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Vもぎですが、1月11日の模擬試験まで塾で申込可能です。ただし、締切は12月5日(金)19:00でお願いいたします。※1/18もVもぎは各自お申し込みとなります。大変申し訳ありません。
2025年11月21日
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グーグルクラスルームに私立入試の資料をアップしております。よろしくお願いいたします。進学塾キャラベル
2025年11月14日
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ブログ更新が滞り申し訳ありません。先日、卒業生の井上さんとお電話でお話していました。井上さんは都立の国立高校から早稲田大学へ進学し、現在大学4年生。無事に就職先も決まったそうです。(企業名は書けませんが、世界中で知らない人がいない外資系大企業の日本法人です)卒論をはじめ、いろいろと忙しいのですが、卒業まで当塾でアルバイトをしてくれることになりました。主に中3Bクラスを私と一緒にフォローしながら手厚くしていきたいと考えております。駐輪場整理や受付にもいると思いますが、塾生のみなさま、保護者様どうぞよろしくお願いいたします。井上先生関連の過去のブログです↓合格体験記保護者様の声卒業後に来訪
2025年10月16日
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中3Aクラス保護者の皆様へグーグルクラスルームにお知らせとお願いを書きました。大変お手数ですがご覧ください。進学塾キャラベル
2025年11月01日
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都立武蔵野北に合格した子が合格体験記を書いてくれました。あっという間に過ぎていった中学最初の一年間。一年生の頃は苦労をすること知らず、定期テストでも2週間程度、人並みにこなして、毎回300点台でした。そして内申点も次第に落ちていき、ついにはオール3にまでなってしまいましたが、私は何も危機感を覚えずにいました。これがのちに大きな後悔に繋がることになることを私はまだ知りませんでした。 そこでキャラベルと出会います。中学受験の時に通っていた塾は甘~い雰囲気で、私自身、塾というのが「そういうもの」だと思っていました。全くやる気がない中で入塾した(させられた)軽い気持ちの私にとって、ペンの音と先生の声しかしない空間は、監獄、いや地獄のように感じられ、最初の授業で絶望しました。そして、石崎先生に何を言われようとも全く変わろうとせず、内申を上げたい気持ちも薄く、定期テストの点数も変わりませんでした。そしてついに、中3からBクラスで勉強を進めることになりました。その時になって初めて、わたしは人一倍やらなければならないのに人よりもやっていないと気づかされました。先生の質問(前回までに教わった内容)には、毎回ほぼ100%答えられない、テストをすれば再テストの連続、宿題は課された以上には絶対にやらない。模試ではD→E→D→Eと・・・DEを繰り返していました。 焦りました。今まで何をしていたんだろうと。武蔵野北高校に受かるのに必要な換算内申は最低でも54ほどといわれている中で、1学期の私の換算内申はたったの40。誰がどう考えてもこの内申では箸にも棒にも引っ掛かりません(笑)。私は学校説明会に何回か行くにつれ、この高校に行きたいと強く思い始めました。 私はここでやっと石崎先生のおっしゃっていることを取り入れるのが一番の近道であるときづきました。この当たり前のことをずっと気が付いてませんでした。私は石崎先生のおっしゃっていたToDoリストを作り、授業中の姿勢、勉強法などを改め、全てこなしました。 2学期の中間テストでは自分の中では高い点数を取ることができました。また、すべての提出物を完璧に仕上げました。先生がおっしゃってた通り最低5周はやりました。この二つのことが相まって内申点を8上げることに成功しました(これでもまだ十分ではなかったですが...)。 入試前最後の模試でもC判定にまでにしかなりませんでしたが、先生の「入試当日にB判定の実力までに引き上げる」という言葉を思い出し、最後の模試から入試までの期間で勉強できたのがよかったポイントだと思います。 すべての模試が終わり、最後は自分の学力を上げるのみなので、先生のおっしゃること、配られたプリントをできるだけ網羅し、時間のある限り、できる限りのことを尽くしました。私は暗記が苦手、つまり石崎先生が常々言っている思いだす力が弱いため、毎晩「○○タイム(←先生のアドバイス)」というものを作りました。秋のToDo(10/15締切)も12月下旬にすべて終わらせ、授業の復習も欠かさず行いました。 しかし始めたのが遅かったためすべてを終わらせることができませんでした。内申もそうですが何をやるにも気づくのが遅くはじめるのも遅かったと思います。そこが後悔するポイントです。 学校の隙間時間でもできる限り勉強し、社会等の暗記は、小さなメモを手に持ち歩いていつでもみれるようにしていました。 最後、先生のアドバイスを元に、冬のToDoリストというものを作りました。冬期講習、勉強マラソンからはじまり、受験当日まで何をするかを石崎先生の助言をもとに考えました。そして時間の目標も立てました。それを両方達成し、満を持して?試験会場に向かいました。あまり緊張はせずに解くことができました。 掲示を見て合格と分かったときはとてもとてもうれしかったです。キャラベル、そして石崎先生に出会っていなかったら今の自分はいなかったと思います。最初は地獄のように感じられた塾も、新たなこと(解法だけでなく、勉強法や人生を歩むうえで必要なこと)を知れる面白さから楽しくなっていきました。特に授業の途中の先生の雑談は本当に面白かったです。スーパー〇ー○ン4の話は一生忘れないと思います(笑)。 広い海にさまよって、行先が見えなかった私をこのような目標としている地にキャラベルでたどり着かせてくださった先生には感謝してもしきれません。ありがとうございました。これからも石崎先生のいろいろな言葉を忘れず、上へ上へ向かって付く進みたいと思います。本当にありがとうございました。
2024年12月25日
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東京都立入試では200字作文が毎年出題されています。その作文ですが、例年、「原稿用紙の使い方にしたがい、最初は1文字分あけるのですか。」「行の最後に○(句点)や、(読点)が来た場合は、原稿用紙の使い方にしたがい、下に○を書くのですか。それとも、次の行の1マス目に○や、を書くのですか。」「段落分けはする必要はあるのですか。」という質問を受けます。 答えは、「大問4の200字作文については、全て原稿用紙の使い方にしたがってください」です。つまり、大問4については、「最初は1マスあけてから書き出し、段落もちゃんと分ける。」また、「句読点が行の最後に来た場合は、次の行の1マス目に書くのではなく、ちゃんと原稿用紙の使い方通りにその行の最後に書く。」ということです。 一方、大問3や大問5にある記述問題については、原稿用紙の使い方ではなく、きちんと制限字数を守ってください。つまり、行の最後に○が来てしまう場合は、次の行の1マス目に○を書くのです。 その理由を説明します。まず、都立高校の解答用紙を見てください。 ご覧のように、大問3と5の記述解答欄と、大問4の200字作文の解答欄には大きな違いがあります。まず、白い矢印を見てください。白矢印の上にある解答欄は、「単なるマス目」になっていることに気づくでしょうか。このような解答欄の場合は、マス目に従い、50字なら50字以内に書くというルールがあります。この種類の解答用紙の場合は、原稿用紙の使い方に従ってはいけません。50字きっちり書いてください。例えば、1行目の最後が「~でした」で終わりそうな場合は、「○」は次の行の1マス目に書かなければなりません。 続いて、黒矢印の方をご覧ください。赤で囲んである部分に注目です。大問3や5の記述解答欄とは明らかに違いますね。すなわち、マス目とマス目の間に、余白がとってあります。これは、「原稿用紙の使い方通りに書いてください。」というメッセージなのです。ですから、都立入試の大問4については、ちゃんと1文字分空けてから書き出してください。段落分けも重要ですから、必ず行いましょう。また、行の最後が「です」「ます」で終了しそうな場合は、句点はその下に書いてください。決して次の行の1マス目に書かないこと。 以上、都立入試作文のよくある質問とその回答でした。 当然、他の都道府県の解答欄も同様です。すなわち、○単なるマス目だけの場合→原稿用紙の使い方に従わない○マス目の横に余白がある場合→原稿用紙の使い方に従うです。他の都道府県の問題で練習する場合は、頭に入れておいてください。
2011年08月30日
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◆ここ数回の模試結果を受け、「英語の偏差値がコンスタントに70を越えない子」だけにプリントを配り、英語長文問題に取り組んでもらいました。(その他の子は別の課題)やはり、偏差値の上がっていない子(※)は「言われた通りのやり方」で出来ていないですね。←見事なまでに例外なし。※「偏差値の上がっていない子」とは、Wもぎ、Vもぎ、北辰テストにおいて偏差値65以下の子です。これら3つの模擬試験において、英語の偏差値65以下の子は、「駿台模試」を受験すると偏差値45を確実に割ります。「W・V・北辰で偏差値65」というのは全然大したことない数字なのです。大学受験では全くお話になりません。(今のままではGMARCHは難しいとお考えください。)実力のない者に限って自己流にこだわります。型のない自己流は、型破りではなく、形無しと言います。正しいフォームが出来ていないので、偏差値はいつまで経っても上がりません。それどころか、問題演習量を重ねれば重ねるほどに偏差値を下げていきます。(他の受験生に抜かれているということ)スポーツでいえば、正しいフォームが出来ていない選手は、成長もしませんし、いずれ怪我もします。受験でも、正しいフォームが出来ていない受験生は、成長もしませんし、いずれ不合格になります。◆伸びる子というのはやはり素直です。反対に、伸びない子は素直ではありません。とにかく、かたくななまでに指示とは違う方法でやり出す。「おすすめの方法」を話した直後に別のやり方に変更する。正直、こういう人はどこに行っても使えません。※実際に、今回指示通りにやっていないかった人は、全員2学期の内申点が低かったですね。そういうことです。誰が見ても君たちは素直ではないのです。※勉強面において「素直ではない子」は、実生活においては「親に対してわがままな子」が大変多いものです。◆たとえば会社のお話。会社にはマニュアルがあります。昨今は「マニュアルを否定する人」も増えてきましたが、しかしマニュアルは重要です。その会社の社員が過去何度も失敗してきた歴史をまとめたのが社内マニュアルであり、以後後輩達が同じ失敗を繰り返さないようにするための最も安全な策がマニュアルなのです。「マニュアルを否定してもいい人間」というのは、最低限マニュアル通りの行動が出来ていて、その上でマニュアルが想定していない緊急の場面で、マニュアルを超えた働きが出来る人のみです。マニュアルすらこなせない人がマニュアルを否定するのは、端から見て滑稽でしかありません。君たちはまだまだ「マニュアルの域」を脱していません。基本が出来ていないということです。基本が出来上がるまでは、まずは言われた通りにやりさない。基本とは「W・Vの偏差値が70」ということです。仕事に限らず、勉強においても、「過去多くの受験生が失敗してきたやり方」というのものがあります。反対に、「学力的に普通の子でも、地頭の良い子と同じくらいの点数を取ることができた方法論」というものもまた存在します。私は後者の方法論を授業でお話しているのですが、偏差値の伸び悩んでいる子達は、どういうわけかそれを採用しません。「計画表に色を塗っておきなさい」という指示すら守れていない子も数名いました。これらは例外なく偏差値の低い子ばかりです。こうした「マニュアル」や「ルール」が守れない人はどの会社に行っても「使えない人材」という烙印を押されます。そもそも、会社に入る前に、高校受験や大学受験で落とされてしまうでしょうが・・・・◆なぜ指示通りにできないのでしょうか?不思議でなりません。受かりたくないのですか。不合格になる子というのは、わ ざ と 不 合 格 に な る よ う に 行 動 し て い るとしか思えません。先生が言ったことを守らない。それどころか。先生が言ったことと逆のことをする。修正しても、またすぐに戻ってしまう。 なぜ自ら合格から離れていくのか、私には理解しかねます。 とにかく、もう残り2ヶ月です。以後、このようなくだらない指示はさせないように。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門 英語 長文 言われた通りにやる マニュアル 素直 素直でない
