言霊屋いたるが贈る 『元気が出る100の言葉』

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いたる34

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2005.01.21
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会社を興したときは、役員3人、営業マン7人の計10人からのスタートだった。以前の会社から着いてきてくれた連中だ。こいつらにとっては、会社の事情で支店を閉めることになったり、今までの支店長が独立すると言い出したり、予期せぬことが立て続けに起きてしまって、戸惑っただろう。

ある日突然、働き口がなくなるかもしれないのだから、選択肢はひとつだったのかもしれない。「着いて行きます!」って。全員で気持ちをひとつにがんばったおかげで、1年目から黒字経営をすることができた。

いろんな夢を語りながら、人を増やすために募集を打ちまくった。事務の女の子も必要だし、技術者も必要だし、なんと言っても営業マンを増やさなければ会社は大きくならない。B-ingに3ヶ月に1回のペースで掲載していった。なぜ3ヶ月に1回かというと、2~3名採用後、そのくらいの期間でほとんどが辞めてしまうからだ。

やめる理由はいろいろある。「飛び込み営業がこんなにキツイとは思わなかった」「社風に合わない」「上司が尊敬できない」「強気な営業スタイルに気が引ける」「だましているような気になってできない」などなど

人の採用・教育には本当にパワーを使った。お金・時間・エネルギー、注げるものは全部注いだ。不思議なもので、残る人間は絶対と言っていいほど、俺たちより意識が低い人間だった。たまに、意識がすごく高く、才能を光らせる人間が入社することはあったが、上司や先輩の発言や行動を見て、すぐに見切りをつけて去っていった。

俺もしばらくは、辞めていくヤツはみんな一緒だと思っていたが、そうではないことに気づき始めた。

「辞めた人間が悪いのか、辞めさせるだけの魅力しかなかった俺が悪いのか」

今までは『辞めたい』と言う奴を引き止め、それでも無理だとわかった瞬間に、人間を否定し、お互い気分の悪い分かれ方を繰り返すことしか知らなかった。

仕事の技術的なレベルも大切だが、やっぱり人が人を魅了するのは、『意識レベル・魂レベル・愛レベル』だと思う。条件で人を雇えば、条件でなびく。そこに信頼関係は生まれない。しっくりこないとは感じつつ、流されながら、やってきたけど、ようやく今までのやり方が間違っていると気付くことができた。





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Last updated  2005.06.06 11:42:02
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聖書預言@ Re:予期せぬ出来事(07/29) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に 国民の…
Jeraldanact@ Проститутки метро Проспект Ветеранов Брат замминистра инфраструктуры Украины…
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王島将春@ Re:今日は株の勉強会(06/04) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…

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