない間に見れなくなったみたいですが(消して逃亡?)、その動画で映し出されたCGでは、飯塚事件で被害者が姿を消した場所(通称三叉路)での目撃者の証言内容とは全く異なるCGが作成されていたそうです。私も画像を添付した上で検証したかったのですが、すでに消されているのでそれはできませんが、今回の記事では判決文に書かれた目撃者の証言とFBSのCGとの食い違いについて検証してみますね。まずはいつものように判決文からの抜粋です!※太字の箇所 覚えておいてください!1 D山D子の検察官調書(甲39)の要旨 本件当時、飯塚市農協潤野支店に勤務しており、平成4年2月20日午前8時30分ころ、通勤のため紺色軽四輪乗用自動車(スズキセルボモード)を運転してE村方三叉路を通過する際、北方向から歩いてきた2人組の小学校1、2年生の女の子を見かけた。女の子は2人ともランドセルを背負っていて、1人が黄色の雨がっぱかジャンパー様のものを着ており、その子のランドセルは赤色だった。2人は、学校に遅刻しているはずなのに全く急ぐ様子がなく、妙にだらだらと歩いていた。2人の横を通過すると、I村I郎方前に3台の車が駐車していた。このうち、ボンゴ車と乗用車が1台ずつあったのは覚えているが、もう1台がどちらだったかははっきりしない。県道大日寺潤野線に出る手前(同調書中のD山作成の図面によると、甲33の写真25の左側ガードレール付近になる。)で、髪がぼさぼさの作業員風に見える40歳くらいの男性が運転するボンゴ車と離合し、午前8時30分過ぎころ、勤務先の駐車場に車を停め、助手席に置いてあった化粧品を片付けるなどしていたところ、約3分後、職場の同僚であるV村V子が白色軽四輪乗用自動車(ホンダトゥデイ)を運転して、駐車場に入って来た。2 証人V田(旧姓V村)の供述要旨 本件当時、飯塚市農協潤野支店に勤務しており、平成4年2月20日は、白色軽四輪乗用自動車(ホンダトゥデイ)を運転して、E村方三叉路手前付近からD山の通勤路と同じ道を通って、午前8時33分ころ出勤した。E村方三叉路先には自動車が3台並んで停まっており、2台目のボンゴ車の運転席には男が乗っていた。E村方三叉路付近から県道大日寺潤野線に出るまでの間に、小学校1年生くらいの2人組の女児は見かけなかった。それでは、D山さんの証言を画像で再現してみますね。まずは現場の三叉路を真上から見た画像がこちら。※この画像の上が北となっています。それでは供述の内容に沿って解説しますね。※ちなみにいらすとやさんに適当な画像がなかったので、画像の中の車の向きや色は無視してくださいね。また変なおじいちゃんあたりは「車の色が違うので事実ではない」とか言ってきそうなので(笑)さて、D山さんが走行した道は画像を見ての通り三叉路手前で左に曲がっていますので、グーグルマップで確認する限り、北方面から歩いてきた女児を確認できるのは三叉路手前の40メートル付近だと思われます。D山さんは「三叉路を通過する際、北方向から歩いてきた2人組」と証言されてますので、普通に考えれば三叉路の手前で女児を確認し、位置感関係から車の右側に女児がいた状態で三叉路を通り抜けたものと思われます。そしてD山さんは「2人の横を通過すると、I村I郎方前に3台の車が駐車」と証言されていますね。この道は多分幅員が5~6メートル程しかないようですので、離合する際に結構余裕がないですから、嫌でも目についたと思います。そして、その後にD山さんの同僚のV田さんが通行しますが、V田さんは「三叉路付近から県道大日寺潤野線に出るまでの間に、小学校1年生くらいの2人組の女児は見かけなかった。」と証言されています。これも普通に読むと、D山さんが通過してV田さんがその後通過した間に、女児が消えた読み取れますね。普通に読めばですが・・・。そしてその後に猛スピードで走り去った車が、複数の目撃証言から被告が所有する車であると考えられています。その車に女児二人が乗せられていたわけですね。それでは弁護団の新たな主張を簡単に説明しますと、D山さんは女児を目撃していない、もしくは女児を目撃した日が別の日だったと主張されてます。またD山さん通過後にV田さんが通過したのはD山さん通過後の20秒後(判決文では数分後)とも主張されてます。ちなみにこの20秒後とは、弁護団が行った実証実験の結果でしてその内容がまだ明らかにされていないのでここでの検証は避けますが、なにせ過去にも実証実験として証拠提出した嚴島鑑定の前科がありますので、正直眉唾ものです。※嚴島鑑定についてはこちらを御覧ください。弁護団の主張として、D山さん以外のその場にいた証人が女児を目撃していないから、見たのは別の日だというのは、上記の画像の解説を見れば単なる言いがかりとしか思えないのですが、ここでFBSの登場です!なんと、FBSが作ったCGでは、弁護団の主張がまったく正しいように加工されていたのです。FBSの動画は消されたので、彼らの主張を画像で解説しますね。まず、D山さんが女児を目撃したのは三叉路の大分手前になります。ですので、女児が北方向の道から三叉路を通過するときには、D山さんは女児の手前にいたことになりますね。ですので、当然女児は位置関係からもD山さんの車の前を横切る必要があります。いやいや、D山さんが女児を見たときにすでに女児は横切っていたあとだったのではとの意見もあるかもしれませんが、そしたらD山さんは女児が北方面の道から歩いてきたことはわからないはずなのですよ。道路の曲がり具合から40~50m手前じゃないと。まあ、D山さんに透視能力があれば別ですが。それでD山さんの証言では「2人の横を通過すると、I村I郎方前に3台の車が駐車していた。」といっておられますので、三叉路を通過とか、女児が来たから歩いてきたとの証言を一切無視して、この「2人の横を通過」との証言部分だけをもとにCGを作ると、この下の画像のとおりとなります。もし、この最後の画像が正しければ、当然三叉路にいた他の人達も女児を目撃してないとおかしいですよね。ですので弁護団は、D山さんは事件当日は女児を見ていなかったか、または記憶違いで見たのは別の日だと主張されてます。これ、悪質クレーマーの言いがかり並みの暴言ですよね。ちなみに、D山さんの車の走行速度を仮に30km(裏道的な道なのでゆっくり走ったと仮定)として、また女児が北方向から歩いて三叉路を横断した場合、それぞれの距離(D山さんは三叉路40m手前、女児が三叉路を横切る際の距離は6~8mくらい)を換算すると、女児は結構早歩きでD山さんの車の前を横切るかしないと轢かれてしましますが・・・。当然そうなるとD山さんは一旦車を止めるでしょうが、そんなD山さんの証言はどこにも書いてありません。もうこうなるとFBSのCGはすべて弁護団の検閲を通しているとしか思えないですね。過去にもダブルタイヤ偽造CGを作成していましたし。※ダブルタイヤ偽造CGの件はこちらをご覧ください。これを見たときの率直な感想ですが、FBSには報道番組の作成は本当にやめてほしいレベルだと感じました。私もこの事件のことを調べてなければ、FBSの偽造CGのことに気づかなかったでしょう。つまりもしかしたらFBSは他の事件を扱った番組でも平気でこのような偽造・捏造と思われても仕方ないCG制作を行っている可能性も考えられますね。バラエティ番組やワイドショーなら笑って済みますが、報道番組でこれをやられると、はっきり行ってFBSの信用はゼロです。そしてもっと恐ろしいのは、FBSがD山さんに直接取材することです。別にやましいことがなければ問題ないとの言い方をされる人もいますが、30年前の証言の真意を聞かれ、普通の人なら簡単に答えることできますか?もしそこで、「よく覚えていない」とか「多分そうだと思った」などと答えると、その部分だけ切り取った編集がされるのはFBSであればまず間違いないのではと思います。だからといって取材拒否すると、今度は八丁峠の証人の方のように、いかにも何かを隠しているみたいに怪しいふうに編集される可能性大です。もう報道による一方的な暴力ですよね。これは。もしD山さんが万が一このブログを見てくださっていたら、取材を受けないことをお奨めしますし、仮に取材を受ける場合はこちら側も録画しておくことをお奨めしますね。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2023.02.26
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飯塚事件で、NHKやFBSは冤罪の可能性があることの根拠として、被害者の体内から検出されたDNA鑑定(鑑定に不備があると主張)と、八丁峠の証人の証言(警察に誘導されたと主張)をあがていますが、裁判で挙げられた他の証拠に焦点が当たることはあまりありません。しかし実際の公判ではその他にも犯人を特定した証拠がいくつか存在します。特に被告の所有する車(ボンゴ)から検出された被害者のものと思われる血痕と尿跡、被害者の衣服に付着していた繊維片とボンゴのシートの繊維片の一致 等裁判ではこれらの証拠は貴重な物証として判決に大きな影響を与えてることは判決文を読むと理解できるかと思いますが、しかしですね、実はこの証拠は検察にとっては諸刃の剣でして、具体的に検察が掲げる証拠を覆すことができるチャンスが隠されているのですね。どういうことかといいますと、弁護団はボンゴから検出された血液と尿跡は久間さんの家族の物と主張しておりますし、繊維片についても、その繊維は他の車種などにも使われている一般的なものと主張されているわけです。つまり、血痕などが家族のものの可能性があることを立証して、繊維片も他の車などに使用されているのを立証することができれば、検察が主張するこれらの証拠の証拠能力は著しく効果を失くしてしまう訳なんです。そうすると判決にも大きく影響を及ぼすはずなんです。それではまずはボンゴのシートから検出された血痕等から考えてみましょう。そもそもボンゴのシートから検出されたDNA型(Gc型)については、三通りの区別しかつかないわけでして、たった三通りの型のうちのC型で且つ血液型がO型の人を、久間さんのご家族三人の中から見つけ出せればこの証拠は覆せるわけですね。簡単なんですよ。しかしです、なぜか弁護団はご家族のこれらの検査は行なっておりません。それは繊維片でも一緒でして、弁護団はその繊維は他の車種にも使われている一般的なものと主張しているわけですから、だったら、ボンゴのウエストコースト以外の車から同じ性質を持つ繊維が使われた車を見つけ出せば、これも検察側が主張する証拠の証拠能力が大きく崩れるわけです。つまり被害者は犯行当日に他の車に乗せられた可能性が出てくるわけです。しかしこれもなぜか弁護団はやらない。なぜだと思います?理由を考えてみましょう。もしですよ、弁護団がこれらの証拠を調べた結果、例えば家族から被害者と同じ型の血液型とGc型が一致する人が見つからなければどうなるのか?また他の車を調べた結果、被害者の衣服に付着していた繊維片んと同じ性質を持つ繊維が見つからなければどうなるのか?ある意味検察側の証拠を固めてしまう結果になってしまうわけですね。しかしですね、犯人が久間さんじゃないのであれば、少なくともご家族の血液からO型とGc型でC型の人を見つけ出すのは簡単といいますか、絶対に見つかるはずなんですよ。見つからないとおかしいのです。繊維片だって、車のメーカーに相談すれば一般的に使用されていれば見つかるはずなんです。これは弁護団にとってビッグチャンスであって、久間さんの無罪を信じているのであれば絶対に行なうべき調査だったと思いますね。なのに弁護団が再審請求の切り札として出してきたのが、28年前の目撃証言。それも実際には被害者を見たのではなくおかっぱ頭の女児を見ただけですから・・・・・。さすがにこれを根拠ある証拠と認定するのは厳しいと思います。ここからは弁護団ではなくマスコミに問いたい。この疑問点については、ぜひNHKやFBSにも取り扱っていただきたいですね。そしてなぜ弁護団が証拠を覆せる可能性があるにも関わらず調べようとしなかったのかを、八丁峠の証人や当時の刑事の方々に対して行ったように、一人一人自宅までアポなしで押しかけてでも追及してほしいです。もしマスコミが、冤罪で死刑になった人の名誉を回復したいとか、安易に死刑を執行した国を追及したいのであれば、絶対にそうすべきです。しかし、マスコミにそういった志はなく、ただ弁護団の言いなりに弁護団のの主張に沿ってい一緒になって司法制度を批判したいだけなのであれば、今のような報道内容から脱却することはできないでしょうね。ま、所詮、その程度のものなのですよ、NHKもFBSも。これでNHKに至っては飯塚事件を扱った番組のタイトルに「正義の行方」って、もしかしてパロディとかギャグのつもりで製作したのでしょうか?ただでさえ、既存のメディアに対する信頼が失墜している中で、こんな適当な番組を放送してしまったわけですから、NHKとFBSが情弱以外の視聴者の信頼を取り戻したいのであれば、また本当に飯塚事件が冤罪なのかどうかを明確にしたいのであれば、弁護団に対しても疑念の目ももって、また一次資料もきちんと読みこなしたうえで、真摯に取材してもらいたいものですけどね。皆さんはどうお考えになられますか。
2023.02.21
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飯塚事件は冤罪だと主張する方の主な意見はこの3つに集約できます。1.判決の大きな柱であったDNA鑑定が不完全なものであること2.遺体遺棄現場近くで被告の車を見たといった証人の目撃証言が詳細すぎるので警察の誘導があったと考えられること3.別の場所で真犯人らしき目撃証言があったこととそれでは今回は、その他の証言と証拠をベースにして、この事件の犯行を追ってみたいと思います。特に、FBSでは絶対に報道されないであろうと思われる、被害者となった二人の女の子(Aちゃん、Bちゃん)の行方が途絶えた場所付近での目撃証言を時系列を追って見てみましょう。07:00 Aちゃん自宅で朝食を食べる07:40 Aちゃん、Bちゃん、CちゃんがBちゃん宅の前にいるのが目撃される08:00 3人のうち1人(Cちゃん)が先に学校へ行く08:10 Aちゃん、Bちゃんらしき2人が目撃される08:18 被告が妻をボンゴで職場へ送る08:22 Aちゃん、Bちゃんらしき2人が目撃される08:30頃 通勤途中のD山さん、Aちゃん、Bちゃんらしき2人を目撃※最後の目撃情報です。同じころ紺色のワゴン車も目撃※D山さん通過から約3分後 D山さんの同僚のV田さんがワゴン車のみを目撃08:30頃 近くにいたX田さんW田さんが三叉路で猛スピードで走り去るボンゴを目撃08:50~08:56 登校しない二人を心配して小学校の職員が車で通学路を確認に行く※4名の証言の詳細をご覧になりたい方は被害者は「いつ」「誰に」に連れ去られたのか?をご覧ください。どうでしょうか。この4名の目撃証言は、被告が8時30分頃に被害者の少女2名をボンゴに乗せて連れ去り、9時頃と予測される犯行実行後、11時までに八丁峠付近までボンゴで向かって被害者の遺体や遺留品を遺棄したと考えると辻褄はピタリとあいますよね。それでは、この4名の証言を踏まえて八丁峠の目撃証言を振り返ってみると、被害者の行方が消えた当日の午前8時30分頃に三叉路で4名の証人に目撃されたボンゴとほぼ同じ特徴のボンゴが、当日11時頃に八丁峠で目撃されており、またその目撃された近くで被害者の遺留品や遺体が見つかっています。冤罪を主張する方は、まるでこの八丁峠の目撃証言だけで犯行に使われた車が被告のボンゴと認定したような言いっぷりで、そのうえで警察が誘導したと主張していますが、実際はそうではないのですね。八丁峠で目撃された車と特徴がよく似た車が、被害者の行方が消えた付近で複数の方に目撃されているのです。また、Aちゃんが朝食を食べた時間は午前7時であり、被害者の胃の内容物から推定(つまり最後に食べた食事の消化具合から推定される)死亡時刻は、被害者が最後に食事をとってから1~2時間程度と考えられますし、胃の内容物と朝食で食べた食事内容がほぼ一致してます。つまりAちゃんが朝食を食べた時間が午前7時ということは、死亡したのは午前8時から午前9時の間。ただしAちゃんは8時30分までは目撃されているので、必然的に死亡推定時刻は8時30分から9時の間と考えられますね。なお、裁判ではこの4名の証言以外にも、ボンゴの車内(シート)で見つかった血痕と尿跡が被害者のDNA型・血液型と一致したこと、被害者の衣服に付着していた繊維片がボンゴのシートと同一の物である可能性が高いこと(繊維メーカーも調査に協力している)、被害者の体内から犯人の者と思われる血液が見つかり被告の病歴から被害者の体内に血液が付着することがあり得ること、被告がその病歴を隠す虚偽の供述を行っていること(ドラッグストアで2名の証言あり)、等の証拠があげられています。多分、FBS、NNN、NHKが放送した番組を見ただけの人や、ジャーナリストS氏やノンフィクションライターK氏の著書を読んだだけの人であれば、ここに書いた各証拠に関する情報を知らされてませんし、逆にFBS等のマスコミ、S氏、K氏の希望的観測による主張が各情報に思い切り味付けされていますので、飯塚事件は絶対に冤罪であり警察や検察、そして裁判所に問題があると主張されるのもよく理解できます。普通の人ならそう思って当たり前だと思います。私も最初はそうでしたから。。。。しかし、気付いてください。一部の伏せられた情報のみを提供されたうえで、まるでそこで善悪を判断しなければならないような状況に置かれるということは、その情報を与えた者たちはあなたには正常な判断能力がないと考えているのであり、その情報を与えた者たちが恣意的にあなたに善悪の判断をさせようとしているわけなのですね。多分、普通に思考する能力を持っている方であれば、ある程度の情報をきちんと渡されていれば、そこで善悪を判断することは十分に可能なのですね。当然個人の思想などにより善悪の基準は変わることは一切否定はしませんが、それでもあなたの判断基準で善悪を決めることができるのです。ですので、みなさん!ぜひ怒ってください!恣意的に情報を提供するマスコミ関係者の方々に対して!!そして、私は自身の主張を一方的に押し付けるマスコミ関係者に対しては、大きな声でこう言いたいですね。我々は大人なので自分で判断できますから、情報はあなた方のフィルターは通さずにきちんと伝えてくださいと、ね。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2023.02.11
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同じ事実や情報から、別の結論を導き出す人たち飯塚事件が冤罪なのか、いやいや冤罪ではないのではないか。それぞれの意見を闘わせる際に、裁判での記録や当時報道されていた新聞記事の内容を元に意見を交わすことが多々あります。冤罪派の主張の「判決自体が誤りだ」との考えもわかりますが、判決文や新聞記事には確認済の事実や証人が証言した内容、警察がマスコミにリークした内容等も書かれているので、そういった資料は事件を考察する際の参考となるわけです。しかし、同じ資料を読んでみても、そこから導き出される意見が異なることもよくあります。特にツイッターで冤罪を否定する人たちにいきなり突撃してくる(仮称)らららのおじいちゃんは、その傾向が強い方です。そこで、元は同じ資料なのになぜ違う結論が導き出されたのか、その理由について検証してみたいと思います。例えば、犯行に使われたとされたマツダのボンゴ車の窓に張られたフィルムの件がわかりやすいですね。このやり取りは、過去の新聞記事で書かれた目撃証言を肯定するのか否定するのかの際のやり取りの事例を参考にしています。過去の新聞記事はこちら1992.04.20 西部 読売朝刊紺色ワゴン車を見たという情報は潤野地区と、甘木市のランドセルなどの遺棄現場の二か所。潤野地区では二十日午前九時ごろ、女児二人がおびえた様子で乗っているのを、女性商店主が見たといい、後輪がダブルタイヤだったという。この二か所の目撃証言のうち、ランドセル遺棄現場とは八丁峠のことで、裁判でも証言した証人の方のことですね。もう一人、潤野地区とは誘拐現場と思われる三叉路に近い場所での証言のようです。この証言は裁判では取り上げられておりませんが、事実であれば冤罪を否定する大きな要因となる証言でしょう。ですので、冤罪否定派の方は、この潤野地区での証言を「裁判の証人以外でも紺色のワゴン車に女児が乗った目撃者がいたということはこの車が犯行に使われた可能性が高いことを示す貴重な証言」と主張対して冤罪派の方は「被告の車であればフィルムが張ってあり車内は見えないのでこの証言は嘘」と主張それでは、早速裁判記録には、ボンゴを目撃した人の証言と、実際に被告が所有していたボンゴ車の状態について説明がされていますので、主な記載を抜き出しますね。当然、意見を交わした二人は以下の内容は見ているはずです。まずは証人の証言からT田さん(八丁峠の証人)車の窓ガラスは黒く、車内は見えなかったように思いますので、ガラスにフィルムをはっていたのではないかと思います。X田さん(三叉路の証人)リアウインドー(バックドアのガラス)には黒っぽいフィルムが貼ってあった。W田さん(三叉路の証人)サイドウインドーにはマツダ純正と思われるベージュの色あせたカーテンがついており、リアウインドー(バックドアのガラス)は黒っぽかったのでフィルムが貼ってあると思った。はい。では、この3名の方の証言から普通に想定できることを列記しますね。・リアウィンドウには黒っぽいフィルムが貼られていたこと。・サイドウィンドウにもフィルムが貼られていたのではないかと思われること。・サイドウインドウの内側にカーテンが取り付けられていたこと。そしてそれが車外から見て確認できたこと。このことからわかることは、ボンゴの車内の様子は黒っぽいフィルムの効果により後方からは確認できないですね。では、サイドはどうかといいますと、車外から見た際に窓の内側に設置されているカーテンが見えていたということは、カーテンが閉まっていれば車内は見えませんが、カーテンが開いていれば車内が多少なりとも確認できた可能性が高いです。だって、車外から窓の内側に設置されたカーテンが見えていたのですから。それではここで実際にボンゴの状態を照らし合わせます。被告の所有する車の状態被告人車のサイドウインドー及びサイドリアウインドーには薄青色のフィルムが貼られ、それらの内側には茶系統の色あせたカーテンと白色のレースカーテンが取り付けられており、また、リアウインドー(バックドアのガラス)には濃い青色のフィルムが貼られていた。どうですか、3名の方の証言とピタリと一致しますよね。細かいこと言いますと、リアのフィルムは濃い青と書かれてますが、車に乗る方ならわかると思いますが、濃い青はぱっと見た感じ黒っぽく見えますので黒だったと答えても全然違和感はありません。つまり、車内の様子が確認できたかどうかは、カーテンの開閉の状態次第ということがはっきりと読み取れます。しかしですね、なぜか同じ資料を見たはずなのに、こういった主張をする方もいらっしゃいます。らららのおじいちゃんの主張リアウインドー(バックドアのガラス)及びサイドリアウインドーには色付きのフィルムが貼ってあったので車内は外から絶対に見えない!これはどういうことかといいますと原理は簡単で、この方は事実を検証することは放棄して、とりあえず結果を先に設定されているのですね。つまり車内の様子は外からは見えなかったはずなのだと。このやり取りは、ある方が過去の新聞記事から、犯行があった当日の9時に紺のワゴン車に乗った女児二人を見たとの内容を引用したことが始まりでした。らららのおじいちゃんは冤罪派なので、この過去の新聞記事は間違いでなければならないのですね。この記事が本当であれば、警察が犯行に使われたと主張する紺色のワゴン車の目撃証言が増えてしまうからです。ですので、ご自身が導き出したい結論に都合の良い発言だけを資料の中からピックアップすればご自身の持論が成立すると思っているのでしょうね。このことを私は「偏向色メガネ論」と名付けさせていただきます。ここでは、あえてカーテンに関する記述を意図的に見なければ、外から車内は確認できなかったとの主張が成立しますし、第三者の方へカーテンの事実を知らせれなければ、この主張通りだと勘違いさせることができる訳です。これがまさに偏向色メガネをつけて資料を確認する方々の特徴でもありますし、手口としてはFBSやNNNなどのマスコミが使う手口と同じなのですよ。自身に都合の良い情報だけを表に出し、都合が悪い情報は隠して見せない。だって、普通の人は裁判資料すべてに目を通せないですからね。ですのでこの偏向色メガネが効果を発揮するのですね。さて、元は同じ情報であっても、この偏向色メガネをつけてみると、事実とは全く異なる結論を導いてしまう恐れがあることをご理解いただけたかと思います。そして、事実をもとにその事象を検証しようとする人たちと、結論ありきで偏向色メガネを通して持論を展開する人たち。果たしてどちらが信用するに値するのかについては、論じるまでもないかと思います。ちなみに警察の捜査では、飯塚警察署管内に居住又は所在し、かつ、被害児童が失踪したE村方三叉路付近道路を自動車で通行する可能性があって、紺色ワンボックスタイプで後輪がダブルタイヤのマツダ車を使用していた被告人以外の者9名には、いずれも本件当時のアリバイが成立し、かつ、これらの者が使用していたマツダ車の窓ガラスにはいずれも色付きのフィルムが貼られていなかったことを確認しています。これが被告が有罪となった理由の一つでもあるのですね。この事実も、偏向色メガネをつけている々は無かったことにしたいようですね。もう一つの偏向色メガネの使い方の手口ダブスタで乗り切る!!車内が見えたか見えなかったのかの論争以外に、証人の証言の信ぴょう性についてもツイッター上でやりあってました。冤罪否定派の方は潤野地区の商店主の証言を推していますし、冤罪派のらららのおじいちゃんは、新証言として弁護団が出してきた八木山バイパスの証言を推してます。※八木山バイパスの証言についてはこちらの記事もご参照ください。そしてその二人がそれぞれ推す目撃証言にはいくつかの共通点がありました。それは・・・・事件発生当日(1992年2月20日)の目撃証言であること・ともに警察はその証言内容を掌握していたこと・そしてともにその目撃者は裁判(再審請求を除く)では証人としては出廷していないことそして、おおよそ30年前の記憶の話になり、らららのおじいちゃんと冤罪否定派のBさんとの間で、簡単にまとめるとこのようなやり取りがありました。Bさん「30年前の新聞記事に紺色のワゴン車と女児の目撃証言があった」ららら「30年も経ってからそんな証言をするとはその人は認知症では。錯覚と思う。」※これは誤読です。30年経ってから証言したわけではありません。30年前の証言です。Bさん「それならあなたが推す証人も同じですよね」ららら「私が推す証人は真実を話している」またらららのおじいちゃんはご自身が推す証人の証言についてこのような趣旨のことを主張されてます。「証人が嘘をつく必要がない。」そのくせに、Bさんが推す証人のことは信用できないだけではなく、認知症ではとまで言ってます。ふざけてますよね。さてこの二人が推す証人ですが、ともに事件発生直後に犯人の可能性がある車・運転する男性・女児を目撃しており、そのことを警察に話しています。それは新聞に関係者からの証言として記載されていたことや、一部警察も認めていることからまず間違いありません。らららのおじいちゃんの誤読はありますが、仮に二人の証人が今になって同じような証言をしたとしたら、確かにAさんご指摘の通り30年前の記憶に対しある程度否定的になることは理解できます。(しつこいですがBさん推しの証言は30年前のことを今話したわけではありませんけどね)それなのに、ご自身が推す証人は正しく、自分と意見が異なる方が推す証人は、錯覚だとか認知症ではないかとは、何なのでしょうね。まさに偏向色メガネの本領発揮です。つまり同じ客観的事実であっても、基準を二重に設けることで自身の主張に正当性を持たせ、相手の主張を否定することができるわけです。当然これも結論を最初に設定するといった作業がスタートとなります。そしてこの手法は、公の場で討論すれば、片方がダブスタで整合性がないことがすぐにわかるのですが、ツイッターの文字制限がある中ではなかなかそれを明確に指摘しずらいため、ツイッター上では有効的に活用可能な訳なのです。ちなみに余談ですが、私は両方の推す証人の証言にはやや疑問ありだと思っています。Bさんの推す証人の方も、多分実際に車に乗った女児を見たのかなとは思いますが、目撃した時間が9時頃と、被害者が消えた時間と少し時間帯が合わないことや、この証言の信憑性が高いのであれば、警察が絶対に裁判で証言してもらっていたはずだと思うからです。(証人が裁判での証言を断ったのかもしれませんがね)またらららのおじいちゃん推しの証人の方も、過去に何度も記事にしたことがありますが、目撃した時間が11時ということや、目撃した際の状況(片道一車線の自動車専用道路の登坂車線で追い抜きざまに見た)から、とても信憑性が高い証言とは思えないですけどね・・・・。さて、ここからは偏向色メガネのコマーシャルタイムです!偏向色メガネの正しい使い方は以下の通りです。使い方まずは、あなたなりの結論を先に決めましょう!そのうえでこの偏向色メガネを着用すれば、あなたの結論に沿わない資料は一切あなたの視界からは消えてなくなります。そしてあなたにとって都合の良い資料だけが明確に浮かび上がってきます。ただし、あなたの偏向度合いが強すぎる場合はご自身での調整も必要です。その際は、メガネについたダイヤルを左に回すことで、書かれていることの意味合いをご自身の都合がよい内容に変換(誤読)することも可能です!ですので、この素晴らしい偏向色メガネを着用すれば、どんなに困難な問題であってもあなたの都合の良いように解決・解釈することが可能なのです。ダイヤルの使用例:八丁峠の証人が紺色のワゴン車を目撃した場所を警察に案内するときの証言内容から偏向色メガネ着用前(裁判記録原文のまま)「最初にこの場所ではないかと分かったが、間違えているかもしれないので、2、3回行きつ戻りつし、雑木林の様子やカーブ、ガードレールの状態、手前の右側には小高い場所があったことなどからその場所に間違いないものと判断し、その場所を指示した。」偏向色メガネ着用のうえダイヤルを使用後「場所がわからずに何度も車で行き来していたが、その際に警察が目配せして場所を教えてくれたのでその場所を指示した。警察の期待に応えようと思った。」ほらね、見事に事実であっても自由に意味合いを変換することができました!!なお上得意様には、FBS・NNN等のマスコミ関係者のみなさま、ジャーナリストS水様、K岡様、また一般人ではらららのおじいちゃん様等、多くの方にご愛用いただいております。使用上の注意点(なぜか字が小さくなります笑)偏向色メガネを着用して導き出した結論は、高い確率で事実とは異なりますのでご注意ください。またその結論を第三者に拡散した場合に、あなたの知的レベルを疑われる可能性がありますので、あくまでもご自宅での個人的な使用に限定しましょう!みなさんもこの 偏向色メガネ つけてみませんか?私ですか?私は絶対に嫌です。こんなつけていたら友達減りますよ!