2014年12月12日
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日比谷高校に合格した子が合格体験記を書いてくださいました。日比谷高校合格Bさん※入塾時5科目415点(中1学年末)→5科目482点、偏差値73までアップ。途中英検2級取得。私は小学6年生の頃、都立A中学校を受験し、不合格になってしまいました。同じクラスでA中学を受けた男の子に「オレは絶対受かるけど、オマエは絶対に落ちる」と言われ、その通りになったこと、同じマンションに住む女の子2人が中学受験に成功し、その内の1人もまたA中学に受かったこと、初めて通った塾で初めて出会った同じ苗字の女の子(勝手に親近感を抱いていました)もA中学に受かっていたことなど、負けず嫌いでプライドの高い私には、受け止めきれない多くの悔しい出来事が偶然にも重なりました。私の実力が無かった事が要因なのですが、当時の私は彼らに激しく嫉妬しました。しかし、今はそれらの苦い思い出に感謝しています。なぜなら、「彼らを見返してやる」という強い気持ちが、私に日比谷高校という都内トップ校を目指すきっかけを与えてくれ、それが強い動機付けとなったからです。私は中学2年の初めからキャラベルに通い始めました。キャラベルのことは、母がブログを見つけて知りました。「学びに行く場は静かで緊張感のあるところが良い(人付き合いが苦手というのもありますが…)」という私の考えと、先程も述べたように「彼らを見返す」目標が実現できるかもしれないということ、また、幸いにも勉強が好きだということもあり、入塾を決めました。中1の頃は学校の勉強以外は通信教育しかやっておらず、中学受験の頃も、季節講習および最後の半年間のみ塾に通っただけで、まともな通塾経験はありませんでした。そのため、初めてキャラベルの授業を受けたとき、塾生の意識の高さと、学校の友人達との温度差に驚きました。入塾当時は、勉強の柱とも言える反復が苦手でした。しかし、ひたすら反復することで、スピードも上がり、勉強への手ごたえを覚え、反復の力を知りました。2年生の間は、3年生になってからの土台となる勉強が多いこともあり、反復ばかりで正直辛い時もありましたが、いざ3年生になると周りの友人達が「勉強が全く分からない」と頭を抱えている中、私は勉強に対し楽しみやワクワクした気持ちを感じながら取り組むことができました。勉強に楽しみを見出せた事は、受験勉強の中でも支えになったと思います。3年生の後半になると、先生が過去問の添削をしてくださいました。一つ一つ丁寧で、個々にあったアドバイスをしてくださり、作文の苦手だった私も、自分の課題をつかみ、改善へ向けることができました。 私は、推薦入試で日比谷高校に合格しました。実際に入試が始まる直前までは、本当に緊張しましたが、始まってみれば英検の2次試験のような、思った以上に軽い気持ちで受けられました。しかし、小論文の問題を見た時は冷や汗をかきました。なんと、事前に先生から頂いたプリントから出題されたからです。私はそのプリントを覚えるきるまで徹底しておらず、先生がわざわざ用意してくださったプリントを役立てることができませんでした。帰りの電車では「完全に落ちたな…」と思いました。だから、2月2日に結果発表を見に行く必要はない、交通費の無駄だと思いました。自分の番号を見た時は、ただただ驚きました。しかし、正直あまり嬉しくありませんでした。なぜなら、自分の納得のいく結果を出せないままの合格だったからです。それに、一般入試でこれまで学んできた集大成を試したいという気持ちもあったからです。 この合格はキャラベルやアドバイスをくれた先輩方(日比谷に通う卒塾生)のおかげだと思っています。本当にありがとうございました(※A)。何より、小論文がダメダメだったにもかかわらず、合格することができたのは、今年の初詣で大吉を引いたこともあると思います。(笑)※B※A 塾長注高1のIくん、Tさん、本当に助かりました。※B 塾長注間違いない合格の仕方が少し残念でしたが、運であっても、せっかく憧れの日比谷生の一員になれるチャンスを抱けたので、そのことに感謝し、3年後に控える大学受験では、一般入試合格組、中学受験合格組、そして何より、自分自身に負けぬよう、これまで以上に励みたいと思います。最後になりますが、私に勉強だけでなく、多くの事を与え、私の未来を大きく切り開いてくださった先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
2016年03月02日
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昨夜(深夜)、新宿高校の遠泳の情報についてブログでお願いしたところ、早速朝の9時に卒塾生から返信を頂きました。素早いご返信、本当にありがとうございます。助かります。以下、シェアしておきます。お久しぶりです。現高1年の●●です。遠泳の件についてなのですが、今年行われた遠泳は約1kmほどで、例年よりも短い距離でした。また、泳げない人に関しても臨海教室前に2ヶ月ほど体育で水泳の授業があり、苦手な人は授業で体育教師6人がつきっきりで教えてくれます。(居残りとかはありません!)そして、泳ぐ際に隊列を組んで泳ぐのですが、泳ぐのが苦手な人が一番先頭で泳いで後ろに得意な人が付くという感じで、苦手な人に合わせて泳ぐので、泳ぐのが苦手でも遠泳自体ついていくことができます。水泳部OBの方が隊列の真ん中に20人ぐらい入ってくれているので、あしを攣ったり、溺れたりしても、腰についてる紐を引っ張ってあげてくれるので、安全対策については万全です。今年は、コロナ対策としてクラスごと日程を分けて臨海教室に行ったのですが、本来は2クラス80人程で泳ぐそうです。宿舎は4.5年前の台風によって一度は壊れてしまったそうなのですが、OB、OGの方の寄付によって、1億円かけて今年再建したらしいです。なので宿舎自体新品同様めちゃくちゃ綺麗です。部屋もとても広かったので、居心地は良かったです。しかし、エアコンがなく、扇風機2つのみしか部屋についていないので、少し暑かったです。あと虫が出ます。本当に虫が出ます。僕は虫は大丈夫なのですが、虫を部屋に入れた際は同じ部屋のクラスメイト(もちろん男子)に怒られました。シャワー室に30〜50cmの蜘蛛が出て来た時は驚きましたが…ちなみにサボることはできません(笑)スマホなどの電子機器、トランプとかも持ち込み禁止です。ただし、バスの中など、臨海教室が始まる前、終わった後は使用可能です。終わった後は海ほたるにバスで行くので、お土産なども買って帰ることができます。また、1日目の夜にレクリエーションがあり、自分のクラスでは、「みんなで質問大会!!」みたいなことをしました。おやつもなく、飲食物自体持ち込み禁止ですが、宿舎にジュースが普通の自販機+紙パックのジュース約15種ほどあります。(いちごオレが個人的に好きでした)体育教師の方がいちごオレを使って毎年漫才してます。とても面白かったです。(石崎先生の話の方が面白いですが…)という風な感じでした。水泳が苦手な人も臨海教室が終わったあと「臨海教室楽勝だったわ」みたいに言っていたので、現中3生が不安視しているようなことは全く起こらないはずです。逆に水泳自体好きになるのではと思っているほどです。ただし、安全にとても気をつけてる分、臨海教室がある期間は教職員、OBOGの方が敏感になっていて、統率が取れていない行動をすると怒られます。(本当に怖いです。)p.s.臨海教室が終わった際、OBOGの方から「一番かっこいい人、可愛い人」に対していちごオレが送られます。その際にいちごオレを受け取った人は1年の間に全員彼氏彼女ができるらしいです。そして!!なんと今年!!そのいちごオレを僕が受け取りました!!(一切自慢ではありません。)しかし、僕にはまだ彼女がいません。ただいま彼女募集中です。そこの男子諸君!臨海教室で女子にモテたくないかい?そんな時はこのいちごオレ!これを女子に渡せば女子もイチコロさ!(2022年臨海教室 いちごオレネタ)というのをぜひ授業のネタにでも使ってください。(→使いません)また、新宿高校に関して知りたいこと(授業風景がどうか、文化祭などの行事がどうか、100周記念式典はどうだったか?)があればいつでもお答えしますのでその際はご連絡ください。※塾生の皆さんへ(石崎)卒塾生にその他の自校作成校合格者も大勢いるので、聞きたいことがある場合は先輩方が答えてくださるかもしれません。<追記1>去年(現高2)、一昨年(現高3)の遠泳教室はコロナ、宿舎崩壊の影響によりありませんでした。<追記2>他のキャラベルの高1新宿生に意見を聞いて来ました。A君※とても気が利く塾生さんでした。ここ数年、Vもぎの申し込みが大変で、昨年も12時間以上かかってやっとネットが繋がったこともありましたが、A君だけが「先生、Vもぎの申し込みをしてくださり、ありがとうございます。」とわざわざ受付に言いにきました。「泳げる人にとってはしょうもない。レベルとしては結構低い」Bさん※この子は中1の時に全然勉強してくれず、最後はオール3(9科27)でしたが、どんどん成績をあげ、最後は9科42。無事新宿高校に合格しました。「とにかく楽しい。泳ぎメインと思われるが対人関係がメイン」Cさん※とてもユーモアのある面白い子でした。弟さんが現在塾生なので、何か情報がありましたら教えてください。学級閉鎖中のため聞けなかったです。Dさん※中1から3年間通い、一番質問をしてきた子です。特に勉強法に関する質問や勉強の進め方に関する質問を頻繁にしてきました。何かおかしいなと思ったら、すぐに相談して軌道修正できました。「練習は辛いが、終わった後は楽しかった。達成感ある。」
2022年11月30日
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恒例の土曜日のブログのコーナーです(本日が初回。で、本日最終回)◆中3生には社会の自主課題を与えていますが、毎年この自主課題が期限までに終わらない子が大勢います。そして、その多くの子は、志望校を下げたり、(下げないで無理矢理「記念受験」に挑んだ場合は)不合格になったりしています。そこで今年度から、罰ゲームとして・・・、ではなく反対にご褒美として、社会の自主課題を終わらせた人だけを対象に夏期講習中に特別授業を行う日を設けます。自主課題を終わらせた人のみが参加できる日を設ける予定ですので、参加したい人はぜひ期限までに終わるように努力してください。◆社会の自主課題で一番進んでいる子はBクラスの甲くん。次はAクラスの乙くん。本日は、その乙くんから質問が出てきました。・普通選挙法は社会主義政策の一環だったのですか?・五四運動や三一独立運動など、アジアにおいて独立の機運が高まったのは何故でしょうか。・なぜソ連は世界恐慌の影響を受けなかったのですか?などなど。その場で回答した上で、授業内でも全体でシェアしましたが、常に考えながら勉強を進めてください。※ちなみに治安維持法は、当初は共産主義運動の取り締まりがメインでしたが、次第に社会民主主義も共産主義を手助けするものとして弾圧され、さらには共産主義に反対していた自由主義までも共産主義の温床になるとして抑圧されました。その後は、キリスト教徒や仏教徒、創価学会の前身である創価教育学会も弾圧されます。(治安維持法には「国体を変革したり、私有財産制度を否認する運動に加わった者を処罰する」趣旨の文言が含まれており、それが拡大解釈されたため)社会主義と共産主義の違いは授業でお話しましたので、大丈夫ですね?※そういえば、男子普通選挙法に関連し、「なぜ男子にだけ認められたのか」という質問を昨年受けましたが、慶應義塾高校に合格した子は、早稲田高等学院の作文で、その知識や平塚らいてふの逸話を書いていました。知識はあればあるほどいいですね。◆ところで、社会に関連して1つ説教を。Aクラスで社会の小テストを実施しましたが、テキストの「答えの部分のみ」を上から順番に覚えてきたと思われる子達は壊滅的な状態。非常にレベルの低い話ですが、そういう勉強法はやめましょう。(まさかそのレベルの生徒はいないと思っていましたが、正直ビックリです)全ては「選択」の問題です。小テストの範囲を勉強するときに「答えの部分だけ覚えよう」という選択肢と「どんな形で出題されてもいいようにきちんと勉強しよう」という選択肢があるわけです。(その差はせいぜい15分。その手間を惜しむ子がいます)それをわざわざ前者の選択をし、小テストに臨み点数を落とす。こういう所作を私は「わざと不合格になるような選択を日々している」と表現しているのです。結果には必ず原因があります。これが宇宙の摂理です。この世は因果律で動いています。なぜ不合格になるのか。なぜ成績や偏差値が上がらないのか。それは不合格になるような選択を自分自身がしてきた結果です。私たちは日々何百、何千もの選択をしています。素晴らしい日は良い選択の積み重ねでやって来ます。素晴らしい日を迎えたいのであれば、日々良い選択をしてください。勉強の合間合間に立ち止まって考えてみてください。「このやり方を続けて、果たして入試で点数が取れるかな・・・。このやり方で実力が付いてるかな・・・。勉強を始める前の自分より何か成長したかな・・・そもそもこんなやり方で気持ち悪くないかな?達成感あるかな?志望校の「格」に「合う」行動になってるかな・・・授業料を払ってくれている親を裏切ってないかな・・・」よく考えて自分で判断してください。<中1クラス>中1クラスは、クラスの雰囲気自体はかなり落ち着いてきました。それは皆さん自身も感じていることでしょう。すでに8回の授業を行いましたが、最初の4、5回とは雲泥の差です。※このように当たり前の基準を上げていくことが重要です。たった8回ですが、もの凄い成長です。子供達は短期間でここまで変わります。だから、先週のブログで、「これは皆さんの責任ではなく、皆さんに関わってきた大人の責任です」と述べたのです)ただ、まだまだ直すところが多いですね。○1つめは丸付けが正確に出来ていない子が非常に多い。本日はクラスの半数近くの子を私の机の前に呼び、丸つけの不備を指摘しました(自分で探させました)。丸付けを正確にするためには、解答集に定規を置き、左手で押さえるのが第一段階。こうするだけで見やすくなり、さらにスピードもあがります。次に、丸はザッザッと雑に付けるのではなく、きちんと丸が閉じるようにゆっくり囲む。この2点を守るだけで飛躍的に丸付けの正確性は上がります。特に大きな音を教室中に響くように丸を付ける子がいますが、あまり上品な行動とは言えません。そんなアピールはいりません。音は立てないのが品格です。一般に、「人間が立てる物音の大きさ」と「偏差値・品格・年収」は反比例すると言われています(←どこで?)○2つめは小テストで満点を取れない子が多い。うちの小テストは非常に簡単なものなので満点が基本です。次回以降、満点を取れるように練習してくるように。○最後に、テキストの中に指示した書き込みが出来ていない。◆授業内で詳しく述べたので詳細は省きますが、まずは言われた通りにやってください。言われた通りにやる。真似をする。まずはそこからです。自己流でやってきた結果が「今の状態」なんですよね?であれば、自己流をいったん捨て、弟子入りするつもりで言うとおりにやりましょう。2月の入塾面談でも2名の方から聞かれました。「キャラベルと他塾との違いはなんでしょうか?」と。答えは一つです。「キャラベルには石崎がいて、他の塾には石崎がいない」それに尽きます。それ以外の点では、それほど大した差はありません。当塾だけ、江戸時代のあとに縄文時代が来るとか、当塾だけ天気記号が異なるとか、そんなことはありません。教えている内容はどこの塾も同じです。ただ、それを教えている人間が違います。キャラベルに入ったのなら石崎の言うとおりにやる。それが出来ないのなら、わざわざココの塾に入るまでもありません。大手塾に行って、優しくてかっこいい大学生バイトのお兄さんや綺麗な大学生バイトのお姉さんにニコニコしながら教えてもらった方が楽しいと思いますよ。明日の日曜日は、私は8時間くらい勉強と読書をする予定です。勝てる?(←煽り勉強)
2025年03月30日
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小学生の頃は新日本プロレスのIWGPチャンピオンベルトか全日本プロレスの三冠ヘビー級ベルトを腰に巻くのが夢でしたが、なぜか今はコルセットを腰に巻いている塾長ですが、塾生のみなさんはいかがお過ごしでしょうか。各学年、重要かつ難しい(複雑な)単元を行っています。各学年とも今週はノートまとめが必須です。中1 まだ英語学習を始めてたったの2ヶ月ですが、be動詞、一般動詞、助動詞、疑問詞と学習し終えました。塾に通っていない子の多くは(いや、塾に通っている子も)大混乱している最中だと思います。しかし、キャラベルでは文構造や文法ルールを徹底的に圧縮し、少ないルールでミスなく英文を作れるようにしています。先週土曜日はそれらを板書を使って総まとめしました。先週土曜日の授業内容(英作文の手順について板書したもの)をノートに清書し、硬質透明ケースに入れておきましょう。下敷きとして使用し、しばらくはそれを参考にしながら英作文をするようにしてください。中2月曜日は5文型について講義しました。月曜日の授業内容をマスターしておけば、5文型に関しては大学受験レベルです。早慶の現役大学生並の知識になると思います。(文型ガチガチの授業をやるわけではありませんが、5文型については一度基本から把握しておくべきです)月曜日の授業内容は必ずノートまとめしておきましょう。(板書の内容とテキストの解説ページの内容をミックスしたものを作成する。大学受験まで利用できるはず)中3ABAクラスはボルタ電池とダニエル電池について講義しました。非常に難しい内容ですが、イオン化傾向と電池の基本イメージをきちんと踏まえればそれほど難しくありませんし、ほぼ全ての問題が解けるようになります。この電池については必ずノートまとめをしておき、後から見直したときに理解できるようにしておきましょう。Bクラスの子は、既に生物分野と物理分野は終わりましたので、各自の学校の進度に合わせ、地学分野か化学分野を選択し、ノート提出をしてください。※先日、明保中の子から国文法の質問を受けました。一瞬で解ける裏技をたくさん教えたので、質問にきた子はノートをまとめておきましょう。★各学年とも友達が羨ましくなるようなカッコいいノートを作って下さい。他人が欲しがるノートを作れる人が高い内申点を取れます。
2025年05月21日
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都立推薦入試に合格した子達が合格体験記を書いてくださいました。まだ受験が終わっていない塾生をあまり刺激したくなかったので、全員の受験が終わるまでブログにアップするのを控えていましたが、入試が終了したので少しずつアップいたします。内部生はよく読んでおきましょう。また、入塾をご検討している方も参考にしてください。立川高校合格Aくん※入塾時は5科目420点程度。入塾後、学年1位を3度(だったかな?)経験。<入塾時(中2)>私がキャラベルに入塾したとき一番驚いたのは教室の雰囲気です。私が今までいた塾では授業が始まるまでずっと、ガヤガヤしていたのですが、キャラベルでは全くそんなことがありませんでした。これは先生が学びに来る者の態度を私たちに教えていただいていたからだと思います。また、その創発現象によって私は授業が開始されるまで静かに勉強するようになりました。4~6月この時期に学んだことは2つあります。1つ目は勉強方法です。私は今までノートの見た目がきれいであることだけで勉強した気になっていました。しかし、先生は私に「問題を解けるようにすることが勉強である」と教えてくれました。しかも少ないルールで。2つ目は、家庭学習のすすめです。授業で学んだことを速攻で復習し何回も反復することが勉強の王道だと学べました。7~8月7月に入るとたまっていた自主課題に追われるようになりました。また、夏休み中に読書時間を多くとらなかったのを後悔しています。このことから分けることの大切さ、読書習慣の大切さを痛感しました。9月~11月この時期、数学は証明、英語は比較などの重要単元がありました。それらの勉強だけでも大変でしたが、宿題とは別に出される自主課題が残っていてさらに圧迫されました。自主課題を終わらせる計画をたてましたが、計画通りにいかずもどかしかったです。12月~2月「都立自校作成上陸、不巧の自由特別大演習砂漠の嵐とオデッセイの夜明けローリングサンダー作戦」が実施されました。このときに今まで貯めてきた自主課題のつけがまわってきました。また、一学期にやった英文法が抜け落ちていることに気づき、復習の大切さを痛感しました。<3年生>3~4月私は二年生の後半、社会で苦労したので、三月、四月は社会に力を入れました、自分で作戦名(ミルフィーユ作戦)と作戦内容を決め、計画的に行うことができました。しかし、これができたのは、先生が二年生のうちから自主課題をやらせてくれたおかげです。二年生のうちに「どうにもならないこと(※1)」の恐ろしさやもどかしさが体験できたことで、社会に馬力をかけることができました。※1 塾長注私はよく生徒達に次のように言っています。「君たち、最終的にはどうにかなるとか、帳尻を合わせることができるとか思ってるでしょ?でもね、最初に厳しいことを言っておきますね。ハッキリ言って、「どうにもならない」ですよ。入試直前になればなるほど、「どうにもならない」ということに気づくと思います。奇跡も大逆転も起こらないですからね。後から泣きついてこないようにしてください。」おそらく、このことだろうと・・・5月~7/22日このころ私は理科に力を入れていました。英語と数学が理科と同時進行で復習が大変でした。また内申に関わる定期考査もあり、精神的にも大変でした。ただ先生が日程を調整してくれたので、やりとげることができました。夏休み私は完全にエンジンが切れてしまいました。夏休み前半にもっと勉強しておけばよかったと後悔しています。その理由として二つあります。一つ目は内申が下がり自信を喪失したこと、二つ目はあまりの勉強量の多さに小説や睡眠に現実逃避したことです。お盆(作戦名「ぼくらの8日間戦争」)この「8日間半」はしっかりと勉強ができました。ただ自分の計画性の無さを改めて感じる8日間半でもありました。とても精神的に苦しい8日間半でした。9月~10月作戦名「運命の53日間」が実行されました。ハイレベルも始まりました。定期考査もありました。本当に肉体的にも精神的にも辛かったです。「この課題が終わっていない。あの課題も終わっていない。今すぐやりたいけど定期考査の勉強がある」のように私の頭はパンクしていました。自分の思っていることと現実の差にもどかしさを覚え、自信を喪失しかけていました。ただもう二度と夏休みのような怠惰な生活に戻りたくなかったので必死に耐えました。11月~1月光が見えてきました。ついに偏差値が上がり新たな選択肢ができたのです。そして内申は43に上がり換算すると57から61に、当日点にすると263から281に上がりました。私の頭の中から希望が再び生まれ、もどかしさは少なくなっていきました。先生の作戦通りに過去問をしっかりとこなしたことで、数学、英語の点数は順調に上がりました。そして、安定して平均点を超えられるようになりました。ただ、国語は低調でしたが、共通問題は時間内に正確に読解できるようになり、二番手校の問題も9月のころとは比べ物にならないほど読解できるようになりました。作戦名「最後の5日間」は9~10月のころと同じように苦しかったです。わたしは石崎先生のおかげで選択肢が増えました。私が入塾したころ成績は36でした。定期考査の点数も420点あたり、学年で20番目をウロウロしていたのです。だから、入塾したときの第一希望校は●●●●であり、自校作成校という選択肢は存在していませんでした。そのような私が立川高校に合格したのは、小さくてささやかな「点」の大切さを入塾面談の頃から教えてもらったからだと思います。遅刻・欠席の報告は早めにすること。携帯電話の電源は切ること。正しい姿勢で勉強すること。学びに来たのだから師の教えは絶対であること。忘れ物をしないこと。テストは満点をとること。このような小さくてささやかな「点」は、合否との直接的な因果関係はないけれど、相関関係があると先生はわかりやすい例を用いて教えてくれました。