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----------------------------------------------------( 初めて読んでくださる方へ ) ----------------------------------------------------管理人・池田モノリス(現在63歳)の連載ノンフィクション?絵物語。時代は1966年(本人・高3)~1973年(本人・大学5年)あたり。(時々、太古の昔や、遠い未来に飛ぶこともありますが)そのちょうど真ん中にあるのが…物語のプロローグ~大隈講堂にツイラク炎上するツェッペリン号の1969年 ~ 僕が勝手に1Q Rock ! You と名付けた年。このセカイの発情期を舞台にスカスカのくせにイノチに恋してこの世にツイラクした神様のあられもない姿を、僕はスクープしようと企てています。--------------------------------------------------で、今回は1970年頃の山手線の中。 バンドのメンバーをだまくらかして、 謎のコンテストへ向かうトチュー! --------------------------------------------------1 9 6 9 ~ 1 Q Rock! You ワニの手線・有楽町 ウチューのトチュー下車 「山手線が、もし長くていやらしいヘビで、 自分のシッポに欲情してクネクネ這い進んでいるのだったら、 回りのビルもジャングルのように息を荒げているはずだ」 ワニグチさんは大きな口を少しゆがめ アマゾン河のように湿った唾液をこらえてつぶやくけど 笑っているのか不機嫌なのか良く分からない。 そもそもワニグチさんが悲惨な青年時代を送った あの火星の採掘場に こんなまぶしいジャングルなんてあったんだろうか。 「昨日が今日にバリバリ食い尽くされて 今日は明日に丸ごと咥えられて。 未来のシッポをかじったら、どんな汁がこぼれてくるんだろう」 ライオン丸はいつも飢えているから 妄想を舐めて腹の足しにする。 景色は窓の外を光速で流れ過ぎて行くから 向こう側に何があるのかよく見えない。 仮に、電車の外側が誰かの夢で 内側が、又違う誰かの夢だとしても 気付きようもなく、ただすれちがうだけだ。 「僕達の乗ってるブリキの箱って本当は何なのかなんて 外から観なきゃ分かんないよ」 ショパンは五線紙のように状況を把握している。 だけどオタマジャクシは精子のように欲望に追い立てられ どこに泳いで行くのかは予測できない。 「だから、サイケデリックだろうが ニューミュージックだろうが、 あだ名は何だっていいんだよ」 電車が速度を落とし、タイムリミットが近づいて来たから 僕が、みんなに今日の事情を説明する。 「だけど、このバンドで シンガーソングライターっていうのはどうかな」 ワニグチさんがつぶやきかけたけど プシュー いきなりドアが開いて もう外側と内側が接続されてしまったので あきらめてゴツゴツした腕を網棚の上に伸ばし スネアケースを下ろした。 東京駅の次には フランク永井の「有楽町で逢いましょう」があって 天然色の夢が夜風のように広がっている… と、僕は小学校の頃からずっと信じていた。 だけど、駅前には三ノ宮や心斎橋と同じ「そごう」が 高校の風紀委員みたいな顔して立っている。 神戸も大阪も東京も、同じように薄ら笑いする「この世」だ。 それじゃベンチャーズの「二人の銀座」は どこで光ってるんだろう。 1969、大隈講堂にジミー・ペイジの飛行船が墜落した夏の日、 僕が逃げ込んだ地下鉄東西線は土星の輪だ、と思った。 たとえば、静かに回転し続ける、秩序のリング。 だけど、そうじゃなくて 本当はあの地下鉄も今日の山手線も たとえば神様のストッキングだとしたら… 伝染して、セカイが発情して、 一体どんな軌道に脱線してしまうのだろう。 「乗り物が変われば 景色も匂いも全然違ってくるよ」 「魂の乗り物はドーナッツみたいなレールの上を グルグル回っているの?」 コトリスが有楽町のホームの上空で めずらしくはしゃいでいるから 僕の質問がハネで吹き飛んでしまうよ。 そうだ、今日はフォークソングだ。 だってね、 シンガーソングライターコンテストだから。 「なんで、オレ達、このコンサートに出るの」 ライオン丸はそごうの7階を見上げる。 「あ、僕がテープ送ったから」 ------------------------------------------- この続きは ▼クリックでアメーバブログへ妄想が暴走中ですとりあえずFacebookとやらも登録して… 途方に暮れてるところです。池田モノリス~Facebook
