2009.11.05
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カテゴリ: シズカナ





 つーことで、その夜の話なのですが.....


 いえ、ボクが未体験だっただけで、


 ホラーなんて言えるほどのことじゃないのかもしれないんですけど.....










 ボクは寝てしまったら最後、


 何があっても少々のことじゃ目が覚めなくて


 昏睡か!?って勢いで寝るヤツでして、










 隣りの建物が大火事で消防車救急車大集合になってても


 気付かないで朝を迎えたことがあったり.....


 寝ている間の地震は翌日のニュースで知ったり.....










 時には寝ながら行動してることもあって、


 寝床の回り1m以内では、


 記憶にない異変が起こっていたりもするんですヨ。










 目が覚めたら.....


 TVのリモコンから電池が取り出してあったり、


 クッサい脱ぎたて靴下が枕になってたり、










 パーカーの袖から片腕だけが抜けた


 桜吹雪なしの遠山の金さん状態で、


 寝ながら悪党の一味を裁いていたこともありましたw










 なのにその夜は.....










 ファミレスでの3時間以上にも及ぶ打ち合わせを終え、


 グッタリしながらも買い物だけはして帰宅した0時半。


 前夜が半徹で会社泊まりだったこともあって


 何もする気が起こらず、着替えるだけで精一杯でした。










 何か良からぬモノにでも呼ばれたのでしょうか?


 ボクはフラフラと寝床に行き、なぜかいつもとは逆向きに、


 足元にたたんである毛布の上に頭をのせました。










 あーぁ、このまま寝ちゃマズいよなぁ.....


 って、考えていたはずなんですが、


 フッと意識が遠のき、気を失ってしまったようです。










 どのくらいの時間、そうしていたんでしょう?


 ほんの4~5分のような気もするし、


 4~5時間って気もするし.....










 ただひとつハッキリしていることは、


 苦しいほどじゃないけれども、


 ジンワリとくる胸から腹にかけての重たい感じ.....










 珍しいことに、その重圧感のせいで



 目を覚ましたらしいってことです。










 いえ、チビイヌじゃありません。


 ヤツは並んで寝るか足元に丸まって寝るかで、


 人の上にのって寝ることはありませんから.....










 朦朧としていたからか、


 恐怖心は全くと言っていいほどなかったですネ。


 ボンヤリと何か重いなぁ....って思いながら、


 つけっ放しの蛍光灯を見つめていたんです。










 やがて、意識がハッキリしてきて、



 そっと視線を腹の上に向けると.....










 オオォォッ!


 何だ!?なんだ!?ナンダ!?


 なッ、なんでそこに!?どッ、どうして....?










 ま、枕のクセに、



 何で人の上にのってるんだァァ!










 まったく習慣というのは実に恐ろしいもので.....


 きっと、寒くなったんでしょうネ。


 寝ながら足元にあるはずの毛布を掛けるつもりで


 枕を掛けたみたいですw










 多分、何もないよりは


 いくらかは暖かかったはずですけど、


 それにしてもねェ.....










 もし秘密結社から、ボクの暗殺指令を受けたら、


 寝床の足元に包丁、板ガラス、板氷あたりを置いておくと、


 わりとアッサリとコトが成就できるかもしれませんヨ☆




.






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Last updated  2009.11.06 01:30:15
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