2023.02.03
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弁護団が再審請求で新証拠として掲げているK氏による八木山バイパスでの目撃証言。この証言は冤罪派の方々の中では冤罪である決定的な証拠として大きく取り上げられていますが果たしてそうなのでしょうか?冤罪派の方々は、K氏の証言は事件発生当日の目撃証言であり実際に被害者と真犯人を見た証言だと疑わずに、なぜ警察はこの証言を深追いしなかったのかと批判される方も多くいらっしゃいます。そこで、事件発生直後の新聞記事をまとめた資料を基に、事件発生直後の被害者らしき女児の目撃証言を確認してみようかと思います。※この新聞のまとめ記事の存在を教えていただいた読者の方に厚く御礼申し上げます。それでは早速みてみましょう。92.02.22 東京読売夕刊から これまでの調べで、行方不明になった二十日の午後二時ごろ、二人とみられる女の子が飯塚市内のおもちゃ店で目撃されている。さらに同七時三十分ごろには同市本町の商店街で、少女二人が中年の男二人に話しかけられているところを目撃しており、捜査本部はこれがAちゃんらかどうかの確認を急いでいる。92.02.23 西部読売朝刊から福岡県飯塚市潤野、潤野小一年Aちゃん(7つ)と同Bちゃん(7つ)が登校途中に消息を絶ち翌二十一日夕、甘木市の山中で他殺体で見つかった事件で、二人は病気をしたBちゃんの母親を心配、病院を探して、市街地に向かったらしいことが二十二日、関係者の話からわかった。最後に目撃された商店街は、母親のかかっている病院に近く、母親思いのBちゃんにAちゃんが同情したことが、事件の伏線になった可能性もあるとみて、福岡県警捜査一課と飯塚、甘木両署の捜査本部は、この話を重視している。92.02.24 西部読売夕刊から二人が姿を消した二十日の午後七時ごろ、潤野地区にある嘉穂高校のそばに、二人らしい児童がいるのを、通行人が目撃していたことが、福岡県警捜査一課と飯塚、甘木署の捜査本部の調べでわかった。調べによると、目撃したのは同高一年の男子生徒。午後六時半から七時の間に、同高正門そばの小川に架かる橋のたもとに、小学校低学年の児童二人がたたずんでいるのを見た。「遅くまで遊んでいるな」と思いながら、通り過ぎ、約百メートル離れた商店で、女児二人が行方不明になっていることを知り、慌てて引き返したが、いなくなっていた。暗くなっていたので、ランドセルには気付かなかったが、うち一人とは視線が合い、女の子であることがわかった。他方は性別不明だが、同じ背丈で、どちらも髪が短かった。92.02.26 西部読売夕刊から空白の5時間 二人は二十日午前八時三十分ごろ、飯塚市潤野、潤野小学校の三百メートル手前で目撃されたのを最後に、一度は消息を絶つ。その後、二人が再び姿を見せるのは、東へ約三キロも離れた市の繁華街、本町商店街の書店とがん具店で、午後一時四十分から二時にかけて。いずれも女性従業員が目撃した。大量の捜査員を動員して、二つの地点を結ぶ沿線で聞き込みを続けているが、この約五時間の目撃情報がほとんどなく、足取りがまったくつかめていない。92.02.27 東京読売朝刊から福岡県飯塚市潤野の潤野小一年AちゃんとAちゃん(ともに七歳)が、同県甘木市内の山中で他殺体で見つかった事件で、県警捜査一課と飯塚、甘木両署の捜査本部は二十六日、潤野小から南東へ約八百メートルの同県穂波町の町道交差点付近で、二人が姿を消した二十日の午後四時半ごろ、車に乗ったAちゃんを見たという目撃証言を得た。ほとんど目の前で見ており、顔の特徴がそっくりであることなどから、有力な情報とみて、車両と運転手の割り出しを急いでいる。この町道は約三十キロ離れた死体遺棄現場へ通じる国道と接続している。 目撃したのは、近くの自営業の男性(39)。交差点そばの自動販売機で買った缶コーヒーを飲んでいたところ、一メートルほど離れた真横に、白色のハッチバック式小型車が止まった。車の後部座席を見ると、小学一年生くらいの女児が床にひざまずき座席に手をついた不自然な格好で、身を隠すように後ろ向きにうずくまっていた。女児は、目を見開き、脅えきったような表情だったという。十秒ほどで車は国道二〇〇号線方向へ走り去り、運転手の顔やナンバーは見ていない。二十二日夜に新聞で殺害事件を知り、女児がAちゃんの顔写真によく似ていることに一目で気づいたという。92.02.28西部読売朝刊からまた、同日までに、二人らしい女児が行方不明になった当日の午前九時ごろ、潤野小まで百メートルの地点にいたとの新たな目撃情報を得た。午前中の足取りでは、最も遅い時間帯のもので、確認を急いでいる。新たな目撃証言はタクシーで通りかかった近くの女性(45)から得た。はっきりとは確認していないが、ランドセルを背負っていたようで、「こんな時間に小学生が……」と不審に思ったという。92.04.20 西部読売朝刊から甘木署の捜査本部は十九日までに、通学路近くと所持品の遺棄現場で不審な黒色乗用車と紺色ワゴン車の新たな目撃情報をつかんだ。捜査本部は事件解決に結びつく可能性があるとみて車の特定を急いでいる。 調べによると、黒色乗用車が目撃されたのは潤野小校区に隣接する穂波町若菜小校区。二十日午前八時半すぎ、T字路で女性が停車中、前方を大型でやや古いタイプの黒色乗用車が横切った。運転していたのは中年の男性で、後部座席に乗った女児二人をしかりつけ、女児たちは窓にへばりつくようにしており、助けを求めているようにも見えた、という。一方、紺色ワゴン車を見たという情報は潤野地区と、甘木市のランドセルなどの遺棄現場の二か所。潤野地区では二十日午前九時ごろ、女児二人がおびえた様子で乗っているのを、女性商店主が見たといい、後輪がダブルタイヤだったという。筑豊地区の約千六百台に絞って捜査中。どうでしょうか?飯塚の地理が分かる方ならば、この目撃証言がすべて本当であれば、被害者の二人は車を使いそれも結構高速で行ったり来たりしながら市内を移動していたことがわかるかと思います。8時30分までは通学路の途中の三叉路にいて、すぐに黒い車に乗せられてその30分後には学校の近くへ移動したにも関わらず、その後は市街地にある商店街のおもちゃ屋などを経て、4時にはまた学校の近くまで戻ってその付近で3時間ほど過ごし午後7時には嘉穂高校の近くで目撃され、30分後にはまた商店街に戻る・・・。また乗っていたとされる車も紺色ワゴン車から黒い乗用車に白色ハッチバックまでと多種多様。これだと被害者の女の子二人は複数の大人の手によって飯塚市内を1日かけて移動させられていたことになりますが・・・。そんなことはあり得ませんよね。つまり、事件当初にこれだけ目撃証言が新聞に掲載されていたということは、多くの市民からの情報が警察に寄せられていたことがうかがえます。当然、記事にならない証言もあったでしょうし、それだけ地元の方にとっては注目されていた事件だったのでしょうね。ということは、あの八木山バイパスの証言も同じだということですね。なぜあの証言だけ真犯人に結び付く証言だと弁護団は主張するのか。それは、28年経ってから証人本人の協力が得られたからです。つまり、証人本人が自身の証言をこの事件の表舞台に出してほしいと願っているわけなんですね。そしてこれだけの目撃証言がある中で、なぜ警察は紺色のワゴン車の証言をもとに犯人を割り出そうとしたのか?新聞記事を見ると結構早い段階から、紺色のワゴン車の特定を急いでいたように見受けられます。冤罪派の方はそれを警察の「決めつけ」だと、ご自身らもそのように決めつけてらっしゃいますが・・・簡単な話で、通学路の三叉路では同じ特徴の車(紺のワゴン車)を複数の方が目撃していることと、その車に特徴がよく似た車が遺留品や遺体が遺棄された八丁峠付近でも目撃されているわけです。要するに、複数の人の目撃証言があったからこそ警察はその証言を重要視したのでしょう。だって、紺色のワゴン車は三叉路付近で4名(新聞記事によると別の商店主の女性1名も目撃している)が目撃していますので、見間違えの可能性は非常に少ない訳ですし、そしてその時間帯に被害者二人はその場所にいたことまでは確認できてますから普通に考えて捜査上は重要視するでしょう。普通に考えてみてください。仮にあなたが財布をどこかに忘れてしまったとしましょう。そのことを友人に話したところ、複数の友人たちからあなたの財布を見たとの情報が寄せられます。その場所とは友人宅だったり、コンビニだったり、コーヒーショップだったり、学校の教室だったりしますが、その中で複数の友人があなたが当日に立ち寄った学校の教室で見たよって言ったら、まずはそこから探しに行きませんか?FBSやジャーナリストS水氏あたりが、八丁峠の証人の方を未だに追い回したりしつつ、その証言は警察の誘導だとったと言わせようと必死みたいですが、八丁峠の証言は三叉路での複数の証言があってこそ重要視されるべき証言なのですから、三叉路の4名の証言も同時に取り扱わないと意味がないですよね。それに目撃証言とは違いますが、実際に紺色のワゴン車(ボンゴ)の車内から何が見つかったのかについてやシートの繊維と被害者に衣服に付着していた繊維片の件についても、FBSがそのことを否定的に捉えるのは致しかたないとしても、八丁峠の証言を検証する際には、そのことも同時に報道しないと正確な判断はできません、とても不公平な報道の仕方だと思います。結局のところ、FBS(NNNも)は、視聴者に対して何を伝え何を伝えないのかは「俺たちが決める」とでも言いたげな横柄でかつ安易なコンテンツつくりとしてますよね。これがお笑いやワイドショー的な番組ならいざ知らず、報道番組でそれやっちゃうと、単なる捏造放送局になってしまいますけどそれでよいのでしょうかね。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2023.01.27
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飯塚事件の冤罪派の主張の柱の二つが・DNA鑑定の信頼性について と・八丁峠の証言の信ぴょう性について ですが、この中で八丁峠の証人の証言については警察の誘導があった可能性が高く信憑性が低いと主張しています。その理由の一つとしては嚴島鑑定の存在があげられます。嚴島鑑定とは飯塚事件におけるT氏の目撃供述の正確さの心理学的鑑定を行った。飯塚事件とは、小学生2女児が自宅から小学校に登校中に行方不明になり、翌日死体で発見された事件である。T氏の供述とは、この二人の所有物が遺棄されていた場所を事件当日のお昼前に、国道332号の山の中のワインディングロードを軽自動車で走行中(25KM)に、左に急に曲がる下りの坂道で目撃したというものである。目撃から12日後には事件担当の刑事を現場に案内し、その場所を迷いながらも特定し、目撃した人物と車の詳細について供述した。問題となるのは、その人物および停車中の供述内容が極めて詳細であり、そのような詳細な出来事の記憶が果たして本人の経験した目撃に由来するのかという点である。この問題を解決するために、目撃されたとされる場所を利用して、30名の実験参加者によるフィールド実験を行った。実験ではT氏の視認状況を再現することを試みた。その結果、T氏のような詳細を報告できる者は一人もいなかった。この目撃供述は、T氏の面接以前に犯人のものとされる車を調べた警察官によって作成されたことが、本鑑定書の作成後にわかった。このことはその捜査官によって車の詳細に関する誘導が行われた可能性を推察させる。引用元https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjlawpsychology/14/1/14_KJ00010078002/_article/-char/ja/ちなみにこの引用元の記載も正確ではなく、赤字の部分を見てください。こでは証人は迷いながらも(その場所を)特定と書かれてますが、裁判記録を見ると証人の方は「その場所は最初にわかったが確認のため」と証言されてます。普通の会社員を経験したことがある方ならわかると思いますが、絶対に間違えてはいけない仕事を行う際には、何度も資料を確認するのは常識ですよね?間違えないように他の場所も確認したことと、迷いながらも特定って、意味合いが全然違うのですが・・・。さて、再審請求時に弁護団は「嚴島教授が八丁峠で通行中に車の詳細な確認ができるか実験したところ、(八丁峠の証人の)詳細な目撃証言はあり得ないとの結論が出た!」と、主張しておられます。これは引用の記載の通り、協力者30名に実際に八丁峠で車を運転してもらった後に聞き取りした内容をまとめたものなのですね。実験までやっているので確かに信ぴょう性がありそうですよね。ですが、裁判記録をよく読むとこんなことが書かれてます。「なお、嚴島鑑定は、厳冬期とは異なり車の往来の激しい4月の桜開花時に行われており、停車車両に不審を抱かせるような厳冬期の目撃状況とはそもそも全く条件が異なること、目撃された車両がダブルタイヤを装着した車両で前輪と後輪の大きさが異なるとされているにもかかわらず、通常の車輪の奥にもう1個の同じ大きさの車輪を重ね合わせるなどしていてタイヤの違いに気付くことが困難な状態で実験をしていることなどからすれば、その結果は到底採用できないものといわなければならない。特に、実験時には対向してきてすれ違う通行車両が平均して約30秒に1台の割合で存在したことが認められる以上、対向車との安全に注意を向けることが必要になり、途中で停車している車両についての注意、関心が弱まるばかりか、他の車両についての類似記憶が入り込むことになって、道路脇にたまたま停止している車両の細部についての記憶を保持しにくくなることなどを考えると、観察及び記憶の条件、状況は、T田のそれとは明らかに異なるものといわざるを得ない。」特に以下の部分は注目ですよね。「目撃された車両がダブルタイヤを装着した車両で前輪と後輪の大きさが異なるとされているにもかかわらず、通常の車輪の奥にもう1個の同じ大きさの車輪を重ね合わせるなどしていてタイヤの違いに気付くことが困難な状態で実験をしていること」 とのこと。おいおい、これはあかんでしょう(笑)それと、この実験に参加したのは、普段この道を走ったことがない一般の方みたいです。私もこの八丁峠の道(通称秋月街道)はバイパスができる前に何度か走ったことがありますが、初めて走った時(1997年)はブラインドカーブは多いし、道は狭く路面の状態もぼこぼこで通行するのに大変怖かった記憶があります。そんな道なんですね。つまりこの嚴島鑑定の実験方法をまとめると・この道を通るのは慣れていない人を30人集め・なぜかタイヤの大きさが違う車をサンプルにして・普段は通行量がほとんどない道路なのに、わざわざ一番通行量が多い時期(桜の開花時期)に行った実験 なのです。それでで、実際の証人が目撃した時の状況はどうだったかといいますと・証人は仕事で通常よく通行していた道なので慣れている・後輪が前輪に比べ明らかに口径が小さいダブルタイヤの車・2月でほとんど通行する車がない時期だったちなみに私も3月上旬の平日のお昼前と、GWの真っただ中のお昼過ぎにこの秋月街道を通ったことありますが、すれ違った車の数は全然違いましたけど。特に3月に通った時はすれ違った車は1台もなかったと記憶してます。どうですか?この実験って、弁護団やFBS、また冤罪主張派の方々の言葉を借りればこれこそ実験の捏造じゃないですか?そういえば、以前FBSが番組で使ったCGでも、なぜか前輪と後輪が同じ大きさに見えていましたが、もし意識してやっているのであれば視聴者を欺く行為だと思いますよ。(こちらの記事ご参照ください)こんな適当でいい加減な鑑定結果が裁判で採用されなかったことは当然だと思いますし、FBSはいまだに再審で嚴島鑑定がどのように評価されたかについて(裁判記録では「到底採用できないものといわなければならない。」とまで書かれてます)の結果は、まともに報道していません。単に却下されたとだけ報道してます。FBSさん、こんな報道しておいてまともで公平な報道の役割を果たしていると考えているのでしょうか?みなさんはどのようにお考えになられますか?
2023.01.22
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Emergencyらららのおじいちゃん注意報発令中!!最近、らららのおじいちゃんの活動が活発化してます。飯塚事件の冤罪説に疑問があるとの意見のツイートをすると、どこからともなく現れては、持論の迷、いや名推理を押し付けるあのらららのおじいちゃんですが、最近は推理だけではなく、勝手な思い込みによる妄想爆弾攻撃を炸裂させています。その被害状況を公開しますので、みなさんも十分にご注意ください!ということで、先ずはこちらのツイッター上でのやり取りをご覧ください。それでは、ツイッター上での流れを簡単に説明しますと、そもそもはある方(Aさん)とある方(Bさん)とのツイッター上でのやりとりが始まりでした。AさんがBさんに対して、飯塚事件に関するネットの情報(ユアベディア)を紹介して、Bさんはそれを見て「(テレビでは放送されなかった)隠された情報もあるのですね」と返しているだけなのですが、そこへ猛然とらららのおじいちゃんが、何の断りもなく突撃してきます。※赤字部分は私の感想です※「ら」はらららおのおじいちゃんのツイートです。。いやぁ・・・(汗)いきなり初見の方に対してこれですから。しかし、他の人のやり取りに乱入するのなら、最初に「こんにちわ」とか「横から失礼します」とかのあいさつくらいしろよって思いますけどね。そのうえでファーストコンタクトで” 嘘情報じゃないですか ”とか” あなたは信じられますか ”とか、自分の考えを相変わらず相手に押し付けようとしてきますね。Bさんは別に冤罪自体を否定されているわけでもなく、飯塚事件に関してはあくまでもニュートラルの立場の方です。また、どちらかというと飯塚事件での警察の捜査や裁判に疑問を持たれていた方でもあります。ツイートにも書かれているように、それまでご自身がご存じなかった新たな情報を知って「視野が広がった」との感想を持たれただけで、その情報を鵜呑みにされている方でもありません。それってごく当たり前の感覚だと思いますし、知らない人にとやかく意見される筋合いはないと思うのですが、どうもこのおじいちゃんにはそういった一般的な考えは通用しないようです。そしてツイートは続きます。あらら・・・・。勝手に思い込みだけで相手を一方的に責めて、そして自分の求める回答が相手からないとなると逆切れですか。もう、本当に突撃言いがかり爆弾炸裂💣じゃないですか。結局、相手の方から「絡んでこないで」と言われ(このセリフ、らららのおじいちゃんは何度相手の方から聞かされたのでしょうね)どうやらブロックされたようなのですが、それで収まらないおじいちゃんは一人でその怒りをご自身のツイートにぶつけます。それが分からないから聞いているんですって、人にものを聞く態度じゃないでしょうに。そのうえ、おじいちゃん的には、この一連のツイートについては、Bさんに対するAさんのマインドコントロールなのだそうです(大笑)そして、そのAさんに対し「事件を利用している」とのこと。Aさんはいったいどんな極悪人なのでしょうか(苦笑)ちなみにAさんはこの事件を利用し、大衆には明らかにできない隠された秘密の情報を使ってBさんにどのようなマインドコントロールを植え付けたのでしょうか?大変気になりますね。まさか健康布団を売りつけたとか、壺を買ってもらったとでも仰りたいのでしょうか?いや、これって、Aさんに対する冤罪じゃないですか!冤罪を主張する方が他人に冤罪を押し付けるって巨大ブーメラン炸裂ですね。そして、まだまだおじいちゃんの怒りは収まりません。公平じゃないとか、嘘でないなら隠す必要がないと憤ってらっしゃいます。このおじいちゃんの過去のツイートを見たことある方ならわかるでしょうが、どんな意見であってもご自身の考えに沿わない意見は全否定される方が公平な目で見ることができないって、ギャグでおっしゃっているのでしょうかね?公平な目ではなく極端に偏向した眼鏡でしか物事見ない人が言うセリフではないですよね。しかも何度も言いますが、誰も隠しておらず普通にインターネットで公開されている情報なんですけどね。またこのやり取り、誰がどう見てもおじいちゃんの一方的な言いがかりなのですが、おじいちゃんはBさんに対して「意味が通じないのですが」とご不満のようです。ま、百歩、いや百万歩譲って、結果としておじいちゃんにURL情報を教えてないのはけしからんとしましょう。(多分URLの意味すら分かってないと思いますけど)しかしですね、おじいちゃんはなんと別の方とはこんなやり取りをされてらっしゃいます。ここに出てくる Tamagoの事実探求といいますのは、飯塚事件の判決文を詳細に読み込まれて、ご自身なりに判決文に書かれた内容についてこと細かく検証を行っているTamagoさんが運営するYOUTUBE動画のタイトルです。私も何度も拝見させていただきました。理路整然と根拠も明確に説明されており、この事件のことを知るには大変に有効な情報源です。特に判決文を細かく解説されてますから、冤罪派の方も冤罪否定派の方も見る価値ありの動画です。ただし、結論的にはこの事件は冤罪ではないとの意見のためか、らららのおじいちゃんは「判決の二番煎じ」だと言って頑なに視聴を拒んでらっしゃいます。事件についての情報を知りたいのか、いや都合が悪い情報は見たくないのかどちらなのでしょうね?最後に、らららのおじいちゃんからの無差別言いがかり突撃💣攻撃を避けたい方への対処方法をご案内します。この方、どうやらツイッターで「飯塚事件」との文言で検索して、無差別に突撃先を探しているようです。これからはそれをらららレーダーと名付けます。このらららレーダーからの追跡を防ぐには、ツイッターで飯塚事件について呟く際には、「飯塚の事件」とか「飯塚で発生した事件」等の文言を使うとよいでしょう。おじいちゃん、文字検索できなくなりますので!おじいちゃんのPCスキルは「普通の下」以下のようですので、多分これで撃退できます。これが現状有効な おじいちゃんステルス撃退方 ですね。今日も飯塚事件で検索をかけて、冤罪じゃないのではと意見する方への突撃準備を行っているであろう「らららのおじいちゃん」ですが、いつまでこんなこと続けられるのか。そしておじいちゃんが平穏に過ごすことができる日々は戻ってくるのでしょうか。他人事ではありますがとても心配ですね。
2023.01.18
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今回はらららのおじいちゃんのちょっと酷い内容のツイートを紹介します。先ずはみなさん、これ見てください。正直、最初にこのツイートを読んだときに、心悲しくなりました。確かに飯塚事件について冤罪を主張する方、いやそうじゃないと考えている方、いろんな方がいらっしゃいますが、これはそういった主張の域を超えて、被害者と被害者の関係者の方を侮辱する内容でじゃないですか。この方は以前より裁判記録は信用に値しない、テレビが放送した内容が正しいと主張されていますが、判決文をきちんと読むと、被害者がどのような残虐な殺され方をしたかが詳細に書かれています。もし自分の子供がこんなむごい殺され方をしたら、私なら犯人の死刑は希望せず野に放ってもらい、自分の手で仇討ちをしようと考えるでしょう。それほど酷い犯行内容なのです。それを、「性的目的は見せかけ」だとか「犯人が男だと判決文のどこに書いてある」とか。さすがに言ってよいことと悪いことがあるでしょう。そのうえ「性交の跡がない」って・・・。ららら(もう呼び捨てにします)は性犯罪のこと全然理解できていないみたいですが、それならば安易にこの事件に口挟んでほしくないですよね。飯塚事件の件でツイッター上、意見交わした方って意外と女性が多いのですが、やはり被害者を自分の子供に置き換えると許せないといった思いになるようです。そのうえ、判決文のどこに書いてあるとか、もうはっきり言ってこの人頭が変です。前にも書きましたが、ああ言えばこう言うだけの、第一次反抗期の子供並みの思考能力しか持ち合わせていないようですね。ちなみに、この醜く酷い内容のツイートの前後に、飯塚事件が冤罪だと主張されているあるノンフィクションライターK氏とらららとが、ツイッター上で飯塚事件についてやり取りされてますが、そのライターの方、この酷い内容のツイートを今のところ特に否定されてません。もしかしてらららと同じ考えなのでしょうか?このライターの方は最近YOUTUBEでも、飯塚事件は冤罪だといった趣旨の動画をあげてますので、犯人は男性ではなく動機も性犯罪目的ではないと主張されるのか、今後ぜひ注視したいと思いますし、その反論もブログに上げてみようと思います。
2023.01.14
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Twitterで飯塚事件のことについて自分の考え(果たしてこの事件は冤罪なのだろうかといった意見)をつぶやくと、どこからともなく現れる「らららのおじいちゃん」の話は以前紹介したかと思いますが、そのおじいちゃんとのやり取りで、必ず主張されることが「証拠は警察の捏造、インチキ」「証人の証言は警察が誘導したものだ」とのご意見です。ある証拠についてのやりとりで、例えば時系列的にその推測はどう考えてもあり得ない等の具体的な話になってきた結果、反論することが厳しくなると伝家の宝刀的にそのおじいちゃんは「信じません」「警察が●●したに違いない」と言って、議論(実際には議論とは程遠い不毛なやり取りの連続なのですが)が続かなくなってしまいます。いやはや困ったものです。さて、捏造とか陰謀論ってみなさんどういったイメージですか?実は陰謀論というのは、大なり小なり誰にでも経験があるものではないかと思います。実際の私の経験談を語ります。若いころ、会社の同僚と自分との比較で、自分よりも別の同僚のほうが会社からの査定でよい評価を受けているのを聞いたときに、私は正直こう思いました。「俺の方が成果もあげてるのになぜ?あいつはきっと上司に気にいられているかゴマをすっているに違いない!」と。まさしく陰謀論に染まった瞬間ですね。しかしそこで私はこうも考えました。「この上司が贔屓していることを他の社員にも知ってもらうために、今まで以上に仕事頑張ってやるぞ」若いころは考えが幼いですよね。今となってはお恥かしい限りです。自分の方が成果をもっと上げれば、他の人たちがきっとお前の上司は別の同僚を贔屓しているに違いないと気付いてくれるだろうと考えたのです。思考が本当に単純でしたね。さて、その後仕事を頑張り続けた結果、私は会社の査定で思った以上の評価をもらうことができました。そのことに喜びつつそこであることにもふと気がつきました。「え?別に誰かを贔屓しているとかではなく、頑張ってそれなりの成果を出せば会社や上司からはきちんと認めてもらえるものなのだ」なと。その後年齢を重ね、少数ながらもメンバーを評価する立場に立った時に、人を評価する難しさを知りました。そしてあることにも気が付きました。自分が若いころに感じていた「陰謀論」は、結局のところは自分の評価の低さに対する言い訳だったことに。楽なんですよね。そう考えると。自分は頑張っているが認めてもらえないのは自分のせいではなく、他者に問題があるからだ。そう考えると自分の気持ちが大変楽になります。しかしその反面、物事を正しく見ることができなくなる弊害もあります。これって、中二病にも当てはまるのではないでしょうか。ただし、うつ病になってしまう人の多くは生真面目過ぎて自分の責任を転嫁する人が多いと聞いたことがありますので、一概に言うことはできないかと思いますが。中二の頃って、部活や学校の成績で、それまで仲良くやってきた同級生と比較されることが増えてきますよね。当然自分よりも成績が良い友達も増えますし、小学校時代から仲良くやっていた親友が、同じ部活で向こうはレギュラー、こちらは補欠になってしまうと、どうしても自分のいたらなさよりも、「あいつは監督に贔屓されている」とか「あいつが成績が良いのは塾に通っているからだ」などと原因を他にもっていきがちになります。自分も振り返ると中二の頃は思い切り左翼的な考えで(それが格好良く先進的な考えだと思っていました)政治家や警察官は裏では悪いことばかりやっているに違いないなどと何の根拠もなく思っていたような気がします。しかし大人になって、政治家の知り合いもできたりすると、中二の頃に感じていたこととは違い、自分の財産もなげうって政治活動している人がいること知ったり、親切な警察官の方に大変お世話になった経験などを積み重ねていくと、世の中って複雑で、単純な陰謀論だけで物事を片付けることはできないのだなといったことに気が付くものです。さて、飯塚事件のことについて意見を述べると、その反論として冤罪を主張する方からの意見としてこの陰謀論的な意見によくぶつかります。それって結局のところは、自分を正義の側において、相手(警察や検察に司法、つまり国家権力側ですね)の陰謀を暴くといった単純なストーリーに酔っているだけではないかと最近感じることが増えましたね。FBSを筆頭とした一部マスコミ、一部のジャーナリスト、そしてネットで冤罪反対派は陰謀論を振りまく一部の人たち。冤罪事件は絶対にあってはなりません。過去に冤罪事件を起こした警察はそのことについて常に猛省すべきです。そして我々は権力側に対しては常に厳しい目を持つ続ける必要があると思います。そしてその役割を担ってくれているがマスコミの方々であることも重々承知しています。だからと言って真実を捻じ曲げてもよいことにはなりません。また、最近特にジャーナリストと呼ばれる方と活動家と呼ばれる方の区別がつきにくくなってます。ある組織の利益なることばかり報道する人。またある組織を貶めるような報道ばかりする人。これって活動家の行動と何ら変わりないですよね?今の一部のジャーナリストを見ていると、中二病を克服できないまま大人になって、その結果として、陰謀論や捏造疑惑を敵対する相手に一方的に当てはめて、自分を正義の側に置き安全な場所から「これこそがジャーナリズムだ!」と粋がる輩が増えたように感じるのは自分だけでしょうか。皆さんはどのようにお考えになられますか?
