観空

Jan 16, 2022
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師がよく言います。
「 お前らが羨ましい 」と(笑)。
彼が二十年使いたどり着いた場を十年で通り過ぎた。と。

私達は後輩によく言います
「 お前らが羨ましい 」と(笑)。
私達が十年使いたどり着いた場を二年で通り過ぎた。と。

うん。表向きはそうなんだ。

師の試行錯誤、わからない、理解出来ないなりに、彼が一生懸命模索した時間。

言葉が通じない中で、こうじゃない、ああじゃない、といろいろ試しては固執して、それを捨てて、また新たに見つけようとして、いろいろな寄り道を続けた。



いろんな寄り道や袋小路を経験して、その轍を踏まないように、と師は私達を指導し、私達は後輩を同じく導いた。

いろんな「 無駄 」を省いた結果がこのスピード。

「寄り道」が省かれ、試行錯誤が極端に少なくなった、ストリームライン化/効率化したカリキュラム故に「 特定 」の通過点までたどり着き、超えるのは楽になった。


でもねぇ、今の師があるのはその「 寄り道/袋小路 」があったからこそ、なんだよね。


師の大東流の凄さってのはその「 地力 」の幅の広さ、そして深さ。 彼が試行錯誤のために費やした時間はそれそのモノが「糧」であった。決して「無駄」ではなかった。

師に追いつこうとすればするほど、彼が私達にあえて体験させなかった「寄り道」や「袋小路」が師のいる場所へ登るために必要である、と「理解」出来てしまう。

彼が二十年前に行っていた事の殆どは出来ても一部は抜けてる、全ては出来てない。

時間が経てば経つ程、その「 抜けているほんの一部 」の大きさ/大切さに愕然とする。

あぁ、失伝ってこういう形でも起こるんだなぁ、と実体験中(苦笑)。

そして現在その「寄り道/袋小路」を糧にしようと四苦八苦中。まぁ順序がめちゃくちゃなんで、どうやっても「いびつ」にしかならんのですが。

それでも無いよりはマシ。と割り切っていろいろとやってます。






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Last updated  Jan 16, 2022 01:30:16 AM
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