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テーマ: たわごと(27646)
(感動したから、話、長いよ。)

知ってる?モノクロブー。



モノクロブー
http://www.san-x.co.jp/newcha/new154.html

作者さんにお会いして、
キャラクタービジネスの現場について話を聞いてきたのですよ。


世にあふれるさまざまキャラクター。
そうしたキャラクターを考え、生み出し、商品化、マーケティングする仕事って
やりがいありそうながら、いろいろ大変な仕事なんだなーということを実感したひとときでした。
どんなに楽しそうな仕事でもいろいろあるよねえ、そりゃ。


大変なこと。



大変1:毎月、全社員の前で新キャラをプレゼンしなきゃなんない

こういう会社の社内組織って
デザイナーとプランナー、スタッフ部門に分かれてるらしい。
デザイナーは全員、毎月1回、全社員のまえで
新しいキャラクターのプレゼンを求められているんだって。

「このキャラクターいいでしょー!」とお披露目するためには
そのキャラクターがなぜいいのか、どうして受けると思うのか、を
世の中の動きや社会事象などを用いながら説明、
デザインを生業としないひとにも「おぉ、商品化しよう!」と思わせるような
プレゼンをしなきゃいけないらしい。

(ということは、そういうのを考えながらキャラクターを作らなきゃ、ってコトだ。)

僕さ、こういうキャラクタービジネスみたいなのって

「きゃー、これ、かわいくなーい?」ってやってるんだと思ってた。
ビジネスパーソン!って視点が求められるんだねえ。デザインの段階から。


大変2:商品化までの長い長い道のり

そーいう社内プレゼンは2回あるんだそうだ。
全社員向けと、デザインのプロ同士での批評の仕合の場。ハードだ。

そこで絞り込まれたキャラクターは

ここで評判がよくてはじめてテスト販売にたどりつけるんだそう。

テスト販売のターゲットとして選ばれると
キャラクターは小さなメモ帳として限定的に商品化、
一部店舗でのみ販売されて、そのPOSデータが集計される、と。

で、ここでの結果が「おぉ、いけるか?!」となって、
はじめてモノクロブーみたいないろんな商品へと展開される・・・のだそう。
最初のプレゼンからここまでくるには1年くらいの期間がかかるそうで。

というわけで、デザインの段階から
商品化されるには1年かかることを見越し、
「1年先に受けるキャラ」を考えなきゃならない。うわー。

さらにいうとさ、
こうやって商品化されても
ぜんぜん売れないキャラクターなんてごまんとあることを考えると・・・
ヒットするキャラクターってすごいんだなーとしみじみ。


大変3:朝早くて夜遅い

朝が早いのはこの方の会社の特殊なケース・・・らしいけど、
いかんせん夜が遅いので
「アフターファイブなにしようかしらー♪」
なんてOLさんライフはなかなか難しいらしい。

ただ、こういう仕事、
世の中の動きや流れに無神経でいるわけにもいかず、
がんばって早くに切り上げる日をつくって、本を読んだり映画を見たりするそう。
ほー。


とはいえ、この作者さん、仕事は面白くて、楽しくて仕方がないらしい。
ま、やりがいパートについては大体予想できるながらも、
たとえば・・・


やりがい1:自分の「作品」が世の中に出ていく喜び

ハンズやロフトの店先で
自分のキャラクターの特集コーナーが常設されるようになると、
そりゃ、うれしいよねー。

しかもそれを使ってくれている現場をみたりするとなおさらだろうな。


やりがい2:そのキャラクターを成長させていく喜び

キャラクターを一過性のものに終わらせることなく、
長く愛してもらえるよう、「成長」させたりするんだそうです。
そこにやりがいがあるみたい。

そのキャラクターをどのように使っていくか、っていうのかな。

たとえば(これも知らなかったんだけど、)
キャラクターを使ったグッズとかあるけど、
ああいうのも(この会社さんの場合)キャラクターを作ったデザイナーが
バーコードの部分以外、全てデザインするんだそうだ。

商品についての立体的なデザインについては
それぞれ別の人がやってるんだとおもってたよ。


やりがい3:たまにではあるけど、自分の名前で勝負ができるようになる

モノクロブーの場合、絵本があってそこに作者さんの名前がでてるんだけど、
そういうところから
「**をデザインされた××さんに仕事をお願いしたい」みたいなかんじで
仕事が来るようなこともあるらしい。

まあ、社内デザイナーさんだから、デザインした絵本がたくさん売れても、
印税は個人には入ってこないらしいのだけど、
こういう「自分の名前で勝負」っていいよね。
当然、人によってはそこから見出されて、独立したり、ってこともありうるらしい。

僕はこういう職人的仕事に強い憧れがあるので、なんか、ものすごいうらやましい。


というわけで、知らない世界の、知らないお仕事のお話、
聞いててものすごい刺激になったのでした。


---
余談)

今日聞いてて一番びっくりした話。
「モノクロブー」と
ポンキッキーズの「ゴリンゴ」って同じ作者さんなんだってさー。



ゴリンゴ

http://www.fujitv.co.jp/goringo/index2.html

モノクロブーとぜんぜんちがうじゃん!

---
余談2)
さらにどうでもいいけど、作者さんって僕のいとこなのであった。





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最終更新日  2006.12.19 17:40:49
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