2018年02月07日
カテゴリ： 俳句
青き踏む反骨の日々懐かしみ
清貧のこころ衰ふ土筆摘む
あは雪や習字の先生恋不得手
日脚伸ぶ昼はかもめの来る店で
春の夜のかの狐目の精神医
わが生の残りいくばく野火盛る
如月の職を求めて運河過ぐ
逝く春の六十過ぎて馴染む町
守旧派と酌むも余生や梅三分
読初めは大岡昇平の『俘虜記』
逃げ水も都市伝説も訝しく
東京があこがれといふ雪女
腸の癌切り裂かる寝正月
術後ゆゑのろのろ食べる雑煮餅
大くさめ抗癌治療に賛否あり
アメリカと悪縁深む去年今年
清貧のこころ衰ふ土筆摘む
あは雪や習字の先生恋不得手
日脚伸ぶ昼はかもめの来る店で
春の夜のかの狐目の精神医
わが生の残りいくばく野火盛る
如月の職を求めて運河過ぐ
逝く春の六十過ぎて馴染む町
守旧派と酌むも余生や梅三分
読初めは大岡昇平の『俘虜記』
逃げ水も都市伝説も訝しく
東京があこがれといふ雪女
腸の癌切り裂かる寝正月
術後ゆゑのろのろ食べる雑煮餅
大くさめ抗癌治療に賛否あり
アメリカと悪縁深む去年今年
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