PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
昨日 TV
をみていたら、大変興味深い報道がありました。内容は「ゲノム (
全遺伝情報 )
で縄文人の顔の復元をした」というもので、顔写真まで映されていました。わたしにとっては、かなりリアルな顔で大変インパクトがありました。
<過去の新聞報道など>
朝日新聞 (2018.3.12
、参考 )
国立科学博物館などの研究グループは12日、約3800年前の縄文人の骨から抽出したDNA情報をもとに、顔を再現した復元像を公表した。骨格の特徴だけでなく、遺伝情報を参考に古代人の顔を復元したのは国内初という。13日から東京・上野の同館で始まる特別展「人体―神秘への挑戦―」(朝日新聞社など主催)で一般公開する。
研究グループは、北海道・ 礼文島の船泊遺跡
で頭骨などが発掘された 女性の臼歯からDNAを抽出
。顔に関する遺伝子の特徴から外見を推定した。女性は、肌は色が濃く、シミがあり、目は茶色、髪の毛は細く縮れていたなどと判明したという。また、血液型はA型で、身長は140センチ程度だったという。
従来は、骨格の特徴をもとに古代人の顔を復元していたため、肌や目の色がわからず、現代人の特徴をもとに推測していた。遺伝情報の活用でより忠実に復元できたという。


(
写真 A
頭の骨 静岡新聞 )
(
写真 B
、頭蓋骨と女性の顔 静岡新聞 )
静岡新聞 (2018.9.17) 「縄文人のルーツを探れ、ゲノム解析で人類史再現、東南アジア説も研究進む」にも掲載されていました。写真 A は金沢大チームがゲノム解析した 2600 年前縄文人女性の頭の骨(同大提供)、写真 B は頭蓋骨とゲノム解析データを基に復元した女性の顔(国立科学博物館提供)
<日本人の祖先>
以下は静岡新聞朝刊 (2018.9.17) の抜粋です。
日本人の祖先である縄文時代の人々はどこからやって来たのか?「生命の設計図」と呼ばれる ゲノム (
全遺伝情報 )
を手掛かりに、この謎に挑む研究が進む。最近は東南アジアのラオスに縄文人のルーツがあるかもしれないという報告もでてきた。将来研究が進めば、日本列島にやって来た人の流れを鮮やかに描き出せるようになるかもしれない。
アフリカから世界に広まった人類はどうやって日本に住み着いたのか。有力視されているのが「混血説」だ。 1
万 5
千年前から 3
千年前にかけて独自の文化を築いた縄文人は、その後に渡来した弥生人と混血して日本人集団の一部となったとみられている。
混血説のシナリオはこうだ。 6
万年前にアフリカを出た人類の一部が東アジアまで到達。 4
万から 2
万年前にさらに一部が日本に到達して住み着いた。これが縄文人の祖先だ。縄文人は大陸の人類と海を隔てられて暮らしていたが、 3
千年前に朝鮮半島から多くの集団が日本に渡ってきた。この弥生人は先住の縄文人と混血しながら生活域を広げた。
これを確かめるのに役立ちそうなのが、縄文人を含む古代の人類と、現代人のゲノムを比較する研究だ。国立遺伝学研究所のチームが調べると、現代人でもアイヌ民族と沖縄に住む人は、本州に住む人に比べて「縄文人ゲノム」を多く持っていた。弥生人との混血の進み方が場所によって違っていたらしい。

金沢大のチームが愛知県で出土した 2600 年前の縄文人女性の頭の骨のゲノムを調べると、 8 千年前にラオスやマレーシアで暮らしていた狩猟採集民と特徴が似ていた。縄文人のルーツのひとつがインドシナ半島にある可能性が示された形だ。国立科学博物館の海部陽介人類史研究グループ長は「縄文から弥生にかけての人の流れは思ったより混沌としていたようだ。今後の研究進展に期待したい」と話している。
<復元された女性の顔>
以下は MAT 氏(情報通信関係の研究所を退職して、故郷の郷土史を研究)のブログより一部引用させていただきました。
https://profile.ameba.jp/ameba/shimonose9m

従来の縄文人はゴツゴツした顔で毛深く、弥生人はノッペリした顔とされている。これに対し DNA 情報を元に縄文人女性を復元すると、何と現代の女性と変わらなかった。復元された縄文人女性の顔は落ち窪んだ目と隆起した眉骨を持っていた。
もちろん、従来の弥生人顔のノッペリした容貌の現代人や従来の縄文人顔の様な容貌の現代人も存在して日本人は複数の民族の混血と言えるが、縄文時代から連続して存在する不変の典型的な容貌を持つ主流民族があると言える。
すなわち、縄文人 (Y- DNA D) がある時期、東アジア全域に拡大していたことがあり、現代日本人に至ったと考えられる。だから、現代人と縄文人が同じような容貌であっても不思議ではない。また、彼らの喋った言語が日本語であったと考えられる。この日本語が他の言語と繋がりか無い孤立語とされるが、日本列島の中で民族的にも他民族との混血が少なく、縄文人の特徴を保っていると考えられる。

これまで縄文人の顔は、発掘された骨を土台に、現代人から推測して復元されていたが、今回は、骨から解析した全ての遺伝情報をもとに、初めて復元された。
<縄文人と弥生人の特徴>

~あとがき~
日本人のルーツや縄文人、弥生人を探る旅はロマンがあります。「生命の設計図」と呼ばれるゲノム ( 全遺伝情報 ) の研究の進展でいろいろなことが分かってきています。自分たちの先祖がどのように日本に来て、どんな生活を経て現在に至っているかを考える世界は魅力がつきませんね。 以上
戦国めぐりⅡ~桶狭間の戦いから小牧・長久… 2023.08.01
[戦国めぐりⅡ」(愛知県の城と古戦場を訪… 2023.07.24
「どうする家康」の自分流の楽しみ方です☆… 2023.05.19