PR

プロフィール

islandweb3

islandweb3

バックナンバー

December , 2024
November , 2024
October , 2024
September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
January 29, 2012
XML
カテゴリ: 政治・経済
mode1.jpg


「日本発モードを紡げ」と題して、
経済産業省の課長が「日本ファッションウェーク」開催に向けて
奮闘する様子が書かれてあるのですが、

政府は 東京コレクションに手を出すべきではない!

補助金や護送船団方式が功を奏したのは、
戦後間もない頃だけの話だ。
その後、補助金を投入してうまくいった例はほとんどない。
今、日本のコメは、諫早湾はどうなっているのかを見れば一目瞭然だ。

戦後の YAMAHA にしても、HONDA にしても、

自力で頑張ってきた。
世界の YMAHAのバイク、根強い人気の HONDA。それに、
周波数の割当で戦った結果、日本の携帯通話料をここまで下げたのは 孫さんだ。

(長過ぎるので23行抹消。)

記事 」 には、
モードを国家戦略と位置づけて政府援助を徹底しているパリと、
民間色の濃いニューヨークが対比されている。

また、その NYコレクションを主催するアメリカ人担当者が、
東コレへの資本参加を申し出ていると書かれてあるのですが、
あろうことか この課長は、

「ちらつく外資の陰に 『飲み込まれたらもともこもない』
と書かれてある。

どうしてだ??? 
経済産業省は、モードにまでも触手を伸ばして
民間の競争力を削ごうというのか?
手を出すな!


間抜けなボケたことを言って世界から失笑を買った
北畑事務次官と同じじゃないか。

同じような例はまだまだある。
裁判所までが、ブルドックソース や Jパワーの株を外資に買わせず、
陰惨な外資いじめを行った結果、
世界のマネーは日本からことごとく出て行った。

(長過ぎるので19行抹消。)

東京コレクションに話は戻るのですが、
パリとNYの比較の中で、まるで NYの主催者が
日本人デザイナーをコレクションから外すような内容のことが
書かれてあります。

外されるようなデザインなら外されればいい。
素敵な海外デザイナーなら是非とも来ればいい!
我々は、日本人のデザインした服を着たくて店に出かけるのではなく、
デザインそのものを購入してるんだから。

パリとNYとでは、歴史もスタイルもターゲットも違います。
年齢がいってからお洒落をするフランス人。
ビジネスパーソンが、歩きやすい服装とスニーカーで闊歩するNYスタイル。

そして日本はどうなのか?
僕の考えを聞きたい人などいないだろうから、
それは、デザイナーや企業などの民間人が考え自力で成長すべきなんだ。

デザイナーズブランドでなくても、
日本のUNIQLO や MUJI、アメリカのGAP、スペインのZARA。
どれも、政府に守られず自力で世界を駆け巡っている。


しかし待てよ、
政府の旗ふりで 日本ファッションウィークが始まったのが 2005年の秋だから、
予算が削られた今年からは、
自力で頑張ろうとするデザイナーたちが
差別されずに生き残ろとする記念すべき年になるかもしれない。
きっとそうなるに違いない。そう思いたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  August 11, 2012 06:00:33 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: