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BBS@ 最高~! 早く次が読みたいです!
tukiyori @ Re:03 魔法少女♪奈里佳・番外編(12/12) ここまで読ませていただきました♪ これか…

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カテゴリ: カテゴリ未分類
「あ~、も~、びくりした。もしかして奈里佳!?」
 そう言いながら克哉はトイレットペーパーをくるくると丸めると、トイレの床に飛び散った液体を拭き取りはじめた。すると、また頭の中に声が聞こえてきたのだった。
(他に誰がいるっていうのよ。とうぜん奈里佳ちゃんに決まってるじゃない♪)
 間違いなく頭の中に響く声(?)は、克哉が変身してさらに変心した時に出てくる魔法少女な人格の奈里佳の声そのものだった。
「やっぱり奈里佳だったんだ……。夢じゃ無かったんだ。そうだ! 昨日の晩は突然だったし、最後は魔法で眠らされちゃったから聞けなかったんだけど……、その……」
 床の汚れをほぼ拭き取った克哉は、頭の中の奈里佳を相手に話し出した。もっとも頭の中の人格を相手に話をするということに慣れていないので、どうにも勝手が違って話しづらい。
(う~~、ごちゃごちゃと前置きが長いわよ! 聞きたいことがあるならさっさと聞きなさい!!)
 克哉のもたくさしたしゃべり方にイライラしたのか、奈里佳は怒り出してしまった。さすがにわがままでタカビーな性格の奈里佳である。
「もう、怒らないでよ。よけいに話しづらくなるじゃないか。……ええと、まず聞きたいことは、僕と奈里佳は結局どういう関係なの? 僕が変心したのが奈里佳だと思ってたけど、こうして話が出きるということは、僕とは別に奈里佳がいるってことなの?」

ゴポゴポゴポ……
 克哉の質問に対して、奈里佳は無言で答える。静かなトイレの中、水の音だけが響いていた。やがて沈黙に耐えられなくなったのか、克哉が沈黙を破った。
「ねえ、僕と奈里佳は同一人物なの? それとも別人格なの? 僕には分からなくなっちゃったんだけど、知ってたら答えてよ」
 水洗タンクに流れ落ちる水で手を洗いながら、克哉は再度質問を繰り返した。
(まったく……。克哉ちゃんったら、まるで分かってないのね。これで私と同一人物っていうんだから嫌になっちゃうわよ。ホント)
 呆れた口調(?)の奈里佳。
「しょうがないだろ。僕には魔法のことなんか分からないんだから。で、結局僕と奈里佳は同一人物なわけ? でも人格は違うじゃないか。どういうこと? おかしいよ。同一人物なのに別人格って、もしかして僕って二重人格になっちゃったの?」
 克哉はわけがわからず、困惑いっぱいの表情を浮かべた。
(そもそも、二重人格って言っても、人格Aと人格Bは同一人物であるってことは理解できるわよね?)
 克哉相手にいつまでも呆れてはいられないと思ったのか、奈里佳は説明を始め出した。
「うん。それは分かる。だから、今の僕と奈里佳の関係って二重人格なの? でも僕と奈里佳の人格が同時にでてきてるんだけど、こんな二重人格ってあるのかな? こんなの聞いたこと無いんだけど……」

(二重人格って言うと、なんとなく否定的なイメージがあるじゃない? そういう意味から言ったら、私と克哉ちゃんの関係って、二重人格じゃあ無いわね。二重人格の場合における第2の人格って、抑圧された心、抑圧された人格が表面に出てきたって感じよね)
 明るく説明する奈里佳。
「うーん。奈里佳って、僕の抑圧された心なの?」
 奈里佳の話を聞いて、部分的にしか理解出来なかった克哉は、そう言った。
(だぁぁーーっ、いったい何を聞いていたのよ。私が、あんたなんかに抑圧されるような心だと思ってんの?)

