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いよいよ明日チャンピオンシップが開幕する。今日はデータラボに設置された速報記録を元に年間打数が100以上あった選手※1の得点圏打率を分析する。結果は以下の通りである。
ご覧頂くとどの選手がチャンスに強いのかが見えてくる。年間でそれぞれのチームの1位は FD
では國信選手、 OG
では東山選手と、ともに打撃より守備に定評がある失礼ながらやや地味な選手というのがおもしろい。ファンの度肝を抜くチャンピオンシップでの活躍を期待したい。
また後期だけで見ると FD
の宮本選手、 OG
の若林選手は特に高い得点圏打率であり、両選手とも要注意である。どちらも5番(宮本選手は6番も)というランナーのたまっていることが多い打順をまかされており、試合を決める一打はこの選手から生まれる可能性が高い。
また四死球をみると FD
では4番に固定されていた山本選手、 OG
ではホームラン・首位打者の2冠を達成した堂上選手のふたりがかなり多い。かなり警戒されているが、両チームとも好打者が続くので四球でかわすと大量失点につながる。
一方で FD
ではチームの首位打者であり全体でも堂上選手に次ぐ2位だったYAMASHIN選手、 OG
では4番の森田選手が思ったより低い。このふたりがチャンスで打てるかどうかが勝敗を分けるだろう。
チャンピオンシップの展望であるが、後期の成績を見てもある程度の失点は仕方がないだろう。点を取られて以後もあきらめずに打線の奮起ができるか、さらには投手交代のタイミングやランナーが出た後の作戦といったベンチワークも重要である。レベルの高い戦いになることは間違いないし、来年はNPBでプレーしているであろう選手もいる。ぜひ球場で見ていただきたい。(このサイト管理人「四国クローバー」も行く予定です。)
※1ここに取り上げた選手でチーム打数の9割以上になるのでチャンピオンシップのための分析としては十分であると考えた。
【お断り】 正確であるように慎重に計算していますが、試合速報を実際に読んで計算したので集計に不正確な点がある可能性があります。
また安打・失策などは公式記録と速報で異なる場合があります。したがって打点や打率は公式記録と一致しない場合があります。