☆世界で一番ロマンティックな夜☆

November 9, 2006
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桃色リンゴさんからのリクエストにおこたえして、今日は最近騒がれている【いじめ】について書くね。

みんなは、いじめられたこと、ある?

俺はねぇ、あるよ。

中学2年生のときに。

同じクラスの男の子でT君っていうおとなしいヤツがいたんだけど、

その子、お父さんがバキュームカー(汲み取り式トイレの回収車)の運転の仕事をしてるっていう理由で、

「臭い」とか「汚い」とか言われて、からかわれていたのね。

クラスで1番いきがっているMってヤツがいたんだけど、

ある日、Mが、クラスの男子全員でT君をいじめる・・みたいなことを言い出してさ。



Mっていうのは、カラダがでかくて、めちゃめちゃキレやすくて、逆らえるヤツなんていなかったんだよね。もちろん、俺も逆らえなかった。

俺は、その当時から、集団でつるむのは好きじゃなかったから、どこのグループにいるってこともなく、けっこう、はすに構えてたんだよね。笑

個人的には、仲のいいヤツが何人かいて、個人同士では話したり、遊んだりもするんだよ。

ただ、グループには属さないの。

意味、わかんないかな?

まぁ、それはいいとして。

俺も、Mは、ヤバいヤツだって思ってたよ。

こいつとは、関わり合いになりたくないって、いつも思ってた。

そのMがね、放課後、Tが帰ったあと、教室で、他のふたりと一緒に俺の机のところにきて、言ったんだよ。

「○○(俺の名字)。お前も、Tのこと、いじめようぜ。明日、あいつの弁当にさぁ、トイレの水をしぼって、入れるんだけど、お前やってくれや」

一瞬、はぁ?って感じだったんだけど、要は、他のヤツがMの言うとおりに、Tに嫌がらせをしているのに、俺が何にもしないから、「お前も俺の言うこときけよ」って言ってるワケ。



「んなこと、やめとけよ~」

みたいに返したらさぁ、

Mがメンチきってきて(今、そんな言い方しないか・笑)、

「誰に逆らってんだ。生意気なこと言ってっと、おめえも、いじめんぞ、おらぁ」

とかって、かましてきやがったんだよ。



って聞いたら、

「バキュームくせえからだよ。なぁ?」とか言って、他のやつ等と目配せして笑いやがってさ。

かなりびびったんだけど、俺、半分笑いながら(てか、笑い顔を必死で作って)「ガキみてえないじめやめとけよ」って、言ったのね。

そしたら、Mがいきなり俺の座ってる椅子けとばしてきて、ガタッ!って、すっ転んだんだよね、俺。

で、立ち上がろうとしたら、ガツンガツン蹴り入れられちゃってね・・・。

その日から、俺もTと一緒に、いじめの標的になった。

3日間、俺とTは、いじめられまくったよ。

体中にアザが出来て、熱まで出ちゃうくらいにね。

いじめが始まって3日後の夜にね、お風呂上がって、自分のカラダのアザを見ながら、決心したの、俺。

俺には、選択肢は2つしかなかったんだよね。

今、問題になっているような、自殺とかっていう考えは、一切なかったね、俺は。

万が一、誰かの為に死ぬっていうことがあるとしたらさ、

家族とか、恋人とか、将来結婚する奥さんとか、将来生まれる自分の子供とか・・

そういう大切な人のためしか、あり得ないでしょ。

何で、生きてる価値もないような腐った奴らのために死ななきゃなんねーのよ。

・・でね、俺の選択肢は2つ。

◎ひとつは、逃げ出すこと。

俺はね、自殺するくらいなら、逃げ出すよ。

後ろも見ずに、ケツをまくってね。

◎もうひとつの選択肢は、自分の存在をかけて、やり返すこと。

この状況で、格好なんて、つけていられなかったからね。

極端なハナシ、100回負けてもいいから、最後に勝ってやろうっていう、玉砕戦法だよね。

さぁーて、問題です♪

俺は、どちらを選んだでしょうか?

長くなったから、続きは明日書くね。(全国1億万人のブーイングが聞こえるぜ~)

※ヒント↓

俺、みんなが思っているほど、勇気のないオトコだよ。(また明日ね~)