「ごめん……」
 強気に出てくる相手には、とても弱い克哉だった。
(まあいいわ。説明してあげる。私、奈里佳は克哉君の心がこうなっていたかもしれない1つの可能性そのものなのよ。抑圧されていた心じゃないの。可能性なのよ。分かる?)
 胸を張って(?)話す奈里佳。姿は見えなくても、威張っているのがハッキリと感じられる。
「可能性か……。言ってみれば肯定的な二重人格ってところなの?」
 あくまでも二重人格のイメージから逃れられない克哉であった。
(……まあ、その理解で、まったくの間違いって、訳でもないから、まっいっか♪)
 軽いノリの奈里佳。確かにこの軽さは、二重人格のイメージからはちょっと遠いかもしれない。
(それでね、どうして普通の二重人格と違って、私と克哉君の2つの人格が同時に出ることが出来るかって言うと、パソコンを想像してみてよ。同時に2つや3つのウィンドウを開いて同時並行で処理が出来るでしょ。コンピューターの能力が低ければ、いくつも同時に作業をさせれば処理が遅くなるけど、それなりに能力が高ければ大丈夫でしょ?)
 奈里佳はごく簡単にそう説明した。
「つまり、それってどういうこと……」
 克哉はあまり分かってないようだ。
(もう、ニブイわね! 私、つまり奈里佳に変身することによって克哉ちゃんの魔力がアップしてきてるのよ。というわけで、ふたりの人格が同時に出てこれるってわけ♪ おわかり?)
 どう? 分かったでしょ? という雰囲気で説明をうち切った奈里佳。
「うーん、分かったような分からないような……」
 ハッキリしない克哉であった。まあ、奈里佳の説明を聞いて分かるほうがおかしいのかもしれないが……。
(もう、いつまで経ってもハッキリしないわね! それよりも克哉ちゃん。おしっこの途中じゃなかったの?)
 いきなり話題を切り替えた奈里佳。そしてそう言われたほうの克哉も、途中で止めていた尿意が強烈にぶり返してきたのだった。
「うっ、そう言えば、途中だった……」
 慌てて、もう一度、放水の体勢をとろうとする克哉だったが、奈里佳がそれを押しとどめた。
(ちょっとストップ! また変な所に飛ばされるの嫌だから、座ってして頂戴♪)
 なぜか嬉しそうに話す奈里佳。
「えっ、なんで! もう漏れそうなんだけど……」
 焦る克哉、既に漏れそうどころか、ちょっと漏れてるかもしれない。
(いいから黙ってパンツを下ろして座りなさい!)
 奈里佳の迫力ある声(?)にびびった克哉は、そのまま素直にパンツを下ろすと、洋式の便座に座ったのだった。ちょっと情けないかも……。
「もう、うるさいなあ。これでいいんだろ」
 奈里佳という自分の中の別人格が相手だけに、そんなに恥ずかしいという感覚もなく、下半身をむき出しにした克哉であった。意外と思い切りがいいのか? 
それとも単にもう我慢の限界で、恥ずかしがる余裕もなかったのだろうか?
(よしよし、それでいいのよ。じゃっ、早速いきましょうか? ふふ、部分変身~~♪)
 克哉が便座に座ったのを確認した奈里佳は、何かの魔法を発動させた。その瞬間、克哉は奈里佳に変身するときに感じるような感覚をその股間に感じたのだった。
 まずパーツが2つあるもののほうの大きさがみるみると小さくなってきたかと思うと、そのまま身体に吸収されて無くなってしまった。そして飛び出た棒状のもののほうも小さく豆粒大に縮んでいったのだった。そして仕上げに今までそれがあった場所よりもややずれたところの皮膚が身体の内側に織り込まれていくとともに、しっとりと濡れて柔らかい肉壁に囲まれたスロットを形成していったのだった。こうして克哉が持っていた男の子だった部分は、奈里佳の魔法で完全に女の子の部分へと変化した。
「あわわっ! わっ、わっ~~!!」
シャーーーーーッ!
 そしてそれまでなんとか我慢していたおしっこは、男の子と比較するとはるかに弱い括約筋へと変化した女の子のそれではせき止めることが出来なかったので、一気に勢いよく放出されたのだった。
(どう? アソコだけ女の子にしといたげたのよ。これならもう便器の外に飛び散る心配もないってわけ。感謝してよね♪)
 自慢そうな口調の奈里佳。ふふふんっという鼻息が聞こえてきそうである。
「ちょっと、駄目だよ~、元に戻してよう~」
 すっかり出し切って力が抜けた克哉は、涙声で奈里佳に訴える。
(いいじゃない、そのままで。どうせ一週間後に私に変身してから魔力を使い切ったら、ちゃんと元に戻るわよ。それに変化したのはアソコだけで、それ以外のところは克哉ちゃんの身体のままなんだから、裸にならない限りばれないわよ♪)
 元に戻すつもりはまったくない奈里佳であった。楽しんでいるね。奈里佳ちゃん。
「え~ん。こんなんばっかりーーーっ」
 下半身をむき出しにしたまま、克哉君。……いや克哉ちゃんは途方に暮れたのだった。あっ、そうそう、トイレから出てくる前にちゃんと拭いてくるんだよ。忘れずにね♪
 こうして、大波乱の一週間は幕を開けたのだった。





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Last updated  Aug 20, 2004 09:51:18 PM
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