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12/13 Sun
せっかく教えの縁に触れながら、救われないでいる人がいることほど悲しいことはない、といつも私は申し上げるのですが、せっかくお役をやってくださっているのに、なかなかスカッといかない人がいます。その人をよく見ていると、いつまでも自分の考えだけにこだわっているのです。
相撲の大鵬親方は、現役時代に三十二回も優勝を飾った名横綱ですが、その強さの秘密は、素直さだったといいます。「今日の相手はこの手が得意だから、こう組んでいけ」と教えられると、「はい」と答えて、必ずその手で組んだそうです。これが簡単そうで、なかなかできないのですね。
いざ本場所の土俵に上がると、勝ち星欲しさで自分の得意の手で組みたくなってしまう。それで結局、相手に組ませてもらえずに負けてしまう。その失敗を繰り返すわけです。信仰も同じで、仏道をあゆもうと決めたら、お師匠さんのお言葉どおり実行することに徹していけば、すぐにでも功徳がいただけるのに、大事なときになると自己流を振り回して、せっかくの精進をむだ骨に終わらせてしまうのです。こんなもったいないことはありません。
庭野日敬著『開祖随感』より
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