2008.08.07
テーマ： ☆詩を書きましょう☆(8470)
カテゴリ： カッコウガナク
まぁ、読んでいただければ判ることなんですけど、
今回の日記には一片の真実もありませんからネ。
ぜーんぶウソばっかですからネ。
ここんとこ、ヤケにコメントをくださる★みゆきち★っているでしょう。
メチャしつこいですよネ！ ウザいですよネ！
なので、ヤツには是非いなくなって欲しいもんだなぁ
って、考えてるうちにこんなことになってしまいまして.....
「ドザエモンだぁッ！」
「ドザエモンが上がったゾー！」
「江戸川橋にドザエモンが上がったゾー！」
まだ夜が明けたばかりだというのに橋の下には、
すでに結構な人だかりができ、
陽が高くなる前から、そこだけはもう日中の暑さです。
その人だかりが、サッと二つに分かれて.....
「どきねぇ、どきねぇ！ 邪魔だ、邪魔だぁ！
とっとと道をあけやがれ！」
と、勢い込んでやって来たのは、
岡っ引きの銭亀平次とその手下、恥五郎です。
ドザエモンの傍らにしゃがみ込み、軽く手を合わせるなり、
『ほぅ、心の臓をひと突きかい。
こりゃ手慣れた野郎の仕業に違ぇねえな。』
と平次がつぶやくと、手下の恥五郎がすかさず、
「おいおい聞いたか！さすが親分、ひと目でまるっとお見通しだぁ。
お前ぇらが枕を高くして寝てられるつーのも、
この銭亀の親分がここいら一帯を取り仕切っていなさるからなんだゾ！
まさか、足を向けて寝てるバチあたりな野郎はいねぇだろうな！」
と、威勢良く一通りあたりを睨み付けると
再び平次に向き直り、同時に媚びた口調で、
「ところで親分、こいつはいってぇ
どこの何て野郎なんでしょうねぃ？」
『そいつはこれから調べてみなきゃ解かんねぇが.....
おぃ、誰かこのホトケさんに見覚えのあるヤツはいねぇか！？
こんだけ野次馬がいて、誰も知らねぇのか！あん？』
「そいつは多分.....」
男が人垣の中から一歩踏み出しながら口を開いた。
「茗荷谷の飾り職人、★みゆきち★って野郎でさぁ。
随分と水膨れしちまってるから、確かに！とは言えねぇが.....」
『おっ、お前ぇは確か.....かわら版屋【腐汚粕】。
さすがに目と鼻の先だけに早ぇな。』
「いえ、そいつはとうの昔に店じまいしてまさぁ。
うちは【婦雷亭】。あっしはそこのmug造と申しやす。」
『おっと、すまねぇ。そうだったな。
ところでmug造、お前ぇこのホトケさんが、
何者だか知ってるっちゅう口振りだったが.....』
「コイツは評判の良くねぇ野郎でしてネ、
飾り職人なんつーのはカタチだけで、腕も何もありゃしねぇ、
何をやってオマンマにありついてやがるんだか.....」
「そのクセここんとこ妙に羽振りがいいって話で、
あんまり臭ぇ野郎なんで
いろいろ嗅ぎ回ってたところなんでさぁ.....」
『ほぅ、随分と詳しそうじゃねぇか。
みっちり聞かしてやっておくんねぃ。
で、どう評判が良くねぇんだい？』
「何でも、人様の玄関先にクソを....
いや、クソコメントを置いて歩いてやがる
とんでもねぇ野郎だって話でして.....」
『どうにも妙な野郎だな。で、コイツの狙いは何なんでぃ？』
「まだ、シカとはつき止めちゃいやせんが、
人様をたぶらかして金を巻き上げてるんじゃねぇか.....
って、あっしは睨んでたんですがネ。」
『ってことは何かい？コイツを憎んでるヤツは
ここいらの部落だけでも
ゴマンといるってことかい？』
「ええまぁ.....大きな声じゃ言えやせんが、
楽天部落の血の気の多い連中は、
見つけ出したら簀巻きにしてやる！
って息巻いてやしたからねぇ.....」
『そうか、楽天部落か.....
鼻息の荒い連中が集まってるっちゅう噂は
オレの耳にも入っちゃいるが.....』
「おっと、いけねぇ。締切りの刻限だ！
モタモタしてたら【不埒衆】のヤツらに出し抜かれちまう！
親分さん、申し訳ねぇがこの辺で勘弁してやっておくんなさい。」
『おう、引き止めて悪かったな。
また何か解ったら知らせてやってくんねぃ！』
「へい！」
背中越しに返事をしながらmug造は土手を駆け上がって行った。
『おう恥！こうしちゃいられねぇ！
オレ達も楽天部落に聞き込みに行くぜ！』
「そうこなくっちゃ親分！ ガッテンだぁ！」
さぁて、こうしてドザエモンに成り果てた★みゆきち★ですけど、
これをアップした後、また性懲りもなく
クソコメントを残しにやって来ますかネ？
そんなどうしょもないことが、
暑くて何もヤル気が起こらないこの夏の
唯一の楽しみだったりもするんですヨ☆
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