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2008.11.20
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本日のテーマは【値引き】です。

うだつの上がらない営業マンは、「安くすれば物が売れる」と思っています。ところが、お客様は、安ければ買うか?というとそうではなく、お客様は「“高くて良いものを安く”買いたい」と求めているのです。

これは旅行に行ってお土産を買う時、「安くて良いものはないか?」と探しますが、それは上げる方の都合で、もらうほうにとっては(安くて良いものではなく)高くて良いものをもらいたいと思うのと同じです。

そこで、値引きをしなくても売れるためにどうするかというと“商品に付加価値をつける”ことです。
例えば、昔は若かったお嬢さん達(失礼)に「これは、あの韓流スターが使っていたのと同じマフラーですヨ」と言ってお土産を渡すと、3,000円で売っていたマフラーが、30万円の価値になるのです。

大切なことは、値引きをする前に、どうやってこの商品に付加価値をつけていくか、です。安易に安くするより付加価値を付けて高く売ったほうが、同じ商品を売っても、売れるのですネ。

そのためには、お客様がどういう価値観をお持ちか?ということを、常にお客様を見て研究することが必要なのです。

実際に数字を使って検証しますと、例えば、原価40円、売価100円の商品を6%値引くとどうなるか。

2.値引き売り上げ(94)-原価(40)=粗利益(54)
値引き(-6)した分だけ、粗利益がなくなるのです。

お客様から値引きを要求されるのは、我々が正しいサービスを提供し、お客様の要求を満たし、不満を解消していないからということも大きな要因です。


物販の企業であっても、ライバル会社に勝つために「値引きすれば良い」と考えるのは、間違いです。先ほど数字でお見せしたように、値引きした額だけ粗利益が減ってしまうのです。

100円の売り上げを6%値引くと、粗利益も6%減ると思いがちですが、そうではなく(60円に対し6円)“粗利益は10%減る”のです。ですから、その商品で値引きをするのではなく、商品を換える。

最悪、その商品で値引きをしてしまったら、しばらく経ってから、定価の違う商品を売り、値引き額を取り戻すのです。契約する際、お客様は「安くしなさい」と、値引き交渉に積極的です。こちらは契約するときには、一度にすべての契約をとりたいと思います。

でも、(ライバル会社から見える)商品だけは値引きして契約し、(見えない)他の商品で“段階を追って”契約するのが優秀な営業マンです。

カーディーラーも同様、お客様が「車を安くして欲しい」と言ったら安く車を売り、定価で売れる保険、その他のカーナビなどのオプションを定価で売るという売り方をしています。

値引きを要求されたら、最小限度の値引きをし、契約してしばらくしてから追加商品を入れ、値引き分を取り戻すのが正しいし、これが出来て初めて出来る営業マンですネ。

サービス業でも物販業でもお客さまの言いなりの営業マンではダメ!
駆引きが上手に出来て初めて「営業マン」ですヨ。そこまでいけないものは「御用聞き」といいます。あなたは御用聞きで満足ですか?



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Last updated  2008.11.20 13:54:39
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