また、先生は私たちが自信を持って校門を通れるようにたくさんの解法を教えてくれました。そしてただ単に解法を暗記させるのではなく、私たちが理解しやすいように理由の説明や証明を丁寧にしてくれました。その次に先生は、中学生にとって「残酷な現実(※2)」をたくさん教えてくれました。しかしそのおかげで私は、将来について考えるきっかけを手に入れました。※2 塾長注これについても結構どぎついことをお話しします。当塾では夢や希望はほとんど語りません。最後に受験生である三年生には宿題をほとんど出しませんでした(※3)。先生は強制しなかったのです。なぜなら、強制してしまったらそこで終わりだからです。卒塾した後、勉強しなくなるからです。先生は私たちに大学受験に通じる勉強習慣という財産を身につけさせてくれました。先生は、えさをやるのではなくえさの取り方を教えてくれたのです。※3 塾長注中3生は宿題がほぼゼロです。近隣中学に流れている噂によれば、「キャラベルは宿題がめちゃくちゃ多い」らしいのですが、それはどこのキャラベルのことを言っているのでしょうか?根も葉もない噂が一人歩きしているようですが、少なくとも西武柳沢にある進学塾キャラベルでは、中3生に強制することはあまりありません。ですから、ある程度勉強が好きな子か進学意欲の強い子に来てもらいたいとは思っております。「この塾に入れれば、塾長がどうにかしてくれる」というのは大きな勘違いであり、幻想です。このように私は石崎先生のおかげで第一志望校に合格しました。キャラベルに入塾していなかったことを想像するとゾッとします。おそらく、上位校どころではなかったと思います。また、勉強することで選択肢が広がることも今回の受験で実感することができました。本当にこの二年間ありがとうございました。高校でも教えてもらった勉強方法、勉強習慣をフルに活用し上位を目指したいと思います。また、三年後に吉報を届けられるように頑張りたいと思います。苦手である国語を完全に克服したいと思います。本当にこの二年間ありがとうございました。
2016年03月01日
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◆新中3Bクラス(主に都立共通問題を目指すクラス)満席になりました。※今年度の中2クラスは、Bクラス希望者やBクラス対象者が大変多かったため、2021年度は中3Bクラスが一番最初に満席になりました。以後、入塾を希望される場合はキャンセル待ちとなります。ご了承ください。◆新中3Aクラス(主に都立自校作成校や難関私立高校を目指すクラス)あと数名空きがあります。※今年度は現中2クラスから多くの生徒がBクラスへ移動するため、新中3Aクラスはあと数名空きがあります。新年度の新中3Aクラス(現中2生)は自校作成校や難関私立高校を受験する子が、おそらくキャラベル史上最も少ない学年になると思います。約2年前のブログにも書きましたが、もともとこの学年は入会テストを受験した最初の10名がほとんど不合格だっという珍しい学年です。しかし、その10名のうちほとんどの子が過去在籍した塾生の弟妹さんだったため原則全員入塾していただきました。そして、不公平にならないように、その後に入会テストを受けた子達に対しても、合格点を一律に下げたという経緯があります。結果的に例年だと入会テストに不合格だった子達がクラスの半数を占めると言う状態でスタートした学年です。私の見立てですが、最終的には多くの子が共通問題を受験することになると予想しており、もしかしたら自校作成校を受験する子が5名を切る可能性もあります。ただし、少数とは言え自校作成校を目指す子もいますので、ある程度自校作成校を念頭に置いたカリキュラムで進めていきます。「毎回の授業内容を完璧にし、私の言うとおりの勉強法を忠実に守ってくれれば日比谷でも西でも新宿でも大丈夫」という状態になることはお約束します。問題はその4,5名以外の子達です。金曜日の授業でもお伝えしましたが、「例年だと確実にBクラス」という子が半数以上いる学年なので、その子達はどうにか頑張って付いてきてほしいと思います。もし途中でついて行けないという場合、Bクラスが満席のためBクラスに移動することができません。また、これも何度か説明したように、新型コロナの影響により、今年度もAクラスの子への自習室開放は行わない予定です(反対にBクラスの子達は毎日自習室で勉強出来ます)。従いまして、自宅でかなり勉強しないとついて行けなくなる可能性がありますので、それ相応の覚悟で臨んでください。そうすれば、自校作成校やMARCHレベルに手が届く可能性も出てくるかもしれません。※なお、今年度の現中3生もAクラスとBクラスで偏差値の逆転現象が起こっています。Bクラスはほとんどの子が偏差値63以上を達成し、中には70以上の子も3名いる状況。Bクラスの平均偏差値も65近くあります。一方で、中2から中3に上がる際に、私が「AクラスよりBクラスの方がいいかな・・・」と悩んだ子達は、9月以降の学習がかなり厳しそうでした。偏差値的にもAクラスの平均は60程度なので、AクラスよりBクラスの子達の方が平均偏差値は上回ってしまいました。新年度の中3Aクラスの子達も,その点でかなり心配です。まずは絶対に私の言うとおりに毎回の授業内容を自宅で完璧にしてから次の授業に臨むようにお願いします。◆新中2クラス現状では満席?※現中1生が全員継続されますと、新年度も引き続き満席となります。入塾希望の方はウエイティングリストに登録させていただきます。今ご登録いただければ、中3に上がるときには高い確率で入れると思います(クラスが増えるので)。※新中2クラスは学力的には本当に厳しい子が多く、一年間で一度も小テストに合格できなかった子が数名います(かつてこんな学年は記憶にありません)。学校の定期試験でも5科目300点台前半が何名もいますし、中には200点台の子達もいます。ただ、最近はやっと話を聞けるようになってきた子が増えてきました。メモもよく取っています。また、現状では5科目300点台で学校でも真ん中くらいなのですが、非常に真面目で、小テストや授業態度、聞く姿勢、その他所作がキチンとしていて、もしかして新宿高校あたりに入れるのではないかと私が密かに期待している子も2名ほどいます。もし合格したら感動的な合格体験記になること必至なので是非頑張ってください。なお、日比谷や西に入れると思われる子もいて、非常に学力差が激しい学年ですが、のこり2年間で一人でも多く上位校へ入れるよう頑張っていきましょう。◆新中1クラス現状では満席?ですが、空きがでる可能性大・ご予約頂いている方へは1月下旬より順次ご連絡さしあげます。・その際に入会テストと入塾面談の日程をお知らせいたします。・入塾面談は、今年度から保護者の方1名、生徒ご本人の「計2名」でお願い申し上げます。(例年ご両親でいらっしゃる方が非常に多いのですが、感染防止のためご協力お願い申し上げます。)・現在ご予約いただいている方が全員入塾されますと定員に達しますが、予約されている方の中に中学受験生が大勢いらっしゃるため、まだ若干の余裕はあると思います。
2021年01月24日
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◆7月19日(土)から7月21日(月)まで3連休となります。お電話も繋がりませんのでご了承ください。進学塾キャラベル※普段の通常営業日に関しては、掃除中で手を洗っていることなどもあるため、20コールくらいはしてみてください。20コールくらいして電話にでない場合は、塾にいないか、あるいは授業中である可能性が高いです。ちなみに101回コールすると「僕は出られませーん!授業が好きだから~」という声のあと、留守電に切り替わります。(SAY YESが流れます)ウソです。試さないようにしてください。
2025年07月19日
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本日は都内の終業式。3期制の中学校では、1学期の成績が出されました。毎年のことですが、「なぜ期末がこの点数なのに、5ではないの?」というような不満も聞かれます。実際、本日も保護者の方や生徒数名から、不満の声を聞きました。<先生に質問すべきかどうか>成績に不満があった場合、学校の先生にそれを告げるかどうかですが、疑問に思っていることは訊いても構わないと私は考えます。ただし、気を付けないとならないのは、「先生に抗議する」というスタンスではなく、あくまでも「質問する」というスタンスでいく必要があるということです。「私は先生の敵」ではなく「私も先生の味方です。」というスタンスが良いでしょう。そして、質問の仕方ですが、「なんで5じゃないの?どうして、うちの子が4なの!?」ではなく、「あと、どんな点に気を付ければ5に近づけますか?」(←「5になりますか」ではなく)「どこを直せば5を狙えるでしょうか。」(←同じく「5になりますか」ではなく)「先生から見て、うちの子の弱点はどこでしょうか。」などの聞き方の方が良いかもしれません。学校の先生方が、普段の様子、お子さんの様子、提出物、テスト、その他総合的観点から付けた成績です。絶対評価とは言え、相対的な観点もきっとあるはずです(つまり、他の生徒との比較も入っているはずです)。したがって、学校の先生方が付けた評定には、保護者や本人、そして塾の先生がうかがい知ることの出来ない「何か」があるのだと思います。そうした「何か」まで考慮した上で、学校の先生方が付けた評定です。きっと先生方も大いに悩まれた結果でしょう。ですから、その評定を否定するのではなく、まずは受け入れることが必要です。その上で、「では、あとどのような点を直せば5を狙えるでしょうか。」「うちの子の提出物は、どのあたりが至らなかったのでしょうか。」とポジティブな質問をするのが良いかもしれません。もっと正確に言えば「質問する」というより「相談する」ということでしょうか。実際、1学期終了後、多くの中学では三者面談が組まれています。そうした場があえて用意されている理由は、保護者や生徒が学校の先生に「抗議」するためではありません。そうではなく、お子さんの成長にとって必要だからこそ、三者面談という場が用意されているのです。あくまでも、メインは「お子さんの成長」です。そのために出来ることを一緒に考える場が三者面談です。ですから、先生に抗議するのではなく「どこを改善すればいいのか」を三者で模索していくことが大切だと私は考えます。もしかしたら・・・特に中3生の場合は、1学期段階では「辛めの評価」を付ける中学も多くあります。高校側に提出される内申は2学期のものですから、1学期段階の成績はまだまだ改善可能だからです。したがって、1学期段階ではあえて厳しい評定を付け、それを三者面談で話し合い、お子さんの成長に結びつけることもできます。そうした「深い考えや教育的配慮があっての今回の評定」という可能性も捨て切れません。ですから、「なんで5じゃねーんだよ」と抗議するのではなく(笑)、あくまでも担当の先生方に改善点を相談するというスタンスがベストではないでしょうか。<生徒へ>納得のいかない評定がついてしまった子もいるでしょう。でも、世の中の事柄すべて、自分の納得がいくようになるとも限りません。むしろ、ほとんど納得のいかないことばかりです。だからこそ人生は面白く、納得がいかないことを、今後の人生にどう反映・工夫していくかが重要なのです。私も自分の身長に納得いっておらず、当初(13歳頃)の予定としましては、一応身長185cmくらいで成人式を迎える予定でした。しかし、なぜか中1から1cmも伸びないという悲劇の人生を歩み、未だ身長が伸びる気配がありません。そこで、身長が低くても、そこに人生の面白さを見いだして青春時代を生きて参りました。また、声も同様です。当初(13歳頃)の予定としましては、私は「クラブのDJ」のような低音のセクシーボイスで成人式を迎える予定でした。しかし、なぜか中1から全く声変わりもしないという悲劇の人生を歩み、未だに声が変わる気配がありません。雰囲気も同様です。当初(13歳頃)の予定としましては、私は田村正和や役所広司や福山雅治のような雰囲気の男性になり、成人式を迎える予定でした。しかし、なぜか…って、私の愚痴はどうでもいいのでカットします。話を戻します。とにかく、人生というのはうまくいかないことの方が圧倒的に多いのです。教育現場やテレビの世界では「努力すれば成功する」という価値観が支配しています。漫画でも同様です。週刊少年ジャンプのテーマは「努力・友情・勝利」です。しかし、実社会では、いくら努力してもうまくいかないこともある。