2003年01月27日
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土曜日は仲間と予定していた日本食バッフェに突入した。 昼の時間が安いから昼をめがけて行くことにする。 結局総勢9人という思ったよりも少人数におさまってしまった。  木曜日になり電撃情報が入る。 先週末にやはり同じ場所に行った人が開店時間に行ったのでは座れない可能性があるとのこと。 かといって一時間も待つのは嫌だし、取り合えず言い出しっぺのジミーが時間より早く行って列に並ぶことにした。 現地に到着したのは回転約15分前の11時15分。 見たところ数人しか並んでいない。 ラッキーと思い列に並ぶ。 それからわずか10分ほどの間に僕の後ろに優に100人は超える列ができていた。 その内のほとんどが韓国人と思しき人たち。 僕の前には最初は10人足らずしかいなかったのに気づくと30人くらいに膨れ上がっていた。 やはり彼らも場所取り要員に過ぎなかったのだ。 回転時間の11時半、全員揃っていないと席には案内してくれないらしい。 8人揃っていたが、もう一人が現れない。 一人が送れている人を探しに行く。 7人になってしまった・・・・そして僕らの番がまわってきた。

ウェイター 「何名さまですか?」
ジミー   「9人です」
ウェイター 「全員揃っていますか?」
ジミー   「はい」
ウェイター 「(指で数えて)7名しかいないようですが?」
ジミー   「・・・・」

と、その時ウィンドーに写る二人の影。

ジミー   「ほら、あそこで行列に当たっちゃって動けないんですよ」



ジミー「各員よく聞いてくれ。 これだけの混雑だから、皆離れないように。 寿司バーは一回きりしか来られないものと思って今食べたいだけ取るように。 後で戻るわけには行かないだろうから・・・。」

すっかりスイスペ探検隊気分である。

皆一緒にいたのにもかかわらずいつの間にか間に入っているおじさんやおばさんたち。 皆が並んでいるのにお構いなしに横はいりするおば様。 不埒な悪党どもを蹴散らし皿に寿司を並べていく。 しかし悲しいかな日本人・・・寿司を並べる時にやはり美的感覚が出てしまい載せ方に甘さが出てしまう。 一度持ち場を離れたら後ろから押されてしまい元には戻れなくなる。 はっと気がつくと隣の爺が寿司を無造作に皿に積んでいる。 僕の倍は取っているように伺えた。 しかし、やはり日本人・・・寿司を皿に並べる美的感覚だけは失いたくないのだ。 だいたいあんな爺があんな量食うのか?? 

そして、間髪いれずに暖かいものの列に並ぶ。 ここで待ってしまってはもう取りに来られないのだ。 ここでも今回は好きなものしか取らない。好きなイカリング、鮭の焼いたのもあった。 塩梅のいいチキンに天ぷら。 こちらは寿司ほど並んでいなかったため押されずに好きなものを選べた。 やっと席に付き持って来たものを思い思いに食べる。 麺類を取りに行く者、無謀にもまた寿司を取りに行こうとする者。 早々とデザートに行く者。 入店してから約二時間・・・1時半には戦いつかれた9人の姿があった・・・。 その後全員がみな無事に帰路に着いたかは分からない。 ただ、征服感と満足感に浸っていて話もできない9人の姿があった。





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最終更新日  2003年01月28日 00時03分47秒
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