2015年01月01日
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現在、「源氏物語」のうち「柏木」の巻をツイッターで更新をしています。

私のツイッター 「源氏物語の世界」 はこちらです。

年賀状には、手書きがまだまだ多いです。筆文字で書く人も少なくありません。

当然、書く前には手習いをします。「源氏物語」には、習字の場面が出てきます。

次の箇所です。

 紫の上は、幼いころ若紫(わかむらさき)と呼ばれていました。

 その若紫に源氏の君が習字を教えます。

 源氏の君は、若紫に、

「をし(教)へきかえんかし」
 (私が教えてあげますよ)

 と言って、習字を教えてあげます。

 この箇所は、「若紫」の巻に記されています。

 下の原文の写真1行6字目から14字目まで。


7月31日の日記若紫50a


 若紫は、源氏の君が下書きをした和歌を手本にして手習いをします。

 しかし、書き損じてしまいます。

 下の原文の写真5行3字目から同行末字まで。

(若紫)「か(書)きそこなひつ」

 はぢ(恥)てか(隠)し給(たま)ふ


7月31日の日記若紫50a拡大


 原文の現代語訳は次の通りです。

(若紫)「書きそこなってしまったわ」

 と恥ずかしそうに書いたものをお隠しになられた。

 幼い若紫の姿を生き生きと描写しています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。







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最終更新日  2015年01月01日 16時07分18秒
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