また、ある程度の成果を出しているにも関わらず、社会からは、あるいは上司からは正当な評価を受けられないことも多々あります。そんな時、人のせいにするのではなく、まずは自分の責任として現実を受け入れてみることが必要です。現状を把握し、どこがいけなかったのかを分析し、それを改善するのです。よく言われるように「過去は変えられないが、未来は変えることができる」というのは、こういうことです。もう少し正確に言えば、過去は変えられませんが、「過去の受け止め方」は変えることができます。今目の前にある現実(例えば成績)を見て、それを自分の責任として受け止めるか、人のせいにするか、その「受け止め方」はあなたの自由です。しかし、中学生や高校生のうちは、まずは自分の責任として受け止め、改善に結びつけてください。それが将来の自分の力・財産となるはずです。「他人のせい」にする癖は、中学生のうちは身につけない方がいいと私は思います。「儲からないのは、世の中が悪い」「俺の給料が低いのは、○○党のせいだ」「不況なのは政治が悪い」こうした考えは、最後の最後まで取っておきましょう。本当に辛くなった時まで取っておいてください。もう人生どうしようもなくなり、何をしていいのか分からない。辛くて仕方ない。そのときになって初めて「他人のせい」にしちゃってください。いざとなったら、「俺(私)が結婚できないのは、俺(私)の良さが分からない女(男)が悪い!」くらいに開き直ることも必要でしょう。「俺を不合格にするなんて、東大も馬鹿なことをしたな。きっと後悔するぜ!」くらいに開き直ることも必要かもしれません。でも、中学生の今は、とにかく自分の責任。まずは現状を受け止めて、次に進むことが重要です。それに、「5段階評定が期末の点数に比べて悪い」という場合、やはり「何か」原因があるはずです。まずはそれを見つけ出すことの方が先決です。(もちろん、私からも忌憚なき意見も言います。)学校の成績というのは、皆さんの一番近くにいる「よその大人」からの評価です。つまり「自分は、年上の人から、そのように見られている」という評価です。もしかしたら、就職試験の際や会社に入ってからも、再び同じように評価される可能性だってあるのです。ですから、目を背けたり、抗議したりするのではなく、まずは自分自身が至らない点を改善してください。学校の先生は、みなさんの欠点を教えてくれているのです。学校の先生と争うことは賢明ではありません。おすすめしません。そんな小さいことにエネルギーを使うのではなく、もっと将来の自分の可能性にかけてください。もっと大きな人間になってください。(先生の身長は小さいですが...)←納得のいかない点数だった子もいるでしょう。でも、その点数をスタートラインとして、自身の成長に繋げてください。まして、「もう、やってらんない!勉強なんてしない!」なんて思ってはいけません。それで困るのは自分自身です。そして、あなたが勉強しなくて助かるのは、同じ志望校を目指しているライバルです。たった1回の評定で、そんなもったいないことをしてはいけません。自分の人生や未来を棒に振ってはいけません。自分自身の大切な将来のために、今回の評定を活かしてください。そうすれば、今回納得のいかなかった評定は、数年後、何倍にもなって自分自身に跳ね返ってくるはずです。<おまけ>保護者の方から見ても、納得のいかないケースは多々あるでしょうが、僭越ですが1つだけ提案しておきたいことがあります。それは、子供の前で学校の先生の批判はしないでほしいということです。もしお子さんがその先生のことが好きだった場合。自分の親が学校の先生の批判をすると、子供が悲しみます。そして、子供は大好きな先生と大好きな親の間で、板挟みにあいます。もしお子さんもその先生が嫌いだった場合。自分の親が学校の先生の批判をすると、子供は絶対に、それをよそで喋ります(笑)。そして、どういうわけか学校の先生の耳に入ります。いずれにしても、保護者の方が学校の先生の悪口・批判をすることは、お子さんにとって1つもメリットはありません。もちろん、お子さんの味方になってあげられるのは親です。ですから、守ってあげて欲しいと思います。学校の先生に明らかに問題があるケースもあるかもしれません。ただし、それでも学校の先生を敵に回すのではなく、学校の先生も味方に付けて、一緒にお子さんの成長に繋げていくスタンスが何よりも重要だと私は思います。
2012年07月22日
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◆前々回のブログで、精密コードを聞き取るには、「落ち着いて聞くこと」「細かい点に注意すること」「分析的に理解すること」の3点が必要と書きましたが、今回はそのうちの2点目「細かい点に注意すること」についてのお話です。◆高校受験においては、国語力の有る無しが、全体(国語を含めた5科目)の偏差値の伸びに大きく影響します。端的に言えば、国語力があれば伸びるし、なければ伸びづらいということです。今年の中3クラスや2年前(2014年度)の中3クラスにもその傾向は顕著で、この両学年の偏差値が伸び悩んだ最大の理由が「国語力の弱さ」です(※)。※今年の中3クラス国語偏差値は平均で40後半~50前半あたりで推移しており、これが国語の点数を下げているだけでなく、他の4教科の偏差値まで下げています。ただ、一概に「国語力が弱い」と言いましても、その要因は様々です。たとえば、今回のテーマ「細かい点に注意が向かない」というのも、国語力向上を阻む要因となります。◆When my father came home, I was watching TV.ある中2用テキストに載っていた英文です。「父が帰宅した時、私はテレビを見ていました」という意味です。この例文を当塾の中3クラスや中2クラスで訳させると、経験則ですが3~4割の生徒が 「父は帰宅したとき、私はテレビを見ていました」と訳してしまいます。細かい部分かもしれませんが、上記の黄色部分の訳は日本語としては不自然です。「は」を使うか「が」を使うかで、日本語の意味は大きく変わってしまいます。日本語を勉強している外国人学習者の方にとって、この辺りの助詞のニュアンスは大変難しいそうですが、今年の当塾の塾生もこの辺りの日本語感覚を持っていない子が非常に多く、それが彼らの言語生活を苦しめています。そして、この助詞・助動詞感覚の欠如が、1 思考力の弱さ2 誤読の多さに結びついていきます。<1 「助詞・助動詞感覚の欠如 → 思考力の弱さ」 について>助詞に関しては、5歳から6歳くらいの段階で自然に身につけると言われており、この段階を過ぎてしまった場合は外国人学習者と同じように一つ一つ暗記していくしかありません。ただ、ご家庭での会話できちんと助詞と助動詞を使うことによって、今からでも「ある程度まで」は挽回可能です。百ます計算を生み出した岸本裕史氏は、『見える学力、見えない学力』の中で「物事を正確に認知したり、微妙に表現するときには、助詞や助動詞は欠かせないことばです。助詞、助動詞が家庭の会話でも軽視されることなく、正しく使われておれば、それは物事を厳密に考えていく力にも転移していくのです。」「思考を組み立てる場合のかぎになることばを駆使できるまでになってるかどうかは、家庭で交わされることばづかいによって、ほぼ決まってきます。一夜づけで身につくものではありません。何ヶ月も何年もかかって身につけていくのです。子どもの思考力は、ゆたかな言語環境の中で、その素地が培われます。」と述べています。助詞や助動詞などの細かい点にまで注意を払うことは、日本語表現力を研ぎ澄ますだけでなく、思考力の養成にも結びつくということです。そして、その養成のカギはご家庭の会話にあるということです。<2 「助詞・助動詞感覚の欠如 → 誤読の多さ」 について>もう1つ。助詞・助動詞感覚の欠如は、誤読にも結びつきます。◆中1、中2クラスでは、毎日の勉強開始時に本を読むように指導しています。http://plaza.rakuten.co.jp/jukucaravel/diary/201612070001/のブログで、学力を上げるという観点からすると、小説は効果的ではありませんとは書きましたが、この小説とはライトノベルや推理小説などのことであり、いわゆる文学作品については、少しずつ触れていった方が良いと思います。◆ところで、昨日の中2クラスで、「日本でノーベル文学賞を取った作家2人を挙げてください」と聞いたところ、誰も答えられませんでした。それほど現在の中学生は文学作品とは縁の無い生活をしているということです。文学作品は、確かに宮部みゆき、東野圭吾、池井戸潤などに比べると面白くないかもしれませんが、文学作品に触れることで日本語表現力は増していきますし、何よりこうした作品は感受性の鋭い中学、高校時代に読んでおくべきです。さて、ノーベル文学賞受賞者の一人である川端康成の代表作『伊豆の踊子』に次のような文章があります。踊子はやはり脣(くちびる)をきっと閉じたまま一方を見つめていた。私が縄梯子(なわばしご)に捉まろうとして振り返った時、さよならを言おうとしたが、それも止して、もう一ぺんただうなずいて見せた。上の文章の下線部「さよならを言おうとした」のが誰だか分かるでしょうか。なお、上記の部分での登場人物は「私」と「踊子」の2名のみです。答えは「踊子」です。講談社文芸文庫『一草一花』の中で、川端康成自身が「踊子に決まっているではないか」と書いています。更に続けて、川端康成は「この場の私と踊子の様子からしても、踊子であるのは明らかではないか。私か踊子かと疑ったり迷ったりするのは、読みが足りないのではなかろうか。」と述べています。これはもちろん、川端康成本人がおっしゃるように文脈から判断できますし、本来は文脈から読み取るのが筋でしょう。ただ、このブログの冒頭に書いた When my father came home, I was watching TV.「父が帰宅した時、私はテレビを見ていました」の英文を思い出してみてください。ここで助詞の感覚が生きてくるのです。中2、中3生は分かると思いますが、「父が帰宅した時」の部分を従属節と言います。また、「私はテレビを見ていました」の部分を主節と言います。従属節には、原則「が」を使い、主節には「は」を用いるのが日本語として自然な場合が多い(もちろん絶対ではありません)ということを理解していれば、川端康成の文章も「私が・・・・・・振り返った時、」までが従属節であり、したがって「が」が使われていると分かります。すると、その後ろに続く「さよならを言おうとしたが」の部分から主節になっており、主語の「踊子は」が省略されていると分かります。(日本語は主語の省略が頻繁に起こります)こうした「細部を読み取る力」も国語力の1つです。国語力の弱い子は、細部にまで気が回りません。というより、細部なんてどうでも良いと考えている子がほとんどです。まずはその姿勢・意識を改善しないことには国語力はいつまで経っても上がることはありません。
2016年12月13日
