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新型コロナウィルスの症状もだいぶつかめてきました。まず、熱、セキ、下痢、味覚障害、呼吸困難と症状が現れてくるようです。とくに、呼吸困難は急激な症状の変化があるので注意が必要です。まず、新型コロナウィルスの相談・受診の目安を再確認し、いわゆる「体温 ( 熱 ) 」について調べてみたいと思います。今回の症状は風邪と同じでまず、「熱」があるかないかが、出発点のようです。そこで、今回「熱」について調べてみたところ、「テルモ体温研究所」のサイトが大変わかりやすく説明をされていましたのでご紹介をさせていただきます ( 転載です ) 。
<新型コロナウイルスの相談・受診の目安>
(出典)中日新聞
なぜ37.5度以上の発熱なの?
「37.5度以上」は新型コロナウイルスを含め、感染症法が示している「発熱」の基準です。名古屋市立大の鈴木幹三・寄付講座講師(呼吸器内科学)は「老若男女でばらつきはあっても、人間の平熱は低い人で36度前後から高い人でも37度くらい。37.5度を上回る人はそういないことから『発熱』を37.5度以上にしたのではないか」と話します。
体温は一般的に脇の下や舌の裏側で測ることが多いと思いますが、同じ人が同じ時間に測っても部位によって若干の差があります。ただ、自分が普段検温している部位で確認すれば問題ありません。起床時に測るとよいそうです。
厚生労働省は発熱が「4日以上」続く場合も相談・受診の目安にしています。解熱剤を使用し、熱が下がった後に再び上がっても、4日以上かどうかは最初の発熱からの日数で確認してください。

→※直近の「専門家会議」では「重症化のリスクが高い人・妊婦は・・・」について相談・診断基準について変更がなされています。具体的には「風邪の症状や 37.5
度以上の発熱が 2
日程度続く場合」という基準から「何かあったら 2
日なんて言わないですぐに相談」と変更になりました。

以下は「発熱・熱・体温」についてはテルモ体温研究所からの転載です。
https://www.terumo-taion.jp/health/senior1/02.html
<発熱のメカニズム>
なぜ、熱が出るのでしょうか。熱が出ているとき、体の中では何が起こっているのでしょうか。
何度以上の体温を発熱というのでしょうか? 日本人のワキ下の平均値は 36.89 ± 0.34 ℃ ですが、体温には個人差がありますので、いちがいに何度からと決めることはできません。それぞれの人が、元気なときの平熱と、その振れ幅(日によってまたは時間によっての差)をあらかじめチェックしておき、それ以上の体温上昇を発熱と考えて注意しましょう。
かぜをひく原因のひとつに、ウイルスや細菌などの微生物が体内に入り、攻撃してくる ことがあります。では、ウイルスなどの攻撃を受けたとき、なぜ人は発熱してしまうのでしょう。そして、発熱は人体にとって、悪いことなのでしょうか、それともいいことなのでしょうか?
かぜをひくと、なぜ発熱する?かぜの ウイルスは「外因性発熱物質」の一種で、侵入してくると体は熱を発熱します 。その仕組みは、次のような順序で起こります。
1. かぜのウイルスを、体内の免疫活性食細胞がむかえ撃ちます。
免疫活性食細胞は、白血球やマクロファージなどの細胞で、ウイルスなどの異物を食べるように取り込んでしまいます。
2.
免疫活性食細胞は、サイトカインをつくります。
ウイルスとの戦いが始まると、免疫活性食細胞の働きで 「サイトカイン」 という物質がつくられます。 サイトカインには、インターロイキン 1 、腫瘍壊死因子( TNF )、インターフェロン、マクロファージ炎症蛋白( MIP-1 )などの種類があり、「内因性発熱物質」とも呼ばれます 。
3. サイトカインは、血液の流れにのって脳に達します。
サイトカインは、血液の流れに乗り、やがて脳に達します。しかし目的地である脳の視床下部に行こうとしても、途中にゲート(血液脳関門)があって通ることができません。
4. サイトカインは、情報を伝える物質をつくります。
そこでサイトカインは、情報を伝える「メディエイタ」と呼ばれる物質であるプロスタグランジン E2
( PGE2)
の産生を促します。メディエイタは、情報を持って視床下部へむかいます
5.
メディエイタから情報が届くと、視床下部にある体温調節中枢は発熱を指令します。メディエイタから情報を受け取った視床下部の体温調節中枢は、身体各部に体温を上げるようにという指令を出します。この命令にもとづいて、皮膚の血管が収縮したり、汗腺を閉じるなど、熱放散を抑える活動が開始されます。また筋肉をふるえさせて熱産生をうながします。これらの活動により、体温が上がるのです。

→ちょっと専門的で筆者もよくわかりませんが、体温が上がるメカニズムについて少し理解ができた気もします。
<発熱するのは何のため?>
かぜのウイルスの侵入を受けると、体はなぜ発熱するようにはたらくのでしょうか?その理由として、次の図のように、ウイルスの侵入をうけた生体にとっては、発熱したほうが有利だということが考えられます。
18 ~ 19 世紀に解熱剤が開発されたときは、発熱は病的な状態なので、すぐに解熱剤を飲んで是正すべきとの考えがありました。しかし 現在、発熱は、体が身を守るための生体防御機能のひとつとして理解される ようになってきました。
少なくとも発熱が軽度で、ほとんど苦痛を訴えない場合には解熱剤の必要はなく、むしろ与えないほうがよいとされています。

~あとがき~
新型コロナウィルス感染の報道が毎日のように流れています。この新型コロナウィルスのはじまりは、どうも熱がでるかどうかということにあるようです。ところで、体温は 37 ℃以下であることが平温でと思っていましたが、それは間違いであること、なぜ相談・診断の基準が「3 7.5 ℃」が目安になっているのかがわかりました。また、「体温」そのものについてあまり詳しくありませんでしたが、少し理解が深まったような気がしました。以上
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