sun♪sun♪sunny♪

もじゃ毛と言われて・・・(2)



やっぱり話は『もじゃ毛』と言われた事から始まりました。

先生は本当に気にしてくださって、4年生の気持ちも伝えてくださったんですね。

あの日、4年生の女の子達は、まず先生と話をし、その後家に帰ってから母親にも自分らで報告をしたそうです。そうしたら、女の子達のお母さんが、『私』にどうしても直接あやまりたいのだけれど・・・・と電話を下さったそうで。

担任の先生も、3年生の時から(家の学校は2年間ずつ担任がかわらないので)『そういうい部分』には力を入れてこられたということらしく、先生自身がかなりショックを受けていらっしゃるとのこと・・・・

うちのクラスの子がJJを傷つけてしまったことを、私からもお詫びしたいとおっしゃってますということでした。

なんだか、思った以上にいろいろと深く受け止めてくださって入ることを知って、驚いてしまいました。

私達の中ではもう終わって片付いていることなので(はや~い=笑)、『いえいえ。結構ですよ。JJも先生が味方になってくださってるということで安心もしているし、そんな風に考えてくださっているだけで十分です。ありがとうございます。』と伝えました。

女の子達は、JJと話した後、更に担任の先生と残っていろいろと話をし、なんだかまだ心の中がもやもやしていると言ったそうです。JJちゃんに謝りきれていない・・・と。

それで、終業式までに、その気持ちをもう一度整理して、手紙に書くなり直接伝えるなり、彼女らなりに謝ることをしたいということなのでまた機会を作りますから、と教えてくださいました。

それだけ、彼女達の中にも『相手を傷つけるようなことを言ってしまった』という反省の気持ちが芽生えたということでしょうね。

この話は、すぐに職員会議でとりあげられ、いろいろと話し合いがあったようです。そうして、これからの生活、授業の中でどうやって子供達に『人と違うことを認める。皆違ってあたりまえ。』ということを浸透させていくかに3学期は力を入れていこうという話になったんですって。

この学校自体が、もともとそういうことを目標にしていろいろな行事や取り組みが行われているんですね。

ですから、そう言う意味では、JJのこの1件がJJ本人とその女の子達の問題だけでなく、担任どうし、親同士、学校全体・・・という風に広がっていくんだなあとあらためて思いました。

またそんな風に『学校全体でこの問題に取り組んでいこう!』という姿勢を見て、今回のことは、いいきっかけになったんじゃあないのかなと思っています。

そう言う意味では『ラッキ-』ね♪きっかけになれたんだもの。

JJが絡んで何かがいい方向に変わっていくっていいですよね~!

そんなことをJJに話しました。本人もまんざらでもなかったようです。

2004.12


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