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都立新宿高校に合格した子が合格体験記を書いてくれました。青文字は塾長コメント私は中学1年生から3年間キャラベルで教わりました。中学1年の時は勉強のやる気がなく、いつもスマホで動画を見ていました。定期テスト勉強の時も、最初の数日はやる気もあり、スマホを親に預かってもらうのですが、途中からだんだんやる気がなくなってしまい、勉強開始から数日後には学校のタブレットをいじって時間をつぶしていました。 石崎先生は勉強をしない生徒には厳しく、中学1年生の時は少し怖い印象を持っていました。キャラベルでは、授業中に頻繁に指名されることが多いのですが、当時の私は指されませんようにと願いながら授業を受けていたのをよく覚えています(もちろん3年生になる頃には全く印象が変わっていました)。そんな自分ですから、2年生までは自校作成校などまず無理だろうなと思っていました。学校の点数も5科目合計で360点を取るなどさんざんな出来でした。 しかし3年生になった時くらいから自校作成は無理でも、なるべく上の高校に行きたいなと感じ始めました。そして、ここから本格的に勉強をやり始めました。勉強をしていくにつれてだんだん勉強をするのが楽しくなり、キャラベルに行くのも楽しく感じ始めました。そうなると(勉強する意欲のある人にとって)、キャラベルは最高の環境です。キャラベルの勉強法を実行すると、どの教科もだんだんできるようになっていきました。5科目合計で450点を超えるようになりました。 2年生までは十分な勉強をしていなかった私ですが、3年生になってからは成長を感じる毎日でした。国語は塾で習った読み方と解き方を真似してみると、過去問を解く点数がどんどん上がっていき、楽しいと感じるくらいでした。数学もハイレベルテキストを「10周」やるとよいと石崎先生から言われたので、それを実際に行うと自校作成の過去問でもかなり良い点が取れるようになりました。このようにして偏差値は着実に上がっていき、当初行きたいと思っていた新宿高校よりも上の高校にさえ行けるのではないかと思っていたのですが、大きな壁に当たりました。3年1学期の内申です。塾で内申が大事であると言う話は何度もされており、また内申を上げる方策も何通りも指示されていたにもかからわらず、そのための努力が不足していた自分の責任だと痛感しました。内申点で失敗してしまった私から、今後受験する皆さんにお節介ながらアドバイスをすると、上位の高校を目指す人は1年生から勉強のみならず学校で内申を取るにはどうすればよいかについてよく考えていたほうがいいと思います。先生が授業中に話す勉強法や心構えをメモして実行することが大切です。キャラベルの価値はそこにあると思います。 過去問演習に関しても少し反省が残ります。英語に関しては量をやって、無理やり解けるようにしてしまいました。具体的には、日比谷、西、国立、青山、戸山、新宿、国分寺、お茶の水女子、筑付の英語を解き、速読で無理やり解けるようにしました。こうすると平均よりは高く解けるようになるのですが、そこから伸び悩みました。石崎先生が「難関校は英語で決まる。英語で8割はとれるようしたい」と話していたので、ついつい焦りからドーピングのようなやり方(※)をしてしまったのです。石崎先生からは物量作戦によって偏差値を上げる方法は、大学受験につながらないと言われていたので、そこは反省点です。ただ量をやるだけではなく、石崎先生が授業で教えてくれた解き方(論理的、文法的に瞬時に解答を導き出す方法)を意識するなどが必要でした。大学受験ではもっと良い方法で勉強をしたいです。※中学受験と高校受験では「物量作戦と先取り」の二本柱で生徒を志望校へ押し込む作戦が幅をきかせています。しかし、そうやって合格した生徒がその先で苦しみ、手詰まり感を抱き、大学受験では失敗するケースが後を絶ちません。でも、高校受験塾や中学受験塾からすれば、そんな先のことは知ったこっちゃないのです。今が正しければそれで良い。その指導の極限が、「物量作戦と先取り」です。ところで、某雑誌で、中学受験塾「サ○○○○」に通っていた小学生の「その後」が話題です。なんと中学受験であれだけ勉強をしたサ○生の大学進学先の中央値がMARCHだと言うのです。東一工はもちろん、早慶、上智、理科大、ICUにも届かないそうです。当塾の卒業生の約8割がMARCH以上に進学できていて、5割以上が早慶や国立大に進学している現状を考えると、「なぜ?」という疑問が湧きます。要するに小6にピークを持ってきているのでしょう。これでは「持続可能な学力」とは言えません。高校受験塾はもっとひどく、いくら自校作成校に合格しても、その3年後の大学受験で全く振るわないなんてこともザラにあります。要因は「物量作戦と先取り」です。ある一定のレベルに達すると物量作戦は通用しなくなります。「慣れればできるようになる」なんていうのは、中学内容までです。しかし、生徒も保護者も塾の先生も「慣れればできるようになる」という誤った成功体験を日々重ね、それが大学受験でも通用すると思い込んでしまうのです。もうひとつ、先取りも問題です。先取りで得た学力はドーピングしているのと同じ。塾や公文で先取りしたから解けているだけであり(一度やって知っているから解けている)、いずれ先取りが出来ない段階にきたら、もうその子のアドバンテージはありません。具体的に、公文の英語で高校内容まで先取りしている子、英検で先取りしている子などを例として挙げます。公文や英検で中学内容を先取りしていると、高校受験までは有利です。理由は先取りしているからです(←そのまま)。知っていれば解ける、知らなければ解けないという問題が高校受験で多くを占めます。単語も先取りしていれば、高校受験では知らない単語はほぼ出てこないでしょう。しかし、大学受験では先取りが利きません。いくら先取りしようとも、せいぜい英検は2級までです。2級より上の準1級までを高校時代に狙う子はマレです。(中には準1級や1級まで取る子も少数はいますし、当塾の卒塾生で中大杉並に通っているYさんからは、先日英検1級に合格したという報告がきました)そうなると、高校3年あたりになると、周りが追いついてきます。大学受験ではほとんどの子が英検2級を持っているか、それと同等の英語力を持っています。高校受験では周りの子より知識があったから優位に立てた。ところが大学受験では、知識面で周りに並ばれます。そうなるともう先取りのアドバンテージもなくなります。さあ、どうやって周りに勝つか。英語を一例としてあげましたが、高校受験や中学受験では、国語以外はどの教科でも先取りによりアドバンテージを得ることが可能です。しかし、繰り返しますが、これはドーピングです。先取りのアドバンテージが、どんなに遅くとも高3ではなくなります。知識面で横一線になります。それより上の先取りをしようとしても、それはもう大学の内容です。刑法、民法、ミクロ経済学、商法、マーケティング戦略などを先取りしても大学受験では役立ちません。そうです。高3段階では先取りができないのです。こうなってからでは遅いです。だからこそ、高校受験の勉強でも、「過去問を大量に解いて合格する」とか「先取りをして合格する」という方法論を個人的には採りたくないと考えております。(閑話休題) こうして入試当日を迎えました。国語はちょっと失敗してしまいましたが、そのほかの4教科はうまくいきました。数学は塾で習った解法で解けるものがほとんどで、ハイレベルテキストの網羅性に改めて驚かされました。 紆余曲折がありましたが、新宿高校に無事に合格することができました。キャラベルの授業は単に成績を上げるだけでなく勉強の楽しさを教えてくれました。これからもキャラベルで習ったことを活かしていきたいと思います。3年間ありがとうございました。
2024年12月28日
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<中2生>1つ前のブログで「学力・成績と整理能力・時間管理能力は間違いなくリンクしています」と書きましたが、本日も同じ話をしました。各学年ともこれは共通して見られる現象です。学校の成績がイマイチ上がらない子はいくつもの要因を抱えています。直接的な要因としては、記憶力、作業スピード、論理的な思考力の3本柱を筆頭に学習面での問題をいくつも抱えています。また、やる気、志望校などのモチベーション、ご家庭の状況、保護者の意識なども影響してきます。ただ、もっと目に見えない間接的な要因として、整理能力、時間管理能力も成績・学力に影響を与える大きな要因です。こうした本人を取り巻く様々な状況が学力に影響を与えています。私はこれを「学力の生態系」と名付け、特に目に見えない間接的な要因部分を植物で言う「根」と表現しています。成績や偏差値は「花」です。花を咲かせるには、まずは根を伸ばすことです。「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則氏の言葉を借りれば、種から初めに出るのは「芽」ではなく「根」だということです。◆本日は私の手帳(2冊)を見せて、「石崎はこうしている(こうしてきた)」という実例を見せました。ご覧のように、キャラベルが大手塾のように急発展している訳ではないので、私のやり方が経営者として素晴らしいのかどうかと言えば、まあ正直に言えば3流、いや4流以下でしょう。ただ、中学生の皆さんには真似の出来る部分も多いとも思っています。参考にしてみてください。最終的には自分が一番良いと思う手帳、一番良いと思う方法、一番やる気になるやり方が良いと思いますので、あくまでも参考程度に。進学塾キャラベル
2025年07月19日
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10月21日の火曜日、Michibikiゼミの遠矢先生が来塾されました。→MichibikiゼミHP→遠矢先生はいろいろなことに挑戦されています。★こちらから、公式ライン、HP、ツイッター(X)、note、インスタ、フェイスブックなどへ飛べます。→こちら大学は早稲田大学の法学部で、教育学部ではないのですが、専門家の大学教授の先生とご一緒にインクルーシブ教育や幼児教育、発達障害の教育などなど様々な分野の教育に精通していらっしゃいます。当日はいろいろとお話させていただき、大変勉強になりました。実は遠矢先生は当塾の8期生です。→こちらそして、当日遠矢先生がファイルを見せてくれて驚きました。彼が中学生の時に、私が授業で渡したプリントを全て綺麗に保管してくれていたのです。社会のテーマ史や国語のネタプリントなどなど、本当につい最近配ったかのように綺麗に保管されていてとても嬉しかったです。ありがとうございました。一緒に出来ることなどがあれば、これからやっていきたいなと考えています。
2025年10月24日
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これは読んでおきましょう。←クリックするとサッカーの川島の記事が開きます。<努力と才能の掛け算>◆一般に、どんな世界も「才能と努力の掛け算」で決まると言われています。スポーツの世界でも音楽の世界でもラーメン屋もお寿司職人も受験勉強でも同様です。そして、才能は5段階、努力も5段階のレベルがあるそうです。◆例えば、レベル5の才能を持った人がレベル5の努力をすると、5×5=25というレベルに達します。ラーメン屋さんやお寿司屋さんで言えば日本一のレベルです。野球ならイチローや大谷のレベルでしょう。そして、受験で言えば、東大の理3がこの「25」というレベルです。<大学受験のレベル>東大の理3(医学部)は100名しか枠がありません。みなさんの世代は約100万人いますから、上位0.01%の世界です。例年、東大の理3に合格する100名のうち4割前後は開成、灘、筑駒の生徒ですから、基本的には「元々決められたメンバー」しか入れない世界です。トップレベルの才能とトップレベルの努力を併せ持った人たちの世界です。◆東大のその他の学部や、一橋大、東工大、旧帝大、医学部などに入るには、20~24くらいのレベルが必要です。つまり、「5」の才能の人が「4」以上の努力をして入れる世界です。あるいは、「4」の才能の人が「5」の努力して入れる世界です。それ以外の選択肢はありません。◆私立大学に話を移すと、早慶大は15~19くらいのレベル。MARCHは10~16程度のレベルだと仮定します。(早稲田の下位学部と明治の上位学部では後者の方が就職偏差値は上です)<公立中学校のレベル>◆ところで、公立中学校のオール5(学年トップクラス)の子は、才能レベルが「4」というイメージです。ですから、もし東大、一橋、東工大に入るなら、レベル「5」の努力が必要です。しかし、レベル「5」の努力は出来ないでしょう。レベル5の努力というのは、私のイメージですが、「親が止める程度の努力」のことです。みなさん、「もうこれ以上やらなくていいから」と親に止められたことがありますか?または、それくらいの努力(周囲の大人が止めるレベルの努力)をこれから出来ると思いますか?たぶん無理でしょう。(ごめんね)ですから、結論を言ってしまうと、公立中学校から東大・一橋・東工大に合格することはかなり難しいです。(←厳しい現実かもしれませんが事実です。「無理」とは言っていません。「かなり難しい」と言っています。)◆すると、次のような反論がありそうです。「おれは才能レベルが5だから4の努力を掛け合わせれば20に到達する。だから東大・一橋・東工大に合格できるさ!」しかし、私の指導している感覚ですが、公立中学校には、残念ながら才能レベル「5」の子はほとんどいません。各中学校に一人もいないと思います。いたとしても一つの市または区に1名から2名という感覚です。(当塾の卒業生も学年1位は大勢いましたが、現時点で、一橋が1名、東工大が1名、京大が1名、九州大が1名、高卒で月収(年収ではない)700万稼いでいる男が1名と言ったところです)↑最後の彼が石原さとみや剛力と合コンをする時は呼んでくれるとのことなので、毎晩スマホ片手に待っています厳しいと思うかもしれませんが、でも実際そうでしょう。その証拠に、公立中学校の学年1位の子は、開成や灘や筑駒やラサールや桜蔭や豊島岡女子に受かりませんよね?