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 半分寝ぼけていたせいもあるけど、妖精になってから体験する初めての地震(?)に、私は慌てて大声を上げるのだった。するとその瞬間、揺れはピタリと治まったっ!? 何? 何なのこの地震は。

「ようやく起きたか。幹也、早く着替えて出て来いよ。もう時間があまり無いぞ」

 妖精になってからは普段あまり寝起きの良くないワタシだけど、地震が来たということでショックを受けたのか、完全に目が覚めてしまった。そのワタシの耳に飛びこんで来たのは、空耳でも何でもない本物のお父さんの声……。ん? ということは、さっきの地震って本物の地震じゃなくて、ワタシが寝ているこの妖精用の『お部屋セット』をお父さんが揺らしたっていうこと? もうっ! なんてことするのさ!? 文句を言ってやらなくてはと、ワタシはそのまま部屋の外に飛びだした。

「お父さんっ! 起こしてくれるのは良いけど、ちょっとやりすぎ。地震かと思って怖かったんだからね。起こすなら『お部屋セット』の窓かドアを開けて起こしてよ~」

 妖精の小さな身体と可愛い容姿で凄んでも、ちっとも迫力が出ないということは分かりきっていたから、ワタシはうるうると目を潤ませて『怖かったんだからね』という気持をぶつけてみた。我ながら最近、妖精少女としての武器を使いこなしているよね。

「おはよう。幹也。文句を言う前にまずは挨拶だろ?」

 何故かワタシからちょっと目をそらすお父さん。

「……おはよう。でも、もっと他におとなしい起こし方だってあると思う」

 今度はすねてみるワタシ。



 そう言うと、そそくさと去っていくお父さん。いったいどうしたんだろう。ふと、落ち着いて自分の恰好を見てみると……。

「ああーーっ! ショーツしか穿いてない……」

 そうなのだ。暑かったのか、パジャマも下着のシャツも寝ている間に寝ぼけながら脱いでしまったのか、ワタシはショーツだけを身に付けた恰好をしていたのだ。まったくなんてことっ!

「お父さんが視線をそらすわけだね、は、恥ずかしい」

 妖精少女になってから既に2ヶ月近く経つと、女の子としての羞恥心も開発されてきてるのか上半身裸でいることが妙に恥ずかしいワタシだった。胸なんかチョコっとしか膨らんでいないのにね……。ああ、自分で言っていて悲しくなっちゃうかも? 

「ま、まあ、過ぎたことは忘れて、服を着なくちゃ」

 無理矢理そう言うと、ワタシはぎくしゃくとお部屋セットの中に戻っていったのだった。





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Last updated  Apr 8, 2004 08:24:31 PM
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