気まぐれ*旅の日記帳*

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2010年07月05日
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カテゴリ: 旅行(ローマ)
ヴァチカン博物館で充実した時間を過ごしたあとは、
お隣の サン・ピエトロ大聖堂

初日に下見に行った時よりは人は少なかったですが、
それでもものすごい観光客がいました(この時点で11時30分)。


Basillica di San pietro

ローマ152


色鮮やかな制服の スイス・ガード (スイス傭兵)。


ローマ153


セキュリティー・チェックがあるので行列は仕方がないのですが、


ここで並んでいる時が今までの旅の中で、
正直一番きつかったです。

クーポラへの登りはとりあえずエレベーター・コースを選択。
ただしチケット売り場付近に、下記の注意書きが。



 エレベーターを使っても、320段の階段を登らなくてはなりません。
 お年寄りや、慢性の病気をお持ちの方、
 心臓病の方は、ご承知おきください



ちなみにエレベーター・コースは7ユーロ、階段コースは5ユーロ。
あまり差が無いのね。

さて、エレベーターで登り、しばらくスロープを歩くと


ローマ154


ちょうどドームの下に出ました。


ローマ155


壁の天使のモザイクが間近に
とても綺麗です。


Cathedra Petri

ローマ158



大聖堂の下の人がもう豆粒くらいの大きさなのです。

後陣(アプス)のベルニーニによって手がけられた
聖ペテロの司教座 (カテドラ・ペトリ)がはるかかなたに見えます。


ローマ157


ミケランジェロが設計したクーポラの天井の方が近い


さて、ここからが階段になります。


階段は、ドームに沿って作られているので上れば上るほど、
どんどん狭くなり、しかもだんだん傾いできます。


ローマ156


真ん中が磨り減っている階段。

大きい方からどんどんドロップアウトしていきます。
↑アメリカ人率高し。

私は数を数えていたので、もう150段だよ、あと半分だよ、とか
周りに声をかけながら上りました。

段数を数えているのか?とかなり驚かれましたが、
ええ、数えますとも。几帳面で計画的な日本人ですから。

個人的にこの階段は楽勝でした。
ステップの段差が低いし、私自身小柄ということも幸いしました。

8月のダイヤモンド・ヘッドのほうがはるかにきつかったです。
ただここも盛夏の晴天だときついかもしれません。


ですが上りきった後が怖かった。
びゅーっと吹き付ける強風、空が近い。

「疲れが吹き飛ぶ」という言葉の意味を身をもって体感したのですが
(ちなみに昨日は「足が棒になる」です)ふと下を見ると、


ローマ159


360度のパノラマが広がる

でも正直、怖いです、怖すぎます。
もう地平線が丸いではないですかっ。

なんか床が外に向かって斜めになっているような気がするし、
柵が、柵の隙間が広くて、風も強い。

これがもし日本の建物だとしたら、もっと囲ってしまうと思う。
こんなにむき出しの状態って、無い、絶対に無い

もう中央の壁に背中をつけたまま、
カニ歩き状態で出口へ向かいました。

階段は一方通行なので、出口に向かって約半周しなければならず
いったい何のために登ったのか。。。

今、あらためて家人が撮った写真を見て、
すごいところだったんだなぁ。と思います。

クーポラへの注意事項に、高所恐怖症と閉所恐怖所も
付け加えた方がよいと思う。。。

さて、これからサン・ピエトロ大聖堂の中へ つづく。





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最終更新日  2010年07月05日 22時00分04秒


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