2023.01.12
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飯塚事件については現在第二次の再審請求中でもあり、最終的な法的判断は当然に司法が下します。そこで、もし結果として再審が認められて、仮にですが死刑判決が覆った場合には、私は判決に関して自分なりの意見を述べるかもしれませんが、最終的にはその判決が正しかったのだと、つまりこの事件は冤罪であったことは認めるべきであると考えています。よく裁判で最高裁まで争ったにもかかわらず「不当判決」だと主張する方々がいらっしゃいますが(大体この手の人たちは左翼系の方が多いですね)、裁判が不当と思って、その結果をそこまで認めないのであれば、それはこの国は近代国家として成り立たない国なのですから亡命するしかないですよね。自分はそこまで日本の国の司法は腐ってはいないと信じていますので、亡命することも革命を起こすわけでもなく、いまも淡々とこの国で暮らしています。ですので、司法が下した最終判断については信じてみようかと思ってます。なぜこんなことを書いたかといいますと、この事件を冤罪だと声高に主張する方の中に、ごく一部ではありますがとても聞き捨てならない主張をされている方がいらっしゃいます。どんな内容かといいますと、裁判官、検察・警察を侮辱する内容です。具体的にはこのような意見ですね。「警察の証拠捏造」「(判決内容は)警察組織が作ったストーリー」「(被告は)アリバイの少なさを警察に利用された」「警察の鑑定が後で嘘だと分かった」「警察の敵討ちのような感情的な対応となった」※飯塚事件の前に行方不明になった少女の衣服が見つかったことについて「警察が同じ衣服を購入して保管していたもの」「(飯塚事件の報道番組に)出てくる元警察官は貧乏そうな人が多い」「(裁判の結果について)裁判官が破綻がないようにまとめただけ」「(判決文に対して)裁判官の作文」「最後は裁判官が辻褄の合うように調整しているのは当たり前」「裁判官の想像」「素人は裁判官の言うことに騙される」ちょっとひどいでしょう?何の根拠もなくこのような主張をしている方が実際にいるのです。私も別に警察が大好きなわけではなく(できればかかわりたくないですしね)親族に警官がいるわけでもありませんが(いや、そうえいば亡くなった祖父の弟さんが警官でしたっけ?)、それでもこの国の治安を守ってくれている組織ですので、確かに不祥事を起こす警察官もごく一部存在しますが、それでも組織としては信頼できると思ってます。裁判官についてもしかりです。話は少し変わりますが、私は仕事で苦情処理的な業務についていたことがあります。営業系の仕事でエリア担当をしていましたので、そのエリアで起きた苦情などについて、担当者と一緒に説明に行ったり、場合によってはお詫びに伺うなどの対応をしておりました。そういった人たちに対応をするための研修を受けたことがあります。企業に苦情を言う方は主に二種類に分けることができます。それは、企業側に問題があって苦情を言われる方と、そうでない方。後者は一般的にはクレーマーと呼ばれます。当然前者のケースがほとんどで、担当者の発注ミスや説明不足など、こちら側がお客様に迷惑をかけているわけですので、こちらも誠意をもって対応することとなります。それでご納得いただける場合が多いですが、こちら側の初期応対がまずかったりすると、その対応に時間を要することなってしまいます。とはいえ、解決した後にはその方と以前と比べより親しくなることもありましたので、精神的にはきつい仕事でしたが、やりがいも感じてました。厄介なのは後者の方。この手の方の対応をするのは、はっきり言って青信号で横断歩道を渡っているのにいきなり交通事故に遭うみたいなものでしてよほど注意しておかないと実際に防ぐことは大変に難しいです。そして私がクレーマーと呼ばれる方の応対を行っているときに感じたことがありまして、それは何かといいますと彼らの多くは・・・人の意見や話は受け入れないご自身の想いだけを延々と主張するごく一部で起きたことを例にとり、組織全体がそのようなものであるような論理展開をする平気で嘘をつく自分の主張が誤りであることが分かっても、話をそらすなどして絶対に非を求めないし訂正すらしないあれ?これって誰かのことを表しているみたいですが・・・・・そうですね、冤罪を声高に主張する方の中で聞き捨てならない主張をされている方がまさにこの特徴にぴったりと合いますね。(特にらららのおじいちゃんとかね。)私の仕事の話に戻しまして、クレーマーって何が目的だと思いますか?一般的に商品の交換や賠償金などの物やお金目当てだと思われがちですが、実は違います。いやいや、お金目的の人がほとんどだろうって思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私の仕事的にそういったクレーマーさんと出会うことが少なかったのは事実です。ではどういった人が多かったかというと、それは・・・承認欲求が人一倍強い方です。つまり自分を認めてほしくて企業に対して電話してきたり、担当者を呼びつけたりするわけなんです。俺の意見が絶対に正しい、俺の言うことを聞け、お前たちは間違っているのだから認めて謝れ・・・とかね。当然どんな人にもこの承認欲求というのは存在します。私も人から認められるとうれしいですし、他者(特に同僚やユーザーに)に認めてもらえるような仕事をしようと思ってサラリーマンを続けております。しかしですね、承認欲求が強すぎる人って本当に大変なんですよ。自分も最初にこのことに気づくまでは、誠意を持って対応すればどんな人でもわかってくれるはずだと、今思うと恥ずかしいくらいに大変に甘々な考えで対応しておりましたが、この手の方々には誠意などは通じません。どんな理不尽な申し入れでもすべて受け入れない限り、納得してはくれないのです。担当者を変えろ、土下座させろ、(休日や夜間に会いに行っての対応中に)担当者を今すぐここに呼べ・・・。そして自分の勘違いや理解不足が原因であったとしても「お前たちが悪い。謝れ。」です。要求がエスカレートすると「社長が謝りに来い」「(要求を飲まないと)この土地では営業できなくしてやる」もう10年以上前の話ですが、こういったモンスター系のクレーマーの対応をした際に、事前に社内の了解も取れていたので、はっきりと先方の要求を拒絶したところ返された言葉が「お前覚えておけよ、絶対に仕返ししてやるからな」・・・・この後の数日間、駅のホームで一番前に並ぶの躊躇しましたよ。最近ですが、冤罪事件って社会の仕組みや法律のことをあまり知らない人たちの不満のはけ口的なところがあるように感じてます。冤罪ってことはその加害者は国であり司法であり警察組織ですから、普段は正義を取り締まっている組織を口汚く罵っても許される。なぜならばわれわれ国民は被害者で、国などの組織や仕組みが加害者だからです。個人に対して「お前は殺人者だ!」などと何の根拠もなく罵ると、名誉棄損になりますし、場合によっては訴訟の対象となりますよね。でも国や警察組織を口汚く罵ったところでよほどのことがない限り訴えられることはありませんから、ストレス発散には持って来いなのかもしれないですね。前にも似たような感想を書きましたが、この事件を冤罪と声高に主張する方のツイッターを見てみると、脱原発・安倍政治を許さない・アベガー・マイナカード反対・共産党支持・反自民・・・そして、ツイッター界でその筋の人として有名な方(立川談四●、澤田●子、異邦●、Hirom●1961等)のツイートを良くリツイートされている人が多いのは偶然なのでしょうか?確かに、国に対してならどんな侮辱的な発言しても訴えられることはないですし、裁判官や警察も然りですね。(弁護士が相手ならすぐに訴訟になりそうですが)日頃のご自身の生活上発生した鬱憤を、絶対に言い返せない相手に対して罵声を浴びせることで単に晴らしているように見えてしまうのは、私の偏見なのでしょうか・・・。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2023.01.08
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飯塚事件は弁護団が主張する通りに冤罪なのか、それとも冤罪ではなく裁判結果が正しくて、やはり久間氏が犯人なのか?この事件は本人の自白がないままに刑が執行されたことや、また犯行自体を直接目撃した証人がいないことから、確かに真相は闇の中かもしれません。しかし冤罪と主張する一部の方は、その場その場の思い付きや、でたらめな推理をベースに、この事件は冤罪だと主張されています。その主張がどれだけ頓珍漢なのか、ある方とある事件を参考にして考えてみたいと思います。昨年末に飯能市で家族3人が殺害されたあの残虐な殺人事件も、報道を見る限りは逮捕された容疑者本人は犯行を否認しているみたいですね。また被害者が殺された場面を直接目撃した人は誰もいないようです。ただし防犯カメラに被害者宅から出てくる姿が写っていたことや、倒れた被害者を長い棒のようなものでたたいていたとの証言も貴重な証拠となるでしょうから、多分ですが有罪となるでしょう。しかし、飯塚事件は有罪であると根拠なく主張する方の論調を真似すると、この飯能の事件ですら冤罪だと主張できそうなのですね。(私は100%冤罪ではないと思っていますが。)そこでこの飯能の事件を、このブログでおなじみの(仮称)らららのおじいちゃんに成り切って検証してみることとします。※らららのおじいちゃんがどんな方なのかについては、こちらの記事をご参照ください。◆前提条件として犯行の直接の目撃者はいないものとします。飯能の事件でも逮捕された容疑者が被害者を殺害した直接の現場を見た人はいませんので、以下のニュースの報道から目撃者の証言を見てみましょう。近所の方の証言はこちら近くに暮らす住民は25日午前7時すぎ、事件が起きた住宅から女性の大きな悲鳴を聞いた。慌てて外に出ると、女性はその住宅の玄関付近で、黒いマスクをした斎藤容疑者に追いかけられているところだった。斎藤容疑者はその住宅の庭先付近で女性に棒のようなものを振りかざした。「棒は長くて先がキラッと光った」近所の人「(午前)7時10分くらいに悲鳴で気付いて、ハンマーを持ってたたいているっていうことで…ギャーギャーって、2人の女の方だと思うんですけど、逃げているって感じの悲鳴でした」犯行を目撃した人から話を聞いたという男性によると、男は「長いハンマーで畑を耕すように殴っていた」という。それでは、らららのおじいちゃんのいつものツイートを参考にしてこの事件の疑問点を洗い出してみますね。疑問その1一瞬見ただけで黒いマスクをしていたのに容疑者とわかるものだろうか。警察が容疑者の写真を見せて誘導した可能性はないのだろうか。疑問その2棒のようなもので人を殺せるものだろうか。ただの棒を振り回していたのかもしれない。疑問その3凶器とされる物について、ある目撃者は「長い棒」と言っており、別の目撃者は「長いハンマー」と言っており、整合性がない。これは警察が目撃者に棒のようなものを見せて誘導した可能性があるのではないか。疑問その4証言では「逃げている感じの悲鳴」とのことだが目撃していないのに逃げていると分かるのはおかしいのではないか。たった一瞬声を聴いただけで悲鳴とは断定できない筈だ。歌っていただけかもしれない。疑問その5女性二人を襲っている姿を目撃した人は誰もいないのに、容疑者が3人を殺したと断定するのはいかがなものか。容疑者は単なる目撃者だったのでははないだろうか。疑問その6警察は容疑者の家を訪問してから実際に確保するまでに結構な時間を要している。これはその間に証拠を捏造していた可能性が考えられる。どうですか?書いた自分が読んでみて気分悪くなるほどにひどい内容の疑問ですが、以上の疑問点をベースにして、らららのおじいちゃんの真似をしてこの事件を推理してみますね。ららら流 事件の推理は以下の通り!新聞等の報道を見ると、容疑者と被害者に接点はなかったと考えられる。車を傷つけた件も実際には立件されてはいない。容疑者は朝に散歩していた時に、偶然に被害者宅の前を通っただけなのではないだろうか。そこで悲鳴を聞き、被害者宅を見てみると黒いマスクをした男性が被害者家族を追い回していた。容疑者はこれはまずいと思い被害者宅に入ったものと推理する。容疑者は黒いマスクの男性を取り押さえようとしたが、黒いマスクの男は棒を振り回して暴れたため取り押さえることを断念したのだろう。その後黒いマスクの男は逃亡してしまったに違いにない。容疑者は倒れている被害者を見つけ声をかけるが既に息絶えていた。このままでは自分が疑われる。そう思った容疑者は、疑われることを避けるため警察には通報せず、いつもの通りに慌てることなく歩いて家路についた。走ったりして警察に疑われるのを恐れたのだろう。警察は事前の情報で黒いマスクの男が犯行を行っていたことを知っていたのだと思う。しかし既に黒いマスクの男は逃亡しており、このままでは警察のメンツは丸つぶれだ。そこで防犯カメラに映っていた、たまたま散歩して容疑者を犯人とするための工作を行ったのではないか。その時間稼ぎのために、容疑者宅に最初に訪問した際にはインターホンを押す振りなどをして時間を稼いだに違いない。確保が夕方以降になったのは、その間に目撃者に容疑者の写真を見せるなどして証言を誘導していたと推理する。容疑者の近所での評判は大変良く、真面目でスポーツも勉強もできる優等生だった。こんな事件を起こすような感じではまったくなかったと証言している。警察は容疑者が一人で暮らしていることを事前につかんでおり、アリバイを証明できないことからこの容疑者を犯人に仕立て上げたのだ。どうですか?はっきり言ってこんな推理は妄想以外の何物でもないですよね。しかし、飯塚事件を冤罪に違いないと主張するらららのおじいちゃんは、実際にツイッターでこのような主張を堂々と行なっています。根拠なし。単なる思い付きの想像だけ。それなのになぜか自信満々に、「飯塚事件は本当に冤罪なの?」と疑問を持った人たちを見つけると手あたり次第にご自身のこのような頓珍漢な意見を押し付けてきます。あまりにも頓珍漢な意見のため誰かが反論したとしても、ご自身の主張を変えることなく、延々と持論を押し付けますし、ご自身の主張の無理な部分(ほとんど全部なのですが)を指摘されると、それでも意見を変えることなく、意味不明で離れ業的な屁理屈を使ってこられます。こんな風に(笑)反論「目撃者は黒いマスクをした容疑者を見ているのではないか」ららら「マスクをしていたにも関わらず容疑者と断定できるのはおかしいしあり得ない。マスクだと目だけしか見えていない。警察が容疑者の写真を先に見せ、あとは身振り手振りで誘導し、目撃者もその期待に答えたのだと推理します。」反論「悲鳴を聞いて多くの近所の方が外に出ていたのに、黒いマスクの男が逃亡しているのを見た人はいないのはなぜだ。」ららら「そのときには黒いマスクは外しており、あっという間に姿を消したのでしょう。ウサインボルトは100mを9秒台で走ります。あなたはオリンピックはインチキだと言うのですか。」反論「容疑者は被害者のクルマを傷つけるなどしていたと報道されている。何か両者にトラブルがあったのではないか。」ららら「容疑者には犯行を行う動機がありません。若いころは真面目で優等生だった。なによりも犯罪歴がないので犯行を起こす必要がないのです。たまたま防犯カメラに映ってしまった容疑者が警察から犯人に仕立て上げられたのでしょう。」反論「あなたの推理が正しければ、容疑者はなぜ警察に被害者宅で見たありのままを証言しないのか」ららら「既に話しているかもしれないが警察が握り潰しているのでしょう。子供の頃に警察に酷い扱いを受けたのかもしれない。警察とはそういった組織なのです。」反論「警察が証拠を捏造する理由がないのではないか。」ららら「●●事件(未解決事件)のリベンジだったのです。」反論「警察が証拠を捏造したと考えた根拠を示してください」ららら「それは感性です。それに捏造していないといった証拠もありません。あなたが警察を妄信する理由がわからない。」いやあ・・・・これ、全くの私の創作ではなく、彼のツイートをベースに真似して書いております。本当にこんなやり取りを延々と続けるのですからある意味凄いですよね。らららのおじいちゃんにかかれば、現行犯逮捕以外はすべての犯罪を冤罪と主張できることでしょうね。と思います。このブログは、マスコミの恣意的な報道内容を批判することが目的なので、本来は個人を批判するつもりはありませんでした。しかし、あまりにも度が過ぎますからね・・・。飯塚事件について冤罪だとツイッターで意見している方って、テレビで報道された番組を見て、その内容から警察などに対して憤りを感じてツイートしている方が多いですよね。(私も最初見たときは憤りを感じましたから!)それは別に個人の感想なので、全然ありだと思います。また、テレビを見てからご自身で裁判記録なども確認して、そのうえできちんと根拠を上げて冤罪だと主張する方も当然いらっしゃいますが、これも全然ありですよね。実際にある方のツイートで、被害者二人の死亡指定時刻は本当は同時刻ではなく異なっているのではないかと書いている方がいらっしゃいましたが、理由も裁判記録からきちんと検証されており、私もその意見は参考にさせてもらったくらいです。しかしですね!ごくごく一部ですが、裁判記録はまともに見る価値がないと豪語し、検察や警察はインチキだとか貧乏そうだとか一方的に侮辱し、裁判で認められた証拠は警察の捏造だと何の根拠もなく主張し、冤罪ではないと意見する方々に対し、統一教会信者だとか帝銀事件も冤罪じゃないと主張するに違いないだとか組織的に動いている等とレッテル張りするような輩がいます。このようなごくごく一部の冤罪派の方の暴論は見過ごせないですね。それでもツイッターとは本来そういったもので、思ったことを簡単に呟けるのがこのシステムのメリットではありますから、そのことは重々承知しております。ですので一人で勝手に呟くことは当然ありかと思いますけども!飯塚事件の冤罪に疑問を持った方々に対して、ご自身の馬鹿げた推理を押し付けるようなごくごく一部の方に対しては、こちらからもはっきりと「それはあなたの方が間違えています」ときちんと論理的に筋道を立てて反論すべきだと考えています。また余談ですがこれはあくまでも私の感想なのですが!飯塚事件を絶対に冤罪と主張する方の過去のツイートやプロフを見ると、なぜか脱原発・反自民・アベガー等の、通称「お左翼様」系の方が多いのは気のせいでしょうか?このあたりの方は、はっきり言ってカルト宗教の信者と同じで、いくらこちらは理論建てして説明しても絶対に受け入れません。だって教祖様の言いことしか信じませんからね。では逆に、冤罪否定派の人たちは自民党支持者で右翼系の人ばかりかというと意外とそうでもなく、例えばYOUTUBEで動画を使ってこの事件を詳細に解説されている冤罪否定派の方は、確かれいわ新選組支持で現政権には批判的な方ですし、私もお左翼様とまでは言いませんが過去10年間の選挙で自民党に投票したのは半分以下です。(ただし脱原発系の方は苦手です)そのうえ、このブログでも書きましたが現在はどちらかといいますと死刑廃止派でもあります。話がちょっとそれてしましましたね。大変失礼いたしました。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2023.01.04
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最近テレビドラマの影響を受けたらしき方たちが、飯塚事件の黒幕は地元選出の自民党の麻生さんだといった意見をおっしゃっているのをよくお見かけします。どういうことかと言いますと、麻生さんが命令して久間氏をの刑を速めたとの主張なのですね。つまり証拠不十分で再審されると国として大変に困るので、無理やり急いで死刑にしたのだそうです。果たして本当にそうなのでしょうか?この件について検証してみたいと思います。さて、この陰謀説を主張される方の意見は主に以下の通りですね。◆麻生さんが総理大臣に就任したのは2008年9月24日に対して久間氏の死刑執行が2008年10月28日と総理就任後一か月で刑が執行された◆麻生さんの選挙区は飯塚市を含む福岡8区である◆久間氏の死刑執行は、その前の死刑執行から1か月半程しか経っていないそれでは、上記にあげた意見について検証してみたいと思います。先ずは死刑執行の間隔についてですがその前に、死刑執行の仕組みについておさらいしておきましょう。法律上は、「死刑の執行方法は絞首刑(刑法第11条)で、死刑の執行時期は判決確定後6ヶ月以内に、法務大臣が命令するものと定められています(刑事訴訟法第475条)。」となるはずです。しかし、ここに記載の通り「法務大臣の命令が必要」とされています。つまり、法務大臣が最終的に執行の了解をしなければ刑は執行されません。過去にも在任中に刑の執行の承認を行わなかった大臣は複数存在していますね。結構最近ですと柳田稔氏、仙谷由人氏、江田五月氏(すべて民主党)自民党でも菅政権時の上川陽子氏は在任期間が1年以上ありましたが執行は0人です。また、久間氏の死刑執行の数年前には、自民党政権で南野知惠子氏、杉浦正健氏が大臣を務めた約2年強の間は執行は0人ですね。死刑執行については、死刑慎重派の議員の方が大臣になられると、極端に刑の執行が減る傾向があるようです。その反動で、死刑の執行が少ない時期が続いた数年後に、刑の執行が増える傾向も見受けられます。そのことが顕著に表れているのが、前述の南野氏と杉浦氏の後に法務大臣に就任した長勢甚遠氏、鳩山邦夫氏ですね。この二人が在任中の2年間には23名に刑が執行されています。そしてこの二人の後の保岡興治氏、森英介氏が法務大臣に就任した約1年間にも12名が執行されています。ちなみに久間氏の刑の執行は、森氏が法務大臣を務めていた期間中に該当します。このことから考えられるのは、どの死刑囚の刑を執行するのかの案を決めるのは法務省ですので、大臣次第で刑の執行数の増減数が激しく変動する現実がある訳ですから、当然普通に承認をしてくれる大臣の時に執行数が増えるのは当然かと思います。なぜならば、法律的には本来は刑確定後半年以内に執行しなければならないからです。法務省が法律をないがしろにするわけにはいかないですからね。しかし大臣は違ってまして、ご自身の主義主張の影響もあるでしょうし、支持者の皆さんの意向も当然に影響しますので、極端に執行の数に差が出てしまうようです。それと、刑の執行と執行の間の期間についても、1年空いていたり、半年空いていたり3か月だったり、また1か月半だったりといろいろです。久間氏の死刑執行がその前の刑の執行から1か月半しか空いていなかった理由については、2003年9月から2006年9月の3年間の執行数が3名だったことの影響が強いのではと考えるほうが自然かと思います。ちなみに民主党時代の2009年9月から2011年9月の間の刑の執行が極端に少なかった(2年間で2名)後に就任した小川敏夫氏、滝実氏の在任期間には9か月で7名の刑が執行されており、執行と執行の期間が1か月半だったこともあります。(このときの総理大臣は野田さんです。麻生氏黒幕説を主張される方はまさか野田さんも怪しいと思ってらっしゃるのでしょうか?私は麻生さんも野田さんも死刑執行の命令には何も絡んでないと当然思っていますけどね。)このように、死刑に慎重な方が法務大臣に就任した後に、特に死刑に慎重でない方が大臣に就任すると刑の執行数が増えるのは見ての通りですね。それに法務大臣になった方も誰も好き好んで死刑を執行しいたいとは思っていないでしょう。法務大臣を務められた鳩山邦夫氏(鳩ポッポのほうじゃない弟さんの方です)んの以下のコメントは、このことをを大変わかりやすく表現されていますよね。「法相が絡まなくても進むような方法を考えてはどうか」、「判決確定後6カ月以内に法相が執行を命令しなくてはならないという法律は守られるべきだ。しかし誰も死刑執行の署名をしたいとは思わず、法相に責任をおっかぶせる形ではない方法がないかと思う」鳩山さんはまた「ベルトコンベアーといってはいけないけれど、(死刑確 定の)順番通りなのか乱数表か分からないけど、自動的に客観的に(執行が)進む方法を考えてはどうか」とも発言されており、このことに反発した人権派の団体などから抗議されてましたし、朝日新聞からは死神扱いされていましたが、鳩山さんの言いたいことは個人の思想と法の遵守に関する重要な発言であり、まさしく本来は議論すべき内容だと思いますけどね。最後に、麻生氏黒幕説を主張する方は、ぜひ上記の鳩山邦夫氏の発言を読み返してほしいと思います。そして総理大臣には刑の執行に関し何ら権限がないことくらいの知識は知っておいてほしいと思います。それでもまだ「いや、麻生氏が法を犯してやったに違いない」とか、おバカな人で「法務大臣を任命したのは麻生氏だ!」とドヤ顔でと主張される方はその証拠を明らかにしていただくか、または法を無視して総理大臣が権力を悪用して好き勝手に死刑の執行に手を加えることができてしまうこんな国からは、早々に脱出されることをお奨めします。無理にこんな前近代的で野蛮な国で暮らす必要はないとおもいますよ。さっさと他国に亡命しませんか?それか暴力による革命でも起こしますか皆さんはどのようにお考えになられますか?