公立中学校の学年1位の子が開成や灘に入ると、おそらく学年で最下位になると思います。そして、開成や灘で最下位だとすると、おそらく「東・一・工」には入れません。良くて早慶あたりになると思います。◆もう1つ別の例を出します。公立中学校の学年一位の子達は日比谷、西、国立の都立トップ3に進学することが多いです(※A)。しかし、その都内全域から各中学校の学年一位を集めている日比谷・西・国立からでさえ、「東一工」に進む子はごくごくわずかです。つまり、公立中学校の学年1位の子でも東大・一橋・東工大に入ることは至難の業なのです。なぜなら、日比谷・西・国立の在籍している子達は、私の感覚では「才能レベルが4」の子達だからです。ですから、本当なら高校に入ってから「5の努力」をしないと、東大・一橋・東工大に届かないのです。ところが、残念ながら日比谷・西・国立に合格した子の多くは「5の努力」が出来ません。合格したと同時に燃え尽きてしまい、あるいは、自分には「5の才能」があると勘違いしてしまい、スピードを緩めてしまいます。なぜなら、公立中学校の生徒達は勉強に「不慣れ」な子達だからです。大学受験というものの厳しさを分かっていませんし、本当に頭の良い子達に囲まれた経験もないですから、高校合格と同時に勉強をストップしてしまうのです。◆車の運転を例に出します。高速道路に合流する時は、スピードを緩めてはいけません。むしろ、スピードを80キロから100キロに上げて合流しなければ危険です。既に高速道路を走っている車は猛スピードで走っているわけですから、そのスピードに乗るためには、自分も80キロから100キロにスピードを上げなければならないのです。ところが、車の運転が「不慣れ」なペーパードライバーは、高速道路に合流する際、逆にスピードを落としてしまいます。これが大事故につながります。◆受験の世界も同様です。私立中高一貫校に通っている子達は、言ってみれば高速道路を走っているようなものです。反対に、公立中学校は一般道の世界です。せいぜい青梅街道を10キロオーバーで走っている程度でしょう。日比谷・西・国立に合格するということは、一般道の世界から高速道路へ入るようなものです。ところが、高校に合格したことに満足してしまい、多くの子は努力をやめてしまうのです。つまり、合流の仕方に失敗し、高校の勉強で事故死するわけです。公立中学校のオール5と言っても、才能レベルはせいぜい4程度です。VもぎやWもぎの偏差値70は駿台模試で言えば50程度。その子達が高校に入った瞬間、努力レベルも4や3に下げてしまうのですから、掛け算をすると4×4=16,あるいは4×3=12になります。これでは東大・一橋・東工大はもちろん早慶の下位学部がギリギリです。◆当塾の塾生は、才能レベル3(公立中学校でオール4程度)~才能レベル2(公立中学校で3と4が半分程度)の子が多いです。才能レベル2の子は今のままだと、いくら努力を掛け算してもMARCHにすら届きません。おそらく、Fランク大学か高卒で就職になると思います。また、才能レベル3の子達も相当な努力(努力レベル4)を掛け合わせて、やっとMARCHレベルに届くかどうかです。おそらく日東駒専か大東亜帝国あたりになる可能性が高いです。どうか学校の定期試験程度で一喜一憂しないでください。学校の定期試験なんていうのは9割取って当たり前。9割以下だと大学受験で相当苦労します。定期試験が近づいてきましたが、各自綿密な計画を立て、全科目9割以上を目指してください。※A日比谷、西、国立の3校は募集人数がそれぞれ320名。3校合わせると960名です。男女半々の募集ですから、日比谷・西・国立に入れる子は男子が480名、女子が480名ということになります。一方で、都内に公立中学校は700近くあります。つまり、各中学校で学年1位だとしても、日比谷・西・国立に入れるとは限らないのです。逆に言えば、日比谷・西・国立の3校には、都内各中学校の男子学年1位と女子学年1位が大勢集まっていることになります。実際は、自治体によって学力レベルに差があるため、多摩地区で言えば、武蔵野市と三鷹市と国立市など中央線沿線の市がトップ3高に多くの合格者を出す一方で、西武新宿線沿線や西武池袋線沿線の中学校や奥多摩地域の中学校は厳しい戦いを強いられているのが現状です。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2018年09月14日
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<中3Aクラス:本日出した宿題について>◆英語既に第2章が終わっている人はやらなくて大丈夫です。名前の横に「英語は済み」と書いておいてください。◆数学授業内でやったところの「つづき」からで大丈夫です。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2021年03月30日
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中3Aクラス、Bクラス全日程が終了しました。いよいよ都立受験ですね。 私は同じ日(2月21日)に佐々病院で手術です。皆さんが都立入試本番、同じ日に塾の先生が病院でオペ。ドラマみたいで格好良くないですか!?。だから、この日にしました。(本当は授業に穴を空ける訳にはいかないので、入試が終わるまで待っていました&お医者の都合)ちなみに、大した手術ではなく、日帰りなので、ササッとオペして、ササッと帰ってきます。佐々病院だけに・・・。※本当に大したことはなく、お医者様は「オペをしてもいいし、このまま放置でもいいです」ということでしたが、このままだと、サッカーの試合で昨年開発したネオ・タイーガショットやイーグルショットができないので、一応やることにしました。※というわけで、火曜日はお電話が繋がりません。さて、今年の中3生は、2020年のコロナの時に入塾してきた子達で、本当に大変でしたね。石崎もあのときは死にそうでしたし、この3年間は大変でした。そういう意味で皆さんとは戦友とでも言えるような関係を築けたかなと思います(←築けてねーよっ)ちなみに、最初から最後までマスク生活だったため、皆さんの素顔を最後まで見ることがありませんでした。皆さんは動画授業で私の顔を見ているのですが、私は皆さんの素顔を知らないので、おそらく街で出会っても気づかないかもしれません。ところで、塾はこれで最後かもしれませんが、これは終わりではなく始まりです。4月からは、皆さんの新しいステージでの新たな人生が始まります。1年間、人によっては2年間や3年間、いろいろな叱咤激励をしてきましたが、私は皆さんを励ますため、元気づけるために、この塾の教壇に立っているのではありません。そうではなくて、皆さんが今後の人生で誰かを元気づけたり、励ましたりするために、そうなれるように私はいつもここで皆さんに語りかけてきたのです。私はこれからも、西東京市の、西武柳沢の、この教室でずっと塾生達に語り続けることでしょう。(たぶん)みなさんはこれから別の場所で、新しいステージで、誰かに語り続け、幸せを与えられるような人になってほしいと願っています。皆さんなら、これから出会う様々な人に対して、利他的に接してあげられるような、社会貢献できるような人になってくれるのではないかと勝手ながら思っています。別に意識的にそうしなくても大丈夫。皆さんが力をつけて頑張りつづければ、自然とそうなっていくものです。そう思います。入試当日は、胸を張って、校門をくぐってください。やっと最終決戦の時です。その志望校にまで到達した自分を褒め、戦ってきましょう。そして、今から入る入試会場という名の教室は、4月からは「私の教室」「僕のクラス」となる空間です。その座席はあなたのもの。絶対に他人に奪われるな。自分の力でその座席を奪ってこよう!以上。2022年度中3クラス、解散!
2023年02月20日
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<前回土曜日の授業>あまりにも塾のルールが守られていないこと、宿題忘れがたくさんいたこと、確認テストの勉強をしてきていない子が大勢いたこと以上の理由で、前回は授業を進めず、説教と塾ルールの再確認で終えました。<今回水曜日の授業>あまりにも塾のルールが守られていないこと、宿題忘れがたくさんいたこと、確認テストの勉強をしてきていない子が大勢いたこと以上の理由で、今回は授業を進めず、説教と塾ルールの再確認で終えました。※ ↑前回土曜日の内容をコピペしただけ過去、ここまで勉強をしてこない、確認テストの勉強をしてこない、ルールが守れない学年は初めてです。記憶にありません。私も胃潰瘍や胃がんになりそうです。血尿が出そうです。みなさんも習い事、塾、小学校、幼稚園を含め、ここまで細かいことを徹底して指導されたり、叱られたりした経験もないでしょう。ただ、こうした「ささやかだけれども大切なこと」を守らないと成績や偏差値は上がりません。私は教育者でなく、受験指導者です。成績や偏差値を上げていく上で、今後支障を来すものは全て排除しておきたいのです。もうしばらくかかりそうですね。◆何度も怒られている子達へ安心してください。本日の授業でも言いましたが、これは君たちの責任ではありません。今まで君たちに関わってきた大人側、指導者側の責任です。本来であれば、ご家庭、地域、小学校、習い事、以前通ってきた塾などで指導されるべきことがなされていなかったのです。悪いのは大人です。コンプライアンスだとか叱らない教育だとか褒めて伸ばすだとか、そんなことを言ってきた大人側の問題です。その結果が、「週休3日ほしいです」「残業はしません」「無理はしません」「QOLが何より大切です」「会社の行事には参加しません」「でも給与は上げろ。こんなんじゃ生活できません」みたいなZ世代が出来上がるのです。小学生までは大人側の責任でしたが、ここからは(中学生からは)自分自身の責任になります。やるべきことをやらなかった責任は皆さんの人生に跳ね返ってきます。今のうちに改善し、高校受験、大学受験、就職活動へ備えていきましょう。◆特に問題のない子達へ授業が進まなくて申し訳ありません。でも、安心してください。本日の授業内でも言いましたが、私はプロとして高校受験までに必ずやるべきことを全て終わらせます。1回、2回の遅れなんて問題ありません。以前にも(2017年の中1)、授業を長期間ストップしたことがありました。その時のブログです。(以下の3つのリンク先は是非読んでおきましょう。)中1授業ストップ1中1授業ストップ2中1授業ストップ3↓ちなみに、この時の子達の中3段階の進学先です。→こちらまた、2020年度の中1クラスも授業を止めたことがあります。その時のブログがこちら席替え諸々の連絡事項↓なお、この子達の中3段階の進学先は次のようになります。→こちら今はカリキュラムを進めるよりも、もっと大切な習慣や勉強姿勢を身につける段階です。ルールを守る、言われたことを言われた通りにする。以上2点を徹底してください。「まなぶ」の語源は「まねる」であると言われていますが(諸説あります)、勉強ができない子は、一度言われたことを「まねること」「再現すること」が非常に苦手です。1つのことを習慣化するまでに大変時間がかかります。勉強ができるようになるためには、まずは勉強以外の基本所作を身につけることです。)※なお、今年度の中1クラスから、2015年から続いてきた「キャラベルのある文化」が途絶えましたね。特に私からは一言も言ったことはなかったのですが、2015年からなぜか不思議と続いてきた文化・・・。むしろ中1クラスの方が普通だと私は思っていて、逆に他の学年の方が特殊で「この子達、偉いな~」と思っているのですが・・・
2025年03月20日
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卒塾生2名が来てくれました。送別会の途中で抜け出してくれたようで、ありがとうございます。Kくんは戸山高校でアメフト部に入ったようで、体も信じられないくらい大きくなっていて驚きました。中2で入塾してきた時は、本当に小さな少年だったのですが、月日が経つのは本当に早いものです。そして、Iくん。明日からいよいよアメリカ(オーストラリアだったかな?)ですね。長い間、日本を離れることになりますが、辛いとき、苦しいときは、間違いなく成長しています。数年後、大きく成長して活躍していることを期待しています。君の周りには、常に素敵な友人とご両親・ご家族がいるから大丈夫です。楽しんできてください。Seize the day!Take care.
