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昨 日東海地方はあいにくの雨でしたが、森町で上棟式の餅まきに誘われたので行ってきました。 最 近では建前の餅まきをやる家が少なくなっていて、数年ぶりの参加ということで家族4人で気合を入れて臨みました。 そ このお宅は開業医の病院ということでかなり大きな屋敷で、雨なのに合羽を着た人や傘をさした近所の人がゾロゾロ集まってきました。 餅 がまかれるところはほとんどぬかるみ状態になっており、ブルーシートを何枚も敷き詰めてなんとか開催されました。
私 は所用の帰りだったので掛川駅まで車に迎えにきてもらい革靴のまま参加。 ユ ニクロの合羽を着て、手にはスーパーの袋とB5サイズくらいの段ボール箱という出で立ちでした。
大 工さんやら親族の人が屋根に登り、まず四方餅という直径20cmくらいの餅が4つ撒かれたのですが、そのうちの一つが私の方向よりやや右手方向に飛んできました。 こ れはいけると思い、右手に持った段ボール箱を思いっきり伸ばすと見事に四方餅が段ボール箱の中へ。 と 思った瞬間、餅の勢いで段ボール箱の底が抜けてしまい落球。 隣 のおばあに奪われてしまいました。 幸 先わりいなぁ!!!
四 方餅のあとは普通サイズの餅やお菓子が雨あられ状態で降ってきました。 私 の前方はブルーシートが届いていないところだったので、手前に餅が落ちると泥が四方に飛び散り、悲惨な状態でしたが、それにも負けずに拾いまくりました。 四 方餅を奪われたおばあの左側の人のすぐ横に、高さ40cmくらいのリラックマのぬいぐるみが落ちてきました。 す ぐに気付いてカルタ取りの要領で見事ぬいぐるみをゲットしました。 約 15分くらいの争奪戦がようやく終わり、みんな泥まるけになりながらかなりの餅をゲットしていました。
こ の餅まきを通して反省点と今後の対策を練りましたので以下に報告します。
1.服装
動 きやすい服装で参加すること。サンダル履きはいただけない。スニーカーがベスト。 雨の日は必ず合羽を着て、できれば長靴をはいて参加すること。合羽のフードはしないこと。フードをすると通常目線では問題無いが、上のほうを見ると視界が狭くなり、降ってくるものの認識度が低くなる。今回私はやむを得ずフードをしたため、自分の頭上に大量に降ってきたときに2度も右目を強打してしまった。
2.道具
餅 を入れる袋は当然のこと、風呂桶や買い物かごみたいなある程度強度のあるものを持ってくること。四方餅狙いの人は絶対の必需品。密集した場所では置き場所に困り他人の迷惑にもなりかねないので周りをよく見ること。
3.拾う場所
こ れが一番重要です。餅を撒く人の気持ちを考えると、人が大勢いるところにはたくさん投げてくれます。過去に自分が撒いた時もそうでした。だから大勢いるところに無理してでも入り込むのがよい。また今回気づいたのですが、家屋に近いところも結構撒かれていました。投げる人が年寄りだと、遠くに投げるより近くに落とすという感じが多いです。それから追加の餅を持って梯子を登ってきた人が、途中でバランスをくずし、そのまま真下に餅をばらまいたのがあり、前の方にいた人たちはそれはそれはウハウハ状態でした。
4.取り方
自 分は野球をやっていたから飛んできたものを取るのは得意だ、という人でも空中キャッチするよりは、地面に落ちたものを拾うほうがはるかに効率が良いです。特におばあさん連中は拾いに徹しています。しかしこの弱点は、落下物の選り好みができないこと。今回は無かったがおひねり(お金)が飛んでくる場合、臨機応変に対応できません。また顔面に餅が当たってしまうということもあります。
今回こうもり傘をひっくり返して根こそぎ空中キャッチしようとしていた中学生がいましたが、それは反則です。うちのカミさんが注意してすぐにやめさせたそうです。
5.餅の使い道
欲 張ってゲットした餅は相当な量です。とても家族で消費しきれません。ご近所や知人におすそ分けしてあげましょう。あと余った餅は冷凍保存しましょう。それからビニール袋にくるまれた餅でも内側に水分(雨水)が入る場合がありますので、注意しましょう。
戦績(合計279個):
娘 …62個。初めてにしてはよく取りました。プリングルスのポテチやキャラメルコーンもゲットしました。
母 …36個。序盤戦で前の人から将棋倒しの格好になり、尻もちをついている間にとった餅を周りの人に奪われたらしい。戦意喪失し、最後は主催者の奥さんからいくつか分けてもらいました。
妻 …103個。凄まじい争奪戦の末、大袋に餅が46個も入ったものをゲット。それを除くと娘より少ない結果。
私 …78個。しょっぱなの四方餅の取り逃しは、フェンス際の大飛球をグローブに当てながらホームランにしてしまったような悔しさだった。それでも頑張って取りました。
家 に戻り泥まみれの餅を一つづつ丁寧に洗い、小分けして親戚・知人に配り、今朝は早速雑煮をたべました。 う まかった~。
【嵐の前の静けさ。徐々に人が増え始める。】