2023.01.02
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NHKとともに、飯塚事件を積極的に取り扱っているのがNNN(FBS含)ですが、そのNNNの報道の主となっているのがジャーナリストS氏です。S氏は、過去に某写真週刊誌で記者をやられているときに、某ストーカー事件の取材でのスクープにより一躍ジャーナリストとして有名となり、その後は日本テレビ報道局社会部へ。ちなみにこの頃の写真週刊誌を知らない方もこの時代多いかと思いますが、どういった雑誌だったかウィキペディアの記述から抜粋させていただきます。特に業界上位誌では大量の部数を発行している写真週刊誌が出版社の経営を支えているという驕りが関係者に蔓延し、暴走状態に発展していく。その結果、まだ捜査途上で検分の終わっていない事件現場に無許可で踏み込んで証拠品を荒らしたり、被害者の心情や人権を全く配慮せず逆に踏みにじるような報道合戦を過熱させたり、あるいはでっち上げ記事(やらせ)や捏造記事を掲載する、また現在で言うストーカー紛いの「一発屋」が跋扈するまでになった。(中略)誌面制作の場でもその様な記事を確保できる記者や持ち込めるライターが優秀とされたのである。そのことから、「事件・事故の写真は死体が写っててナンボ」や、「芸能人は致命的スキャンダルを晒させてナンボ」という、売上を確保するための過激で話題性の高い誌面だけが求められ、挙げ句には「芸能人にスキャンダルを起こさせてナンボ」という、とにかく刺激的でより発行部数が稼げる誌面さえ作れるならば、手段は全く厭わないという風潮まで見られるようになっていた。※ウィキペディアより抜粋と、まあこのような雑誌なわけなのです。さて、そのS氏が出版された著書に飯塚事件に関する記述があります。基本的にS氏は「飯塚事件は冤罪の可能性が高い」と主張されてますが、その主張の根拠となるのが主に以下の二つの意見です。■『飯塚事件』は、不十分なマーカーを用いたあいまいなDNA型鑑定だけが物的証拠として採用され、死刑が確定し、さらに執行されている。■『飯塚事件』では、犯行現場にあったサンプルがすでに使い果たされてしまっている。いうならば、証拠の『情報』は残っているが『現物』は存在しないということなのである。その上、その『情報』、すなわち、飯塚事件においておこなわれたMCT118型の鑑定には、作為的な『操作』があった。なぜか、鑑定写真の都合のいいところだけが切り取られて証拠として提出されていたのである。はい、多分飯塚事件のことに興味を持ち、冤罪派・冤罪否定派に限らず、多くの方の意見を目にした方からすると「いまさら何言ってんだ」って思うでしょが、とりあえずS氏の意見に反論してみたいと思います。S氏の主張不十分なマーカーを用いたあいまいなDNA型鑑定だけが物的証拠として採用された。反論物的証拠としては被害者の体内から検出された血液以外にも・加害者の車から検出された血痕と尿痕・被害者の衣服から検出された繊維片が加害者の車のシートの繊維片と一致がありますね。冤罪派の方はこれらの証拠を「捏造」だとか繊維片についても「どこにでもあるもの」等と主張されてますから物的証拠とは認定してないのかもしれませんが、少なくとも客観的に調査ができ原則として内容が変化しない証拠は他にもあるのです。ちなみに、清水氏の主張はDNAだけで死刑にされたとも読み取れますが、判決文にもこのように書かれていますね。「犯人が1人であると仮定した場合の犯人の血液型とDNA型を併せた出現頻度は約266人に1人の割合という程度であるに過ぎず、血液型とDNA型の出現頻度のみでは、犯人と被告人とを結びつける決定的な積極的間接事実とはなりえない。」「飯塚事件絶対冤罪派」の方々は、なぜか皆さんそろって「不確かなDNAだけで死刑となった事件」と主張されていますが、裁判記録を本当に見ているのか正直言って疑問です。では次の主張はこちらS氏の主張飯塚事件においておこなわれたMCT118型の鑑定には、作為的な『操作』があった。なぜか、鑑定写真の都合のいいところだけが切り取られて証拠として提出されていた。反論実は私も、最初にFBSで放送された番組をYOUTUBEで見て「この事件は冤罪に違いない」感じたので、その後に弁護団の主張が載っているウエブサイトでこれと同様の主張がされているを見たときは「警察は証拠の捏造までしているのか」と思いました。しかしですね、裁判記録をよくよく見てみますと、再審の判決文(福岡地方裁判所平成21年 (た) 第11号)において以下の記載が確認できます。 なお、弁護人は、酒井・笠井鑑定の鑑定書添付の写真13は、X-Yバンドが出現している部分をカットすることによって、X-Yバンドの存在を隠ぺいしており、この隠ぺいは看過することが到底許されない重大な改ざんであるから、酒井・笠井鑑定の証拠能力は否定されなければならない旨主張する。しかしながら、上記写真のもととなった酒井・笠井鑑定のネガフィルム自体は保存されており、確定第1審においても、証拠として提出され(後略)え??と思い、第1審の判決文をよく見てみると石山鑑定がこのような結果になった原因について、証拠(証人石山26回、甲68、626ないし628)によると、これらの鑑定資料は、坂井・笠井鑑定の段階(後略)そして証拠の欄にはこの記載もありました。一 甲68写真13のネガフィルム1枚(甲593)そうなんですね。そもそもS氏や弁護団はネガから一部を切り取った写真が提出されていた、そして後からネガを確認したところ他者のDNA(これは実際には「エキストラバンド」(鑑定に不必要な余分な帯)と言われてますがね。)が見つかったと主張していますが、いやいや、一審の時点でネガ自体が証拠として提出されていますから。ですので当然に再審では弁護団が主張する「証拠を改ざんした」は認められておりません。これってどういうことなのでしょうか?本当に弁護団がそう思って改ざんだと主張したとすると、第1審時に提出された証拠を弁護団はきちんと見てなかったってことなのでしょうか?謎です。結局、S氏の主張の柱は崩れた(冤罪派の皆さんがよくつかわれる言葉を拝借しました)のでありますが、それでもNNN(FBS含)では飯塚事件は冤罪だと洗脳するような放送を再放送も含めて続けています。なぜなのでしょうか?この事件とは全く関係ない話ですが、以前たまたま放火の現場をスクープした滋賀県のNHKの記者が、その後もスクープが欲しくて自ら連続して放火した事件がありましたが、報道に携わる方々からすると、スクープって麻薬のようなものなのでしょうか?みなさんどのようにお考えになられますか?最後におかげさまで本ブログも多くの方にご覧いただくことができました。最初は週一くらいでぼちぼち更新しようと思っていましたが、ブログをはじめる一か月前から記事を書き溜めていた甲斐があり、週3程度の更新を行うことができました。ご覧いただきました皆様、本当にありがとうございました。飯塚事件は、最初に私がこの事件を扱うFBSの番組を見た際には「これは冤罪に違いない」と強い怒りを感じたのですが、自分の目で資料を見たり、他の方が運営されているYOUTUBEやブログを拝見した結果、FBSの報道姿勢に対し強い怒りを感じることとなりました。その後NHKの報道特集番組、民放のTVドラマ等を見て、この事件が冤罪であると感じる方々が増えることを危惧し、非力ではありますがマスコミの一方的な報道内容以外にの別の意見や考え方もあることを知っていただくことを目的にこのブログを開設しました。そろそろ書き溜めておいた記事も底を付いてきましたので、年明け以降は更新のペースは大分と落ちるかと思いますが、今後もマスコミの報道内容について検証する記事を書いていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
2022.12.31
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それでは一部の方からは右翼御用達新聞と呼ばれている産経新聞の記事も見てみましょう。 2021/9/13の記事から一部引用平成4年に福岡県で7歳の女児2人が殺害された「飯塚事件」が、新たな展開を見せている。死刑が確定し20年に執行された久間三千年(くま・みちとし)元死刑囚=執行時(70)=の妻が7月、福岡地裁に2度目の再審請求を申し立て、弁護団は事件当日に2人の女児を乗せた白い色の不審な車を目撃したとする、確定判決の目撃証言とは異なる「新証言」を提出した。死刑執行後の再審請求は、再審開始が認められれば初のケース。司法の判断が注目される。再鑑定は不可能飯塚事件の特徴は、元死刑囚が捜査段階から全面否認を貫いたことだ。第1次再審請求審では、有力な証拠とされた科警研の付着物のDNA型鑑定が、再審無罪が確定した「足利事件」とほぼ同時期に同じ手法で行われたため、その信用性が最大の争点となった。ただ、飯塚事件では鑑定試料が残されておらず、再鑑定が不可能なことが判明。第1次再審請求の1、2審決定では、DNA型鑑定について「慎重に評価すべきだ」とする一方、血液型鑑定や車の目撃証言、被害者の着衣から採取した繊維が元死刑囚の車のシートと一致する可能性が高いとする鑑定結果などから、「犯人であることが重層的に絞り込まれている」として請求を棄却した。最高裁第1小法廷も今年4月、「DNA型鑑定の証明力が別の証拠の評価を左右するとはいえず、再評価は必要ない」として退けた。淡々と事実のみを書いている印象ですね。これでも冤罪を主張する方々から見ると、一方的に警察をかばっている内容だとかいって叱られそうですけど・・・・。産経新聞の記事で評価できるところは事実を淡々と感情はあまり込めずに伝えているところでしょうか。特にFBSではあまり触れられない「DNA型鑑定について「慎重に評価すべきだ」とする一方、血液型鑑定や車の目撃証言、被害者の着衣から採取した繊維が元死刑囚の車のシートと一致する可能性が高いとする鑑定結果などから」ときちんと書かれていますうよね。FBS、それに東京新聞や最近YOUTUBEでこの事件について配信を始められた某ライターの方等の論調の柱は「証拠の柱のDNA鑑定が崩れた!!」ですから・・・。そう、裁判でもDNA型鑑定は特に証拠の柱でもなんでもなく、他の証拠と複合的に考えた結果の死刑判決なのです。しかし、免田事件に絡めて批判したい一部マスコミは、飯塚事件でもDNA鑑定が柱、いや鑑定だけで死刑になったと思わせたい意思が丸見えなんですよね。それでは、記事の続きを見てみますね。確定判決では、新証言と同日時に遺留品の発見現場近くの山道で「不審な紺色のワゴン車が停車しているのを見た」との地元男性の証言が、有力な証拠の一つとされた。男性は「メーカーはトヨタや日産ではない」「車体にラインがなかった」などと車の特徴を9つ挙げ、元死刑囚の車の特徴に当てはまっていた。弁護団は「一瞬の目撃で9つも車の特徴を述べることはあり得ない」などと指摘し、事前に元死刑囚の車を把握していた捜査官による「誘導だ」と主張する。これに対し、検察側は第1次再審請求審で、「捜査の進展に従って目撃証言が詳細になるのは自然かつ合理的だ」と反論している。はい、弁護団の主張である「一瞬の目撃で9つも車の特徴を述べることはあり得ない」も、「捜査の進展に従って目撃証言が詳細になるのは自然かつ合理的だ」との検察の反論もちゃんと載せてます。こう書いてくれると、読者側が弁護団の主張の方が説得力があると考えるのか、いやいや検察側の反論ももっともだなと考えるのか、きちんと判断することができるのです。東京新聞やFBSのように弁護団の主張のみしか報道しないスタンスを取ると当然にその記事を見た人は、この事件冤罪の可能性が高いって考えてしまう訳ですよ。実際に私もFBSに見事に騙されましたので(笑)それでは引き続き見てみましょう。DNA型鑑定なしでも… 執行からちょうど1年後の21年10月28日、久間元死刑囚の妻が遺志を継ぎ、再審請求した。審理では、女児に付着した「犯人の血痕」とされるDNA型鑑定の信用性などが焦点となった。 現場で採取された資料は残っておらず、再鑑定はできない。弁護団が科警研のDNA型鑑定の分析を依頼した本田克也・筑波大教授(法医学)は、当時の鑑定データを撮影した写真のネガフィルムを解析し、「犯人と元死刑囚とのDNA型は一致しない」とした。 さらに本田教授は科警研の血液型検査を批判し、「確定審でB型とされた犯人はAB型で、B型の元死刑囚と異なる」と指摘。弁護団はこうした分析などを新証拠として提出した。 福岡地裁の決定は、科警研の血液型検査に関する本田教授の分析を「再鑑定に基づかず、抽象的な推論に過ぎない」と一蹴。続いてDNA型鑑定については本田教授の分析を踏まえ、判定方法が異なればDNA型が一致しない可能性もあるとして、「当時の判定方法で一致したからといってただちに有罪の根拠にはできない」と述べた。足利事件の再審判決で同じ鑑定法が証拠能力を否定された点は「当時の科警研によるDNA型鑑定の一般的な信頼性に影響するわけではない」と退けた。 その上でDNA型鑑定を除いた状況証拠だけでも「元死刑囚が犯人であることについて合理的な疑いを超えた高度の立証がなされている」と判断。弁護団の新証拠に有罪を覆すだけの明白性は認められないと結論づけた。このあたりの内容は、少なくともFBSの報道ではほとんど触れられてなかったと思います。(見逃していたらすみません)この「DNA型鑑定を除いた状況証拠だけでも「元死刑囚が犯人であることについて合理的な疑いを超えた高度の立証がなされている」と判断」って非常に重要なのですよね。また、再審請求では本田教授の分析も一蹴されてるわけですが、その事実がなぜか一部ジャーナリストやライターの手にかかると「陰謀」との方向で議論がされるわけです。そして、地元選出の代議士である麻生太郎氏が絡んでいるからとか、裁判官が怪しいとか(実際にこの審理に参加した判事の方の年収などを調べて、いかにも高級取りで怪しいといった感じに書いている某ライターさんもいらっしゃいますしね。それ単なる妬みにしか見えないのですが)、もう本当に真面目に事件を論じる気があるのか疑うレベルの方々の多いことに、心底げんなりします。まあ、普通の方ならわかると思いますが、仮にライターさんが産経新聞のように淡々と事実だけ書いても、その記事は売れませんからね。何か事件の奥に大きな力が動いているとか、国家権力の陰謀とかをミックスさせる方が、記事的には反響が多いでしょうし商売になるわけです。世の中には国家権力は悪と思っている方(特に団塊世代あたりで若いころに学生運動をやっていた人あたり)は意外と多いですからね。私は産経新聞は過去に一度も取ったことはないのですが(福岡在住時は毎日新聞→西日本新聞、一番最近(とはいっても20年前)では朝日新聞読者でした)、論調が朝日と逆で右寄りといったイメージで、正直いってあまり良い印象は持ってませんでしたが、少なくとも東京新聞と比較するとまともな新聞のように感じました。みなさんはどのようにお考えになられますか。
2022.12.28
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またもや地元の雄、西本新聞の記事を見てみましょう。2018/02/04付 西日本新聞朝刊より抜粋 2008年10月28日。弁護団の徳田靖之弁護士に久間元死刑囚の執行を知らせたのは、報道機関からの電話だった。その1カ月ほど前、岩田務弁護士と共に赴いた福岡拘置所での面会が、言葉を交わした最後の機会になった。 当時、再審請求中の死刑囚の執行は回避されるのが常だった。最後の面会で、久間元死刑囚は冤罪(えんざい)を扱う雑誌の情報を基に作ったリストを示しながら「私より前に確定した死刑囚がこれだけいます。(再審請求を)急がなくて大丈夫ですよ」と話したという。「もっと早く請求していれば…」。徳田氏は、悔悟と自責の念を抱き続けている。 一貫して犯行を否認してきた元死刑囚。しかも死刑確定からわずか2年での執行に、関係者は一様に首をかしげる。「あれには驚いた。順番からしてなぜあんなに早かったのか」。元死刑囚の上告を棄却した当時の最高裁裁判長、滝井繁男氏(故人)は14年の本紙取材にそう答えている。法務省によると、08~17年の死刑執行は確定から平均5年2カ月。なぜ久間元死刑囚の執行は早かったのか。はい、ここに書かれている通り再審請求中の死刑囚の死刑執行は回避されるのが常だったはずなのに、なぜか再審請求を行なっていなかった弁護団の責任が重大だと思うのは私だけでしょうか。そして言い訳に「なぜ久間元死刑囚の執行は早かったのか。」とマスコミをたきつけるとは。その言い訳を補完するのがこの西日本新聞の記事のように思えますね。続きます。 法務省によると、1月30日現在の確定死刑囚は124人。執行は再審請求中などを除いて確定順が原則とされるが、昨年は17年ぶりに再審請求中の死刑囚が執行されている。 在任中に3人の死刑執行命令を出した小川敏夫氏は「法相の役割は(事務方から)上申のあった対象者に執行命令を出すかどうか。上申までに対象者がどう選ばれるかは知らない」と説明。久間元死刑囚については「法務官僚が主導したのではないか」と推測し、「(上申までに)恣意(しい)的な要素が入れば、なかなかチェックできない」と語った。 在任中の執行がなかった平岡秀夫氏も「早く執行する正当な理由を考えつかない」と強調。「『足利の話』が事務方から説明されたら私ならストップをかけたと思う。ただ何か思惑があるのなら、法相に説明はなかっただろう」と述べた。平岡氏といえば、確か法務大臣在任中に死刑執行命令書への署名を行わなかった方ですよね。法に逆らった法務大臣として、歴史に名を残された方です。そして引退後も、北の楽園の指導者であられる金委員長の偉大さについて称え合う「白頭山偉人称賛国際祭典」にもご出席されてらっしゃいましたよね!政治家としてのスタンスがよくわかりますね。※ちなみに小川氏も平岡氏も当時の所属は民主党(立憲民主党)。先に小川氏の「(上申までに)恣意(しい)的な要素が入れば、なかなかチェックできない」との言葉を紹介し、その後に平岡氏の言葉「何か思惑があるのなら、法相に説明はなかっただろう」を紹介する。この記事の流れから読み取れるのは、久間氏の死刑執行には何らかの法務官僚の思惑があったのではないかと訴えたいみたいですね。前回少し褒めてあげた西日本新聞ですが、残念ながら東京新聞とあまりスタンスは変わらないようです。少しは朝日新聞を見習ってほしいものです。
2022.12.26
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東京新聞、西日本新聞に続いて朝日新聞の記事も見てみましょう。朝日新聞2021年7月9日より 福岡県飯塚市で女児2人が殺害された「飯塚事件」で、殺人罪などの有罪が確定し2008年に死刑執行された久間三千年(くまみちとし)・元死刑囚(当時70)の妻が9日、2度目となる再審請求を福岡地裁に申し立てた。 確定判決によると、元死刑囚は1992年2月、登校中の小学1年の女児2人をワゴン車に乗せ、首を絞めて殺害。山中に遺棄した。妻が09年に再審請求を申し立てたが、最高裁は今年4月に請求を棄却した。 弁護団によると、今回の第2次請求では、女児が行方不明になったとされる時間帯の後、遺体遺棄現場から十数キロ離れた場所で女児2人を乗せた車を目撃した、との「新証言」を示す。証言者によると、車内にはランドセルがあり、運転していた男は体格や髪形などの特徴が元死刑囚と異なっていたとしている。 弁護団は「(新証言は)元死刑囚が犯人ではないことを立証している」と主張している。 第1次再審請求審では、証拠とされた付着物のDNA型鑑定が、再審無罪となった「足利事件」と同じ30年前の手法であったため、その信用性が最大の争点となった。最高裁決定は「鑑定を除いても、犯人であることの高度の立証がされている」との判断を示した。(布田一樹)意外とあっさりとしていますね。特に冤罪事件にに対する特集でもなく再審の二次請求に関する記事なので、こんな感じなのでしょうね。弁護団の切り札である八木山バイパスの新証言も、目撃された時間などは伏せているのでちょっと??って感じですが、東京新聞お得意のぺろりと平らげ的な書き方はありませんので、ごく普通の事実を伝える記事になっていますね。ただ一点だけ気になるのはこの部分「女児が行方不明になったとされる時間帯の後、遺体遺棄現場から十数キロ離れた場所で女児2人を乗せた車を目撃した」です。何が言いたいかといいますと、これ事件のことを全く知らない方は、行方不明なった女児と離れた場所で目撃された女児は「同じ女児」と勘違いしそうですよね。そしたら子の目撃証言の位置づけが180度変わってしまいます。多分紙面(文字数)の都合でこういった書き方になったのでしょうが。とはいえ、事実を淡々と書いたごくごく普通の新聞記事でした。
2022.12.24
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東京新聞に続き、地元の西日本新聞の記事も検証してみましょう。2018/2/2付 西日本新聞朝刊からの引用です。 目撃現場は被害女児のランドセルなどが見つかった福岡県朝倉市の通称八丁峠。目撃者の男性は事件発生の1992年2月20日に車で通り「対向車線に止まった不審車両を見た」と証言した。「紺色ワゴンで後輪ダブルタイヤ」などの特徴が久間三千年(みちとし)元死刑囚=執行時(70)=の車と一致すると確定判決は認定した。 一方、再審請求審で検察側は、弁護側の求めに応じて4通の捜査報告書を開示。その結果(1)警察への証言は同3月2日に始まり、日を追って詳細になる(2)同9日に目撃者の供述調書を作成した巡査部長(当時)が、その2日前に元死刑囚の車を「下見」していた-という新事実が判明した。 特に「下見」について弁護側は「元死刑囚を当初から疑い、その所有車両に合わせて目撃証言を誘導していった証し」と主張。ただし、当時の複数の捜査幹部は取材に対し「飯塚事件の3年前、元死刑囚の自宅近くで別の女児行方不明事件があり、当初から疑う見方はあったが、誘導なんて絶対にない」と強く否定した。 しかし目撃内容は日ごとに驚くほど詳細になっている。カーブが連続する下り坂を運転しながら、対向車線側の駐車車両を確認できたのは10秒程度。すれ違う車への注意を考えると条件はさらに厳しくなる。 本当に可能だったのか。26年も昔の話だが、目撃者本人に尋ねた。「何も記憶がないし、話すことはありません」。本人をよく知る関係者は「善意の証言だったのに疑われ続けている。彼もある意味、事件の被害者ですよ」。それ以上は聞けなかった。まず警察が捜査する際に、この事件のように異常性欲者の犯行が疑われるわけですから、何らかの要因で怪しいと思われる者たちに対して疑惑の目を向けるのは当然でしょう。まさかマスコミは、警察は過去にどんな犯行を犯していようが、また疑われるようなことを行っていようが、その者を疑うことは悪で、国民全員を平等に疑わなければならないなどと思っているのでしょうか?当然に思いこみで捜査すると冤罪となる可能性が高くなるのでそこは十分に注意は必要でしょうが、普通の人間ならば小学1年生の女児二人をあのように殺害するのは絶対に無理ですからね。3年前に女児が行方不明になっており、その際に接点があった人物を疑うのは通常の捜査の範囲だと思います。その前提で、三叉路と八丁峠で目撃された車両とよく似た車を所有している人物が、まさに3年前の事件と何らかの関りがあった訳ですから、警察がマークするのは何度も書きますが当然なのですよね。それに下見の件も、まるで隠していた新事実を発見!のような書き方ですが、実際には下見をしていたからこそ、八丁峠の証人への事情聴取時に「その車にラインはあった?」と聞けたのでしょうからね。※ちなみに事情聴取のやり方については、実は私も過去に一度だけ受けたことがあるのでこちらの記事をご参照ください。それで見たままにラインはなかったと証人の方は答えただけでしょう。想像力が豊かな人たちは、こんな普通のやり取りですら警察の誘導と主張されますが、まさか事件の事情聴取で、警官は何も質問せずに証人に自由にしゃべらせると思ってるのでしょうか?そしてこの記事でも証人の職業は東京新聞と同様に伏せられています。何かマスコミと弁護団の間で、証人が森林組合で働いていたことは伏せるようにとの取り決めでもあるのでしょうか?さらに西日本新聞様は地元の地の利を活かして、証人の方に直接取材もされているようですし、記事には「本人(証人)をよく知る関係者」とかも書かれていますので。証人の周りの方々にも色々と聞きまわっていた様子がうかがえますね。本当に迷惑な人たちです。どうせ記者の前で話したところで、その話した内容のうち記事に使われるのは、記者がその記事で訴えたい内容を補強する部分だけでしょうからね。今回の取材での証人の方のように「何も記憶がないし、話すことはありません」と話すのが一番無難でしょうね。下手に取材を拒否すると、ジャーナリスト清水氏のように「なぜここまで頑ななのか」などといかにも何か裏があるのではといったニュアンスで書かれてしまいますからね。ただし、さすが地元の雄、西日本新聞さんは清水氏や東京新聞とは違いますよね。証人をよく知る関係者の「彼もある意味、事件の被害者ですよ」とのコメントをちゃんと使ってくれてます。本当にそう思いますね。警察に協力して、裁判で証言してくださった方ですし、もちろん裁判中は残酷な事件の解決のため証言してくださったのでしょうが、結果的に被告は死刑となったわけでして、私がその立場であれば大変に複雑な心境になると思いますね。決して「死刑になってざまあみろ」とは考えれないと思います。そういえば、以前に裁判員制度での問題点として「裁判員制度のデメリットは主に裁判員の精神的な負担」と書かれていたのを見た記憶があるのですが、自身の決断で人一人を死刑にしたと思うと、精神的な負担は大きいですよね。警察や検察に対し厳しい取材をするのはよいとして、証人に対して本人が望まないのに執拗な取材をするのは本当にやめてほしいと思いますね。また「出された食事をぺろりとたいらげ論調」が得意な東京新聞ならば、この関係者のコメントも多分こんな記事にずるのではと創作してみました。【東京新聞だったら!】ある関係者が一言だけ我々に対し重い口を開いてくれた「彼もある意味、事件の被害者ですよ」それはまるで、何か誰にも知られてはならない秘密を持たされた者の苦痛を表すかのような言い方だった。とかね。自分も東京新聞なら記者で雇ってもらえそうですね(笑)え?まだまだ創作が足りませんでしょうか?確かにこんな創作レベルじゃ雇ってはもらえなさそうですね。みなさんはどのようにお考えなられますか。
2022.12.23
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東京新聞 2018/12/29からの一部引用です。だが、被害者の遺留品が見つかった山間部では、車で通りかかった男性は路肩にとまった車と男を目撃していた。タイヤのホイールキャップのラインや窓ガラスの色つきフォルム、後輪のダブルタイヤ・・・。すれ違ったわずか数秒で十数個の特徴を言い当てた。飯塚市から約20km離れた現場の山間部は、狭い国道が山を沿うように走る。記者が車で現場を通ったが、カーブに次ぐカーブで前方から目が離せない。仮に不審な車がとまっていたとしても、細かく観察できる自信はなかった。(奥村圭吾 蜘手美鶴)まさに毎回指摘する「出された食事をぺろりとたいらげ」の技が炸裂ですね。先ず、「車で通りかかった男性・・・目撃していた」って、この男性が森林組合の方であることを伏せています。偶然通りかかった人と、仕事でよくその道を通っている方とでは、道に関してどの程度慣れているのか、また不審に思ったことについてどの程度の観察力を働かせるのか、そのあたりを理解できていないでしょうか。またご自身で書いてますよね?「記者が車で現場を通ったが、カーブに次ぐカーブで前方から目が離せない。仮に不審な車がとまっていたとしても、細かく観察できる自信はなかった。」って・・・。そりゃそうですよね、普段から通り慣れていないワインディングロードで前方から目を離して運転すれば事故になります(笑)いやあ、この記事はどう見ても結論ありきで意図的に書いているとしか思えないですね。まさか記者が目撃者の職業を知らない訳はないでしょうし。もし証人の職業を知らずにこの記事を書いていたら給料もらって記事を書くレベルにはないと思います。裁判の判決文にも「平成4年当時、福岡県甘木市森林組合に勤務し、甘木市内の山林所有者から委託を受けた作業に関する現場監督、写真撮影等の業務に従事していた。」と書いてありますから。要はまともな取材はしていないってことの証明ですよね。結局のところ、結論ありきで記事を書くから、こういった表現になるわけですよ。確かに新聞はテレビとは違い放送法の縛りも関係ないので、何を書いて何を主張しようが自由な訳です。赤旗や聖教新聞を読んで、そこに書いてあることが客観的な事実に基づく記事だとは、党員と信者以外はだれも思わないですよね。それと一緒ではありますが、一応一般人向けの新聞と自負してるのであれば、まともな記事を書いてほしいものです。余談ですが、若いころに仕事の絡みで赤旗と聖教新聞を同時に取っていたことがあります(笑)暇つぶしに読んでましたが、なかなか面白かったですよ。この八丁峠の目撃証言をされた方は本当に気の毒で、記者に突撃取材されたり、いきなり元写真週刊誌の記者だった今は著名なジャーナリストから手紙を送りつけられて、返事がないから怪しい的なこと一方的に書かれたりと、まさに今現在も一方的な報道被害にあっているわけです。もし自分がその立場であれば、取材に応じたふりをして、相手が現れた瞬間にバケツの水を頭からかけてやりたいですけどね。それか、発言した内容はすべて記事にする確約を取りるか、取れない場合は取材内容をすべてYOUTUBEにUPすることを条件としますけどね。多分そしたらマスコミから逆に取材拒否されると思います。東京新聞の奥村さん、蜘手さんあなた方のお仕事は、自社の新聞の読者を自社の意見に誘導することではないのではないですか?真実を知らしめて、そのうえで何が問題なのかを提示することだと思いますよ。そして判断は一人一人の読者が行うべきなのでと思いませんか?皆さんはどのようにお考えになりますか?
