昨日の町医者の言葉を素直に聞き
Dr.ラブレター (通称:紹介状)を携え大病院に
ワタクシの苦手な場所の一つだ。
待合室では、多くの人でごった返し
ゴホゴホ咳き込む人や、見るからに具合が悪そうな人ばかりだ。
マイナスオーラ全開スペース。。。
それに引き替え、拙者は、具合は非常によい。
のどが渇くのと、頻尿を除いては。。。。
さすが大病院、受付から1時間が経過しようやく
看護師さんからの呼び出し。
『まずは、血液検査しましょう』と言われ
採決室に。
そこでも15分くらい待たされる。
いつも書籍を携えているのが役に立つ。
今日手に持っているのは
『一生お金に困らない華僑の思考法則』 大城 太さん著
現在、台湾人と仕事をしていることもあり
参考になる文面も多くあり勉強になった。
町医者の時とは、うって変り、かなり小柄な看護婦さんに
勢いよく針を刺されるが、出が悪い。。。 と言うかでない。。
『すみません。。』と平謝りされつつ、
反対側の腕にも針を刺される。
Mにはたまらないプレイだろうが、ワタクシには苦痛で仕方ない((+_+))
苦痛な採血プレイから1時間後、ようやくセンセから呼び出しが。
開口一番
『なんで昨日の時点で来院しなかったの?』
『町医者さんは、なんて言ってた?』
『私が町医者なら、即 救急車呼ぶレベルだよ。』
と、かなり、きつい拷問にあう。
町医者に対し、ボロクソに批判攻撃。
詳しく説明を聞くと、通常100程度の数値が600オーバーなんて異常も異常。
今日の段階の数値は、
血糖値 : 339mg/dl (2日前) 601mg/dl
HbA1c : 11.3% (2日前) 10.9%
*血糖値 : 空腹時血糖値で126mg/dl異常は糖尿病といわれている。
*HbA1c : 赤血球中のグリコヘモグロビンの比率から約60日前からの
血糖値が分る数値。 6.5%異常は糖尿病といわれている。
下がってはいるが、ありえない数値だと何度もきちんと説明してくれる。
若いのに、丁寧で、ステキなセンセだ。
『では、とりあえず、命に関わる可能性があるから緊急入院ね』
と言われる。
まったく予期せず普通に病院に来たので、うろたえる。
病名は、
@ 重症糖尿病
@ 異常高血糖
@ 急性代謝失調
@ 脂質異常症
出張が控えていて、多忙だがやはり入院しなきゃ無理ですよね?と尋ねると
『このまま帰って死んでも、病院を訴えませんと一筆貰わないと医師として帰せません』
と、にらみ合い寸前の様な気迫だ。
完全に、ワタクシの負けだ。
敗北感でいっぱいだ。
もう身をゆだねるしかない。
好きにしてくれと言わんばかりの状態だ。
とりあえず、ヨメに報告
開口一番。
『おバカ、 だから言ったでしょ』 と言われる。
何も、言い返せない。 当然だ。
早速、入院手続きをし、入院病棟にスタスタ歩いて移動。
第三者からの見た目はおろか、自身も数値以外に自覚症状がないので
まわりの苦しそうな患者さんの前を申し訳なさそうに歩くだけでは悪いので
少し、具合が悪そうなフリをして、小股で歩いてみる。
でもすぐに馬鹿らしくなりヤメタ。
さて、病室はもちろん個室をチョイス。
個室は、3タイプ 大きな違いは以下の通り
A : 19,440JPY (17.05平米 TV無料/固定電話あり)
B : 16,200JPY (16.50平米 TV有料/固定電話あり)
C : 12,960JPY (14.10平米 TV有料/固定電話なし)
賃貸経営を行っている身からしたらうらやましい値段設定だ。
入院病棟は儲かるかもしれない。
しかし、現段階で、Aタイプの高額な部屋しか空きがないので
仕方なく入居シタ。
しかし、築年数が古く、ひどい部屋だ。
部屋の中にトイレはあるが、シャワールームなどは無い。
天井もつぎはぎだらけ。
一種のアート作品だ((+_+))
でも、眺めだけは悪くない。
1月場所が行われている国技館が丸見えだ。
ハダカのオトコが、技と技を競い合いぶつかり合う。
そんな中、ワタクシは、早速空腹と、点滴と格闘する。
そして長い入院生活が幕をあがった。
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知らない電話番号からの着信 2016年01月20日
町医者にGO 2016年01月19日
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