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2010.11.02
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カテゴリ: 株式投資



<論点>日経平均とダウの格差広がる、縮まる要素なし
 2010年も残り2カ月を切った。1月4日に1万609円でスタートした日経平均は4月に一時1万1408円まで上昇。リーマン・ショック前の水準1万3000円奪回に期待を持たせた。

 しかし、その後は尻すぼみの展開となり9月には8796円まで下落。11月2日の終値は9159円で年初からの下落率は13.6%に上る。日経平均の構成銘柄は輸出中心企業が多く、止まらない円高進行からくる業績悪化懸念を背景とした売りが続いているためだ。一方、苦戦する日経平均を尻目に世界の株価は堅調な展開が続く。世界主要市場における11月1日終値時点の年初からの騰落率は以下の通り。

ダウ工業株30種平均=+6.6%(1万430ドル→1万1124ドル)

独DAX30=+10.5%(5975ポイント→6604ポイント)

英FTSE100=+5.2%(5412ポイント→5694ポイント)

 さらに、どれほど日本株が世界から取り残されているか、日経平均が大きな影響を受けるとダウとの差を見てみたい。10年年初の日経平均からダウを引いた数値の差は+179だった。しかしこの差はダウの上昇、日経平均の停滞から5月以降徐々にマイナス方向に拡大。7月には-1000を超え、11月1日には-1969に拡大。

 日経平均株価とダウを比較する指標のNN倍率(=日経平均株価/NYダウ)も年初の1.00倍からリーマン・ショック後の08年10月28日に付けた0.84倍を超える0.82倍まで差が開いた。理由ははっきりしており、世界的に超の付く金融緩和策が取られカネ余り現象が続き各国の株式相場が底堅く推移するなか、日経平均は歴史的な円高に苦しめられ沈下しているためだ。



 ただ、FRB(米連邦準備制度理事会)の量的緩和第2弾(QE2)に関し国債買取額は一部で言われていた1兆ドルや2兆ドルに届かず、5000億ドルになるとの予想が多くなっている。市場は過度にFRBによる量的緩和を織り込んでいた部分があり、3日のFOMC(米連邦公開市場委員会)通過後のダウは巻き戻しから目先弱含みとなる可能性が高い。

 そうなればダウにツレ高はしないがツレ安はする日経平均も、自然と年末に向け上値の重い展開となる。加えて直近の尖閣諸島問題、北方領土問題に対し「なかから見ても日本は大丈夫なのかと思うのだから、海外勢から見たら余計頼りない国に見える。株価が下がっても当たり前としか思えない」(米系証券)との声が出る。日本株には厳しい状況で、日経平均とダウの格差は広がったままで年末を迎えることとなりそうだ。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2010-11-02 19:18)


データは マネックス証券 によります。






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最終更新日  2010.11.02 23:54:46


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