2022.12.21
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実は飯塚事件で死刑となった被告は、裁判の審理の際に福岡大学医学部精神医学教室助教授による「性格鑑定」を受けています。これは、検察側が請求したものではなく、被告の弁護人が請求したものでありまして、その理由としましては、女児2名をこのような残酷かつ非道な方法で殺害している犯人は性格異常者の可能性が高い訳でして、弁護人は被告が性格異常者とは認めがたいとの考えからこの性格鑑定の実施の請求を行ったようです。そして、その時の鑑定結果が裁判記録に残されています。以下裁判記録より抜粋 弁護人は、猥褻目的で登校途中の2名の女子児童を車で拉致して、扼殺し陰部にいたずらしたうえ山中にその死体を遺棄したという本件犯行態様の残忍性冷酷性からみて、犯人は情性欠如型の性格異常者と想定されるが、被告人は、妻子を有しこれまで性格異常を示すような前科もなく、通常の社会生活を営んできたという生活歴からみて、性格異常者とは認め難いから、被告人が本件犯行を犯すようなことはあり得ず、本件のような犯罪を犯すはずがないと主張し、被告人の性格鑑定を申請し、当裁判所は、右鑑定申請を採用して、福岡大学医学部精神医学教室助教授医学博士堤啓に鑑定を依頼した。 実際の鑑定の経過については長文のためここでは省きますが、興味がある方はぜひ裁判の判決文を読んでみてください。 そしてこの鑑定の結論としましては、「この鑑定結果を単独で見た場合に、被告人を犯人と断定することはできない」と結論付けています。この部分だけ読むと、弁護人の見立て通り、被告を犯人と断定するのは難しく、やはり犯人は別にいるのでは、そしてこの事件は冤罪の可能性が高いと考えられるかと思います。しかし、裁判記録を読むと、「犯人と断定することができない」との後に「しかしながら」との接続詞が続きます。こちらも長文なので、要点だけまとめてみます。 一一 結論 以上要するに、本件において被告人と犯行との結び付き証明する直接証明はせず、情況証拠によって証明することのできる個々の情況事実は、そのどれを検討してみても、単独では被告人を犯人と断定することができないのである。(ここまでは裁判記録の原文のままです) しかしながら、 ここから判決文では、他の証拠についての要点をあげていってます。■マツダ製の後輪ダブルタイヤの紺色のワゴンタイヤの車で、リアウインドーにフィルムが貼ってあるなどといった特徴を有していたこと■被害児童であるA田及びB山の失踪場所の状況や時間帯並びに右場所と被害児同の死体及び遺留品の発見場所との位置関係や遺留品の発見現場で目撃された不審車両の発見時間からして、失踪場所等についての土地勘を有するものであると推測されること■被害児童が犯人車に乗せられた機会に付着したと認められる繊維片が発見されているところ、これらの繊維片は被告人と同型のマツダステーションワゴン・ウエストコーストに使用されている座席シートの繊維片である可能性が高い■被告人車の後部座席シートから血痕と尿痕が検出され、血痕については、被害児童のうちのA田と血液型を同じくするO型であること、尿痕については人尿であることが判明■被害児同2名とも失禁と出血があり、これらは犯人が被害児童を殺害した際に生じたものであると認められる■被害児童の体は生前あるいは死亡後に犯人車と接触していることが明らかであるから、犯人車には被害児童の右尿や血痕が付着している可能性があるということができる。■血痕等が被告人がに付着していた原因については、被告人が犯人であるとすれば、被害児童であるA田らを被告人車内で殺害するか、あるいは、その後、A田らの死体を死体発見現場まで被告人車で運んだときに右の血痕等が付着したものとして、合理的に説明することができる■死体の腹部付近の木の枝に付着していた血痕並びにA田及びB山の膣内容及び膣周辺から採取した血液の中に被害児童以外の犯人に由来すると認められる血痕ないし血液が混在していたのであり、仮に犯人が1人であるとした場合には、その犯人の血液型はB型、DNA型はMCT118型が16-26型であって、被告人のそれと一致■被告人が本件当時糖尿病による亀頭包皮炎に罹患していたため、被告人の亀頭が被害児童の膣等に接触した際の刺激によって出したものであるとして、合理的に説明できる■被害児童が失踪した時間である午前8時30分ころに失踪現場を通過することになり、被害児童が失踪した時間帯及び失踪現場は、被告人が妻を勤務先に被告人車で送った後、被告人方に帰る途中の時間帯と通路にあたっていた可能性がある■被告人にはアリバイが成立しないのであるから、被告人に犯行の機会のあったことが明らかであること ここからは原文に戻ります。 以上のような諸情況を総合すれば、本件において被告人が犯人であることについては、合理的な疑いを超えて認定することができるのであって、そこから翻って見ると、被害児道が最後に目撃された現場及び遺留品発見現場において目撃された紺色ボンゴは犯人車である被告人車であり、それを運転していたのは被告人であると認定することができる。 つまり裁判では、性格鑑定だけを単独で見るとそれだけで被告を犯人と断定することはできないが、その他の証拠との関係を鑑みると、被告を犯人と認定することができると結論付けています。そして性格鑑定の結果のまとめがこちらです。鑑定主文では、被告人は情性欠如型(*1)の性格異常者と判断され、その偏りの内容は、人との協調性や共感性、対人関係を円滑に運ぶ技能が不足しており、感情も冷淡で相手の気持ちや立場を思いやって行動するといった成熟度が乏しく、願望や欲動をすぐに満たしたいとする傾向が強く、特に、刺激が強まる状況では、現実的に対処していくことが出来ずにいる、もっとも、葛藤がない平常時には、標準的な物事の受け止め方ができ、性格の偏りの程度は、中程度のものと認められるが、状況によっては重度のものに揺れ動くと考えられ、ストレス状況では、犯罪を犯す本来的な傾向を十分もっていると判断された。【参考】(*1)同情、哀れみ、良心、恥、後悔などを感じない人々。他人の苦しみに鈍感なだけでなく、自分の将来にも無関心になります。普通の人は、人を傷つければ良心が痛むのですが、このタイプの人はなんとも思いません。 殺人、強盗、レイプなど、凶悪で残忍な犯行も平気で起こしてしまいます。人生の早い時期から犯罪を犯すタイプで、犯行を繰り返します。多くの犯罪者がこの傾向を持っています。どうでしょうか?この性格鑑定の結果を見ると、やはり被告が犯行を行ったのではと感じられる方が多いのではないでしょうか。冤罪を主張する方々は、何かにつけて「警察による証言の誘導」「警察の証拠の捏造」といった論調に持っていこうとされますが、この鑑定は被告の弁護人が求めて実施したものであり、警察の誘導や捏造とは一切関係ないことは普通に考えればご理解いただけるかと思います。その結果がこれですからね・・・。ちなみに、仮にFBSが飯塚事件の放送の中でこの性格鑑定の件に触れるとすれば、これは私の予断と偏見ではありますが、多分「本件において被告人と犯行との結び付き証明する直接証明はせず、情況証拠によって証明することのできる個々の情況事実は、そのどれを検討してみても、単独では被告人を犯人と断定することができないのである。」の部分にのみに焦点を当てるのではないでしょうか。FBSも、あの裁判記録の長文の文章の中から、この性格鑑定の部分を実際に読む人はほとんどいないことがわかっているでしょうからね。このように、裁判記録から飯塚事件の証拠といわれるものをすべて確認してみると、この裁判で犯人であるとの判決が下された理由がご理解いただけるかと思います。可能性を考えたときに、これだけの証拠についてほぼ全てに当てはまる人物が存在しており、その人物の性格鑑定の結果、「情性欠如型の性格異常者」と判断されています。それらを考慮すると、犯人が他に存在する確率(つまり被告と同様に多くの証拠に当てはまる性格異常者が存在する確率)は、ほぼゼロに近いといっても言い過ぎではないかと思います。みなさんはどのようにお考えですか?
2022.12.19
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ツイッターで飯塚事件は冤罪なのか?とつぶやくと、どこからともなく現れる困ったおじいちゃんこと「(仮名)らららのおじいちゃん」ですが、いきなりどこからともなくやってきて、一方的に不愉快な絡み方をしてその上しつこい。今回は、その方のしつこさをご紹介しつつ、もしあなたのツイートにこのおじいちゃんが絡んできたときの対処方法を含めて、書いてみようと思います。先ずはこちらある方への嫌がらせのようなしつこいツイートです。同じ方への執拗な「被告は立派な人でした。」とのコメント。それも、そもそもこの絡まれている方のツイートは、別の方の意見に対するツイートなのですが、いきなり横から参戦してきて先方には相手されていないにも関わらずしつこく絡んできます。これってもう悪質な嫌がらせとしか思えないですよねこちらは、しつこく絡んだために、その方から「やめて」と言われても、まだそれでも執拗に絡んでいたときのツイートです。どうですか?わかります?もうやめてとお願いするツイートに二度までも反応するこのしつこさ。ちょっとやばいですよね。もう、ほとんどス●ーカーの嫌がらせですよそれと、このおじいちゃん、実はある別の女性の方になんと二か月ほど絡んでいたのですが、なぜそこまでしつこく絡むのか彼に聞いてみました。するとその答えは「こちらの話に常に反論されるので長々として応答になっていました。」とのこと・・・。いきなりやってきて何の根拠も証拠もない希望的観測ベースの妄想頼りの推理を押し付けられたら、普通の人なら「それは違うでしょう」って反論するででしょう。そしたら今度はその反論に対し頓珍漢な妄想、いや推理を繰り返すのだから、そりゃあ終わらないですわね。ちなみにこの方が飯塚事件についてどのような意見をおっしゃっていたのかについては、こちらの記事をご覧ください。もう本当にひどい内容で正直笑うしかないような内容ですからなおこのおじいちゃんへの対処法ですが、それはありません人の話は一切聞かない、自分の主張のみ押し付ける、理解力が足りない、しつこい、礼儀知らず、わがまま、間違っても絶対に謝らない・・・・ですので、もしあなたがツイッターで飯塚事件のことを呟いた際にこのおじいちゃんが現れたら、すぐにブロックするか一切無視することをお奨めします。なお、このおじいちゃんの見分け方ですが、あやしいなと思ったら以下の質問をしてみてください。質問「真犯人は誰?」もしおじいちゃんならきっとこう答えます。「坊主頭で宗教関係の仕事をしており、檀家周りで飯塚の地理に詳しい木曜日が休みの男性。乗っていた車は外からだけ丸見えの特殊フィルムを貼った白い軽自動車。」余談ですが、先日、岸田総理が軍事費拡大についての説明を行い、その際に批判として「戦争をおこなさないためには外交努力(話し合い)が重要なのだ!」との意見があちこちであがっており(自分もその事自体は否定しませんが)ましたが、このおじいちゃんがもし敵国だとしたら、絶対に話し合いは無理ですからね。総理が言うように「反撃能力(敵基地攻撃)」も必要なのだと、思わず納得させられましたわ本当に困ったおじいちゃんです。
2022.12.17
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飯塚事件を冤罪と主張する方の意見として、被告の刑の執行が異様に早かったのは、冤罪を証明されるのを恐れた国が意図的に早く刑を執行したといった陰謀論の声を多く聞きますね。最近、国営放送が制作したテレビドラマでも冤罪をテーマとした番組が放送中とのことで、番組ではいかにも怪しい政治家が登場して、その政治家が刑の執行を速めた黒幕のような取り扱いをされているみたいでその影響もあるようですが・・・。ちなみに私はテレビはスポーツとニュース以外は基本ほぼ見ないのでそのドラマも視聴しておりません。さて、この刑の執行が異様に速いといった意見については、2点疑問があります。先ずは実際そうだったのかという事実関係ですね。確かに私も最初この事実を知った時に「2年とは早いな」と正直感じました。それは、死刑が執行されるとニュースで報道されますが、私のイメージとして死刑とは刑が確定してから10年近く経ってから執行されることが多いように、なんとなく感じていたからです。死刑執行のニュースを見た際に「あの事件、ようやく死刑が執行されたのだな」と思うことが多かったからでしょうね。裁判含めると事件から10年以上はざらですので。ただし、実際に被告の刑が執行された2008年を見てみると、意外と2~3年で執行されている死刑囚が多いのに気づかされます。以下ネットで調べた刑の確定から執行まで比較的短いケースの事例です。M氏61歳 判決確定2005/3/3 執行2008/4/10(約3年1か月)R氏37歳 判決確定2005/10/17 執行2008/6/17(約2年8か月)M氏45歳 判決確定2006/1/17 執行2008/6/17(約2年5か月)Y氏73歳 判決確定2005/1/25 執行2008/6/17(約2年5か月)Y氏68歳 判決確定2006/4/4 執行2008/9/11(約2年5か月)H氏61歳 判決確定2006/9/1 執行2008/9/11(約2年)T氏55歳 判決確定2006/12/20 執行2008/10/28(約1年11か月)そして飯塚事件では被告70歳 判決確定2006/9/8 執行2008/10/28(2年2か月)当然、2008年にも確定から執行まで10年以上経過している事例もあるので、一概にこの時期は死刑の執行が全体的に早かったとまでは断言しませんが、少なくとも2008年には2~3年で執行された事例が複数あったことは事実ですね。そこともう一点、気になることがあります。それは、東京新聞の以下の記事(2018/12/29)の抜粋をご覧ください。「私はまだ死刑確定の新参者。時間はあるから、慌てなくてもいいですよ。」2008年9月、暑さが残る福岡拘置所。その日の死刑囚はいつもより明るかった。面会室のアクリル板越しに、弁護人らに見せたA4の紙。確定順に死刑囚の名前が並ぶ中、自身の名前は後ろの方に記されていた。再審請求の準備を焦る弁護人をなだめるように「私はやっていないから、必ず罪は晴れます。」しかしこの面会から39日後、久間三千年死刑囚の刑は想定外の速さで執行された。(中略)当時死刑から確定から執行まで5.6年かかるのが一般的で、約2年で執行されるのは予想外だった。DNA型鑑定に誤りがあることを示そうと、再審請求に必要な新証拠を探している最中だった。これは久間氏が弁護士に語った発言を記者が弁護士から聞いて記事にしているのですが、先ほどの執行の期間を見て何か気になりませんか?それでは私が感じた疑問点を羅列しますね。・過去の事例を見ても、死刑の執行は決して判決の確定順ではないはず・確定から執行まで5,6年とあるが、実際に2008年は2~3年以内で執行された事例が複数ある・この記事から弁護士が接見したのは2008/9/19前後(この面会から39日後に執行とあるので)だと思われるが、そのつい1週間前に刑確定から3年以内で執行された死刑囚が2名いたこのことは弁護士であれば当然知っている内容ですよね。その事実、特に2008/9/11に執行された2件の事例のことを久間氏は知っていたのか?知っていれば当然本人は焦ると思います。また弁護士も知っていれば当然伝えると思うのですが・・・・。この記事での久間氏の発言が事実であれば、弁護士はそれらの事実を伝えていなかったことになりませんか?もし自分が久間氏の家族であれば、もっと早く再審請求を行っていればと悔やむだろうと思いますよ。それにもし、私が冤罪で死刑判決を受けたと仮定すれば、多分弁護団に対して1日でも早く再審請求をしてくださいとお願いすると思いますけど。また、この記事によると、弁護団は判決ではそう重要視されていないDNA鑑定の誤りを示そうとして時間がかかっていたわけですよね?私が弁護士の立場ならば、仮にDNA鑑定の誤りを示したところで判決が覆る可能性は低いだろうと考えますので、繊維片の調査(弁護団は国産車でごく一般的に使われている主張)を最優先に、あとは八丁峠で目撃された紺のワンボックス車に乗っていた男性(被告の犯行でなければ別人のはず)探しに焦点を絞って調査したのではないかと思いますね。ま、そんなのは今だから言える結果論であることは重々承知ですが、事件発生からこの時点だと16年。同じ繊維を使った車の割り出しも、八丁峠で目撃された男性探しも、少なくとも30年経過した今よりも十分に可能性はあったかと思います。しかし何よりも、なぜ2008年は少なくとも久間氏の刑の執行までに5名が死刑確定から3年以内に刑が執行されているのにも関わらず、久間氏は再審請求を焦っていなかったのか?久間氏はその事実を弁護士から伝えられていたのか?どうしてもぬぐえない疑問ですね。最後に、テレビのドラマを見て、飯塚市で発生した事件なので麻生太郎氏がこの刑の執行に絡んでいると主張する方々に一言いいたい。もし本当にそう確信されているのであれば、こんな国からは早く脱出した方がよいと思いますよ。一政治家が三権分立を無視して、好き勝手に死刑執行を操れる国なんて、わざわざ税金納めて暮らすに値しないですからね。さっさと亡命されることをお奨めします。それか革命でも起こすかでしょうね。あ、私はそこまで日本はひどい国とは思っておりませんので亡命も革命も遠慮させていただきますけど。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2022.12.15
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今回はFBSイチオシでもあります「八木山バイパスで目撃された真犯人説」に絞って検証してみます。それでは、以下が弁護団が真犯人を目撃したとされるAさんの証言について説明した内容です。 Aさんは当日、100万円の売掛金が回収できなかった帰途でイライラし、さらに前方をノロノロと走行していた軽自動車にイライラして「どんな奴が運転しているのか」と運転手を注視しており、「単なる追い越し時の目撃にとどまらなかった」とみる。平日の午前中にランドセルを背負った子どもが車に乗っている状況を不審に思い、「まさか誘拐ではないか」と直感したことも挙げて、「強い印象を抱いた、つまり強い記銘力が働いた」と分析している。 また、警察官の事情聴取を受けたり久間さんの初公判を傍聴したりと、Aさんが目撃内容を確認する機会がその後も反復しており、記憶が明確化されて維持されたと指摘している。 目撃した軽自動車が向かっていたのは遺体発見現場とは違う方向だったが、弁護団はゆっくり走行していたことなどと併せて、運転していた男性が犯行の場所を思い迷っていたためではないかと見立てている。正直言って突っ込みどころが満載なのですが、順を追って検証してみましょう。目撃された少女の人相について目撃してから28年経った時のAさんの証言に基づく弁護団の主張について考えてみます。さて、みなさんは28年前に何をやってらっしゃいましたか?まだ生まれてすらなかった方も多いと思います。28年というと、その頃20歳の方でもすでに48歳ですね。それではみなさんに考えてもらいたいのですが、28年前に一度だけ会ったことがある人で、しかし何らかの理由でとても強い印象を抱いた人の顔を思い浮かべてみてください。そうですね、自分も思い浮かべてみました。約25年前のことです。ある大阪のターミナル駅の近くを歩いていたときに、いきなり後ろから女性連れで歩いてきた50代くらいの男性に肩をぶつけられました。びっくりして後ろを振り向くと、その男性は私に向かっていきなり大きな声で「どこ向いて歩いとるんじゃ」と怒鳴りつけました。自分も若く血気盛んな頃でしたので、その男性に対して「お前の方がぶつかって来たんだろうが」(今ならばその場で「すみません」と謝ってしまうと思います)と言い返して、その場で数十秒ほどにらみ合いになったのです。このままだと殴り合いになりそうな雰囲気でもありましたが、相手の連れの女性の方が「もうやめなさい、君(私のこと)も別にいいでしょう、怪我したわけじゃないのだから」と言われて、ふと我に返りにらみ合いをやめたら、相手の男性は「気をつけろよ」と捨て台詞を吐いてその場を去っていきました。向こうからぶつかってきておいてなんだその捨てセリフは(怒)と、こちらも大概頭にきましたので、その男性がその先の交差点を曲がって見えなくなるまで視線はあとを追っておりましたが、そうですね、そのやり取りは25年たった今でもよく覚えています。しかし、正直これだけ年数が経ってしまうと、その男性の人相、例えばそうですね、芸能人で言えば誰に似ているかとか、顔の特徴を細かく思い出すのはちょっと無理ですね。顔以外のこと、例えば服装(水色っぽい色のシャツを着ていた)や髪型(パンチパーマ)、その男性に遭遇した場所(駅近くの鍵屋さんとパチンコ屋が並んでいた向かい合った交差点の前)のことはよく記憶しておりますが、どうも人相と違い、服の色やお店の見た目などは人の記憶に残りやすいみたいですね。実際に、ある大学の研究結果では人間が顔を覚えることができるのは平均で5,000人だとか。当然年齢を重ねる毎に、仕事などで新しい人との出会いが増えていきますので、過去に一度だけ見たことがある人の顔を細かく記憶しておくことは難しいのだと思います。ですのでAさんも、目撃した女児の人相ではなく、表情についての証言になっているのではないでしょうか。そこで改めて弁護団が語ったAさんが目撃した人の証言を見てみましょう。「運転していたのは、坊主頭で、細い体で、当時45歳だったAさんより少し若いくらいの男性でした。Aさんは追い抜きながら、後部座席におかっぱ頭をした小学校低学年の女の子がいるのに気が付きました。その子が寂しそうな恨めしそうな、今にも泣きだしそうな表情でAさんのほうを見つめていました。その子は、赤いランドセルを背負っていました。また、後部座席には、もう一人の女の子が横になっていました。その子の横にもランドセルが見えました。平日の午前中でした。家族でドライブしているようにはとても見えませんし、何よりも女の子の表情が異常だったので、異様な光景でした。一瞬、誘拐じゃないかと頭をよぎりましたが、2人も誘拐するなんてないだろうと思い返して、そのまま運転を続けました。」この通り細かな人相に関する証言はありません。形がある物、車やランドセルや髪型については具体的ですが、人相については表情のみです。それも「寂しそうな恨めしそうな、今にも泣きだしそうな表情」とのことです。それって果たしてどんな表情なのでしょうね?内容も異常だったとか異様だったとか、証人の感情が満載の証言になっています。以前ツイッターでも書きましたが、阪神タイガースのガンケル投手は、顔つきがいつも困ったような顔に見えるのですが、この証人Aさんが初めてガンケル選手を見たらきっと「なにか困ったような今にも泣き出しそうな表情でこちらを見ていた。異様だった。」と証言しちゃいそうですよね。白いワンボックスタイプの軽自動車が向かった場所Aさんの証言に対して弁護団は「目撃した軽自動車が向かっていたのは遺体発見現場とは違う方向だったが、弁護団はゆっくり走行していたことなどと併せて、運転していた男性が犯行の場所を思い迷っていたためではないかと見立てている。」これについては、この弁護団のみなさんはどれほどこの証言について検証を行ったのか、言い方がきついかもしれませんが「真面目に事件のことを考えているのか」と思うほどのレベルだと感じました。先ず被害者が行方不明となった場所と八木山バイパスに入るためのICの場所と目撃された場所の位置を認識すれば、この意見だと犯人は2時間以上も女児2名を連れ去った場所の近くで犯行場所を思い悩んでいたことになります。※それぞれの位置関係はこちらの図を見てください。ちなみに八木山バイパスは、一般道に降りることができる場所も限られています。目撃された場所から福岡方面に向かっていますので、向かった場所は大山積神社近くから国道201号線に降りたか、若しくは笹栗ICでやはり国道201号線に降りたか、そのまま福岡東バイパスに入ったかの何れかではないかと思われますね。もし真犯人の目的地が、八木山バイパスから国道201号線に降りた場所の近くだとすれば、女児2名を誘拐した犯人がわざわざ交通量が多い八木山バイパスを通ったのはなぜなのか疑問です。犯行現場からであればそのまま201号線を走った方がすれ違う車は絶対に少ないはずです。それについては、犯罪を犯している訳なので急いでいたからだろうと言った意見もありますが、それならなぜ犯人は2時間も犯行現場付近でウロウロしたでしょうか?2時間あれば、犯行現場から結構遠い場所まで移動することができたはずです。もし、犯行現場付近で目立たないように隠れていたりしていた、つまり用心深い犯人だったとすれば、交通量も201号線の方が八木山バイパスよりはるかに少ないですし、この方面だと県道60号線から435号線を通れば、この県道は山間部を走る交通量の少ない道路ですので、すれ違う車もバイパスと比べると雲泥の差です。真犯人の目的地がもっと遠い場所と仮定すると、八木山バイパスから福岡東バイパスに入ると、その先は九州の大動脈、九州自動車道の福岡ICと繋がっていますので、真犯人が向かった場所については福岡県南部から熊本方面、また西九州自動車道の範囲まで考慮すれば佐賀県あたりまで対象範囲を考える必要があるかと思います。確かに真犯人は、福岡県南部に住んでいたと仮定すると、自宅から小郡・甘木を経由して八丁峠まで遺留品などを遺棄することもそんなに違和感はないですが、そう考えると、犯行現場からであれば八木山バイパスではなく、県道90号線から国道200号線を使うのではないかと思いますね。高速道路って一般道と比べ交通量も多いしカメラの設置場所も多いですし、何よりもこの頃はETCもなかった時代ですので当然通行時には通行券の発行を受けますから証拠が残りやすいわけです。つまり、真犯人は飯塚から離れた遠方に逃げたのか、それとも犯行現場から比較的近い場所に向かったのか?どちらも納得性が無い行動なのですよね。こうやって、地元の地理と犯行時間等の条件を当てはめていくと、この真犯人説が正しいものと判断できる根拠の少なさに気が付くかと思います。真犯人は、地方の中核都市でもある飯塚市内で、少女二人を外から丸見えの車に乗せた状態で2時間以上も身を潜めたにも関わらず、なぜか通行量が多い八木山バイパスを選び自宅へ移動。急いでいたのか慎重に行動していたのか、どちらにも当てはまらない行動を取っています。そのうえで一番の疑問は何と言っても死亡推定時刻と目撃された時間の2時間以上のズレ。他の記事でもしつこく何度も言っておりますが、被害者の死亡推定時刻は8時30分から9時の間。Aさんの目撃時間は午前11時。多少は死亡推定時間のずれもあるかもしれませんが、逃亡に費やした時間を考えると、11時に目撃されてから女児2名を殺害するまでに、最低でも1時間、移動した場所を遠方と考えるともっとそれよりも時間は掛かっていると思います。解剖により推定された死亡時刻との乖離の幅がどんどん広がっていきますね。となりますと、犯人は被害者に朝食の内容を聞き出して、ほぼ同じものを用意して食べさせたうえに、A子ちゃんにだけキャベツを食べさせたことになるのですが、もうほぼありえないですね。単純に「真犯人を見たと証言する人がいる。その証人は実名で顔も出しているから正しいはずだ。真犯人がいるとなれば飯塚事件は冤罪に違いない!」と声高に叫ぶことは簡単なのですけども、地理や時間など、細かな要素を一つ一つ検証していくと、「なぜ?」と思うことが多い訳でして、この真犯人説は客観的に考えた場合、地理的要素や時間を考えると到底無理があると言わざるを得ないのですよ。それでも犯行当時の11時に、真犯人は被害者二人を乗せて八木山バイパスを福岡方面に走っていったに違いないと思われる方がいらっしゃいましたら、ぜひその目撃された男が真犯人であると考えるに至った(ご自身の感性以外の)理由をご指摘ください。その件についても深く深く検証してみますので。
