じんべいとらの生活日記
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いよいよ2日目は、お目当ての宇宙センターへ行きました。このお宿から、何にもない道を行くこと車で10分くらい。きれいな海辺にありました。海の横にあるからか、宇宙科学館入り口に「水着で入らないこと」と書いてありました隣の海は海水浴やサーフィンもできるようですが、この日も小雨で真っ青な海はお預け白い建物は、打ち上げ時に報道関係者が入るところで、ここから打ち上げを撮影するそうです。で、建物の中でJAXAの会見があるそうです。打ち上げ時は周辺3キロは立ち入り禁止なので、この辺りは立ち入れないです。宇宙センターは広大な敷地で、ディズニーランド20個分というとてつもない広さ打ち上げに必要な施設が敷地内に点在しています。宇宙科学館もあって、歴代のロケットの模型やら、人工衛星の実物大模型↓宇宙ステーション日本の実験棟きぼうの実物大模型↓意外に広いような狭いような・・・宇宙から帰ってきた?ロケットの先端(フェアリングといって衛星を保護するもの)が、ボロボロになったのやら、月の大きな模型があって、どこにどのロケットが降り立ったとか、未来の月面探査の様子とか、宇宙好きにはたまらない施設でした夏休みじゃないせいか、子どもは意外に少なくて、大人、しかもそういうのが好きそうな男性の姿が目立ちました。小学生女子にはレアな趣味なんだろうか??種子島宇宙センター施設案内ツアーが、1日3回あっています。1回1時間15分、バスに乗って広大な敷地内を山道をクネクネとお姉さん2人が案内してくれます。バスの中では、案内はもちろん、宇宙に関するクイズも出してくれたりして、飽きません。この日は50人くらい。子どもがなぜか少ない、どういうわけかおじさんばかり宇宙センターのツアーも宇宙科学館も無料ですので、ぜひ行ってみてください。今回ツアーで見たのは、 打ち上げ中止になったH2ロケットとロケット組み立て棟と発射場と総合指令室の3か所でした。ロケットの部品は船で島に運ばれ、港からは陸路宇宙センターに運ばれ、この組み立て棟で1か月かけて組み立てられたのち、向かいの発射場に運ばれ、燃料を注入して打ち上げられるそうです。この打ち上げ場はバスからの見学でした。ロケットの燃料って、ガソリンとかじゃないんです。液体水素なんです。それを燃やすために、宇宙には酸素がないから液体酸素を持っていく。水素って太陽も水素爆発でああなってるわけだから、ものすごいエネルギーなんですね。そしてロケットの9割が燃料で、残りが衛星が入っているわけです。ほんとに先っぽだけのための膨大な燃料。こちらは総合指令室。打ち上げて衛星を切り離すまでに6分くらいとか、そこまでの指令しかしない、要は打ち上げのみ担当するので、打ち上げたらJAXAの他の施設で追尾、管理するそうで、この日はこの部屋は空っぽでした。
2015年05月31日
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