2011年11月19日
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1969 ~ 夜明けのスキャット 1Q Rock! You ~ ウチューのトチュー ★由紀さおりさんのアルバム「1969」については、記事の後半に…ちょっとうれしいのでお知らせ。「デイリー 山川健一」 ↑赤文字クリック で記事へリンクロック作家の山川健一さんのネット新聞 ~ のトップに何と「池田モノリス~ウチューのトチュー」先日アップ分の「この世ほどスゴイ麻薬は、どの世にもないわ」が紹介。しかし…他のネット上でカッパのサラちゃんとか、火星のマーキュリー高校とかの異様な単語を目にすると、我ながら「大丈夫か?」と心配になります(汗)------------------------------------------------ ( 初めて読んでくださる方へ ) ------------------------------------------------管理人・池田モノリス(現在63歳)の連載ノンフィクション?絵物語。時代は1966年(本人・高3)~1973年(本人・大学5年)あたり。(時々、太古の昔や、遠い未来に飛ぶこともありますが)そのちょうど真ん中にあるのが…物語のプロローグ~大隈講堂にツイラク炎上するツェッペリン号の1969年 ~ 僕が勝手に1Q Rock ! You と名付けた年。このセカイの発情期を舞台にスカスカのくせにイノチに恋してこの世にツイラクした神様のあられもない姿を、僕はスクープしようと企てています。------------------------------------------------で、今回は1966年、ジュピ高3年の夏。ビートルズが来日したり屋上でコトリスにしごかれたり、途方に暮れる空。------------------------------------------------この世を棒に振ったら、どんな匂いがするんだろう~ビートルズ武道館公演の夏「ビートルズの武道館チケットが当たったんだ!ねぇ、母さん。東京へ行ってもいい?」「どこのグループサウンズ?新幹線、往復でいくらかかるか知ってるの」来日記念LPに付いていたハガキを出したら本当に東京のレコード会社から武道館チケットが送られ来るなんて!だけど小遣いも覚悟もない僕は東京から転校してきた女子に体育館の裏で密売。どうせ今だけのミーハー人気だしさ。テレビの「勝ち抜きエレキ合戦」見てれば十分。(↑ジュピ高屋上にて~軽音楽部の半魚人の友達と)「中間テストなんて白紙で出せよ」「だめだよ。内申にひびく」「大丈夫さ。英語のテストでアルファベットがアリの行列みたいに逃げ出しただろ」「ああ、先生も仕方ないってあきらめて掃除してた」コトリスが棒高跳びのバーを上げる。「次は、体育館のガラス窓を割るよ」「バットは野球部から盗む?」「違うよ、心で。ガラスは後片付けが大変。だからイメージでやるんだ」「何だ、そんなの簡単じゃない」「じゃ次。屋上から空に飛び降りてごらんよ。心で。上も下もないって思ってみて。だけど本気で」イメージなんてチョロいって思う。だけど屋上で目を閉じると5秒で心がブルブル震える。空は暗闇と同じくらいまぶしく、高く、立ちすくんでいる。(↑ジュピ高・保健室にて~カッパのサラ先生を激写)「現実中毒のサソリ・キャンデーになんてなりたくないでしょ」カッパのサラちゃんに余計な心配させたくないから僕は軽音楽部の部室に火を付ける。理科室をミサイルで吹っ飛ばす。何度も何度も、頭の中で。でも、うまく燃え上がらない。全然命中しない。アメは全然溶けやしない。