2022.12.13
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飯塚事件における重要な証拠の一つに、被告の所有していた車(マツダボンゴ)のシートの繊維と、被害者の衣服に付着していた繊維片が同じものである可能性が高いことがあげられます。また、被害者のうち一人は、事件当日は新品で購入した衣服をその日に初めて着用したこともわかっています。繊維片については、これは繊維メーカーの協力も得て鑑定しており、実際に繊維の材質を科学的に検証した結果導き出された証拠でもあります。しかし弁護団は「問題の繊維の原糸は本人所有車両以外にも他車・他種の車両のシートに広く使われている」と主張されています。それならば、さっさと他の車のシートの繊維とボンゴのシートの繊維を比較すればよいのではないかと思いますし、特に他種の車のシートに広く使われているのであれば、こちらもさっさと弁護団側が実証すれば済む話なのになぜその作業を行わないのでしょうか?先方の主張通り、広く一般的に使われているのであれば、メーカーなどに確認すればすぐに特定できる筈なのですけどね。本当に不思議ですね。ちなみにボンゴのシートからは、尿痕と血痕も見つかっており、鑑定の結果も被害者と血液型とDNA型が一致しています。こちらが裁判記録ですね。 (四) ところで、捜査機関は、被害児童の着衣に付着していた繊維片と被告人車の座席シートに使われていた生地の原糸との異同識別について、東レに鑑定を嘱託するため、被告人車の後部座席のシート生地を約10センチメートル角の大きさに切り取っていた(切り取ったのは別紙2記載のEの部分である。)が、平成6年4月25日に至って、同部分においてむき出しになっていたスポンジ部分に血痕様のものが付着しているのを発見した(証人I田I子 甲484)。また、捜査機関は、翌26日、東レ応接室において、右鑑定を行った株式会社東レリサーチセンター無機分析化学第2研究室の室長であるO田O男立会いの下に、切り取ったシート生地の裏側にも血痕様のものが付着しているのを発見した(証人I田、O田 甲485)。さらに、捜査機関は、同月18日、被告人車の後部座席の一部について、実況見分を実施した結果、シート生地の裏側及びその下のスポンジ部分に血痕様の斑痕があるのを発見した(甲487)。そこで、捜査機関は、同年5月9日、科警研に対して、東レ応接室で発見したシート生地裏側の血痕様のもの及び同年4月28日の実況見分の結果発見されたシート生地裏側の血痕様のものについて、血液型及びDNA型等の鑑定を嘱託した(甲489)。 (五) 坂井ほか1名は、平成6年5月23日から同年12月8日までの間、前記嘱託に基づいて鑑定をした(甲490)。その結果、東レ応接室で発見したシート生地裏側の2か所((ア)約1.5センチメートル角の茶褐色の斑痕、(イ)約2センチメートル掛ける2.5センチメートル大の淡褐色の斑痕)から大血痕が検出され、そのうち(ア)については、血液型がA田と同じO型、DNA型のうちGc型もA田と同じC型であることが判明した。また、(イ)については、血液型が恐らくO型であることが判明したが、DNA型を検出することはできなかった。他方、同年4月28日の実況見分の結果発見されたシート生地裏側の血痕様のものについては、ヒト血痕であるかどうかを明らかにすることができなかった。つまり、被害者が当日初めて着用した新品の衣服に付着した繊維片と同じ繊維が使われた車のシートから、被害者と一致する血液型とDNA型が検出されています。ちなみに被告の載っていた車と同じ車種(ボンゴ)の車は、被害者が行方不明となった場所と、被害者の遺留品が見つかった場所の近くでも4人もの証人に目撃されています。→※詳細はこちらの日記をご参照ください。これらの証拠から普通に考えて、事件当日に被害者はボンゴに乗せられ、その後に車内で尿痕と血痕を残すこととなった何らかの被害を受けたと考えるのが適当だと思いますけどね。これに対する弁護団の反証が本当にお粗末なんですね。はいこちらです。血痕や尿痕は他の機会に付着した可能性血痕の血液型やGc型のDNA型はその種類の少なさに照らして犯人特定の手段にはならない確かに証拠がシートに付着した血痕等だけであればおっしゃることも理解できますが、他にも多くの証拠があるわけですね。それに、ボンゴのシートに血痕や尿痕を残すような他の事象があったかについても、実際に被告が中古で購入して乗っていたボンゴを新車で購入した前の所有者は「全く心当たりはない」と証言していますし、ボンゴを中古で購入した被告を含む家族についても「記憶がない」と証言しています。つまり弁護団が主張する「他の機会に付着した可能性」はほぼないといっても良いかと思います。このあたりの話も、FBSの報道番組で紹介された記憶がありませんがなぜなのでしょうね?また、冤罪を主張する方がよく「最初に見つからなかった血痕が後から出たのは警察が証拠を捏造したから」とおっしゃいますが、裁判記録には東レの社員が最初にシートの生地を警察から預かった際に「むき出しになっていたスポンジ部分に血痕の様のものが付着しているのを発見した」としっかりと書かれていますね。まさか民間企業の社員が警察や検察ともと結託して虚偽の報告をしたとでも言いたいのでしょうか?そんなことあり得ませんよね。もうここまで行くと、FBSの番組製作スタッフは刑事物のテレビドラマの見すぎじゃないかと疑うレベルです。きっと、テレ朝の「相棒」を毎回見て「警察の上層部は汚い」とか「警察幹部は政治家ともつながっている」とか「俺たち正義のマスコミが悪事を暴いてやるぞ!」とか、本気で思っているのではないかとすら思えてしまいます。多分FBSの番組だけを見て、このブログをご覧になった方からすると、このブログで初めて耳にする話は多いかと思います。こちらもFBSが意図的にかどうかまではわかりませんが、放送で無視した証拠を皆さんに見てもらいたいといった思いでこのブログを書いていますので、当然にFBSに対する批判的な書き方となっています。ぜひ読んで見られたご意見等を、コメントでお聞かせいただけるとうれしいです。
2022.12.11
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Twitterで「飯塚事件」で検索すると、冤罪を主張される方や冤罪ではないのではと主張される方が、それぞれいろんな意見を発してられおりますが、その中でも特に異色の存在。飯塚事件は冤罪以外には考えられないと強く主張されるらららのおじいちゃん(仮名)といった方がいらっしゃいます。以前も記事にしましたが、ツイッターで「飯塚事件は冤罪ではないのでは」といった内容のツイートをすると、どこからともなくやってきて一方的に「冤罪です」「警察はインチキ」「証拠は捏造」「被告は立派な人」などと、それはそれは本当に、エンドレスでしつこくリプされるのですが、そのおじいちゃん、趣味は推理のようで、飯塚事件について自分なりの推理をよく行ってらっしゃいます。私も事件のことに興味を持ち、他の方が運営されているブログやYOUTUBE、それにネットで弁護団の主張や裁判記録などを読んでみて、自分なりの事件についていろいろと推測したことがあります。それは推理というよりも、自分の経験などにを根拠にした感想といいますか、実際に警察の事情聴取を受けたことや、犯行現場の秋月街道を通行したときの体験に基づいた考えなのですが、このおじいちゃん、多分ですが飯塚の地理にも疎く(あまり地理には興味はないみたいです)、車の運転もできない(登坂車線の意味すらわかってない)、そのうえ一般常識にも疎く(多分民間企業で働いた経験があまりなさそう)そのおかげか、推理内容が本当にぶっ飛んでまして凄いのです!今日は、自分とそのおじいちゃんのやりとりから、そのぶっ飛んだ推理を皆さんにもご覧いただきましょう!◆福岡市は野鳥の宝庫?これは、おじいちゃんが主張する「八丁峠で目撃された男は事件には関係ないはず」とのやり取りの中での一コマです。はい、福岡市(事件があったのは福岡市ではありませんが)はどうもおじいちゃん的には野鳥の宝庫らしく、八丁峠で目撃された男は「野鳥の観察に来たのでは?」との推理を補完するためのご意見です。ちなみになぜ野鳥かといいますと、このあたりの地名が「野鳥(のとり)」なんですね。「のとり」だから「やちょう」の捕獲に来た業者だろうとは・・・。そしてその後にはこちらのツイートも・・・。メジロの捕獲業者ではないかとの妄想、いや推理だそうです。そもそも日本全国どこでも野鳥の捕獲は禁止されていますからね。そんなことも御存じではないみたいです。◆昼食を食べていないから午前中に死亡したは間違い?被害者の死亡推定時刻については、解剖により胃の内容物に消化された朝食が残存してたことから、その消化状況で朝食を食べた後、1~2時間と推定されていますが、おじいちゃんはそういった科学的は意見はお気に召さないようです。つまり、朝食が胃に残っていたのは昼食を食べていないからなので、死亡推定時刻はもっと遅い時刻であるとの主張ですね。昼食食べなければ朝食が長時間胃に残っていると思ってらっしゃるようですね。どうも人間と牛の胃の区別すらついていないようですね。このおじいちゃんは。◆檀家周りの坊主が怪しい弁護団が主張する真犯人の可能性がある人物が坊主頭だったことからのおじちゃんの推理です。檀家周りで飯塚の地理にも詳しいらしいですよ。しかしここまで短絡的な推理があよくできるものですね。お孫さんとかいたら絶対に馬鹿にされそうですね。ちなみに他の坊主頭の職業のことが気になります。◆外から丸見えマジックフィルム!こちらは、真犯人ではないのかと主張する八木山バイパスで目撃された車についてのおじいちゃんの考察です。普通、犯行を計画する人間が、車の内側から外が見えずに、外からは丸見えのフィルムをわざわざ貼りますかね?おじいちゃんは誘拐した被害者に車外を見られたくないからとの御主張でしたが、それなら外からも見えないフィルム貼りますよね。もう発想が飛びすぎです。◆目撃者は川上哲治氏だった?このやり取りを行ったのは私ではないのですが、ある方とおじいちゃんとのやり取りの中で、真犯人らしき男を見たと証言した方が、登坂車線で追い抜きざまだったので詳細に見ることができるのかといった疑問への彼なりの回答です。確かに時速140kmの投球が止まって見える能力がある人ならば、どんな証言も信憑性は増すでしょうね。もう本当にああ言えばこう言う。第一次反抗期を迎えた子供のような主張ですよね。◆犯人は紳士的な人?もうこのあたりになると洒落では済まされないですよね。あれだけ残酷な犯罪を犯したであろう犯人が、俺は乱暴にあつかっていない(遺体を崖から投げ捨てているのに?)と言いたいがために、わざわざ被害者の自宅の電話番号を調べ(ちなみにおじいちゃんの推理では犯人は飯塚には住んでいませんのでどうやって調べたのかは?です。)、一言言わねばと言い訳のための電話を掛けたそうです。もうここまで来たらなんでもありですね。◆警察が身振りで・・・・?これもひどい。推理という範疇を超えて警察と証人のことを冒涜くしていますよね。犯人のものと思われる車が目撃された場所で被害者の遺留品が見つかっています。これは警察が、その場所を証人に教えるために身振りで教えたとのご主張です。当たり前ですが何の根拠もありません。ちなみにこれだけふざけた頓珍漢な推理を人に押し付けておいて、こちらが「それはないだろう」と意見すると、おじいちゃんからこういった反論をいただくこととなります。こんな頓珍漢な推理なのに・・・・全てがおかしな推理なのに・・・・・・違うと思われるところを具体的に示せとは・・・・・。もうお手上げですね・・・・。しかし、こんな頓珍漢な推理を下手したら一か月以上聞かされるのは、もう拷問に近いですね。ちなみにここで紹介しましたおじいちゃんの推理はまだまだ序の口です。まったく困ったものですね。やれやれ。
2022.12.09
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私がこの事件に興味を持ったのは、マスコミの報道の仕方があまりにも極端だと感じたからです。一部冤罪支持派の方からは、「飯塚事件の冤罪を認めない人たちは死刑支持者だ」とも言われましたが、私自身は死刑制度にもあまり積極的に賛成ではありません。それに飯塚事件の内容を知ったことで、被害者とそのご家族の無念を思うと、正直犯人大して怒りの感情を抑えることはできませんが、私はこの事件は冤罪ではないと思ってますので、被告は自己の命を以って法律上は罪を償っているわけですので、これ以上死者に対して鞭を打つ気もありません。あくまでも報道のやり方に疑問を感じているのです。さて、このブログではFBSが報道した番組をベースに記事を書いておりますが、FBSに限らず、マスコミがどれだけいい加減であるのかを知っていただくために、偶然見つけた東京新聞の記事についても意見したいと思います。こちら、2021年4月23日に配信された記事です。飯塚事件の再審請求審では、確定判決が有罪の根拠の一つとした約30年前のDNA型鑑定の精度が低く、信用性に乏しいことが浮き彫りになった。もし最新技術での再鑑定ができていれば、再審の扉が開かれていた可能性もある 飯塚事件のDNA型鑑定は、鑑定に誤りがあった1990年の「足利事件」と同じ手法で行われた。足利事件では真犯人の試料が保管されていたため、2009年の再鑑定により再審無罪が導かれた。一方、飯塚事件では犯人の試料は捜査段階の鑑定で使い切ったとされ、再鑑定はできなかった。 再審請求審で福岡地裁は、事件当時の鑑定の証明力に疑念を抱きながらも、他の状況証拠を重視。再審請求を退け、福岡高裁、最高裁も支持した◆乏しい目撃証言 だが、状況証拠の一つである目撃証言は、被害者の遺留品が見つかった山間部に車で通りがかった際、元死刑囚のものらしき車が路肩に止まっているのを見たという内容にすぎない。 飯塚事件で捜査機関が試料を少しでも保管し、再鑑定がなされていれば、元死刑囚が真犯人か否かはっきりした可能性がある。 死刑囚が仮に冤罪(えんざい)だった場合、刑の執行は取り返しがつかない。冤罪を防ぐためにも、試料保管の法整備が必要だ。(池田悌一)どうでしょうか?私の率直な感想は、東京新聞の池田さん、この事件についてまともに取材なさってらっしゃるの?でした。ちなみにこの記事の意図、どう感じられますか?私が感じたことですが、先ずは再審請求が棄却されたことについて「事件当時の鑑定の証明力に疑念を抱きながらも、他の状況証拠を重視した」と書いておき、その後に「被害者の遺留品が見つかった山間部に車で通りがかった際、元死刑囚のものらしき車が路肩に止まっているのを見たという内容にすぎない。」と書いています。つまりこの記事の内容を要約するとこうなりますよね。裁判官が重視した他の状況証拠とは、死刑囚のものらしき車が路肩に止まっているのを見たという内容にすぎないのであって、冤罪の可能性がある!東京新聞の読者の方がこの記事を読むと「裁判所はDNA鑑定に疑念を抱いていたのに、こんな適当な証言一つで再審を棄却するとはけしからん。」って感じるでしょうね。まさに「出された食事をぺろりと平たいらげ」論法です。わかりやすくするために、以下の文章、ちょっと比較してみてください。元死刑囚のものと類似する車が路肩に止まっているのを見たという証言を得ている。元死刑囚のものらしき車が路肩に止まっているのを見たという内容にすぎない。どうですか?同じ事象を表した文章のはずなのですが、前後で印象が全く違ってきます。それに判決は、元死刑囚のものらしき車が止まっていたからだけでかくていしたわけではありませんからね。どうも新聞記者さんって、取材よりもこんなしょうもない情緒的な文章を何となく雰囲気で書くことばかりに時間を費やしてらっしゃるように感じてしまいます。この記事を読む限りは、この記者さんは弁護団への取材だけで記事を書いているように見受けられます。きっと事件の裁判記録などほとんど目を通していないのではと思わせる内容ですよね。いや、もしも裁判記録を全て見たうえでこの記事を書いたのだとすると、意図的にこの記事を書いたとしか思えない内容です。マスコミのみなさんには、もう少しプライドを持って仕事してほしいと思う今日このころですが、みなさんはいかがお考えでしょうか。
2022.12.08
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タイトルの通りですが、被告は裁判で明らかな虚偽の供述をおこなっています。それも記憶違いとかでは説明がつかないものです。具体的には、先ずは以下の裁判記録をご覧ください。3 フルコートFについて 被告人は、平成3年7月ころから12月ころにかけて、福岡県嘉穂郡穂波町にある薬局「ドラッグストアコウキ」で、フルコートFという薬を頻繁に購入していたが、この薬は、かゆみを伴う湿疹等の皮膚病に効く薬で、効き目は強いが、ステロイド剤が含まれているので、長期間使用すると皮膚の抵抗力がなくなり、副作用として黒皮や皮膚の過敏等の症状が出たり、使用をやめると以前の症状が悪化することもあるというものであった(甲553、554)。 なお、被告人は、捜査公判を通じて一貫して「ドラッグストアコウキ」でフルコートFを購入した事実は全くないと供述し、妻C子も公判で同様の供述をしているが、同店の経営者は、「被告人は1か月に2、3回は店に来る得意客で、そのうち1回はフルコートFを買っていた、フルコートFは副作用が強いので、自分からは勧めず、客が名指しした場合にのみ販売していたので、これを名指しで買っていた被告人は強く印象に残っている。」と供述しており、また、同店の元店員も、「被告人は常連客であり、フルコートFを買っていたことを覚えている。」と供述しているのであって、同店経営者及び元店員の各供述の信用性には疑問の余地がない。したがって、フルコートFを購入した事実は全くないという被告人及び妻C子の各供述は、いずれも明らかに虚偽であるといわざるを得ない。少し解説しますと、被害者の体内より犯人のものと思われる血液が見つかっておりますが、被害者の衣服などには付着していなかったことから、犯人の手などからの出血ではなかったものと考えられています。手や指からの出血であれば、被害者の下着や他の場所にも付着している可能性が高いですから。実は被告は、そのころ糖尿病による亀頭包皮炎を発症しており、亀頭の粘膜に無数の裂傷ができている可能性があった(つまり出血する可能性があった)のですね。本人も当初は、この病気があったので、この事件のような性犯罪を自分が起こすわけがないと供述していますし、被告自身が亀頭包皮炎のことを周りの人にも話していたようです。フルコートFはその病気用に購入していた薬品ですので、購入していたことが証明されると病気は完治していなかったことになりますね。ですので、被告にとっては当初の供述からすると、隠す必要がある内容ではないはずなのです。しかし、被害者の体内から血液が見つかったと知らされて以降は、なぜか「完治している」と供述を変えています。そこで先ほどのドラッグストアの経営者と店員の証言についてですが、つまり、フルコートFを購入していたということは、病気が完治していなかったことの証拠となり得ますので、被告はそのことを隠そうとしたのではと考えられています。となると、このドラックストアの経営者と店員の証言は、被告にとっては非常にまずいわけですね。被告はフルコートFの購入を否定したかったために頑なに購入していないとの供述を繰り返したのでしょうが、この虚偽の証言が裁判官の心証を悪くしたのは明らかですよね。そしてアリバイに関しても供述にぶれがみられます。被告人は、公判で、妻を職場に送った後、まっすぐ実母方に向かった経路について詳細に供述している(31回96項以下)。しかし、被告人は、捜査段階では、警察官に対して、妻を送った後、午前8時30分ころ帰宅し、それから実母に米を届けに行ったと供述しており(乙2)、いったん帰宅したという点で明らかに異なる供述をしていたものである。(中略)このように、被告人のアリバイに関する供述は、その内容、アリバイを思い出した時期とその契機について、いずれも捜査段階と公判段階とで変遷しており、アリバイを裏付ける証拠もないのであるから、信用できない。 よって、被告人にアリバイは成立しない。これは裁判記録を読んでいただく通りです。フルコートFに関する供述と基本同じです。多分、フルコートFの件がなければ、アリバイについては単に記憶違いだったとも考えられますが、少なくともドラッグストアの証言からも被告は奥さんとも口裏を併せていたことが明確(これは奥さんも被告が犯人であると知ったうえで虚偽の証言をしていたという意味ではなくく、奥さんは被告の無罪を信じていたからこそ被告の言うことを信じて供述したといった意味でとらえてください)ですので、他の証言についても信頼性が揺らいでしまいますよね。話は変わりますが、あの有名な光市母子殺人事件で、一旦無期懲役の判決を受けた被告が、最高裁で審理差し戻しとなり、結果死刑判決が下された要因として、途中で弁護団が変更となり、これまで認めていた起訴事実を否認する方針を取ったことが原因であると分析される方もいらっしゃいますよね。被告の証言自体も「ドラえもんが何とかしてくれる」とか「ひもを蝶々結び」とか、多分弁護団は精神的に未熟だからといった戦法に切り替えたのかもしれませんが、やはり供述の内容をころころ変えてしまうと供述の信頼性が揺らぎますから、光市母子殺人事件では、弁護団のその戦法は完全に裏目に出てしまったように感じました。さて、私はこのブログをはじめてからもFBSの放送を何度もYouTubeで見直しましたが、飯塚事件に関し、被告の病気のことやドラッグストア店員の証言について触れられている場面を”一切見つけることができませんでした。"それは、私の番組を見る姿勢が悪いからなのでしょうか?30年前の目撃証言(それも登坂車線での追い抜き時に、ランドセルを背負ったと女児が乗った車を見ただけ)をあれほど重要視するのであれば、明かな被告の虚偽の証言についても番組内で検証すべきだと考えますがどうなのでしょうねか。みなさんはいかがお考えになられますか?
