2005.12.18
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カテゴリ: ブルース
サザンではなく桑田自身のアルバム2枚に入っている「どん底のブルース」
「貧乏ブルース」どちらも風刺と現代社会に対する痛烈な皮肉が詩にちりばまれている。どちらにもブルースハープが流れていてぐっとくるものがある。

サザンのアルバムは娯楽性が高いが桑田自身のアルバムは実にストレートなまでに
批判と風刺に満ち溢れている。切っ先が鋭く聴くものをBGMではなく筆をとめてしまう迫力がある。

桑田のアルバムを聴いてしまうのはやはり根っこの一つにこのブルース精神があるからだと思う。

かつて岡林信康の曲を聴いた時もその詩の切っ先の鋭さに舌を巻いたのだけど
現在進行形でこの系統を引き継いでいる人は桑田と好きではないが長渕だと思っている。詩は音楽のメロディの風景を現わす重要な要素である。

改めて2つのブルースを聴いた後桑田の息の長さにはブルースがあるのだと思わずにはいられない。





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最終更新日  2005.12.18 10:50:53
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