うそです。今書くってば・笑


忘れもしない、当時、夜9時からザ・ベストテンっていう歌番組があった日だから、よーく覚えてるんだけど、木曜日の夜8時過ぎ。

俺、こっそり家を出て、Mの家に行ったんだよ。

で、チャイム押したらMの母親が出てきたんで、「ちょっと借りてたものを返したいんでM君いますか」って言って、玄関の外にMを呼び出したの。

Mがスウェット姿で出てきて、確か「なにしに来たんだよ、てめぇ」みたいなことを言ったんだよね。正確には、言ったんじゃなくて、言い終わる寸前くらいだね。

俺さぁ、いきなりMの髪の毛を引っつかんで、グイッって髪の毛と頭ごと自分の腰の辺りまで引き寄せてね、

顔面めがけて、思いっきり膝蹴りかましたんだ。

ドサーッってMがうずくまって、見る見る鼻血がドクドク出てきてね。

その、Mの髪の毛をつかんで、顔を持ち上げて、言ってやったよ。

「明日から、毎日いじめんぞ、てめぇ。標的は、てめえひとりだから、覚悟しとけよ」

それから、Mを突き飛ばして、もう一度、Mの家の玄関へ行って、両親を呼んでさ。

俺がつけられた手足のアザを見せて、言ってやった。

「Mにやられたことのお返しをしただけだよ。親は出てくるんじゃねーぞ。」って。

その日の夜は、大変だった★

大好きなベストテンを見てるどころじゃなかったよ・苦笑

向こうの親が家に乗り込んできて、確か夜中の1時くらいまで話し合ったんだよね。親同士が。

Mは来なかったんだけど、俺は、その場に同席させられて。

だけど、やられたことをやり返したっていうセリフ以外は、何にも話さなかった。

喋っちゃうと、自分が恥ずかしいような気がしたからね。

翌日、Mは学校を休んだんだ。

Mが仲間に電話でもしたのか、その日は、他の奴ら、まったく俺に嫌がらせをしてこなかったんだよね。

その日の昼休みにね、Mの次くらいに俺をいじめてくれたKってヤツがいるんだけど、

そいつに、クラスの半分くらいがいる教室で、言ったんだよ、俺。

「昨日みたいに、モップで、後ろから殴ってこねーのかよ、お前」って。

そしたら、「なんだ、このヤロー」とかは言ってるんだけど、全然向かってこないんで、

ロッカーの脇にあったモップの棒で、思いっきり、Kの足をぶっ叩いてやったんだ。

その他大勢みたいなカス達をひとりずつ相手にするのは面倒だから、一気にケリをつけようと思ったんだよね。

どうせ、Mがいなけりゃ、根性のカケラもない、ただの金魚のフン達だからね。

そんなのが100人いたって、目の前でひとりを潰してしまえば、びびって何も出来なくなるのは分かっていたからさ。

俺、今でもそうなんだけど、ひとりじゃ何も出来ないクセして、強いやつの力を借りていきがっているヤツを見ると、虫唾が走るんだよね。

Kがギャァ・・みたいな声を出して倒れたら、それを見て、他のやつらも俺に向かってきて、7対1くらいの、揉み合いになってさ。

さすがにボコボコにされると思ったんで、ここは、今でも得意の(笑)はったりで、黙らせた。

「さわんなよ、てめえら!!!何日かかってもいいから、おめーらもひとりずつ、Mみてえに狙ってやっから、覚悟しとけよ!!!」

みたいなことを、確か叫んだような気がする(記憶が曖昧だけど、多分、そんな感じのことを・笑)

ながーーーーーいブログになっちゃって、ごめんね~。

それと、ケンカとか暴力とかのハナシが嫌いな人には、読みたくない内容だったかな。


結局ね、俺は、やられたことをやり返すっていう方法を選んだんだよね。

変な言い方だけど、逃げ出す勇気も、もちろん、自殺する勇気もなかったから、覚悟を決めて、立ち向かっていくより他なかったっていうのが、正直なところ。

だけど、結果、それで、俺に対するいじめは、終わった。

Tへのいじめも、やめさせた。

結果良ければ、すべて良し♪(あ~、暴力反対の女性陣から、またまたブーイングが聞こえる~)

最後に、俺達へのいじめがどうやって終わったかっていうとね。

手が疲れたから、簡単にしか説明しないけど(笑)、Mが、俺に謝ってきたの。

Mの親は、俺のことを学校に言って問題にするって怒ってたらしいんだけど、Mは、素直に非を認めたんだね。

その一件のあと、なーんか、Mと友達になっちゃってね。

実は、今でも、俺の1番の友達なんだ☆

ねっ、元彦ちゃん。あっ、書いちゃった~♪

俺の披露宴の友人代表のスピーチは、何を隠そう、この元彦でした☆

今ではいい思い出だけどね、あの一件で、俺は、いじめっていう、世の中でもっとも陰湿な行為を、身をもって体験したんだ。

もしもね、今、学校なり、職場とかで、いじめに苦しんでいる人がいたとしたら。

とにかくね、死ぬなんてことは、絶対に考えないことだと思うよ。

さっきも書いたけど、嫌な存在からどうしても解放されたいと思ったら、転校するなり、会社を辞めるなり、引っ越すなり、。

とにかく、その、ガマンできない存在から、遠くに離れること。

なーんにも、恥ずかしいことなんてないよ。

恥ずかしいのは、もう顔も見たくないほどに嫌われた、相手のほうなんだからね。

逃げるんじゃないんだよ。

離れるの。自分から。

理由は、そいつが嫌だから。

それ以上の理由なんて、いらない。

もしも、自分の身近に、人間的に最低な、卑劣で残忍な殺人鬼が住んでいるとしたら、逃げるのが恥ずかしいとかいって、そこにい続ける?

それとも、諦めて自殺する?

そんなことしないよねー。

怖いし、嫌だから、その存在の手が届かない場所まで離れるでしょ。

それだけで、セーフじゃん。

俺が言えるのは、それだけ。

大丈夫。

そいつから離れれば、人生なんて、簡単に変えられるよ。

思いつめないの。

分かった?



明日が、笑顔に満ちて、ロマンティックに輝きますように☆


☆世界で一番ロマンティックな夜☆





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Last updated  November 10, 2006 09:06:31 AM


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