2022.12.06
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被害者は「いつ」「誰に」 連れ去られてしまったのか?これについても想像は排して真実と裁判記録のみで考察してみます。先ずはこちらも裁判記録から事実確認をしておきますね。被害者二人(A田さん・B山さん)が当日朝目撃された際の証言はこちらです。2 A田は、上に黄色のジャンパーを着て赤色ランドセルを背負い、同月20日午前7時40分ころ、同級生のK山K子と一緒に、飯塚市(中略)所在のB山方までB山を呼びに行き、3人で潤野小学校に向かって歩いて登校し始めたが、ぐずぐずしていて午前8時過ぎころになってもB山方近くから離れず、そうするうちにK山が一人だけ先に行ってしまったので、B山と2人になった(証人U田U子 甲26、29、34)。なお、B山方から潤野小学校までの通学路はだいたい決まっており、別紙1の赤線のとおりであって、距離にして約1420メートル、所要時間は子供の足で20分から25分程度である(甲33)。3 A田とB山は、同日午前8時10分ころ、B山方近くの道端でしゃがみこんでいるところをA田の知人L山L郎に目撃されたほか(甲36)、午前8時22分ころ、B山方から道学路を約575メートル進んだ地点である平原バス停付近をいかにも学校に行きたくないといった表情でとぼとぼ歩いているところをA田の知人Z田Z子に目撃され(甲33、38)、さらに、後記のとおり、午前8時30分ころ、B山方から通学路を約937メートル進んだ地点であるE村E太方(飯塚市大字潤野(中略))前三叉路(以下「E村方三叉路」という。)付近において農協職員D山D子によって目撃されたが(甲33、39)、そのほんの数分後に同所を通った同職員V村V子(なお、同女はその後結婚してV田姓となった。)からは目撃されていない(証人V田V子)。当初、少女は3名だったのですが、一人の女の子が学校に行きたくないとぐずっていたために、別のもう一人の少女は遅刻してしまうために先に学校へ向かっています。それも含めた少女の足取りですが、事件当日の午前7時40分から8時30分までの間、複数の目撃証言がありますね。そして、最後の目撃者(D山さん)がその場所を通過して数分後に通過した方(V村さん)は、少女二人の姿を見ていません。普通に考えて、D山さんが通過して、その後村さんが通過した間に連れ去られたと考えるほうが矛盾がないかと思います。※簡単に三叉路での目撃上限を時系列にしてみます。7時40分 3人でB山さん宅前にいた8時過ぎ 3人のうち1人が先に学校へ行く8時10分 2人が目撃される8時22分 2人が目撃される8時30分 2人が目撃される8時30分から数分後 2人は目撃されていないそれでは当日8時30分、被害者の最後の目撃者となった方の証言です。1 D山D子の検察官調書(甲39)の要旨 本件当時、飯塚市農協潤野支店に勤務しており、平成4年2月20日午前8時30分ころ、通勤のため紺色軽四輪乗用自動車(スズキセルボモード)を運転してE村方三叉路を通過する際、北方向から歩いてきた2人組の小学校1、2年生の女の子を見かけた。女の子は2人ともランドセルを背負っていて、1人が黄色の雨がっぱかジャンパー様のものを着ており、その子のランドセルは赤色だった。2人は、学校に遅刻しているはずなのに全く急ぐ様子がなく、妙にだらだらと歩いていた。2人の横を通過すると、I村I郎方前に3台の車が駐車していた。このうち、ボンゴ車と乗用車が1台ずつあったのは覚えているが、もう1台がどちらだったかははっきりしない。県道大日寺潤野線に出る手前(同調書中のD山作成の図面によると、甲33の写真25の左側ガードレール付近になる。)で、髪がぼさぼさの作業員風に見える40歳くらいの男性が運転するボンゴ車と離合し、午前8時30分過ぎころ、勤務先の駐車場に車を停め、助手席に置いてあった化粧品を片付けるなどしていたところ、約3分後、職場の同僚であるV村V子が白色軽四輪乗用自動車(ホンダトゥデイ)を運転して、駐車場に入って来た。はい、そしてその数分後に同じ付近を通った方の証言はこちらです。2 証人V田(旧姓V村)の供述要旨 本件当時、飯塚市農協潤野支店に勤務しており、平成4年2月20日は、白色軽四輪乗用自動車(ホンダトゥデイ)を運転して、E村方三叉路手前付近からD山の通勤路と同じ道を通って、午前8時33分ころ出勤した。E村方三叉路先には自動車が3台並んで停まっており、2台目のボンゴ車の運転席には男が乗っていた。E村方三叉路付近から県道大日寺潤野線に出るまでの間に、小学校1年生くらいの2人組の女児は見かけなかった。はい、この二人は同じ職場に勤める同僚でして、2の証人のV田さんは1の証人のD山さんより約3分遅れて職場に到着しています。そしてD山さんは小学生の女の子二人を目撃しており、約3分後に通ったV田さんは小学生の女の子は目撃していません。先ほどの説明と同じですね。そして二人が共通して目撃した「物」がありましたね。それは、被害者の行方が消えた三叉路付近に停まっていた3台の車です。ではその3台の車の持ち主は誰だったのでしょうか。それでは裁判記録を確認してみましょう。3 証人X田X男の供述要旨 本件当時、従兄弟のX田X太が経営する建設業の手伝いをしており、平成4年2月20日午前8時30分ころ、X太と一緒にE村方三叉路付近までユニック車を借りに行った。X太が白色スカイラインを運転して先行し、自分は現場を知らないため灰色トヨタタウンエースを運転してX太のスカイラインに追従して行った。県道大日寺潤野線を右折してE村方三叉路の少し手前にあるガードレール付近で、若い女性が運転する軽四輪乗用自動車と離合した後、同三叉路付近に停車したX太のスカイラインの後ろに自分の車を停めたが、自分の車の後ろには既に三菱のワゴン車が停車していた。そのとき、別の若い女性が運転する白色軽四輪乗用自動車が右3台の車の横を通過して行った。 自分が車を停めた場所は通行のじゃまになると思ったので、車から降りることなく、もう一度車を移動して、X太のスカイラインの少し前に停車した。車から降りて道路を横切り、E村方三叉路を南に歩きかけたとき、後方からワゴン車が自分の右横を追い抜いて、潤野小学校の方向に走って行った。ワゴン車は、道幅が狭いのにかなりの速度を出しており、でたらめな運転だと思った。このワゴン車がE村方三叉路北方の道路から来たのか、それとも東方の道路から来たのかは分からない。 右ワゴン車は、マツダのワンボックスタイプ、通称ボンゴ車で、マツダ独特の青みがかった黒っぽい色だった。リアウインドー(バックドアのガラス)には黒っぽいフィルムが貼ってあった。もう一人別の方の証言です。4 証人W田W男の供述要旨 本件当時、造園業を営んでおり、平成4年2月20日午前8時20分ころ、E村方三叉路南側のI村I郎方南端の路上に自分が乗ってきた三菱デリカワゴンを停めて付近の民家の造園工事をしていた。車を停めたころ、低学年の女の子が1人半べそをかきながら小走りに立ち去った。そのほか小学校低学年の女の子には会っていない。同日午前8時30分ころ、ユニック車を貸す約束をしていたX田建設のX太と、その従兄弟で、後で名前の分かったX田X男に会った。X太がスカイラインを駐車させる前には、I村I郎方前路上で自分の三菱デリカワゴン以外の駐車車両は見ていない。X太はスカイラインを自分の停めた場所より北側のI村I郎方前路上に停め、X男はその後方に乗ってきたワゴン車を停めようとしたが、前方からきた白のホンダトゥデイが通りにくそうにして走行して行ったことから、もっと前方に停車しに行った。ホンダトゥデイが通り過ぎた後、ホンダトゥデイとは反対方向に向けてダイハツミラが通り、ホンダトゥデイと同じ方向に向けてカリーナ紺色ワゴン、アウディが通った。X男から、E村方三叉路付近で車にひかれそうになったと言われたので見ると、ワゴン車が急いで走り去って行くのが見えた。右ワゴン車は、マツダのワンボックスタイプ(ボンゴ)で、色はマツダ独特の濃紺色、サイドモールがあり、後輪ダブルタイヤだった。また、サイドウインドーにはマツダ純正と思われるベージュの色あせたカーテンがついており、リアウインドー(バックドアのガラス)は黒っぽかったのでフィルムが貼ってあると思った。はい、3台の車のうちマツダのボンゴ車以外については各々の車とその持ち主と、またその場所で何をやっていたのかは明確になっています。また4名の証人がそれぞれの証人の車を認識していることもわかります。そして、マツダのボンゴ車のみが誰の車であって、そこで何を行っていたのかがわからないわけですね。そしてそのマツダのボンゴ車はかなりの速度でその場所を走り去っていくのが二人の証人に目撃されています。ここはすごく重要なところでして、4名もの証人がそれぞれの存在を把握しており、その複数の証人がほぼ同じ証言を行っているわけですね。そして、この場所で目撃されたマツダのボンゴの特徴(ダブルタイヤ、窓にはフィルム、リヤウィンドウの純正らしきカーテン)が、被告が所有するボンゴ車と一致しています。ダブルタイヤとボンゴ車について、FBSの放送では八丁峠の目撃のみがクローズアップされ、その証言が詳しすぎることから「警察の誘導があったのでは」とのことでしたが、この被害者の少女二人の行方が途絶えた場所での4名の目撃証言について番組内で触れられてましたでしょうか?私の見方が悪いのか、そういった説明を行っている映像を見つけることができませんでした・・・・・。これは番組が意図的にこの4人の証言を明らかにしたくなかったのでは?と思われても仕方ないことだと思いますね。白マスコミが推す真犯人が乗っていたワンボックスタイプの軽自動車の正体は?ここからは事実をベースに推測も交えて考えてみます。まず、学校の登校時間を過ぎた時間帯に、ランドセルをしょった小学生2名が歩いていたら目立ちますよね?東京などの大都会であれば、誰も気にすることはないかもしれませんが、飯塚市は筑豊の中核都市ではありますが、東京などと比べると普通に田舎ですので、近隣の人たちのつながりも深い土地でもありますから、大人がだれか気づいていれば声をかけるとか、学校に連絡するなどの対応を取ってくれる方もいらっしゃったはずだと思います。それに、小学校の方でも、登校しない二人を気遣い、車で二人を探しに出かけています。こちらがその裁判記録ですね。また、当時潤野小学校図書館司書補助員をしていたG山G子は、顔見知りのB山が登校しでいないことを聞き、B山らを探すため、同日午前8時50分ころ、車で潤野小学校を出発し、B山らの通学路を逆行してE村方三叉路を北上し、平原バス停の北方にある田中商店付近でUターンして別の経路で潤野小学校に同日午前8時56分ころ戻ったが、B山らを発見することができなかった(甲3)。このように学校側も被害者少女が登校しないので、まだ通学路を歩いていないのかを確認するため車で見にいっています。つまり、これらの証言をつなぎ合わせると、以下のことについて何ら矛盾なく説明することができるのです。◆被害者が連れ去られたのはこの三叉路付近で可能性が高いこと◆連れ去ったのはマツダのボンゴ車に乗った男性である可能性が高いこと◆被害者の行方が分からなくなった付近に当時これだけの人たちが存在していたにも関わらず誰一人として白のワンボックスタイプの軽自動車(八木山バイパスで目撃された少女を乗せた車)は目撃されていないこと最後に少女が目撃された時間から約2時間半経過してから、車だとその三叉路から10分程度で到達できる場所で目撃された”女児が乗った白いワンボックスタイプの軽自動車を運転する男が真犯人である”って、常識的に考えて普通はあり得ないですよね。※このあたりの話は八木山バイパスの目撃者その2にも詳しく書いてます。マスコミの番組作りについて私自身、FBSの番組を見た後に裁判記録をネットで読んでみたのですが、正直読んでみた感想としては「あれ?」「なんで?」ばかりでした。これだけ多くの証人が、事件当日に被告の所有する車と酷似する車を目撃しているのに番組では一切紹介されることがなく、なぜか八丁峠の証人だけがクローズアップされ、その証人はなんと未だ一部のマスコミに執拗に追いかけられています。それもアポなしでいきなり訪問され、テレビの取材を断る映像を流して、いかにも「何かまずいことがあるので逃げている証人」のような雰囲気を感じる映像に仕上げてます。マスコミの常とう手段で、最近は減りましたが以前は逮捕された犯人の取り調べに際して「容疑者は出された食事をぺろりと平らげ・・・・」のような表現が多くつかわれてました。これは容疑者は反省していないって視聴者に思わせるための誘導のテクニックなのですが、はっきり言って小学生の作文並みのレベルですよね(笑)そしてその番組を見た方が、ネット上ではその証人の方のことを「逃げ回っている」と揶揄する人もいる訳で、本当にひどい話だと思いますね。これは明らかにマスコミの誘導であり、過去に冤罪事件を作り出した警察とやっていることは一緒です。ただし今や警察の方は取り調べの可視化が行われていたり時代とともに改善されているのですが、マスコミだけは旧態依然のやりかたを変えることなく、平気で視聴者を自社の主張する方向へ誘導する番組作りをやめようとはしない。FBSやNHKが自社を一応報道機関であると思っているのであれば、次回飯塚事件を取り扱う番組を制作する際には、この三叉路での4名の目撃についてもきちんと検証すべきだと思います。ただし、自社を単なるバラエティー制作&一部活動家を支援する放送局だと理解しているのであれば今のままで別に構わないと思いますが・・。みなさんはどのようにお考えになられますか?
2022.12.04
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サッカーをするおじいちゃん主審「ピーーーー、今のはオフサイドね!」ららら「オフサイドと言われて、信用いたしません。」主審「完全にあなた相手のディフェンスラインから飛び出していたでしょう。」ららら「飛び出していたとしても相手ディフェンダーは無視する筈です。ディフェンダーが無視したならばオンサイドになってしまいます。」主審「ルールではオフサイドだからね。」ららら「ビデオに撮るなどしないと私は信用できません。他の証拠を探すべきですよ。」主審「他の証拠、わかった、そしたらVARね」VARの結果・・・・オフサイドが判明主審「ほら見て、オフサイドでしょう?」ららら「あやふやな目撃証言ばかりです。確かなのは相手のセンターバックがだした証言だけです。」相手SB「今のはオフサイドだったよ!」主審「ほら」ららら「それは相手のセンターバックがわかっていないだけなのです。」主審「もうこれ以上抗議するとカード出すぞ」ららら「サッカーの達人はボールが止まって見えたと言います。あなたはサッカー選手はみなインチキだというのですか」主審「もういい、一発レッドで退場!」ららら「それならあなたが退場しなさいよ。」 ※逆切れ!!
2022.12.03
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前編から続きます。前編では、被告側の弁護士は、被害者の胃の中にキャベツ片が確認されたことから、朝食後に何らかの食事を取ったのではと主張している件について触れました。つまり胃に内容物が残っているのは食後1時間程度。被害者は朝食にキャベツは食べていないのですから、つまり朝食後に食事をとったのではとの主張が成立するわけです。すると、死亡推定時刻である当日の午前8時から9時を覆せるわけです。そして、その主張に関する判決記録は以下の通りですね。法医学の通説的見解に従って、野菜は摂取後数時間内で胃を通過することを前提とすべきであると主張するが、石山鑑定書(職15)によると、法医学書に記載された胃からの食後経過時間の推定に関する記載は、胃内容の平均的な動きをみているのであり、未消化物の胃内滞留時間については、これまでの法医学の記述は当てはまらないこと、近年に至り胃の幽門部には未消化物を通過させない作用があることが判明してきており、石山鑑定人の体験としても、早朝に死亡した幼児の胃幽門部にホウレン草の野菜片が付着していた例があること、胃カメラを実施する場合、夕食後絶食させた状態で翌朝の検査で食物残渣が観察されることがあり、小児についても、食物残渣が残るとみても問題ないことが認められるので、弁護人の右主張は採用できない。これは、事実として野菜が数時間で消化されないケースがあるとの説明です。ちなみに被害者は事件前日の夕食で焼きそば(具は豚肉、たまねぎ、キャベツ、もやし、にんじんなど)を食べていたことは確認済みです。これは事実です。それでも、野菜片は数時間で消化されるケースもあるのだから、断定はできないのではとも考えられますが、判決文では胃の内容物に関する記載もあります。こちらですね石山鑑定人は、胃内容について死後も胃粘膜からの水分の吸収が持続するので水分が減ることをも考慮すると、A田の胃内容が2月20日の朝食(大人の茶碗8分目のご飯)であると考えても量的に矛盾しないとしている(職15)。次に、石山鑑定人は、A田の胃内容のうち、暗褐色調の微細物は、前記実験結果に照らし、A田が朝食後に服用した咳止めシロップが胃の中で米飯と反応した可能性があるとしている(職15)。そして、A田は、朝食時ご飯にめんたいこをまぶしたものを食べているが、解剖に立ち会った野田は、A田の胃内容に魚卵様の粒状物が含まれているのを確認し、A田の胃内容を撮影した写真(甲13の28)にも粒状物らしい物体が写っている。はい、被害者は朝食時にご飯に明太子とまぶしたものを食べており、また風邪気味だったことから風邪薬を飲んでいます。これも確認済。つまり事実なわけです。その事実に基づく食べ物が胃の内容物から確認できたわけですね。ちなみに石山教授は死亡推定時刻を検討するにあたって以下のとおりの実験を行っています。ア 成人用ご飯茶わん8分目の米飯の重量は約100グラムであり、これに生の皮をむいためんたいこを混ぜたものをビーカーに移し、人工胃液250グラムを加えてよく攪拌し、37度で2時間前後振盪した後、一昼夜にわたって室温に静置したところ、人工胃液のほとんどが米飯に吸収され、米飯の重量は250グラムとなった。また、めんたいこは、着色のものは容易に識別できるが、無着色のものは、水に濡れた状態で白い米飯の上に存在している場合には、識別困難であった。さらに、米飯の一部をシャーレに移し、蒸留水を加え、ガラス棒で攪拌すると、めんたいこは米飯粒から離れて周囲に散在するようになった。イ 咳止めシロップ(エスエスブロンエース液)と米飯粒を酸性下で混合すると褐色の沈殿が生じた。はい、これを見ると判決記録と矛盾がないことはお分かりいただけるかと思います。判決でも、胃の内容物からも、朝食で食べたものと飲用したものとの間で矛盾はないと判断されています。つまり、仮にキャベツ片は朝食と別途、犯人が被害者に食べさせたのであれば、朝食と同じ内容の物もほぼ同時に食べさせないと矛盾が生じるわけですね。仮に、八木山バイパスの目撃証言から、被害者が事件当日11時迄生存していたことを事実であると認定するには、犯人は被害者に朝食の内容を聞き出して同じものを食べさせて、プラスアルファでキャベツを食べさせないといけないこととなります。あと風邪薬も。どうですか?実際にそういったことが可能だと思いますか?仮に犯人が被害者から朝食の内容を聞き出して、ご飯と明太子は何とか用意できたとしても、その食事にプラスでキャベツを食べさせる献立って、何か想像できますか?また、このことはもう一人の被害者B子ちゃんにも当てはまります。つまり犯人は被害者二人から朝食の内容を聞き出し、夫々該当する食事を別々に用意したうえで、A子ちゃんだけにキャベツを食べさせたとなるのですが、そんなこと普通は考えられませんよね。八木山バイパスでの目撃証言は、テレビの番組作りとしてはなかなか魅力的なコンテンツだと思います。なぜならば多くの証拠の内の一つを仮に覆したとしても、この事件では他にも数多くの証拠があるわけですからそれだけでは判決を覆すのは難しい。しかし、真犯人が別に存在すれば、全ての証拠は覆せます。一発で逆転満塁サヨナラホームラン的な効果があるコンテンツですよね。弁護士や記者が主人公の2時間ドラマであれば、なかなかスリリングでハラハラドキドキなストーリーですけどね。しかし、事実と判決記録をつなぎ合わせていくと、少なくとも被害者が11時まで生存していたと主張するのは、当然に可能性としてはゼロではありませんが、普通に考えて限りなく可能性はゼロに近いと思いませんか?例えば、野球でスワローズの村上選手が年間ホームランを100本以上打つ可能性はゼロではありませんが、普通に考えると到底無理ですよね。(村上選手のファンの方ごめんなさい)野球に興味がない方であれば「頑張れば100本打てるんじゃないの?」って思うかもしれませんが、プロ野球ファンであればさすがに今のシーズンの試合数で100本は無理だろうと考えると思います。Twitterでも何の根拠もなく八木山バイパスの証人は実名で出ているので絶対に正しいはずだ。当然そこで目撃されたのは真犯人で間違いない!と何の根拠もなく、ただ自身の感情のみで主張されている方がおられますが、事実と科学的な見解には一切目をつぶらない限りは、そんな頓珍漢な意見は恥ずかしくて言えないと思います。また、弁護団も八木山バイパスの証言をベースに本気で飯塚事件の判決を覆すつもりがあるのならば、先ずは被害者の死亡推定時刻を覆すことが必要なわけですから、犯人が被害者に朝食と同じものプラスキャベツを食べさせたことを証明する必要があるのですが、そのあたりにはFBSも含めて全く触れないのはなぜなのでしょうね?摩訶不思議なことが多いこの事件です。
2022.12.01
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もしらららのおじいちゃんが学校の先生だったら 社会科編ららら「日本で一番大きい湖はどこかわかりますか。」生徒「はい!日本で一番大きな湖は琵琶湖です。地図でも確認しました!」ららら「湖を直接見れない場合にその位置や大きさを確認するのが地図なのです。」生徒「はい?」ららら「地図を見たからといって、直接見ていないのに琵琶湖だと断言することはおかしいのではと言っているのです。私の想像では野間大池の方が琵琶湖よりも大きいようです。」生徒「地図は地図作成会社がきちんと計測したうえで作成していますの客観的に見て正しいと思いますよ。」ららら「地図作成会社は野間大池と琵琶湖を直接並べて比較しているのでしょうか。」生徒「それは実際に無理かと。だからそれぞれ計測しているわけでしょう。」ららら「それは琵琶湖が大きいという思い込みで地図作成会社が確認をおろそかにしているだけなのです。」生徒「・・・・・・。」ららら「それにこの教室の生徒は琵琶湖を直接見られていないのです。」生徒「先生、教科書にも琵琶湖が一番大きいと書かれていますが。」ららら「それは教科書のどこに書かれているのでしょうか。」生徒「先生、それくらい自分で探してみてください。」ららら「教科書をみてください、ばかりでは困ります。」生徒「先生、教科書の●●頁にそう書いてあります。リンクも貼っておきますね。」ららら「教科書が正しいとは限りません。教科書も間違えることもあるからです。」生徒「それでは逆に、野間大池が日本で一番大きな湖と考える理由を教えてください。」ららら「教えてくださいばかり、では困ります。」生徒「それなら先生が教科書の説明のどこが間違えているのかを説明してください。」ららら「野間大池が大きい、そう聞いた記憶があるからです。」生徒「その話、誰から聞いたのですか?」ららら「記憶なのでよく覚えてませんが覚えているということは聞いたことは確かなのです。」生徒「では先生の主張をまとめると、地図作成会社は一切信用できない、教科書も間違えているかもしれない、聞いた話によると琵琶湖より野間大池が大きいようだということでよいのでしょうか?」ららら「なぜそういう問いになるのかも不明。それで評価されたくない。」生徒「・・・・・。」ららら「それに、多くの人は野間大池が大きいのではと言っています。ご存じないのですか?」生徒B「先生、琵琶湖の方が大きいですよ。」生徒C「琵琶湖が絶対に大きいですって。」生徒一同「ほら、みなそう言ってますよ。」ららら「第三者の評価がなぜ必要なのですか。琵琶湖が大きいと主張するのはあなた方の固定概念です。」生徒「もう最後にしますね。それでは琵琶湖が大きいと書かれた教科書の間違いを先生が具体的に説明してください。」ららら「教科書を頭から信じている生徒には何を言っても無駄です。」生徒「もういい加減にしてください(怒)。人の話が理解できていますか?」ららら「悪口ばかりで返事のしようが有りません。」 琵琶湖産天然 小あゆ煮 80g [ あゆの店きむら / KOC ]【 鮎 甘露煮 佃煮 あゆ アユ 小鮎 小鮎煮 飴煮 飴炊き 内祝い 内祝 お祝い 御祝 お祝 ギフト 贈物 贈り物 贈りもの プレゼント ご飯のお供 】
2022.11.30