(↑ジュピ高・理科室~ミサイル不発直後の証拠写真)♪ I can't get no satisfaction !ミックとサラちゃんがマイクを挟んでキスするくらい顔を近づけてコーラスしている。「ただ目を閉じればいいだけじゃない。この世なんて、パッと消えるでしょ」僕の頭の中の抜けるような青空で棒高跳びのバーがどんどん上がっていく。助走をつけてポールを突き刺すとギシギシきしんで死にそうに怖くなるけど僕はキャンデーを全部舐めてサソリを助けなきゃならない。------------------------------------------------絵物語は今1966年、西宮市ジュピター高校の3年の夏と 1972年、中野区野方のウズマキ荘の秋を行ったり来たり。 ややこしくてごめんなさい。 で、そのちょうど真ん中にあるのが… この絵物語のプロローグ~大隈講堂にツイラク炎上するツェッペリン号の 1969年 ~ 僕が勝手に1Q Rock! You と名付けた年。 これはセカイの発情期と言われる (僕が勝手に言っているだけですが)重要な一年で 多くの方が、その「時代」の研究を続けています。最近、僕が時々ノゾキに行っている 日本洋楽研究会の野中規雄 さん (…「at 武道館をつくった男」という本でご存じの方も多いと思いますが、 日本のロック黄金時代を創った伝説の洋楽レコード・ディレクター…)のブログでも、この時代への興味深い考察がアップされています。 実は、野中さんの知人、佐藤剛さんがプロデュースした 由紀さおりさん(62)&アメリカの人気ジャズ・オーケストラ 「ピンク・マルティーニ」のアルバム「1969」が、 世界22か国でリリースされ大ヒット。 デビュー当時の日本の歌謡曲を日本語で歌っているのに、 アメリカやカナダのチャートでも1位に! あ、僕も先日始めたばかりのFacebookで 何と佐藤さんにも友達になってもらって感動(汗) あの坂本九「スキヤキ」以来48年振りの奇蹟が起ころうとしています。 僕の1Q Rock ! You もがんばって更新しなきゃ! ------------------------------------------- この続きは ▼クリックでアメーバブログへ妄想が暴走中ですとりあえずFacebookとやらも登録して… 途方に暮れてるところです。池田モノリス~Facebook
2011年11月14日
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1969 ~ 夜明けのスキャット 1Q Rock! You ~ ウチューのトチュー ------------------------------------------------絵物語は今1966年、西宮市ジュピター高校の3年の夏と 1972年、中野区野方のウズマキ荘の秋を行ったり来たり。 ややこしくてごめんなさい。 で、そのちょうど真ん中にあるのが… この絵物語のプロローグ~大隈講堂にツイラク炎上するツェッペリン号の 1969年 ~ 僕が勝手に1Q Rock! You と名付けた年。 これはセカイの発情期と言われる (僕が勝手に言っているだけですが)重要な一年で 多くの方が、その「時代」の研究を続けています。最近、僕が時々ノゾキに行っている 日本洋楽研究会の野中規雄 さん (…「at 武道館をつくった男」という本でご存じの方も多いと思いますが、 日本のロック黄金時代を創った伝説の洋楽レコード・ディレクター…)のブログでも、この時代への興味深い考察がアップされています。 実は、野中さんの知人、佐藤剛さんがプロデュースした 由紀さおりさん(62)&アメリカの人気ジャズ・オーケストラ 「ピンク・マルティーニ」のアルバム「1969」が、 世界22か国でリリースされ大ヒット。 デビュー当時の日本の歌謡曲を日本語で歌っているのに、 アメリカやカナダのチャートでも1位に! あ、僕も先日始めたばかりのFacebookで 何と佐藤さんにも友達になってもらって感動(汗) あの坂本九「スキヤキ」以来48年振りの奇蹟が起ころうとしています。 僕の1Q Rock ! You もがんばって更新しなきゃ! …というわけで、1969~中野区野方・ウズマキ荘の糸電話交信の続き。