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2010年01月25日
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カテゴリ: 読書

悪党



今は埼玉の探偵事務所に籍を置いている。
決して繁盛しているとはいえない事務所に、
ある老夫婦から人捜しの依頼が舞い込んだ。
自分たちの息子を殺し、少年院を出て社会復帰しているはずの男を捜し出し、
さらに、その男を赦すべきか、赦すべきでないのか、
その判断材料を見つけて欲しいというのだ。
この仕事に後ろ向きだった佐伯は、所長の命令で渋々調査を開始する。
実は、佐伯自身も、かつて身内を殺された犯罪被害者遺族なのだった…。
『天使のナイフ』で江戸川乱歩賞を受賞した著者が、
犯罪者と犯罪被害者遺族の心の葛藤を正面から切り込んで描いた、
衝撃と感動の傑作社会派ミステリ。


↑だけ読むと
なんだか気が重い作品なんですけど
割とすんなりと読んでしまいました。

というのも、短編で様々な事件とかかわりあうので
重さを感じないというか
途中で、犯人と向きあったり
そこで決断する被害者家族の姿が見えて
一方向だけの話ではないので


読んでいる途中で思ったのは
「静人日記」で、こんなむごい事件は
本当に日常茶飯事だという、その事実があるということを知ったから。
どんなに憎んでも、どんなに心が押しつぶされそうになっても
同じような出来事は終わらない。
もちろん当事者は、そんなこと関係なしに苦しむわけですけど。

だからこそ、余計に
終わり方があっけなくて、そして予測できた終わり方で
よかったと思う。

これ、続きもできそうな感じですけど・・
どうなんでしょうね。





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最終更新日  2010年01月25日 20時42分32秒
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