サンゴシトウ９１

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2024.10.12

拡大鏡

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朝日記。気温２３度、湿度７５%、気圧１０１３hPa。ほぼ雲のない晴れ。東風。水平線わずかに見える。体調よくわからない。起きるとちょっと目が回り、寝るとちょいと目がまわる。あれっとおもうまもなくおさまっている。ゆっくり起きて手を振り腰に手を当てて尾骶骨を起こし、体重が足に乗ったのを確認して歩き始まると、ほぼ真っ当に歩ける。毎日新しい自分に出会う。さあ今日はどう生きるか考えてと言われている。なんとか対応できるからおもしろい。
右目が見えなくなって本が読めなくなった。普通のメガネでは対応できない。で、細かい作業をする人が使う拡大鏡を探して買った。よく見える。当面間に合う。いずれもう一方も見えなくなる。その時はその時、いい知恵が浮かぶだろう。だって生まれた時から見えない人がいてちゃんと暮らしているものな。若い時、銭湯に行くと近くの目の悪い人の学校の子がきていた。みえない人が真っ当にカミソリでヒゲを剃る。よく眺めていたものだ。
夜中トイレに行く。歩きが心配で、いざって行った。結構行けるものだ。歩けなくなったらそれなり考える。それが生きるってことだろう。粗相することも増えたが、それも暮らしの一部、それなりに工夫して暮らす。
写真は拡大鏡、虫メガネを持たなくて済むようになった。両手が使えてうれしい。工夫。工夫。
昨日は買い物に行けたものな。