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今回は被害者(A子ちゃん)の死亡推定時刻について考えてみたいと思います。実は、再審の弁護団やFBS等のマスコミは、八木山バイパスの目撃証言から事件当日の11時に被害者は生存していたとの前提でこの事件を冤罪ではないかと主張しています。そこで、本当に11時に被害者は生存していたのか、想像は一切排除して「事実と裁判記録のみ」で検証してみたいと思います。先ずは事実をいくつか確認してみましょう。①被害者が最後に目撃されたのは事件当日午前8時30分②遺体が見つかったのは翌日の午後0時10分時頃③上記①②から死亡推定時刻は事件当日8時30分から翌日午後0時10分の間となる④被害者が事件当日朝食を食べたのは午前7時頃この①~④は目撃者もいますので完全な事実ですね。さて、ここからは死亡推定時刻の絞り込みとなるのですが、ちなみにお亡くなりになられ方のご遺体の検視については主に以下の確認を行うこととなるそうです。・体温の低下・死後硬直・死斑の有無・胃の内容物の有無 等判決記録では、この中の胃の内容物が死亡推定時刻を決めるポイントとなっています。なお、胃の内容物の有無については胃の内容物の消化具合から、食後の経過時間を推測できるそうです。胃で消化された後は、消化物は小腸の一部である十二指腸へ、さらに小腸、大腸へ移動していきます。胃に内容物が残っているのは食後1時間程度。大腸に届いていれば、食後6時間以上経っていることになるそうです。また、胃の内容物から何を食べたのかがわかるそうです。さて、以上のことを確認したうえで、ここからは裁判記録に記載された被害者の検屍の結果に関する記述の内容を見てみます。永田鑑定書(甲12)には、Aの胃の所見として「ほとんど未消化の米飯粒を主とした粥状物が約160グラム残る。一部に暗褐色の微細物と少数の白い菜片が混じっている。」、腸の所見として「十二指腸部には淡黄色粥状物少量」、死後経過時間として「検屍開始時(2月21日午後10時)までに死後約1日から1日半を経過しているのではなかろうかと推測される。胆汁がほぼ充満状態にあり、胃の米飯粒の多くが未消化であること等の所見から、食後間もない時期の死亡と推定される。」との記載がある。なお、永田は、右鑑定書作成直前、捜査官の質問に対して、「死後1日と1日半では、1日半がより近いと考えられる。」「食後1時間ないし2時間くらいの死亡ではなかろうか。」と述べているが、鑑定書には記載しないと述べていた。つまり、検屍の結果「胃の内容物から、食後1時間ないし2時間くらいの死亡と推測されると述べています。」※ここポイントです!それでは裁判記録に続きます。A田の胃内容は2月20日の朝食であると認めるのが相当である。そして、石山鑑定人は、A田の胃内容からして、A田が食後1、2時間で死亡したものと判断しているところ(職15永田鑑定人の結論も同じである。)、この判断は合理的であって首肯することができる。そうすると、A田の死亡推定時刻は、同日午前7時に朝食を食べてから1時間ないし2時間後である午前8時から9時ころまでの間ということになるが、A田の生存は午前8時30分の時点で確認されているから、その後午前9時ころまでの間に殺害されたと推定されるはい、朝食を食べた時間は事実であり午前7時と確認されていますのでで、死亡推定時刻は午前8時から午前9時の間の可能性が高いということですね。なお検屍には二人の法医学者が関わっており、それぞれの検証結果をまとめると以下の通りとなります。帝京大学医学部法医学教室の石山昱夫教授→胃内容からして、被害者が食後1、2時間で死亡したものと判断しているところ(職15永田鑑定人の結論も同じである。)、この判断は合理的であって首肯することができる。 九州大学医学部法医学教室の永田武明教授→検屍開始時(2月21日午後10時)までに死後約1日から1日半を経過しているのではなかろうかと推測される。※つまり2月20日 午前10時~午後10時続けて裁判記録に戻ります。。死後経過時間として検屍開始までに死後約1日から1日半を経過しているとの記載があるが、これは時間単位での推測ではなく、1日半がより近いとすると、右推定時刻と矛盾するものとはいえない。また、死亡時刻を平成4年2月20日午後6時から9時ころと記載したA田の死体検案書(甲680)の作成者は永田武明教授であり、同人の死体解剖に基づく死亡推定時刻の判断の方が正確であるのは論を待たない。ここまで見ると、死亡推定時刻はある程度絞れるかと思いますが、当然異なる意見もあります。被告側の弁護士は、被害者の胃の中にキャベツ片が確認されたことから、朝食後に何らかの食事を取ったのではと主張しています。なぜならば胃に内容物が残っているのは食後1時間程度。被害者は朝食にキャベツは食べていないのですから、つまり朝食後に食事をとったのではとの主張になるわけです。もし朝食後に何らかのキャベツが入った食事を食べていれば、死亡推定時刻は当日の午前8時から9時以降となる可能性があるわけですね。このキャベツ片の検証については後編にて解説します。
2022.11.29
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FBSが語る真犯人像とは?FBSの飯塚事件に関する報道を見ていると、飯塚事件では死刑となった被告以外の真犯人がいて、この犯人はまだ捕まっておらず今ものうのうと生きているのではといった主張をされてます。この主張のもととなるのが、事件当日の午前11時頃に八木山バイパスで目撃された白い軽自動車ワンボックスに女児が乗っていたといった内容がもととなっています。ですが実際にFBSの主張に関するとおりの真犯人が存在できるのかに関しては、まずは以下の矛盾点について実際に可能なのかどうか考える必要があると思います。①真犯人とされる人物が目撃されたのは午前11時、裁判資料によると被害者の死亡推定時刻は8時30分から9時の間とされている点について②誘拐されたとされる時間の8時30分から八木山バイパスで目撃された11時頃までの足取りについての目撃情報が一切無い点について③白の軽のワンボックスの車について、被害者の行方が消えた場所付近での目撃情報が一切ない点について④真犯人の目撃者の方の証言で、車内にいた女の子は「うらめしそうな、今にも泣きそうな表情」とありますが、その信ぴょう性について。(ツイッターでも書きましたが、地顔なのにいつも泣きそうな顔に見える人や怒っているように見える人は実際にいますよね。ちなみに、そもそも「うらめしそうな」顔ってどんな顔かわかりますか?もし目の前に鏡があればぜひ「うらめしそうな顔」をしてみてください。この証言は客観的に見て、目撃者の感情が多分に含まれていますから、正直あまりあてにならないと私個人は思っています。ちなみに感情的な目撃情報に関して、他の冤罪事件で少し参考になる話があります。弘前大教授夫人殺し事件 この事件では、犯人の顔を見た被害者の母親が、逮捕された容疑者と面通し行った際に以下の通りの証言を行っています。「私が見た犯人とそっくりであります。右側から見た横顔の輪郭も全然同一であり頭髪が少しもつれて前に出ている格好も全く同じであり又後から見た後姿も全く同じで胴の細さ等全く真犯人と思われます。〔中略〕私は余りに今日見せて貰った男と私が見た男と酷似しているのでこの男に娘があのようなひどい目に会ったかと思い遂気分が悪くなった位であります。」この事件も冤罪であったことが判明している事件(冤罪で逮捕された犯人が出所後に真犯人が自供している)でして、実際に警察の大失態だったわけなのですが、証拠の一部として採用された被害者の母親の目撃証言が、結果としてこの冤罪事件の片棒を担いでしまったことになってしまってます。ただし、母親も家族が殺されているわけで、当然犯人に対して大きな憎しみの感情を抱いていますから、その感情が行き過ぎてこのような供述をしてしまったのではないかなと思いますね。そもそもこの母親は最初は「犯人の顔は見ていない」と話していたのですから、人の人相や顔の特徴に関する記憶というのは曖昧なのだと思いますね。テレビでは安易に「新目撃証言により真犯人が今も生きている可能性がある!」的な視聴者を惹き付ける番組づくりをしていますが、すこしまじめに検証してみると、その新証言を鵜呑みにすることに問題があることがわかると思います。その同じ番組で、今度は裁判で実際に証言した証人の発言内容が詳しすぎておかしいと主張しているのは、番組の構成としてなかなか面白い試みだとおもいましけどね。はいこれは思い切り皮肉ですけど(笑)FBSは飯塚事件に関する問題提起をおこなっているつもりなのかもしれませんが、せめて、私が挙げた4項目の疑問点くらいは、視聴者に対して提示すべきではないかと思いますけど・・・。報道機関としての責任を感じているのであればですが。みなさんはどのようにお考えですか?
2022.11.28
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今回、私はFBSの報道について批判的な記事を書いていますが、別にテレビはこの飯塚事件のことをもっと一般の方に知ってもらうため、周知するために放送しているのであって、特に証拠と言われるもの全てを放送で紹介する必要はないのではといった意見も耳にします。しかし本当にそうでしょうか?ただ、事件の概要を伝えるだけであればそれでも良いかと思いますが、FBSは番組で自社の考えを主張しています。それはDNA鑑定に対する疑問ですね。実際にFBSはこのように主張しています。裁判で久間氏は一貫して無実を主張、久間氏と犯行を結びつける直接証拠はなく一審の福岡地裁は複数の状況証拠を検討したうえで死刑判決を下しました。その柱となったのがDNA型鑑定で久間氏のDNA型と犯人の型が一致したとされたこと。もうひとつが「久間氏の車によく似た車を女児の遺留品発見現場で見た」という目撃証言です。しかし、それら状況証拠の信用性は、「再審」をめぐる審理で大きく揺らぎました。飯塚事件の「DNA型鑑定」は鑑定結果の間違いが判明した「足利事件」とほぼ同じ時期に、同じ機関の同じ鑑定人が、同じ方法で行っていました。さらに、ずさんな科学鑑定や、目撃証言が捜査員に誘導された疑いも浮上したのです。すごいですよね。再審請求は棄却されているのにもかかわらず”「再審」をめぐる審理で大きく揺らぎました” とのご主張です。そのうえで、FBSは八木山バイパスの目撃証言を非常に重宝しておりますので、あきらかに飯塚事件は冤罪に違いないといったスタンスですよね。さて、FBSがやっていることを、わかりやすい例え話にしてみますね。以下の事実と推測をもとにある人物の名前を特定したとしましょう。・性別は男性・出身は福岡県らしい・出身校は●●経済大学・昭和50年代に生まれた・趣味はキャンプと釣り・卒業後は、●●株式会社に入社し現在も勤務・現在の役職は部長・現在の勤務地は北海道出身地は曖昧ですが、会社名に勤務地、役職に出身大学までわかってますので普通ここまでわかれば、その人物を特定するのは簡単ですよね。しかし、もし以下の事実しかわからなかったとすればどうでしょう。・出身は福岡県らしい・出身校は●●経済大学・趣味はキャンプと釣り・現在の役職は部長多分、●●経済大学出身者で部長になった方でキャンプと釣りが好きな人って、全国探せば結構の数いらっしゃる可能性が高いですよね。ですのでこの情報だけで誰かを特定したとしても、その人が本当に探している人かどうかはわかりません。そのうえでもしクライアントからこのように批判されたらどうでしょうか?「●●経済大学の卒業生が全国に何万人にいると思っているんだ」「部長も全国には何万人もいるぞ」「出身が福岡らしいだって?そんな曖昧な情報で個人を特定するとはいがかなものか」確かに批判の通りですね。この情報だけである人物を特定したとしても、その人物が本当に探していた人物なのかは実際のところ怪しいものですから。飯塚事件のテレビ報道が使っているのはまさにこの手法なのですね。ですので、飯塚事件冤罪との主張に否定的な私は、ただテレビを見て「冤罪に違いない」と主張されている方(私も最初のころはそうでした)に、この人物を特定するために調べた事実は全部を目を通してほしい(つまり判決文を読んで、証拠として採用された各項目を知ってほしい)と考えています。そのうえで、それでももしかしたら該当する人が複数いるかもしれませんし、出身は福岡県とは全然違う可能性だってあるわけです。しかし、テレビの言いなりではなく、きちんと事実(ここでいう事実は真実という意味ではなく、証拠として採用された各項目のことです)を知ったうえで考えてほしいなと願っております。みなさんはどのようにお考えになられます?
2022.11.26
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その5 西鉄バスに乗るおじいちゃん運転手「次は飯塚駅、終点です」ららら「私は直方駅に行きたいのですがなぜ飯塚駅なのでしょうか」運転手「え?飯塚駅行きのバスなので・・・」ららら「私は天神バスセンターからバスに乗りました。そこからは直方駅行がでています。」運転手「いや、系統が違うので・・・」ららら「それではお聞きしますが、飯塚駅から直方駅まではそう遠くはありませんがなぜこのバスは直方駅へは行かないのでしょうか」運転手「だから系統が全然違うでしょう。それに全然近くないし。」ららら「系統がとばかり言れても困ります。西鉄バスと国土交通省は何かを隠している」運転手「そんな、証拠はあるのですか」ららら「事実を掴もうとせずお粗末なバスと、いい加減なルートで飯塚に着いてしまった。」運転手「それならバスではなく福北ゆたか線の電車を使ってください。そっちが速いから」ららら「あなたがJRの受け売りのような話ばかりされるのはいったいなぜなのか不思議で仕方ありません。」運転手「・・・・・・」 【11/18限定!楽天カードで最大10倍】ニューエラ NEWERA キャップ 西鉄ライオンズ NPB CLASSIC 59FIFTY [12746971] メンズ・レディース 帽子 日本プロ野球 ブラック/ホワイト
2022.11.25
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私は飯塚事件については限りなく冤罪ではなく被告が犯人であると考えています。しかし、そう考えるとどうしても冤罪を否定する方々の意見だけを耳に入れがちになり、情報も偏ってしまいます。そうすることで自身の思いこみが強くなりすぎると、冤罪を作り出す刑事と同じ思考に陥りそうですので、あえてこの事件は冤罪なのではないか?犯人は他にいるのではと考えてみることにしました。そうした場合に、どうすれば冤罪と証明できるのか考えてみました。ただし、証拠が捏造だとか、政治が絡んでなどの一部の冤罪派が主張する考えは一切排除して、判決であげられた証拠を覆す方法を考えてみます。繊維片について今回の事件で重要な証拠となっているのは、被害者の衣服に付着していた繊維片が被告の車のシートと同一の物と判断されたことです。特に被害者の一人はおニューの衣服をその日初めて着用していたことから、少なくとも少女二人に付着していた同じ繊維片は、犯行当日に付着したものと考えられます。弁護団は、被害者に付着していた繊維片は、どこにでもつかわれているもので、特に国産車で普通に使用されているものと主張されています。事件発生が1992年弁護団が主張する真犯人が乗っていた車は軽のワンボックスカー。それでは、1992年から10年ほど遡り、被告が所有していたボンゴと似た色もしくは柄のシートを使用していた車を特定し、車メーカー・繊維メーカー等に確認すれば、同じ繊維片が他の車でも使用されている証明になり、または八木山バイパスの目撃証言の信ぴょう性が大きく増します。私もネットで調べてみましたが、国産車のカタログを販売する方がいらっしゃることや、一部車メーカーでは過去に製造販売した車の紹介が年度別になされており、それも写真付きで掲載されていました。時間もかかりますし、(カタログを揃えるための)費用もかかりますが、これは絶対にやってほしいと思います。八丁峠の男性弁護団が主張する真犯人は、11時に八木山バイパスを福岡方面に走行しています。ほぼ同時刻に八丁峠に行くことは不可能です。つまり、八丁峠で目撃された男性と紺色のワンボックス車は被告とは別人だということになります。(被告が犯人ではなく、たまたまそこにいた可能性も考えられなくはありませんが本人が否定しているのでその可能性は消します。)これは正直既に遅すぎるとは思いますが、八丁峠にその時間にいた男性を何とか探せないのかと思います。あの道は、ちょっと道を間違えたとか気分を変えてちょっと遠回りしようといった感じで通行する道ではなく、何らかの目的がある人が通行する可能性が高い道です。そうなると、その日その時間に通ったことを覚えている人もいるのではと思いました。現に私は、1997年3月に八丁峠を通過していることをしっかりと覚えています。ただし30年前の話なので、すでにその方が亡くなっている可能性もありますし、記憶もさすがに思い出せない可能性が高いとは思います。ただし可能性がゼロとは思いませんので、今からでもダメもとでTVなどを通して、その男性を探してほしいと思います。もっと言いますと、なぜもっと早くその作業を行わなかったのか?審判中にでも探そうと思えば探せたはずですし、被告が犯人でなければ誰かがあの時間あの場所にいたわけなので、今からでも何とかしてほしいと思います。今弁護団がテレビ等マスコミを通して主張していることは、DNA鑑定の不正確さ(これは判決では有力な証拠とはされていない)、八木山バイパスの新証言、警察が用意した証人が警察に誘導された等ですが、本当にえん罪であると考えたときに、こんなことで再審請求が認められるとは正直思えません。新証拠の八木山バイパスの証言も、死亡推定時刻を覆さない限り、証拠として採用されることはないでしょう。だって、その時間にはすでに被害者は殺害されておりますが、新証言ではあきらかに生きていたことになってますから証拠としてはとても成立しません。しかし、わたしがあげたこの二つの証拠崩しが実現すれば、一気に八木山バイパスの証言の信ぴょう性が増し、死亡推定時刻についてもな何らかの新たなメスが入るのではないでしょか。飯塚事件は冤罪であると声高に叫ぶ方々にもぜひ私の意見に賛同してほしい。警察はインチキだとか、証人は警察に誘導されたとか、そもそも証拠が捏造だ、裁判官もぐるになっているなどと言ったところで、それは単なる鬱憤晴らしにしかならないと思います。また、まったく辻褄が合わない推理をいくら行ったところで、逆に真犯人説が実現不可能なことであることの証明にしかなりません。今あがっている証拠を、具体的に矛盾することなくどうやって覆すのか。それが冤罪であることを証明する一番の近道だと思います。みなさんはどのようにお考えになられますか。
2022.11.24
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例えば・・・・あなたが毎朝出勤する電車の中で、具合の悪くなった女性を見つけたとしましょう。あなたが座っている座席の目の前に立っていた女性の方が、電車の中で急にしゃがみ込んでしまったとします。あなたは多分声をかけるでしょう。「どうされましたか?」その女性は「大丈夫です、ちょっと立ち眩みがしたもので…」 と話します。あなたはその女性の方にこう声を掛けます。「よろしければ席を代わりましょうか。自分はあと数駅で降りますので」しかしその女性は「大丈夫です。」と言ってあなたの席を代わりますとの誘いを断ります。あなたは「遠慮なさらずに、さあ座ってください」とさらに声を掛けます。すると女性はこう言います。「実は腰を痛めていて椅子に座るほうがきついのです。お心遣いありがとうございます。」あなたは、そこまで言うのであれば無理に席を代わるのもどうかと思い、そのまま座り続けます。2駅通過後、あなたは会社の最寄の駅で電車を降ります。その際にもその女性に声を掛けます。「無理なさらずに。お気をつけて」女性も「ありがとうございます。」と返してくれた。さて、この話の一部だけを切り取ったうえで、別の人からの視線から見たものとして話を創作してみますね。電車で通勤途中、少し離れた席の前に立っている女性が気分が悪くなったのか、電車の中でしゃがみ込んでしまった。目の前には会社員風の男性が座っており、その女性と男性は何か言い争っていたようだが何を話していたかは聞こえなかった。多分、女性が席を譲ってほしいとお願いしているのを男性が断っていたのではないかと思った。そして案の定その男性は目の前の女性に席を譲るのでもなく、そのまま座り続けていた。そしてそれから2駅通過後にその男性は電車を降りたのだが、たった2駅なのであれば目の前の女性に席を譲ればよいのに、なんという配慮がない人間なのだろう。このとおり、ある事象に対して一部だけ事実を伏せてたうえで、推測や感想を加えることで、印象って180度変わることもあるんですよね。他人が見た話の中で・女性がしゃがみこんだ・目の前男性とその女性が何か会話をしていた・男性は女性に席を譲らず、2駅通過後に電車を降りたこの3つは事実です。また・女性と男性が言い争っていた・女性が席を譲ってほしいとお願いしていたが男性は譲らなったこれは推測です。そして最後の・配慮がない人間これは感想ですね。飯塚事件で、冤罪と主張するジャーナリスト、マスコミの方々の意見はまさにこれで・一部の事実は見せない、認めない・事実の認定に推測を入れる・自身の主張(感想)を述べるマスコミが視聴率のためなのか、自社なりの考えを浸透させるためなのかよくわかりませんが、誘導と切り取りの印象操作を行うのはある程度防ぎようがないのかと思います。なぜならば一応は虚偽ではない作り方をするから。事実は伝え(ただし一部自社の考えに都合の悪い事実は伏せる)ていますし、推測はあくまでも推測として伝えていますし、その番組を制作して者たちの意見を述べるのも表現の自由の考えからも認めなければならないものだと思います。ですので、見る側が隠された事実を確認することがどれだけ重要なのか、ご理解いただけるかと思いますし、安易にマスコミの情報に乗っかる方々はそもそも事実を確認することの重要さに気が付いていない方が多いために、その本人も推測と感想のみで自身の主張を通そうとしてきます。そして不都合な事実は絶対に見ようとしない。なぜならば、マスコミの印象操作に乗っかった結論ありきの方々なので、その結論を脅かす事実は認めてはならないからです。ですので、議論に行き詰まると必ず言い出すのが「陰謀だ!」との言葉ですね。そういった方ってうらやましく思える反面、とてももったいない生き方をしているなと感じます。多分そういった方は本当の真実や、その瞬間は自分にとってあまりよろしくない事実であっても、その事実を知ることで将来的に自分の生きる上での糧になることを見過ごしているからだと感じるからです。とにかく、マスコミ、特にテレビの報道番組は、最初から斜めに見る癖をつけてちょうどよいくらいだとおもいますね。
2022.11.23
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その4 野球をするおじいちゃん審判「ストライーク、バッターアウト!」ららら「今のが果たしてストライクでしょうか。」審判「ど真ん中のストライクです。」ららら「ストライク・ボールは個人差や精神状態でも違うと思います。」審判「いや、だからわたしが審判なので・・・。」ららら「ホームベース上を球が通ったからストライクとは限らないです。コース内に球が通っただけとも考えられます。」審判「それがストライクなの。だから早くバッターボックスから出てね」ららら「早くは無理ですね。」最大10%引クーポン 交換往復無料 野球 スパイク ポイント 白 黒あり 一般 ジュニア SSK スターランナーMC マジックテープ 突き上げ緩和 SSF4100VC 野球スパイク少年野球
2022.11.23
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その3 病院で診察を受けるおじいちゃん医者「レントゲンの結果、胃に若干の炎症が見られますね。」ららら「胃の中を直接見れない場合にX線を当てて胃の中の状態を推定するのがレントゲンです。」医者「はぁ・・・・・」ららら「胃の中を直接見ていないのに炎症だと断言することはおかしいと言っているのです。」医者「それではお腹切ってみますか?」ららら「お腹を切っても炎症の場所がわかるだけかもしれません。」医者「だからそういってるでしょう!」ららら「そのようなことを言われても困ります」
2022.11.22
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まず私の死刑制度に対するスタンスを説明しておきます。私は死刑制度には反対です。若いころは複数の人の命を奪えばそれは死刑で当然と考えていましたが、昨今、自分では死ねないので死刑になるために無差別殺人事件を起こす輩が複数出てきたりもしましたので、それを考えると死刑よりも終身刑とし、それもその刑の期間は労働に服してもらう方がよいかと思っています。特に危険が伴うインフラ系の建設現場や、そうですね自然災害発生時の復旧工事等で、せめてその体をお国のために使ってもらうことで罪を償ってもらう方がよいのになと考えています。実際、こんなことは人権への配慮上、絶対に無理なのでしょうが・・・。飯塚事件で既に死刑が執行されてしまった件についても、私は正直結果としてよくなかったと考えています。それは、冤罪派の方が主張される「刑が確定してからの期間が短いから」等の理由ではなく、本人が無罪を主張しており、当然に再審請求を行うことは分かり切ったことなので、せめて再審請求が棄却されるまで待つべきだったと思っています。そして、再審請求を待たずに死刑を執行してしまったことで、この事件の冤罪を主張する方々(弁護団やマスコミ)に対して、正当性をアピールする場を与えてしまったように感じています。普通の人が、ニュースなどで死刑執行された人に対して再審請求されているといったニュースを聞くと、多分そういうことなら死刑は危険だなと感じると思うのですよね。うがった見方をすると、死刑廃止運動にうまく利用されてしまったように感じています。ちなみに、もし仮に飯塚事件で再審請求が認められ、その結果被告が無罪となった場合、多分日本では以後死刑制度自体の存続が難しくなるでしょうね。現行犯か、決定的な証拠があるか、若しくは本人が強要ではなく自主的に自白した場合以外は、仮に死刑が確定しても、執行することはできないでしょう。それに、私は正直言って飯塚事件の被告が、その数年前に発生した女児行方不明事件にかかわっている可能性が高いと考えていますので、今回の死刑執行でその事件が完全に闇の葬られたことが大変に悔やまれます。被告には再審請求が棄却されるまでの期間は生きていてもらい、そこで過去の事件に関しても何らかの事実が判明することが良かったのではと考えています。飯塚事件の冤罪を主張するある方からは「冤罪を否定する人は死刑賛成の人」とレッテル張りをされましたが、死刑制度の是非と、この飯塚事件に犯人はいったい誰なのかについては、全くの別物だと考えています。あなたは死刑制度についてどのようにお考えですか?
2022.11.21
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