風狂夜話2

風狂夜話2

2015年02月01日
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カテゴリ: 俳句





思想にも旅にも飽いて土筆摘む

いくさ負け七十年の春日傘

山眠るみちのくならば宜ならむ

褞袍着て焚火せし父遠昭和

守旧派と酌むも余生やふくと汁

熱燗やアラーの神に言葉なし

酔さめてみちのく伊達のずんだ餅

霞む日やふるさとの山高からず

淡雪を払ひて夜の神保町



マスクして情報開示なき故国

冬帽を深く被りて夜のシネマ

アラブにはアラーの掟砂漠冬






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最終更新日  2015年02月01日 10時16分05秒
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