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アナトラセルヴァチカ

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abareusagi @ Re:今まで有り難うございました!!(06/13) こん! 方向性を 掴むことができて 終…
March 4, 2006
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カテゴリ: 美術・絵画
嬉しい・・・・・・。

フジタの大規模な回顧展が東京で見られるなんて・・・・・・。

あー。(涙)



学生のころから、尊敬する絵描きをたったひとり選べと言われたら、迷うことなく選んでいた。


古書店で発見したフジタの著書『腕(ブラ)一本』は家宝だ。(もっとも昭和11年のでなく、昭和56年講談社刊の復刻版だけれど。)


ノーベル書房の『猫と女とモンパルナス』も、家宝。フジタの貴重な写真や資料が満載だ。


高校時代にノーベル書房の新聞広告で見て、スグにお小遣いをはたいて購入したものだが、今や稀観本と呼ばれるものになっている。何年か前に神田で8万円がついていた。



そういえば、親友が自殺した時に私も頭がおかしくなって売り飛ばしてしまったが、サバト館刊行のレオノ―ル・フィ二の『仮面』も高校時代に買ったものだ。

(サバトが漢字に変換出来ない。当たり前か(笑)。華奢の奢でサ、東京都の都でト、それでバはなんでしたっけ???(笑)暴走族みたいな名前だね今頃よくよく考えると(笑)。)







ヤフオクだの株だのの指南本ばかりが増殖する近頃の私の本棚。



・・・・・・・・・堕落してるね、はっきり言って。



・・・・・・・・・それとも、あれはやっぱり前世なのか?既に・・・・・。



ま、最近はまじめに買うに値しない本ばかりだしね、昔の本に比べたら。とか言い出しては、ほんとーーーーに年寄りに突入だけどね~。



今でも下手すると月に2、3万も本を買いかねないくせに、明らかにおちぶれている。思考パターンが。世の中に無理にあわせようとして暮らしたばっかりに、大事なことを捨てている。もうそういうのはやめよう。



『腕一本』には、第一次世界大戦前に単身パリ入りしたフジタが、『幅二間長さ一町余り』の地所を買ってパリの地主になったこと等書いてある。


やれ画家だ、株だなんだと夢見つつ、ろくな絵描きにもなれていなければ、株の資金すらよう儲け出さないおのれに比して、このフジタのしょっぱなからの賢さはどうだ。


フランスで大成功して、自分で壁画を描いた教会に眠っているなんてどえらい奴になる為には、はじまりからして違うのだ。



しかし、くだらない夢想をくりひろげているうちに、私も馬齢をかさねたもんだね。



イタリアに住みたいが為に始めたスモールビジネスにも足をとられ、パートにでるはめに。本末転倒の続く日々。考え直さなきゃ人生が終る。


















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Last updated  March 4, 2006 08:06:47 AM
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