iTS-SPACE 楽天 株式 / ゴルフ 健康 旅行 書籍

2010.05.23
XML
カテゴリ: 株式投資


5月22日(土)12時50分配信 サーチナ

 21日の日経平均は一時9696.63円まで下落し、2月9日安値9867.39円を割り込んだ。一方、21日のNYダウは一時9918.82ドルと、6日安値9869.62ドル付近まで下落後、急速に切り返し、結局、10193.39ドルで取引を終えている。NYダウは6日と21日とで、ダブル・ボトムを形成することになるとみている。このため、日経平均も、21日の9696.63円で目先の底打ちとなる公算が大きい。

 21日の東証一部の騰落レシオ(25日移動平均)は68.58%、日経225のそれは60.68%だ。騰落レシオは底値発見機能に優れた底値一致のテクニカル指標といわれている。これが売られ過ぎの70%を割り込み、60%台に突入したことも、21日の底入れの根拠になりうるだろう。

 ただし、底打ちしたとはいえ、日経平均の戻りは鈍いだろう。なぜなら、安全通貨として、「円」が投機マネーのラストリゾートとして買われるからだ。つまり、ドル、ユーロ、円の主要通貨のうち、円が対ドルでも、対ユーロでも強い状況となる。この為替市場の円高が、日本の輸出企業の株価の上値抑制要因となり、日経平均の戻りを鈍らせることになるとみている。

 なお、ユーロとドルの関係は、これまで売り込まれてきたユーロが対ドルで上昇傾向を強めることになると考えている。高水準に積み上がった投機筋のユーロ・ショートの巻き戻しが加速するとみるからだ。しかし、先述のように、円に関しては、リスクを嫌った欧米(特に欧州)からの資金の逃避先となるため、円の独歩高となる見通しだ。

 欧米共に、自国通貨安を背景とした輸出主導による景気下支えを暗に望んでいるフシがある。このため、現状の金融・経済環境では、日米欧の政策協調は期待薄だ。よって、皮肉なことに、当面、円高で困る日本だけ、世界の主要国の株式市場に対してアンダー・パフォームする可能性が高まったとみておく必要がある。

 それでも、ユーロが対ドルで反発すれば、欧州発の信用不安はいったん落ち着くため、世界の株式市場の売り圧力も弱まることになる。だからこそ、世界の株式市場はいったん底を入れるだろう。

 以上のことから、来週の日経平均の想定レンジは、下値は21日安値の9696円、上値は18日と19日とで空けた窓(10186.84円~10197.74円)埋めをイメージしている。



サーチナ
http://stock.searchina.ne.jp/





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.05.23 23:19:20


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: