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[DVD] パンズ・ラビリンス 通常版1944年、スペイン。オフェリアは妊娠中の母と共に再婚相手のヒダル大尉の駐屯地である山奥にやってきた。森の中の迷宮に迷い込んだオフェリアは牧羊神パンから3つの試練を与えられる…。ネタバレあり↓基本的にファンタジーはよっぽど好きな俳優が出てるか単発で評判がいいかでない限り極力避けたいジャンルなんだけどそこにダークが付くと話は変わってくる。まず劇中では子守唄として使われエンドクレジットでも予告でも流れていたあのテーマ曲(?)が物悲しく切ない気分にさせてくれてとても良い。ウウウウウウウ~♪、ウウウウウウウ~♪、嫌な夢を見そうだ。クリーチャーの造形も若干(かなり?)の気味悪さがダークならではで良い。特に2つ目の試練の時に登場したベイルマンの気味の悪さはあまりに見事。しかも妖精を噛み千切って食べるという荒業まで披露する。妖精がこれっぽっちも可愛くないのが救いか。アカデミーで撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞したのも納得。山の中に潜むゲリラとの戦いが激化する中冷酷でお腹の中の自分の子にしか興味を示さないヒダル大尉の下で3つの試練を遂行していくオフェリア。オフェリアが迷い込むラビリンスでの奮闘が戦争という現実にまったく反映されない、逆に試練を頑張れば頑張るほど現実は過酷になっていく。このサディスティックな所がオフェリアの存在を際立たせていて好きです。監督、脚本のデル・トロはきっとサドだな。少女が受け止めるにはあまりにも過酷な現実から救い出してくれたラビリンスへと旅立ったオフェリアは幸せだったんだろうと願う。絶望の中に希望が作り出されたのはオフェリアの強さだろうか?弱さだろうか?ラストの白い花で救われたような気がするけど切ないわぁ…重いわぁ…暗いわぁ…でも嫌いじゃないわぁ。マッチ売りの少女とか好きなら楽しめるかも。子供向けじゃないファンタジー好きな方にはお薦めだけど多少グロかったり痛かったりするシーンがあるので苦手な人は気をつけて。「パンズ・ラビリンス」 ★★★★
2012.05.24
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【中古】美品! ピアニスト <期間限定生産版>/イザベル・ユペールDVD/洋画ラブロマンスウィーン国立音楽院でピアノ教授として働く40歳のエリカは幼い頃から病的に厳しい母親と2人暮らし。ある日ワルターという青年と知り合い想いを寄せられるが・・・。最初母親が帰りの遅くなったエリカに対して文句を言い買ってきた服を破りケンカして仲直り(?)というシーンを観ただけでげんなりしてしまった。どうしてミヒャエル・ハネケ監督は人が見たくもないものをこうも的確に描けるのか。映し方がとてもいやらしい。やっぱり性格悪いんだろうか?精神的に成長するはずの時期も抑圧的な教育でピアノ以外すべての事を禁止されて育ったエリカはまっすぐに行為をぶつけられても返し方を知らない。知っているのはポルノビデオで見た歪な行為だけ。ここは最高級にげんなりしてしまう。でも一見すると不気味なだけのエリカの行動も知る機会を与えられず出来る限りで詰め込んだ知識だけで必死にワルターに応えようとしているんだとわかればいい意味で滑稽に見えて面白いし好意を寄せられた途端化粧したり明るい服を着たりとわかりやす過ぎる一面も可愛らしい。ワルターに優しくしてもらっていた教え子であるピアニスト志望の女の子の手を傷つけたりしてもエリカったらやきもち妬きだな、なんて思えたりしなくもなくもないような気がしなくもない。ただこの面白さも可愛らしさも救いようのないものなのでどんどん気が滅入ってくる。この監督そうさせるのが目的で映画つくってるんじゃないだろうか。ラストは観る人によってとらえ方が違うんだろうけど個人的にはとてもポジティブに解釈する事は出来なかった。そして音も何もないエンドロール・・・。あーやだやだ。クラシックの知識がこれっぽちもないのが残念だったなと思う。「ピアニスト」★★★★
2012.05.22
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花と蕾 ヴァージン・プレイ姉のグレイスと2人暮らしのヴァイオレットはバーで知り合ったルークという青年を自分の屋敷へ誘い3人での生活が始まるが…。 美人姉妹と美青年の奇妙な関係を描きつつ死んでしまった父親の教えに縛られる姉とルークと恋に落ちる妹の確執を描いている…のかなんなのか。基本全てが中途半端で登場人物が何をしたいのかがよくわからない。父親の教えに縛られている様なグレイスだけどその教えの内容があやふやなので結局何が目的なのかがわからない。ヴァイオレットも真剣に愛して欲しいとルークには言いながら自分はどっちつかずの子供だしルークにいたっては優柔不断の気まぐれ野郎だ。終盤グレイスが語るシーンがあるけどまったくもって意味不明。エロティックサスペンスらしいからエロに期待しようにもアイドル崩れのアリシア・シルバーストーンなのでベッドシーンでも不自然なまでにランジェリーを着続けるという暴挙。ぽっちゃり体型なのは相変わらずでそれはいいけどこの子こんなに口角下がってたかな。グレイス役のシエンナ・ギロリーはそれなりに魅せてくれるのでまぁいいけどこれをエロティックで売り出すのはちょっとお粗末だろう。ただ映像自体は色鮮やかで時々絵画のようで悪くない。出演者が好きなら観てもいいかも。「花と蕾 ヴァージン・プレイ」 ★★
2012.02.04
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春休み、若い観光客が押し寄せるビクトリア湖。しかしそこには地割れでできた裂け目から出てきた大量のピラニアがいて…。普段なら集団で噛み付くしか能のないピラニアの映画なんて完全にスルーだけど「ハイテンション」「ヒルズ・ハブ・アイズ」のアレクサンドル・アジャ監督って事で期待半分、不安半分で観賞。一言で言うと別に観ても観なくても良かったかなって感じかな。とりあえず食欲旺盛なピラニアとアホな観光客達と大きなおっぱいが全編にわたって出てくる。見所はやっぱり終盤の何百人(何千人?)といった観光客が突如現われたピラニアに喰い殺されパニックにおちいるシーンだろうか。自分だけ助かろうとボートで逃げ出す人やそのボートに轢かれて死ぬ人やとにかく喰いちぎられる人々といったシーンはなかなかに圧巻でグロイものがからきしダメな人にはちょっときついかも。他には裸の女の子2人が湖の中で絡み合ったり女体盛りの様なことをしたりノーブラでTシャツの女の子に水をかけたりトップレスの女の子がパラセーリングしたり等といった特に意味のないエロサービスショットが満載。まさにエログロといったとこだけど所詮R15レベルなので大した事はないけどおっぱい好きなら観てもいいんじゃないだろうか。基本的にはラストのオチも裏切らないよね的なおバカホラーなのに突き抜けず若干の真面目っぽさがあるのはアジャ監督の腕だろうか?個人的にはさっさとフランスに戻ってまた緊張感溢れるホラーを撮って欲しいんだが…。「ピラニア 3D」 ★★(★半分)
2011.11.26
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パーフェクト・ゲッタウェイ新婚旅行でハワイのリゾート地を訪れたクリフとシドニーはこの島に男女2人組みの殺人犯が逃げ込んでいるというニュースを耳にした。そこで2組のカップルと知り合うが…。完全ネタバレ↓犯人はどのカップルかという部分なんだけど、予告編だけで見当が付いてしまう。いつの頃からか謎解き+どんでん返し=主人公が犯人、という図式が確立されている中で結末は誰にも言わないでくださいとまで念を押されたら間違いない訳で中盤1組のカップルが逮捕されるシーンで120%の確信が持てる。ただ犯人探しをスルーすると主人公達の会話も含め1枚壁を置いた様な不思議な構成だ。これは若干卑怯な気もするけどありか?ありなのか?まぁありだとして、犯人がわかってからの展開はなかなか豪快だ。ビデオを見て気付くシーンは成る程、怖い。その後の追って追われての殺し合いと…ここも悪くない。そしてシドニーさんの最後の行動、うん、パーフェクト・ゲッタウェイだね。多分2回目の方が楽しめるんじゃないかな?ハワイの景色もとても鮮やかで綺麗でした。「パーフェクト・ゲッタウェイ」 ★★★
2011.09.18
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フィンランドの山奥で元CIAの父親に格闘技や語学を叩き込まれたハンナ。16歳になり山を降りる事を決め父の元同僚のCIA捜査官マリッサを殺すという目的を遂行するが…。「つぐない」での美少女っぷりでロリータ界を騒然とさせた、かどうかは知らないけどそのシアーシャ・ローナンと同作でメガホンを取ったジョー・ライトが再びタッグを組むという事でしかもケイト・ブランシェットも出るとなったら観に行かない訳にはいかない訳で…という事で鑑賞。この監督よっぽどシアーシャちゃんがお気に入りなのか色々な服を着せしつこい位に可愛く撮ってくれている。ファンとしては嬉しい限りだが。ケイトさんはハンナと父親を追う冷酷な捜査官役で相変わらず何を演じても上手い。歯を磨くシーンでは素晴らしくて思わず笑ってしまった。徐々にハンナの出生の秘密が明らかになっていくのはいいんだけどそれ以外のことがはっきりしないなぁ。父親がハンナに何をして欲しいのかわからないしマリッサの狙いもわからないしCIAの構成に至ってはさっぱりだ。アクションシーンはシアーシャちゃんは頑張っているもののいまいち迫力が感じられずスローモーションの使いどころもよくわからない。全体的にいまいちはっきりさせてないのは続編製作を視野に入れているからだろうか?もし入れていないのであればシアーシャちゃんを使ってアクション映画を撮りたかっただけなんじゃないかと思ってしまう。まぁ序盤はそれなりに引き込まれるシーンがあるし決してつまらないわけではないし続編への序章としてみればそれなりに楽しめるし2人のファンならば観て損はない。そーいえばエリック・バナも出てたな…。「HANNA」 ★★★(続編に期待を込めて…。作られるのか?)
2011.09.12
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ハードキャンディ デラックス版 【DVD】14歳のヘイリーは出会い系サイトで32歳のカメラマン、ジェフと知り合った。実際に会いジェフの家に誘われついて行くが…。ヘイリーが襲われるかと思えば逆にジェフが…的な流れやほぼ2人の会話だけで進んでいく所やジェフのイケ面っぷりやヘイリーの幼さの残りまくるとぼけた二面性っぷりも良かったんだけどいかんせん2人の背景がほとんどわからない上にヘイリーの目的も曖昧ではっきりしない。あえて曖昧にしているのかもしれないけどだんだんフラストレーションがたまってくる。最後の告白が本当だとしたらヘイリーは何者なんでしょうか?とりあえず14歳の女の子に気絶した男を持ち上げるのは無理でしょう。って事は?んー?よくわからない。ただ決してつまらない訳ではないし芸達者なエレン・ペイジには感心する。男性が観たらめちゃめちゃ痛いかも…。「ハード・キャンディ」 ★★(★半分)
2011.08.28
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THE 4TH KIND フォース・カインド多数の行方不明者が出ているアラスカ州のノーム。夫を何者かに殺された心理学者のアビーは原因不明の不眠症に悩む人々のカウンセリングをしていた。ある日催眠療法を行った患者がその後自殺してしまい…。ドキュメント映像(?)を基に再現映像を作ったという構成で進んでいく。ネタバレ↓ドキュメント映像が正真正銘真っ向からこれは本当の映像ですと押し付けてくる感じがないのはわざとだろうか?失敗だろうか?まぁ「信じる信じないはあなた次第」だからいいのか?ぶっちゃけてしまうと宇宙人による拉致という題材を扱っているわけで結構早い段階で夫の死の真相も不眠症の原因もわかってしまうのでその存在を信じてない人はこの時点で鼻白んでしまうんだろうしうん、わかるよ。だって見た事あるんだもん位の人は俄然面白くなってくるんだろうな。まぁ鼻白みもせずそれなりに興味深く観ていけたものの再現映像の使い方が中途半端でイライラしてしまう。画面を左右で分けてドキュメント映像と再現映像を映す部分が何回かあるんだけどどうでもいいシーンばかりで再現していて肝心のシーンでは映像が乱れて何も映っていないドキュメント映像ばかりでこの構成の意味がない。アビーの娘アシュリーが連れ去られているようなシーンでは現場にいた警官がわざわざ丁寧に状況説明しているにもかかわらず再現しない。これはダメ。あと主役にミラ・ジョヴォビッチを使ったのも失敗だと思う。こーゆう感じの映画にしては有名すぎる。無名に近い女優の方がリアリティがもっと出たと思う。個人的な意見としては宇宙人はいてもおかしくないと思ってます。むしろこの広い宇宙に地球人しかいないと考える方が不自然だと思うわけで…。まぁ第1種接近遭遇もした事ないんで言い切れないけどね。ストーリー自体はつまらなくはないです。「フォース・カインド」 ★★★
2011.08.09
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パリ、ジュテーム プレミアム・エディションパリを舞台に様々な人間模様を描いた短編集。全18話と聞くと多いような気がするけど1話1話が短いので特に気にならない。好きな話を何本か。まず一番良かったのはエッフェル塔のパントマイムの男の話。切なく笑えて温かい。牢屋のシーンでは思わず吹き出した。次にペール・ラシェーズ墓地。結婚間近の2人の馬鹿げた喧嘩なんだけど無駄にキレるエミリー・モーティマーが愛らしい。あとバスティーユの赤いトレンチコートの話。この短さでこの転換は素敵。他はモンソー公園での長回し。ギャスパールのオチはごく普通だけどそれも面白い。ただリュディヴィーヌ・サニエが見たくて借りた者としてはもう少し映して欲しかった。期待していたヴィンチェンゾ・ナタリ監督のマドレーヌ界隈は映像は好きだけど内容的にはイマイチだった。ナタリー・ポートマンやマギー・ギレンホールやギャスパー・ウリエルも悪くはなかったけど余り印象に残らなかった。まぁこれだけあればどれか一つは好きな話があるだろうからぜひ。「パリ、ジュテーム」 ★★★
2011.06.23
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譜めくりの女 デラックス版ピアニストを目指す少女メラニーは音楽学校の試験当日審査員のピアニスト、アリアーヌの行動に気をとられミスを犯し失敗してしまった。その後大人になったメラニーはアリアーヌと再会するが…。ネタバレ↓夢を絶たれた女性の復讐劇なんだけどやり方が素敵だ。まず少女時代に試験で失敗した後無表情で他の練習している子の指をピアノのふた(?)で挟もうとしたシーンはメラニーの気丈さと内にある激しさが見えて面白い。再会した後アリアーヌは何も気付かないままメラニーに譜めくりを頼み信頼していく訳だけどここら辺のアリアーヌの気持ちの変化がわかりにくい。いつどうしてそこまでメラニーに惹かれていったのかがよくわからないので写真の裏を見た時はちょっと面食らってしまった。ここが納得できてたらかなり面白かったと思う。ただサインで壊されたものをサインで壊し返すやり方は面白いし最終的にアリアーヌが持っているもの、欲しかったもの、メラニーが与えたもの、全てを奪い静かに去っていくメラニーはすごく気持ちが良かった。種を蒔き少しずつ育てて一気に刈り取る厳かで無駄のない完璧な復讐劇でした。可愛さ余って憎さ100倍。女は怖いです。「譜めくりの女」 ★★★★
2011.06.16
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バレリーナのニナは所属するバレエ団が新しい振り付けで公演する「白鳥の湖」の主役に抜擢された、が生真面目なニナは純真な白鳥は踊れても官能的で妖しい黒鳥を上手く表現する事が出来ず…。これは公開前から楽しみにしていた映画で期待通りとても面白かった。ネタバレ?一人のバレリーナが過保護な母親やライバルの出現や上手く出来ない事への焦りから徐々に壊れていく様子を精神的にも肉体的にも痛々しい描写満載で描いていて下手したらすぐにでも本当に壊れてしまいそうなニナが段々愛しくなってくる。これはナタリーさんの魅力だろうか?演出の上手さだろうか?まぁ両方だけど。舞台監督のトマやライバルのリリーに刺激されニナの黒い部分が咲きかけた、かと思えば閉じてしまい、かと思えばまた咲きかける中盤のこの緊張感溢れる流れと追いつめられぶっ壊れたところから咲き誇る終盤の舞台シーンは素晴らしいの一言。ラストはもうなんでもいいからニナに最後まで踊らさせてあげてと願わずにはいられない。踊るシーンでの息遣いや足音や羽の音もゾクゾクしてしまう。ほぼ出ずっぱりのナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞を獲ったと聞いた時は驚いたけど観て納得。そりゃ獲るわ。バレエシーンはプロから見たらどうかは知らないけどド素人から見ればなんの疑問も持たないくらいの出来栄えでこれまた素晴らしい。お薦めです。そーいやお久しぶりのウィノナ・ライダーが出ていてびっくり。トチ狂ってどっかいったかと思ってたら元気だったんですね。しかしなんてぴったりな役どころを選ぶんだ…。「ブラック・スワン」 ★★★★
2011.06.01
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PUSH 光と闇の能力者好きな俳優さんが出ている映画をちょこちょこ紹介していこうと思い。2回目だけど天才子役から超順調に成長中のダコタ・ファニングを。政府によってつくられた(?)特殊能力者ニックの下に同じ能力者のキャシーが現われある女性を一緒に探す事になるが政府の秘密機関ディビジョンや他の能力者からも狙われ…。ムーバーやウォッチャーやプッシャーやスニファーやシャドーやブリーダーやシフターやら色んな能力者が出てきて若干ややこしい。香港が舞台で独特の雰囲気はあるものの全体的に地味だ。能力者同士のアクションシーンも思ったほどの爽快感がなく終盤のムーバー(念動力)同士のバトルが殴り合いなんて…一応能力を使いながらだけど…。ブリーダー(超音波のような声で人や物を破壊する)の能力は敵だけじゃなく味方もやばいだろうしいちいちサングラスをはずして叫んでも結局壊れるはずだけど特注か?あと目を思い切り見開いて大口を開けて叫ぶのでそう何度もやられると笑ってしまう。ウォッチャー(予知能力)同士の駆け引きは多少面白かったけどちょっとした事ですぐに変わってしまう未来を15年前からウォッチしていたキャシーの母親は反則だろう。一番疑問なのはディビジョンの目的がいまいちわからなかった事。多分続編を作るつもりで大して明らかにしなかったんだろうけど興行的には大いにズッコケてるから作られないんだろうなぁ…。「PUSH 光と闇の能力者」 ★★とりあえず順調に可愛く道も外さず育ってきているんでこのままキャリアアップしてどこかでスパーク…というのを期待しています。今週からクリステン・スチュワートと共演した「ランナウェイズ」が公開されてます。
2011.03.13
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【中古】DVD ポイント45キャットはN.Y.のスラム街でビッグ・アルという短気な男と銃の密売をしながら暮らしていたがある日アルに秘密で銃を売ったことを知られ暴力を振るわれてしまう。それを見た友人のライリー、レズビアンのヴィック、ソーシャルワーカーのリズはアルと別れられるようキャットに協力するが…。ジャンル的にはサスペンスでいい(?)と思うんだけどなぜか官能コーナーにあった…。確かに15禁ワード(18禁?)飛び交ってるけど。よくあるストーリーの合間合間にインタビューをはさむ手法はよっぽど大事な意味があるかそれで肝心なところが補われる様な内容じゃない限り多用しない方がいいと思うんだけど。ちょっとした事程度だと緊張感が途切れちゃうんだな。ミラ・ジョヴォビッチ演じるキャットが女の武器を最大限に使いうまく切り抜けていくって事なんだけどなんだか唐突にキャラが変わりすぎでびっくりする。リズの変わり様はもっと酷い。ラストも若干の置いてけぼり感を感じている中でそんな笑顔で終わられてもはぁ・・・(・・;)ってなるよね。ジョヴォビッチさんのビッチぶりはなかなか板に付いてて良かったけど。「ポイント45」 ★★
2011.01.13
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パラノーマル・アクティビティ 【DVD】同棲中のミカとケイティはたびたび起こる怪奇現象を記録しようとカメラを回し始める。低予算ながらも大ヒットを記録したドキュメンタリー風映画。低予算のドキュメンタリー風というと「ブレアウィッチ・プロジェクト」を思い出す。「ブレア~」は決して好きではないけどラストのあのゾッと感は良かった。そしてこのゾッと感はこの映画にはない。約1時間25分の中約1時間20分ちょっとは2人の会話とちょっとした怪奇現象が繰り返されていく。もちろん原因解明なんてものはないけどそれは良いとして淡々と同じ事が繰り返されていくパターンでは最後の繰り返しの時に多少でも何かが起こってもらわないと困る。だけど低予算という事や作りから考えると悪魔的なもの(?)が出てくるとは思えない。ってゆーか出す訳にもいかないだろう。となると結局同じ事の繰り返しで終わるかこんな感じのラストだろうと予想できてしまう。そしてその通りそんな感じのラストを向かえるので“そうだよね”で終わってしまった。途中観ている間中ずっと不思議だったんだけど夜中に物音で起きて様子を見に行く時なぜ電気をつけないんだろうか?自分だったら点けずにはいられないんだけどなぁ。ヒットした一因としては予告編の作りにあると思う。映画を観て怖がっている観客の姿を映してるんだけど怖がっている観客の中によく見ると失笑してる人もいる。賛否両論。「パラノーマル・アクティビティ」 ★(★半分)
2010.12.15
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「バイオハザード」シリーズ4作目。原作はノータッチ。今回は「アバター」以来初めての本格3Dって事で今まで続々と出てきてたあとのせ3Dではないのだ。どちらかと言うとストーリーより映像に期待して観たんだけど手裏剣が飛んできたり破片が飛んできたりバカでかい斧が飛んできたりと意外と魅せ方が王道で真新しさは感じなかったり迫力ある大爆発かと思えばすぐ次の映像に切り替わったりなんだか「マトリックス」だったり臨場感も「アバター」と比べるといまいちなのは画面が暗いからか?決して悪い訳ではないって言うか良いんだけど期待しすぎたか…?ストーリー的には微妙…というか何が進んだんだろうか?東京から…って今までの話はどこに行ってしまったんでしょうか?アリスはあんな無敵なパワーがあるなら武器なんてそうなくてもいいような気もするし個人的に「キル・ビル」しかり武士風な人以外が日本刀を持つと滑稽に見えてしまうのでやめて欲しいし胸につけられたエイリアンのような装置は何の意味があるんだろうか?ってか今回のラスボスしょぼくないかい?ってか装甲車の肩透かし具合はちょっと酷いんじゃないかい?ってか巨大な斧を持っていたゾンビはゲームに出てくるのかな?ってか穴を開けたゾンビはどんなけ頑丈なんだ?それなら刑務所の門を何とかした方が早かったような気もするけど。1シーン毎に突っ込んでしまいそうな内容でこれはちょっと微妙だな…なんて思ってるとエンドクレジット…かと思ってると続編への布石…ん?ってかちょっと待って、あなたもしかして2で大活躍したジル・バレンタインじゃ…出たー!黒髪の時の方が好きだけどちょっとテンション上がっちゃったよ。クレアやKマートや新キャラのクリスだったりが重要になってきそうな感じだしジョヴォビッチさんは普段はなんとも思わないんだけどこのシリーズになると格好よく見えるからいいね。とりあえず期待値を下げてどうぞ。ところで映画館によって3Dの見え方が綺麗な所と微妙な所があるけど設備のせいか?綺麗に見えるところを探して観ないとね。「バイオハザード4アフターライフ」★★★(3Dなら)
2010.09.28
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復讐者に憐れみを デラックス版腎臓病を患う姉と暮らしている聴覚障害者のリュはある日工場を解雇されてしまった。姉に合うドナーを見つけて貰う為臓器密売組織に退職金と自分の腎臓を渡すが騙され全て奪われてしまった。何とかしようと恋人(?)のヨンミと工場の経営者ドンジンの娘を誘拐する…。R18って事でよっぽどグロテスクなシーンがあるんだろうと思って観てみたらグロさ以上におしっこ垂れ流しの中での食事や刺された後いつまでもピクピク動いている丸出しのケツや死んでるとはいえ顔の上を這いずり回る虫といった生理的に気持ち悪いシーンが多くしかもこれらは別になくても支障のないシーンなのにあえて入れてくる所がとっても悪趣味。やたらと1カットが長くだらだらと進んでいっているような印象もあるけど物事のタイミングが少しずれただけで普通に暮らしていた人達が大切なものを失い復讐者になっていく展開が多少短絡的だとは思うものの面白い。ただラストのシーンは先に言ってるとはいえ唐突過ぎるしリュの聴覚障害者ってゆう設定はなくても良かったと思う。「復讐者に憐れみを」 ★★★(★半分)
2010.09.16
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ヒッチハイク(ヘア無修正 ニューマスター版)イブとウォルター夫婦はキャンピングカーで旅行中アダムというヒッチハイカーを乗せ…。すさまじいレイプシーンなんて説明があったけどそれ自体は大したことなくバイオレンス描写も微妙…とか思ってたらエロスシーンはかなりカットされているらしい。ってかそれが売りならカットしちゃダメでしょう。良くも悪くも1970年代的な古臭さが出ているものの思ってたよりはちゃんとしたストーリーがあって(ポルノ映画ぐらいのものを想像していた)それなりには観れる。ラストはいきなり過ぎる印象を受けるけどイブの悲惨さにちょっとウケてしまった。特に期待せずに観ても普通かな…って感じです。「ヒッチハイク」 ★★
2010.09.05
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【中古】DVD ブラウン・バニーバイクレーサーのバドはレースを終え次のレースが開催されるカリフォルニアへ向かう道中にかつての恋人デイジーの面影を求めバイオレット、リリィ、ローズといった女性達に声をかけるが…。企画・脚本・監督・編集・主演他諸々ヴィンセント・ギャロというヴィンセント・ギャロがヴィンセント・ギャロの為に撮ったような映画。感傷に浸る男の旅をひたすら延々と観せておいてあのラスト。“なんだ、やっぱり情けないウジウジ男の身勝手なナルシズム映画じゃないか”と妙に納得したものの終盤に至るまでが長い、とにかく長い、無駄に長い、あぁ長い。そしてバイクレーサである必要はないと思う。そしてデイジーとの終盤のあのシーンはいるかぁ?デイジー役のクロエ・セヴィニーは意外と好きなんだけどこれは微妙だった。ストーリー上そのシーンがどうしても必要なら別にいいんだけどこれいるかぁ?問答無用でヴィンセント・ギャロが好きなら楽しめるのか?「ブラウン・バニー」 ★(★半分)
2010.07.19
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フロンティアフランス大統領選挙中に各地で暴動が起こる中ヤスミン達5人は強盗を決行する。しかし1人が撃たれ病院へ運ぶ為2手に別れ国境近くの宿で落ち合う事にするが…。殺人一家の犠牲者になった男女を描いていて「テキサス・チェーンソー」みたいな感じだけどモロ感は断然こっちの方がすごいかな。しかし「ハイテンション」でもそうだったけどフレンチ・ホラーはベリー・ショートの女の子を血まみれにするのが好きなのか?ネタバレ↓とにかく先に男を殺して女の子1人だけを残して…なんて“おいおい、女の子1人対殺人一家は無理だろ”とか思っていたら一家の方も男がさっさと死んでいき最終的に女対女になったところは面白かった。ただラストはそこまで銃撃戦じゃない方が良かったかな。暴動やナチスといったものの描き方は微妙だったものの最終的に母強しといった感じで分かりやすくて良かった。血がドバドバなので苦手な人は無理です。「フロンティア」 ★★(★半分)
2010.07.10
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【DVD】HERO 劇場版 スタンダード・エディション邦画TVドラマ「HERO」を映画化(?)したもの。商業映画という意味では大成功なんでしょう。ただ映画としてみるとがっかりしてしまう。ドラマを映画化するとやたらと海外に行きたがるけど韓国でのエピソードと中井貴一のエピソードと香水を探すシーンはまったくもって無意味だしバッサリいっても何の支障もないし逆に2時間以内に収まってまだマシになっただろうに。代議士役のタモリもサングラスを小さいものにするなんてギャグみたいなことをせずに取らないなら目が見えない設定にでもすればよかったのに。裁判所でのシーンもツメが甘く鼻白んでしまう。ここがもう少ししっかりしていればまだマシになっただろうに。今さら越権行為も甚だしい事につっこむのも野暮なんだろうしキムタクは何を演じてもキムタクでしかない。これは役者としてはマイナスだと思う。テレビ局製作の映画だという事を念頭に置いたファンの方が観れば満足するんだろうか?「HERO」 ★
2010.06.28
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【ペンギンリーダーズ】【映画】A Time to Kill(評決のとき)[L5]ミシシッピー州で黒人の10歳の女の子トーニャが白人の男2人にレイプされ川に捨てられた。犯人はすぐ捕まりトーニャも一命は取り留めたが父親のカールは復讐を誓い裁判所で待ち構え連れて来られた2人を射殺してしまった。カールの弁護士ジェイクは人種差別が根強く残る街で苦戦を強いられていく…。人種差別を扱った法廷サスペンス。まず出演陣がマシュー・マコノヒー、サンドラ・ブロック、ケビン・スペイシー、ドナルド・サザーランド、キーファー・サザーランド、アシュレイ・ジャッド、サミュエル・L・ジャクソンと豪華。同情の余地のない2人の白人や滅茶苦茶なKKKや人種差別の厳しさがわかりやすく描かれていてどんどん不利になっていく裁判も面白く引き込まれていく。ラストの1人の人間として事件を見つめた場合どういった結論を出すのか問いかけるジェイクの最終弁論は当たり前の事だけど逆にハッとする。ネタバレ↓最終的に人種問題が解決に向かう訳ではないしカールの無罪という判決もそれはそれで問題はあるんだろうけどエンターテイメントとしてとても楽しめる。お薦めです。「評決のとき」 ★★★★
2010.05.25
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【中古】DVD ブラックブック1944年ドイツ占領下のオランダ。隠れ家を爆撃され逃げていたユダヤ人のラヘルは保安隊ファンハインの手引きで脱出を図るがドイツ軍に見つかり家族や仲間を撃ち殺されてしまった。なんとか1人逃げ延びたラヘルはエリスと名前を変えレジスタンスのスパイとしてドイツ将校のムンツェに近づくが・・・。戦争ものだし長いし重たいんだろうなぁなんて思いながら観てたら全然違った。基本的なスパイ行為の時のハラハラ感や裏切り者は誰かというサスペンス風味等も入ったエンターテイメントなつくりで長尺のわりに(まぁ144分だけど)意外と楽しく観れた。戦争の中で生きている人間の強かさや残酷さや卑劣さや強欲さがわかりやすくエログロを混ぜつつ描いてあってうんこまみれのエリスを見ながら笑っている大衆の順応性が一番怖かった。ネタバレ↓ラストに兵士が映っていたからなにかと思ったら1956年10月ってそーゆう事なのね。「悲しみに終わりはない」んですね。面白いんだけどポンポンと進みすぎでエリスに家族愛や恋愛感情があるようにはとても見えなかったのがちょっと残念。「ブラックブック」 ★★★(★半分)
2010.05.13
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ペネロピ / クリスティーナ・リッチ魔女にかけられた呪いのせいで豚の鼻を持って生まれてきたペネロピ。母親はペネロピを心から愛し呪いを解いてくれる男性を探し続けていた。そんなある日マックスという青年と出会い…。ファンタジーロマンスコメディかな?クリスティーナ・リッチ演じるペネロピは豚鼻でも可愛く見えてしまう。ファッションや部屋の模様や小物も映像も色鮮やかで観ているだけで楽しめる。マックス役のジェームズ・マカヴォイも相変わらずカッコ可愛く今まで見た中で1番良かった。ペネロピと一緒にピアノを弾くシーンはとても微笑ましい。ストーリーも白馬の王子様を待つんじゃなくてとりあえずありのままの自分を受け入れて一歩踏み出してみる的な事がわかりやすく描かれていて観やすい。全体的におとぎ話の様ですっきり観終われる。意外とお薦めです。。。「ペネロピ」 ★★★(★半分)
2010.03.16
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【中古DVD】ブラインドネス スペシャル・エディション/サスペンス・ミステリーある街中で1人の日本人男性の視界が急に真っ白になった。原因が分からないまま被害は拡大していき感染者は収容所に隔離されることになる。感染してしまった夫に付き添ってきた妻は1人だけ見えていて…。隔離された人々を描いてるんだけど政府ちょっと情けなすぎないか。最初は目が見えない同士お互いに協力し合って生活していこうとするけど人数が増えてくるにつれ部屋毎に独立していきその中の1人が武器を振りかざし他の部屋を支配しようとするという世界の縮図のようになっていくけどただその中で次々起こる事件は極限状態にしてもちょっとやりすぎな感は否めない。不貞を働く夫にしても良く分からない。短絡的過ぎると思ってしまう。妻であるジュリアン・ムーアは目が見えている訳だから武器を持っている男をはっきり言ってどうにでも出来るはずなのにしなかったのは1人潰してもまた似たような人間が出てくるっていう考えのもとなのか。短絡的過ぎないと思ってしまう。ラストは目が見えていた時にみえなかった事が目が見えなくなった事でみえてきたという事でそれをふまえた上で人間何が変わるというんでしょうか…。わかりませんけど…。妻役のジュリアン・ムーアは相変わらずしっかりしていて素敵だ。“顔を覚えた”と言い放つシーンはしびれた。。。原因解明は一切ないのでそーゆうものを求めて観ない事をお薦めします。。。「ブラインドネス」 ★★★
2010.03.11
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【中古DVD】ブーリン家の姉妹 コレクターズ・エディション/その他洋画16世紀イングランド。貴族のトーマス・ブーリンは世継ぎが生まれないヘンリー国王の愛人候補として娘のアンを近づけさせるがヘンリーが気に入ったのは妹のメアリーだった。仲の良かった姉妹が親族の出世欲の為に人生が狂っていくみたいな感じ。賢くしたたかで野心家なアンと控えめだけど芯の強いメアリー夫の出世と子供達の幸せの間で苦悩する母親レディ・エリザベス最後まで凛として威厳を失わなかったヘンリーの妻キャサリン一方女に振り回されっぱなしのヘンリー出世に目がくらみ子供達を道具のように扱う親達ただの被害者なだけのアン達の弟ジョージこの女性と男性の対照的な描き方が面白い。ここら辺のエリザベス誕生前後の時代はただでさえ興味深いのにこんなエンターテイメントに徹しられたら面白いに決まっている。結局は悲劇だけどラストのエリザベスのショットは気持ちが良い。アン役のナタリー・ポートマンは相変わらずコロコロ変わる表情が可愛らしい。歴史に興味なくても楽しめるはず。「ブーリン家の姉妹」 ★★★★
2010.02.25
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バレンタインデーのロサンゼルスを舞台に様々な愛の形を描いた群像劇。普段映画を観ないような恋人と観に行っても特に問題なくすっきり観終われるザ・デートムービーといった感じ。男女だけじゃなく親子愛や同性愛も入ってるしバレンタインに浮かれる事なく沈みまくる人達もいてバランスの良い映画になっている。大切なのは相手のダメな部分も全部受け入れる事。みんなサラッとやってのけてたけど難しいぞぉ・・・。そして出演陣が豪華です。ジェシカ・アルバは相変わらず役どころはショボいが美しい。ジェニファー・ガーナーは何作か観てるけどはじめて可愛いかもしれないと思ったような気がしないでもない。ジェシカ・ビールはいまだにエヴァ・メンデスと色の白さ位でしか区別できない。ジュリア・ロバーツの豪快な笑い声も意外と良かったしアン・ハサウェイのアダルト電話は面白かった。アシュトン・カッチャーの切り替えの早い能天気さもピッタリだったしチアガールの子がインタビュー中に踊りだすシーンは笑った。後味の良い映画でした。「バレンタインデー」 ★★★
2010.02.20
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レンタル使用済み。【レンタル落ち中古DVD】フランドル/戦争フランドル地方の田舎町に住むデメステルはバルブに想いを寄せながらも戦場へ赴き…。カンヌで審査員グランプリ賞を受賞したそうです。バルブは色んな男たちと関係を持ちその男達が戦場へ行ってしまうと精神に異常をきたします。なんだかよく分かりません。登場人物1人1人の画き方もなんだかよく分かりません。台詞も少なく音楽もなくやたらと歩き続けるシーンの多い映画で雰囲気任せのような感じです。戦場でのシーンも砂漠のような所にいたかと思えばいきなりジャングルのような所にいたり捕まったかと思えば急に開放されてたり。想像して観ろという事でしょうか?そーゆう映画は嫌いじゃないけどこの映画に関しては面倒臭いです。。。「フランドル」 ★
2010.01.28
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ファニーゲームU.S.A. 【DVD】アンは夫と息子と休暇を過ごす為湖畔の別荘にやってきた。そこへ2人の青年が訪ねてきて…。2人の青年の理不尽な殺人ゲームに巻き込まれた家族を描いた映画。暴力描写自体ははっきり描かれていなくてあっさりしたもんなんだけど青年達の意味不明な言動に不気味さを感じアン達のささやか過ぎる抵抗にフラストレーションがたまりだんだんいらいらしてくる。無意味な長回しやピント?をずらした映し方なんてのもさらにいらいらに拍車をかけリモコンのくだりなんかはオブジェクションものです。ラストのアンもあっさり過ぎてびびるし全体的に不快感しか残らない様な映画だけど最後まで見入っちゃう作りは見事でした。実際ああなったらこんなもんだというハリウッド映画に対する皮肉でしょうか。不快なものが嫌いじゃない方にお薦めです。。。「ファニーゲームU.S.A.」 ★★(★半分)
2009.12.30
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ヒルズ・ハブ・アイズ2「ヒルズ・ハブ・アイズ」の続編?ネタバレ有り↓今回は元核実験場に兵士達がやってきます。前作では頼りなさそうだった花婿があんなに頑張ったのに兵士達新米だとしても弱すぎ。それぞれのキャラクターの描き方も適当だしストーリーも首をかしげる所がちらほら。最初に上官が死んでこれは1作目の一番活躍しそうな人が先に死ぬっていう流れと一緒だけど死に方が阿呆すぎて違う意味でびっくりした。その後の兵士達の行動も阿呆すぎ。上官に何を習ったんでしょうか?ストーリーそっちのけでグロシーンに力入れていこーぜって事なんでしょうがそれも1作目と比べると不発です。まぁごくごく普通のスプラッター映画として観ればそれなりなんじゃないでしょうか。。。「ヒルズ・ハブ・アイズ2」 ★★
2009.12.18
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【中古】DVD ヒルズ・ハブ・アイズ元警察官のボブは家族を連れてキャンピングカーで旅行に出掛けたが荒野を走行中パンクしてしまい一人でガソリンスタンドまで助けを呼びに行った。しかし車でボブを待っていた家族の前に謎の男達が現れ…。ネタバレ有り↓アレクサンドル・アジャ監督は「ハイテンション」の時もそうだったけどホラー映画でよく観る襲ってくる側のお茶目さやギャグ的要素が一切なくかなり情け容赦ないシーンが多くしかもこのヒロインは殺さないだろうっていう安心感もないので観ていてすごく楽しい。エグいスプラッター描写やドキドキの緊張感もさすが。ストーリーも無駄な部分が少なくテンポもよくラストまでハラハラできる。一番活躍するだろうと思っていたボブが早々に殺され一番頼りなさそうだった花婿が最後まで大活躍だったのも良かった。原爆実験の被害者達(喰人族?)に襲われるアメリカ人。家族を守るという大義名分を胸に反撃するアメリカ人。まるでアメリカ人の愛国心を馬鹿にした様な描き方でラストのオチも助かったかの様に見えてまた繰り返されるっていうとっても皮肉チックな終わり方。まぁ面白いのでお薦めです。。。「ヒルズ・ハブ・アイズ」 ★★★★
2009.12.14
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中古DVD▼ブギーナイツ▽レンタルUP好きな女優さんが出ている映画を中心に紹介していこう期間という事で今回は格好良い変幻自在女優ジュリアン・ムーアを。ディスコでバイトをしていたエディはポルノ映画監督のジャックに巨根を見込まれスカウトされ・・・。ポルノ業界が舞台だけど大してエロくないしエディの栄光と挫折そして復活を描いた結構真面目(?)な青春映画です。ただアンバーやローラーガールやスコッティといったエディの周りのキャラクターの方が気になってエディがちょっとどうでもよくなっちゃった。俳優陣がマーク・ウォルバーグ、ジュリアン・ムーア、ヘザー・グラハム、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジョン・C・ライリー、ドン・チードル、ウィリアム・H・メイシーと豪華だし70年代のファッションやどこかで聴いた事のある音楽も良いのでそこら辺が好きな人は良いんじゃないでしょうか。「ブギーナイツ」 ★★★ジュリアン・ムーアが出演している映画でお薦めなのは「NOセックス、NOライフ!」「ブラインドネス」「ハンニバル」ってとこでしょうか。どんな役でもこなせちゃう演技力はもちろんなんですけど眉頭から目の彫りの深さにかけてのバランスの良さにいつも惚れ惚れします。他には「ゆりかごを揺らす手」「フォーガットン」「美しすぎる母」等。。。
2009.09.05
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(DVD)ヒッチャーグレースとジムの大学生カップルはニューメキシコへ向かうドライブの途中で一人の男を車に乗せる事になるがその男はナイフで二人を脅し始め…。まず何よりもこのカップルの行動にイライラする。最初警察に疑われたからって何でそこまで逃げる必要があるの?モーテルの部屋に忍び込んでフロントを通さないと電話がかけれないから公衆電話を探しに行くって阿呆ですか?疑われることはもうないんだからいくらでもフロント通せばいいでしょうが。グレースもあれだけやってる犯人に対して「撃つわよ」じゃなくて撃て。あとあそこの警察は無能集団ですか?パトカー3台ヘリ1台出しといて一人の男にやられるなんてそいつコマンドーか。ラストも何で護送車の後ろにグレースを乗せたパトカーが着いて行くの?他にもありえない所が盛り沢山。突っ込み所しかない様なストーリーに疲れた。映像は綺麗だったんだけどなぁ…。。。「ヒッチャー」 ★
2009.07.18
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中古DVD▼5IVE [ファイブ]<劇場未公開>▽レンタルUP「5IVE」 ★★★メッセンジャーのエリック、清掃員のサンドラ、金融会社で働くマイケル、妊婦のジェニファーの4人を乗せたエレベーターが地震で停止し…。まず始めにパッケージに「SAW」「CUBE」を超える…みたいな事書いてあるけど全然超えてないしってゆうか話のジャンルも違うから比べること自体おかしい訳で無責任なパッケージや文句はいい加減やめてくれないかな。こっちはそうゆうものだと思って観ちゃうから映画自体は悪くなくても裏切られた気になる。内容的には閉じ込められた4人を描いた人間ドラマっぽいかな。ほとんどがエレベーター内だけの映像で低予算なのが丸分かりだけど4人のキャラクターの描き方やそれぞれに抱えている事情を徐々に見せていくっていう流れが意外に上手く途中からはそれなりに面白くなっていく。ただここいらないなぁって所(ホームビデオのシーンは長すぎる)も結構あるしラストもいまいち腑に落ちないけど途中でスリラーとか関係ないってわかって頭を切り替えられたからかそこそこ面白かった。お暇な時にでもどうぞ。。。
2009.07.01
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映画USEDパンフレット『バットマン&ロビン』エンタメグッズ◆バットマンシリーズ第4弾。Mr.フリーズがものすごく動きにくそうとかロビンは相変わらずむさくるしいとかバットガールは全然必要ないとかポイズンアイビーの色っぽさがいまいちだとか色々あるけど何よりも駄目なところはジョージ・クルーニーの顔にバットマンのコスチュームが合ってない事。これは致命的。これを気にしなければ微妙なギャグ満載でそれなりには楽しめると思うけど。。。「バットマン&ロビン~Mr.フリーズの逆襲~」★★
2008.10.19
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【DVD】 バットマンフォーエバー 『わけあり』「バットマン」シリーズ第3弾。トミーリー・ジョーンズやジム・キャリーやドリュー・バリモアや挙句の果てにはニコール・キッドマンも出てるってのに面白くなかったなぁ。なぜかいきなり派手になっちゃってるし。悪役もハイテンションなだけでインパクト弱いし。ロビンはむさ苦しいし。まぁバットマンって事にこだわらず観ればそれなりに楽しめると思うけど。。。「バットマン・フォーエヴァー」★★
2008.10.06
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【中古】SF バットマンリターンズ「バットマン」の続編。ペンギン男とかペンギンミサイルとか・・・。ギャグですか?みたいな感じだけど相変わらずダークなところが良い。アヒルみたいな乗り物も面白い。まぁ今回の一番の見所はミシェル・ファイファー演じるキャットウーマンの妖しさで子供心にどきどきした覚えがある。継ぎ接ぎだらけのコスチュームは最高だし真っ赤な口紅も色っぽい。それだけで見る価値あり。。。「バットマン・リターンズ」★★★(ミシェル・ファイファーに★1個)
2008.10.05
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腐敗したゴッサムシティで悪者を倒すバットマンの活躍を描いた映画。コスチュームもいいしバットモービルやバットウィングはすごい格好良い。何よりも敵のジョーカー役のジャック・ニコルソンははまりすぎてて当時映画館の大画面で観た時はかなり怖かった。全体的にダークな感じが良くストーリーもアクションもそれなりに面白いのにヒロイン役のキム・ベイシンガーがいまいちパッとしないのが微妙かなぁ。まぁ普通にお薦めです。。。「バットマン」 ★★★
2007.12.02
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学生のマリーは友人のアレックスと集中して試験勉強をする為に田舎にあるアレックスの実家を訪れた。しかしその夜何者かが現われ家族を次々と惨殺していき・・・。結構正統派なスプラッタームービーで血の色が赤黒い所が良かった。グロテスクな描写は満足できるレベルだし殺人鬼が現われてからの緊張感溢れる演出はドキドキもの。ラストはオチのおかげで観ていて途中でイライラしてくる主人公の良くわからない行動もなるほどって思える所もあって良かったんだけどただそのオチじゃつじつまがあわんだろぅみたいな・・・。百歩譲ってつじつま合わせたとしてもちょっと卑怯な印象が残る。オチに凝らずにそのままいっても良かったんじゃないかなぁ。ただ終盤までの緊張感は一見の価値ありだと思う。お薦めです。。。ちなみに血が苦手な人には無理です。「ハイテンション」 ★★★★
2007.04.25
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プリティ・ヘレンキャリアウーマンのヘレンはある日姉夫婦を事故で亡くし残された3人の子供を引き取る事になり・・・。みたいな映画。子育てに奮闘する女性を描いたコメディ。ヘレン役のケイト・ハドソンのキツネ笑顔は本当に可愛いしファッションや小物も楽しめる。事故で死んでしまう姉も出番は少ないものの魅力的で良い。もう一人の姉役のジョーン・キューザックも演技がしっかりしていてちゃんと笑える。この3人姉妹の描き方が良かった。特に意外なところがない分普通に笑えて普通に楽しめる。ただヘレンの恋の相手役がいまいちだったけど・・・。そこそこお薦めです。。。「プリティ・ヘレン」 ★★★
2007.02.02
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バタリアン4ジュリアンは大企業に監禁された友達を助け出そうと仲間と共に乗り込むがそこには実験で生まれたゾンビがいて・・・。みたいな映画。恐怖とユーモアの融合がバタリアンの魅力らしいけど恐怖もなければユーモアもないのに突っ込み所だけは目一杯で逆に笑えてくる。ホラーもののストーリーがマンネリ化してるのはいいとしてもバイクのシーンは何かしらの伏線かと思えば後半は一切登場せずただ脳震盪の展開にもって行きたいだけならいくらでも方法はあっただろうに。警備室に女子高生を雇うようなわけのわからない大企業や進入するために悪戦苦闘しているジュリアン達を尻目にいきなり警備室に登場した殺される為だけに作られた様なお色気キャラやこれまた殺される為にいきなり現れた弟や今までどこにいたんですか?みたいな警備員やゾンビ化した友人に説教されるジュリアンや脳みそを食べようとしないゾンビ等々。兵器化されたゾンビがジュリアンの両親である必要はまったくなかったししかも思わせぶりに登場しておきながら即行死んでるしってか弱いし。びっくりするほどつまらなかった。ただ内容のわりに登場する女の子達のレベルが高かった所はよかったかなぁ・・・。「バタリアン5」もあるらしいけど観ないだろうな。怖くないホラーを観たい人にお薦めです。。。「バタリアン4」 ★
2007.01.23
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パニック/脳壊 / ウィリアム・H・メイシーアレックスは家業の殺し屋を引き継いだが引退しようと悩み始めセラピストのところへ通い始めるが・・・。みたいな映画。不器用な中年男が徐々に壊れていくって感じなんだけど苦悩するアレックスをすごく淡々とひたすら描いてあってラストは「あ~・・・まぁそだよねぇ~」みたいな。ってかドナルド・サザーランドとウィリアム・H・メイシーが親子役ってかなり濃い。この親子やセラピーで知り会った女性との会話を楽しめればある程度面白いとは思う。。。「パニック/脳壊」 ★★
2007.01.22
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バスケットボール・ダイアリーズ / レオナルド・ディカプリオジムはカトリック学校に通うバスケケットが好きな問題児だった。ある日親友のボビーが病気で死んでしまいクスリに手を出し始めていく…。クスリに手を出し破滅していく少年を描いた青春?映画。詩人ジム・キャロルの自伝を映画化したものらしい。ドラッグの怖さやそれから立ち直ろうと自分や周りも苦しんでいくんだけど全体的に「そーなんだぁ」としか思えずいまいちだった。ジム役のレオナルド・ディカプリオはこの頃まだ華奢で童顔(なのは今もか)で不健康そうにこけた頬や幼さの残る笑顔が可愛かった。それくらいかな。。。「バスケットボール・ダイアリーズ」 ★★
2007.01.12
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ディーラーのジェリーは多額の借金を抱えていた。ある日妻を偽装誘拐し妻の父親から身代金を出してもらいそのお金で借金を返す事を思いつき2人の男に頼むが…。みたいな映画。安全なはずの計画が徐々に崩れていき取り返しの付かない事になっていく様子を派手さは無いけど淡々と面白く描いてある。ジェリーの情けなさや実行犯2人の杜撰さや女署長の普通さの描き方等も面白く次の読めない展開や白い雪に赤い血が生えてる映像も綺麗で良い。のほほんと人間って馬鹿だなぁって思える映画かな。派手な映画が好きな人は微妙かも。。。「ファーゴ」 ★★★
2006.12.21
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サイモンたちは孤島でのパーティーに向かったがそこは人気も無く静まり返っていた…。同名のゾンビシューティングゲーム?を映画化したもの。まずアホ大学生?グループが出てきて女の子が裸で泳いで地元の人間が恐怖を煽ってみたいなホラーの基本的な始まり方はまだいいとしてゾンビのメイクはちゃっちいし普通にのそのそ歩くゾンビもいれば空中で回転しながら襲い掛かってくる様なアクティブなゾンビもいるし…。ってかただのアホ大学生?だったはずの登場人物が銃を持った途端「戦闘員ですか?」みたいな戦い方したり「マトリックスですか?」みたいなシーンやゲームの画面が所々に挟んであったりとか無駄に音楽大きかったりとかわけのわからない演出がいちいち鼻につくし終盤でゾンビの元締め?が変装してたところはもう笑っちゃった。突っ込み出したらきりが無くてうんざりしてしまった。映画としては駄作だけどゲームは面白いのかな?無類のB級好きにはお薦めかな。。。「ハウス・オブ・ザ・デッド」 ★
2006.12.18
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教え子達との情事を重ねる大学教授のドドは別居中の妻に父親から譲ってもらったアパートで一緒に住もうと提案するが自分には肉体関係だけ結んでいる男がいると告白され…。みたいなエロティック映画。妻や教え子や父親やメイドやらなんやらと。エロス界の巨匠が贈る性の欲望と退廃・官能的エロス…らしいけど「背徳の裏窓」同様なんだか良くわからない。裸だらけのビーチのシーンやエロスなシーンもあまりそそられないしやっぱり何を中心に観れば良いのかわからなかった。わかる人には面白いのかな?「背徳小説」 ★
2006.12.13
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写真家のマリアは窓から隣家の情事を覗いていたがある日その女が訪ねてきて情事を写真に撮って欲しいと頼まれ…。みたいなエロティック映画。性の開放だかなんだか…。官能映画はどこに基準を置いて何を重点に観れば良いのかいまいち良くわからないって事で観終わった後もなんだかわからなかった。ヘア満載なんで官能映画嫌いじゃなければお薦め…かな?。。。「背徳の裏窓」 ★
2006.12.12
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大富豪のメイスンは自分の顔をぐちゃぐちゃにしたレクターに復讐する為にFBIのクラリスを使って捕まえようとするが…。「羊たちの沈黙」の続編。まずクラリスがジョディー・フォスターからジュリアン・ムーアに変わってて「え?誰?クラリス?」みたいにびっくりした。まぁジュリアン・ムーア好きだからいいけど。あとエンドロールの中にゲイリー・オールドマンの名前を見つけた時「え?ゲイリー?どこに?」みたいな。メイスンがそうだったと知るまでにかなり時間がかかった。レクター役のアンソニー・ホプキンスの紳士的で怪しげな雰囲気も良いしメイスンを殺す時の展開には思わず拍手したくなった。クラリスに対する歪んだ愛情表現もあそこまでいけばこれまた拍手もの。ただ日本人の団体観光客の描かれ方がちょっと嫌だった。面白いけどエグいシーンが苦手な人はきついかも。。。「ハンニバル」 ★★★
2006.12.01
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ヒストリー・オブ・バイオレンス / ヴィゴ・モーテンセン田舎の小さな店で働くトムは妻と子供2人と静かに暮らしていたがある事件以来昔のトムを知るという男が家族に付きまとい始め…。みたいな映画。暴力シーンや殺人シーンやエロシーンに映画的な綺麗さや派手さは一切なくかなりリアルに描かれている。(エロシーンは特にかな?)余計な説明を省いた構成もわかりやすいと言えばわかりやすく約1時間半の長さも丁度良い。肯定される暴力もあれば否定される暴力もあるけど結局は同じ暴力で許されるか許されないかは第三者の判断に委ねられるっていうラストをどう捉えるかによって印象が変わってくるかな。俳優陣もやけに濃いしえぐい描写が嫌いじゃなければ観てもいいと思う。。。「ヒストリー・オブ・バイオレンス」 ★★★
2006.11.28
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プルーフ・オブ・マイ・ライフ5年前に精神のバランスを崩した天才数学者のロバートは娘のキャサリンが面倒を見ていたが亡くなってしまった。その後ロバートの教え子だったハルが今まで誰も成し得なかった定理の証明が記されたノートを発見したがキャサリンがそれは自分が書いたものだと言い出し…。みたいな映画。舞台を映画化したらしい。導入部からのロバートとキャサリン、ハルとキャサリンキャサリンと姉のクレアと続く長い会話がかなり面白かった。クレアはキャサリンが父と同じように精神が崩れていくと心配していたけど収容する病院を探す程酷い症状には見えなかった。キャサリンもクレアも自己中ではあるけどそれぞれの言い分は納得できて共感できる部分もあって面白いけどジェイク・ギレンホール演じるハルの役割がいまいち薄かったのが微妙。まぁ相変わらずくりくりした目が可愛らしくスーツも似合ってたから良いけど。ラストは結構あっさり終わっててあまり感動を期待せずに観れば面白いと思う。。。「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」 ★★★
2006.11.23
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ピアノ・レッスン親が決めた結婚相手の元に嫁ぐためにエイダは娘と一台のピアノと共に船でニュージーランドにやってきた。口の利けないエイダにとってピアノは言葉の代わりだったが迎えに来た夫のスチュワートは勝手にピアノをへインズという男の土地と交換してしまいへインズはエイダにピアノを教えてくれれば返すともちかける。エイダが男2人との三角関係を通して成長していく姿を描いた映画なのかな?とにかくエイダ役のホリー・ハンターが美しい。意志の強そうな瞳と口元が印象的でふとした瞬間の表情ははっとする程綺麗。なのにヘイデンを殴りつける所や小指の爪が異様に小さい所なんかはすごく可愛い。それだけで観る価値あり。娘役のアンナ・パキンも良かったし使われてる音楽がピアノだけで細かい事はよくわかんないけど聴き心地が良くて好き。ネタバレ↓しかしいくらなんでも指を切ってはいかんでしょう。でも指を切られた後も顔もゆがめず歩くシーンや一度は死を選びながらもやっぱり生きようとするエイダの強さはグッとくる。そのまま沈んでもそれはそれで好きな展開だったけどね。お薦めです。。。「ピアノ・レッスン」 ★★★(+★半分)
2006.11.20
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