ニューロンより細いナイロンじゃ、 血や魂なんて結べないよ。( コトリス says ) ボクはウズマキ荘の 洗濯ロープの上に舞い降りて モノリスとウサギのスキマを サーカスのテントのように揺らしている。 風鈴に絡まりそうな ニューロンより細いナイロンじゃ 夜なんて繋げないよ。 血や魂を結べる糸なんかないって。 三日月は赤いミニスカートをはいて 深夜喫茶のウェイトレスみたいに 媚びたウィンクする。 だけどね 夜は毎晩命がけで沈んでいるんだから。 世界中のまぶしさを 歯を食いしばって飲み干す覚悟。 モノリスとウサギの間で ギザギザに半開きのスキマ。 ボクがその傷口を もっと真っ赤に引き裂いてあげる。 淋しいだのロックだの そんな途切れ途切れの記号なんて 血を流してポタポタ脱線すればいいのに。 どこまで棒高跳びのバーを上げるか。 どれだけ肉の底に潜るか。 ねぇ、モノリス。 どっちのソラに飛び込むつもり。 夏のジュピ高で 何度も聞いたはずだよ。 ------------------------------------------- この続きは ▼クリックでアメーバブログへ妄想が暴走中ですとりあえずFacebookとやらも登録して… 途方に暮れてるところです。池田モノリス~Facebook
2011年11月11日
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時々通信忘れた頃に?前回の続き 最近、楽天は見まぐれ不定期更新で、ごめんなさい。 で、初めて読んでくださる方へ。 ----------------------------------------------------- 今は1972年の秋の終わり。 場所は東京中野区野方のウズマキ荘という アパートの四畳半の部屋。 僕(池田モノリス)は早大在学中だけどバンドに夢中で 授業にも出ず、学園祭のロックフェスやライブハウスとか。 そんなある夜、ウサギと僕は糸電話で交信中。だけど混線してるから、声も途切れ途切れ。絵本の更新もどんどん遅れてしまうよ。----------------------------------------------------- 電話ボックスに八分目の海とスプーン一杯ほどの空。あと、あなたに繋がっている糸一本。「電話してごらんよ」 コトリスがしつこいから。 僕は窓をそっと開けて 物干し金具に結んだ洗濯ロープを クイクイって2度引っ張る。 ロープの先は2階のウサギの窓の手摺りに繋がっていて その下にぶら下がっている風鈴がこっそり鳴る。 チリリン、チリリン。糸電話には誰も出ない。 ウサギ、もう寝ちゃったのかな。 ・・・・・・ 何かさ、西武線の踏切の音みたい。 まだ見たこともない小さなムシたちが 貨物列車のように繋がって 洗濯ロープをコトコト渡って行く。 チリリン、チリリン。 ・・・・・・ 「はい、こちらはウサギです。 ただいま月の裏側でかくれんぼ中のため 電話には出られません」 あ、まだ起きてるんだ。 「もしもし、ウサギ」 ・・・・・・ 「申し訳ありませんが 長くておセンチな耳がジャマで そちらの声が良く聞き取れません」 「最近ね、学園祭とか続いてさ。 終わったらみんなで居酒屋行って朝まで飲んで 帰って来たらそのまま寝ちゃって…」電話ボックスに八分目の海と スプーン一杯ほどの空。 あと、あなたに繋がっている糸一本。 それだけあれば、 私、耳の先まで溺れられるかな? パタ、パタ。凧みたい。 糸電話が絡まっているわ。 あなたの唇から知らない歌、 歌詞が風で聞き取れないから 私、少しイライラして 暗い箱の底まで潜るの。 長くておセンチな耳が 海草みたいにユラユラじゃま。 左の耳から海が流れ込んで 右の耳を抜け出るまで 私、ワンワン泣く。 ------------------------------------ この続きは ▼クリックでアメーバブログへ妄想が暴走中ですとりあえずFacebookとやらも登録して… 途方に暮れてるところです。池田モノリス~Facebook
2011年11月05日
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