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November 18, 2012
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カテゴリ: フランス料理

Cochon-Rose.jpg


前回は 改装閉店の前日に妻と娘の3人でやってきたのですが、
今日は 娘がアルバイトなので、高校生の息子と一緒です。

この店については 一度も名前を出したことがないのですが
HP ができましたので、 こちら からお入りください。


さて、1ヶ月強の沈黙(改装)を破って 出来上がりました。

もとから「グラン・メゾンは目指さない。」と聞いていたのですが

谷町3丁目にある店の前に立つと・・・

おや? 何だ、これは?
外観から店内の想像がつきません。


コションローズ.jpg


しかし 入ってみると、なるほど そうなのかと、納得です。


カベ.jpg


大阪には珍しい伝統的というか、
どことなくアールヌーボー調 (?) のフレンチ・メンゾといったところ。

引っ越す前の「ル・マノアールダスティン」(銀座)や
20年前ほど前の「ビストロ・ヴァンサンク」(心斎橋)を
少しモダンにした感じですね。

席につくと 以外と落ち着きます。
まるで友達の家に招かれたような気さえするのですが、

今から真剣勝負の調理が始まろうとしていることを感じます。


カウンターは しっかりとした1枚板で、褐色の広葉樹「ブビンガ」。
それを ラッカー塗装ではなく、オイルステンで自然な感じに仕上げています。

いいですねえ。
これからの流れは ここに至るような気がしてきました。


ランチ.jpg



ちょっとした光の悪戯でピンク色に見えるポークの、温野菜添え。
ちなみに、店名を日本語に訳すと「バラ色(ピンク)の豚」となります。

ランチは 1.000円 から 1.200円に改訂されたのですが、
差額以上のパフォーマンスを感じます。

仕上げは より丁寧になり、食材も鶏胸肉からポークへ。
わずか 200円だけアップするだけで 食材の選びに幅ができたようですね。



例えば 今日のランチの場合、
ゆっくりと火入れされたポークを5ミリほどにスライスし、
それを再度オーブンで加熱して4人前ずつ暖めます。

大きな鶏肉が多かったランチですが、
食材がポークに代わったせいか、残念ながら 肉は1枚・・・ 何となく寂しい。
と思いきや さにあらず、堂々の4枚。


ヤサイ.jpg


このように、1枚を がっつり食べて ようやく下から野菜の姿が現れます。

仕事は 相変わらず丁寧で、プレートに バジルソースを敷き、
暖めた カブ、エンドウ、ニンジンを盛りつけ、その上から再度バジルソースをかけ、
ポーク4枚を被せて さらにソース。

よく晒したタマネギと緑野菜をさらに乗せ、
上から ヴィネグレットソースをかけて、
さらに、アンディーブ(チコリ)← 小さいのに高いんだコイツ。を乗せたら、
その上から さらに バルサミコ風味のドレッシング。

こんなに 手の込んだことして採算が合うの?

それが、合うんです。
誰がやっても繁盛店になるに違いありません。
ただし、この味を出せる腕があり、同じ作業ができればの話ですが。


カフェ.jpg


ワインは 妻が アルザス、僕が シャルドネの白を食事とともに。
カフェは 妻が ブレンドコーヒー、僕が エキスプレス。


近いうちに ディーナーも体験しよう。
ごちそうさまでした。





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最終更新日  November 19, 2012 08:21:28 PM
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