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2008.10.20
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カテゴリ: エンタメえんた
会社の人から借りた本書。

小川糸『食堂かたつむり』ポプラ社 2008


食堂かたつむり

あうー。
涙なしには読めない、らしいけど、
よごれちまった30代おっさんにはツライ。

出来事すべてが「どっかで読んだことあるなあ」なのである。
声が出なくなる設定だとか、底抜けに親切な村の人とか、主人公(娘)と母親の関係性だとか。
で、それぞれの仕掛けが、「どっかで見た」以上の展開を見せることはなく、
いい意味でも、悪い意味でも(どちらかというと後者だな)
このテの作品の定石パターンをなぞる。


安心して読める・・・けど、新鮮ない驚きや感動を得られることは決してなし。
90年代の小室哲哉みたいなかんじ。(わはは)

強いて「ここはよかった」ポイントを挙げるとすると・・・、
そうだな、食材や料理の描写が細かくて(まあ、そういう本だからね)
読んでると何かおいしいものが食べたくなるところ、くらいかな。


小中学生が読書感想文を書くために読むにはいい本かもしれませぬ。


---
蛇足:ゆがんだコメント

この作者さん、某有名音楽プロデューサーの奥様なんだそうだ。
作詞家としての活動を続けてきていて、今回小説に挑戦・・・とのこと。
本書がいろんなメディアで「感動した!」「すごい!」と取り上げられる背景には


「ふむ。ところで、君ぃ、うちの妻が小説書いたんだがね。
 ちょっとひとつ、きみんとこの局で紹介してくれないかね。」
「よろこんで、『□□のブランチ』あたりで紹介させますよ!」

なーんてオトナな事情がからんでいるのはまちがいあるまい。(余計な寸劇)





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最終更新日  2008.10.26 02:53:48
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