根っこの今

根っこの今

2006年03月10日
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カテゴリ: 自然と土とわたし
佐倉にある 川村美術館

自然散策路はよく行くのだけど
久しぶりに美術館の中へ

「土の手を休めて
 佐藤忠良さんのスケッチブック」
という展覧会をやっていた
(佐藤忠良さんは、「おおきなかぶ」の
 絵本でも有名!)


このプラムという絵・・・
なんだろう・・・この色合いに
プラムの繊細な動きを感じて
見ていてなんだかあったかくなった

momo
(川村美術館のHPより
 本物はもっと素敵!)

「忠良せんせい、古里に触れる」
ギフトショップで立ち読みしたこの本・・・

落ち葉に佐藤せんせいが、手をふれ、
虫に喰われたその葉っぱの穴の痛みを
感じたという文章があった


葉っぱに触れ
稲穂に触れる

そんな中で
自然を想い、人を想い
出来上がってくる作品なのだなぁ・・


冷たい風がほほに触れ
しっとりとぬれた土に触れ
寒さの中にふんばって生きている
ほうれん草や豆の新芽たちに触れる

hourensou.JPG


人間は、やはり大地に生きている
だから大地に触れると何か
エネルギーをもらえるし
感じることができる

人は「土」からできたと聖書にでてくる
そこに神さまからの息吹が吹き込まれた
だから、何かを感じ、コミュニケート
できるのかな・・・




冬があり夏があり
昼と夜があり
晴れた日と雨の日があって
ひとつの花が咲くように

悲しみも苦しみもあって
私が私になってゆく

(星野富弘さんの「花よりも小さく」より)





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最終更新日  2006年03月10日 20時16分30秒
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