2014年07月29日
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慶応義塾高校に合格した子が合格体験記を書いてくださいました。 放心状態だった。これは夢なのか現実なのか、あるいは、幻でも見ているのか…。慶應義塾高校の合格発表時、私の頭は真っ白だった。自分の受験番号がある、確かにあるのだ。後ろから声をかけられようやく我に返った。父だ。「よかったな」父はただそれだけ言った。それで十分だった。現実なのだ。2014年の3月、私は「進学塾キャラベル」に入塾した。当時の私は学校の成績はオール4+α程度。「都立●●か●●あたりに行ければいいなぁ~」という状態だった。元々、“勉強大好き人間”ではなく、“必殺遊び人”だった私は、中学受験を経験しておらず、進学塾に通塾したこともなかったので、「高校受験」がどのようなものであるか、いささかの想像もつかなかった。果たしてついていけるのか、不安は大きかった。「進学塾キャラベル」のことは、ブログを見ていたこともあり、「怖そうな先生だな」というのが第一印象だったのだが、入塾面談で石崎先生と初対面して、「意外と優しそうだな」という思いに変わった。(←入塾面談にいらっしゃった方、ほぼ全ての方に言われます。一体、ブログからどのようなイメージになっているのでしょうか・・・)入塾面談の際、「自分は暗記型の勉強があまり好きではない。考える方が好きだ。」という本音を伝えたところ、石崎先生は「ホークスについて、600字程度で書きなさいと言われれば書ける?」と尋ねられた。私は根からのホークスファンだったため「勿論書けます」と即答した。「じゃあ、先生の好きな阪神についてはどう?」先生は次にそう尋ねられた。残念ながら私は阪神についてはほとんど無知であったため「それは……」と言葉を濁した。「知識がないと考えることができないから何も始まらないでしょう」先生はこうおっしゃった。私はこの言葉に納得して「自分の師はこの先生だ」と思い入塾を即決したのだ。石崎先生の講義は実に興味深く、数学の定理なども中学数学で証明できるものは全て正しい方法で証明してくださった。何事も原点からということだ。特に電子黒板を駆使した授業は教科を問わずとても分かりやすい。例えば国語では、黒板に文章を映し出して筆者の主張や大事な箇所に線を引いていく。授業中、誰ひとり「どこのことを言っているのかわからない」という人がいないので授業はスムーズに進み、受験までの限られた時間を有効活用できた。また、石崎先生の雑談は5教科の勉強に直結しない内容も多々ある。しかし、それは作文の具体例で使うことができたり、教養として知っておくべきことであったりと、義務教育の壁を越えて高校へ進む一人の人間として必要最低限のことを教えてくださる。石崎先生は私たち塾生を「愚人」にしたくないのであろう。平安時代末期から明治初期にかけて普及していた実語教という本では「玉磨かざれば光無し。光無きを石瓦とす。人学ばざれば智無し。智なきを愚人とす。」と書かれている。学ばぬ人に未来はない。しかし学べば道は拓けてくる。先生は公立中学に進学した「学歴社会のレールから外れた人たち」の未来を明るく照らしたいのだ。受験生であったこの1年は、私の人生に大きくプラスに働いたことは言うまでもない。またそれだけではなく、今までの自分の勉強法のどこが良くてどこを改善すべきなのか、他にどのような勉強法があるのかや、計画性を持つことの大切さを私は学んだ。この最高の学び舎で、これからも石崎先生という親鳥から多くのことを吸収し、大きく羽ばたく雛たちが育つことを望んでいる。
2015年02月24日
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<前期期末結果>2学期制中学(練馬区の各中学、田無4中、柳沢中、東村山市の中学)のテストが返却されました。◆中3クラスの5科目平均点は437点。ここに来て、柳沢中メンバーは、ほとんどの子が過去最高点をたたき出しました。よく頑張りました。※中3生は、●名を除き全員5科目400点以上を達成。その●名もあと少しで400点でした。ただし、私の要求している水準はもう少し上です。みなさん自身の目標も同様でしょう。次はさらに上を目指してください。 ◆中2クラスの5科目平均点は431点。柳沢中の2名は過去最高点。それ以外の子も安定して得点出来ていますが、ただもう少し取れそうな印象ですし、取らなければダメです。次回は全員5科目420点以上、平均5科目440点くらいをめざしてほしいです。※中2クラスも、●名を除き全員5科目400点以上を達成。その●名もあと一息で400点というところまで来ました。 ◆中1クラスも2学期制の点数が全て出揃いました。塾生の平均点は5科目426点。随分と形になってきました。ただし、中1ということを考えるともう少し点数がほしいところです。次回以降、さらなる得点アップを目指してください。 ◆今回の結果を受け、中3生の1名(※)を除き、誰一人として今の点数に満足していないところが良いですね。もっと上を目指してください。※その中3生の1名は、今回本当に素晴らしい結果だったので大満足でした。 <宣伝>塾生のお兄様が、来週の月曜日、TBSの「キングオブコント」に出演します。コンビ名は「かもめんたる」です。応援よろしくお願いいたします。※詳しくは、ウィキペディアの「かもめんたる」をご参照ください。塾生のお兄様は、早稲田大学を卒業された後、お笑い芸人として活躍されています。早稲田大学のお笑いサークルWAGE(Waseda Academic Gag Essence)のご出身で、後輩には小島よしおさんがいらっしゃるようです。 ところで、「早稲田を出てお笑いの道へ」、これこそが学歴の臨機応変さです。学歴の強さというのは、何も企業に就職する時だけ発揮されるわけではありません。学歴の強さは、その臨機応変さです。まずは学歴を確保した上で、その後大学4年間で自分の進むべき方向を見つければいいのです。その結果、「学歴を使わないで勝負する」という選択肢を取るのなら、それもOKです。これは、「僕は学歴がないから仕方なく○○の道を選択した」というのとは全然違います。大学に入るまでに、きちんとやるべきことをやり(具体的には勉強をやり)、そして「企業への就職」という選択肢も検討した上で、あえて自分の進みたい道へ進む。結果的に学歴とは直接関係の少ない世界に進んだとしても、大学受験までに勉強したことや忍耐力は決して無駄にはなりませんし、むしろプラスになることばかりです。なお、現在大ヒット中のドラマ「半沢直樹」に出演している堺雅人は早稲田大学出身、香川輝之は東大出身です。他にも、社長役の北大路欣也も早稲田出身です。どの方々も、自分が最も得意とする分野を選び、人々を幸せにしているわけです。大学受験で勉強した内容自体は直接役立つことは少ないかもしれませんが、「死にものぐるいで勉強した」という事実がその後の人生に何かしらのプラスをもたらすはずです。それに、厳しい受験勉強をやってきた人のポテンシャルはやはり高いです。その力はきっと様々な分野で発揮されることと思います。
2013年09月21日
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今年の中3クラスは当塾史上最も学力的に厳しい学年です。Aクラスからグループ作成校を受験できる子は現時点で1,2名程度でしょう。それ以外の子は、武蔵野北や小金井北はもちろんのこと、豊多摩、井草、清瀬あたりも難しいと思っております。私としては、どうにか小平高校あたりに挑戦できるところまで持って行ければと考えております。とにかく、学力面および内申面で非常に厳しい学年ということです。当塾始まって以来です。<先週土曜日の出来事>それだけではありません。素直さの面でもちょっと「お手上げ」状態です。常々、「私の言ったとおりにやりなさい」と当ブログや授業内で繰り返し繰り返し、しつこすぎるくらいに言っているのですが、先週土曜日の理科の授業においても、やはり言われた通りに出来ない子が何人もいました。「このように図を描いて考えるようにしてください」「いつも言っていますが、この程度の問題であれば、図なんて描かなくても解けるでしょう。でもね、後々都立入試を解くときに、この図が必要になるんです。この図が書けないと解けない問題があるんです。だから、このような簡単な問題を使って、大切な図の書き方をマスターしたいんです。ですから、必ず図を描きながら解いてください」と言った3分後ですよ。もう図を描かないで解いている子が数名・・・。もう授業やっていて疲れます。消耗します。学力的に上位の子であれば私もそれほど強制しないのですが、冒頭で言ったように、今年の中3Aクラスはそうではないですからね。<宿題をやらない子達>◆宿題に関しても同様です。本日も宿題ノートをチェックしていたのですが、途中式もないですし、応用問題に関しては私が言ったように図や数直線を全く書かずに解いている子がいました。私だって、絶対に暗算が無理な単元です。いきなり答えを出すなんて普通なら不可能な問題です。ちなみに、中3Sクラスの子でも難しいでしょう。それなのに、ある子は答えだけ書き、丸だけ付けてありました。(中3Aクラスで最も定期試験の点数が低い子です)その子を呼び出し、「途中式は?」と聞いたら、「別の紙にやりました」という、おそらく昭和初期から存在するであろうド定番の言い訳をしました。答えを写した子は大体このように言うものです。私も舐められたものですね。学生講師じゃあるまいし、そんな言い訳が通用すると思ったのでしょうか。◆ある子は、アラビア文字だか芸能人のサインだかと区別が付かないような殴り書きで提出。こんなんだから学校でヒドイ成績を取るのでしょう。この子の宿題からは「出来るようになりたい」「解き方をマスターしたい」という気持ちが一切感じられません。この子のノートからは、「はやく終わらせたい」「めんどくさい」という気持ちしか感じられないのです。「めんどくさい」「やりたくない」という強い気持ちが伝わってくるノートを何ページもチェックしている人の気持ちを考えてみてください。そりゃあ、内申点を下げられるでしょう。◆ある子は、本日塾に入ってくるなり、「宿題はやりましたが、ノートを家に置いてきました」という、これまた高度経済成長期の小学3年生でも言わないようなド定番の言い訳。本当に持ってくるの忘れた場合は、玄関に入ってすぐに気がつくはずがありません。もう最初から分かってましたからね、私は。私も意地が悪いですから、「じゃあ、家に帰れば宿題やってあるの?」と聞きました。すると「やってあります」と返答してくるじゃありませんか・・・。中3生ですよ。15歳ですよ。こんな嘘をついたら、20分後にどうなるか予想できるだろうに、平然と嘘をついてきたわけです。どうせやっていないことは確実なのですが、「じゃあ家に取りに帰って良いよ」と言って帰宅させると、今度は、宿題ノートとは別の全く関係ないノートを提出してきて、しらを切りました。再度呼び出し、「あのさあ、これ宿題ノートじゃないよね?宿題はどうしたの?」と聞くと生徒「あ!違うノートを持ってきました」と言います。(←まだ嘘をつく)私「本当に自宅にやってあるの?」生徒「はい」私「本当に?」生徒「いいえ・・・」↑このやりとりにかかっている時間がもったいないと思いませんか。◆私は今回の宿題に関しては、本当に本当に重要な単元なので、とにかく「ちゃんと完成してから提出してください」と言ってきました。そして、期間も十分に取ったはずです。その上で、宿題ノートを回収する前に、「まだ終わっていない人は正直に手を挙げてください」とも言いました。「この宿題は本当に重要な単元なので、適当に(いい加減に)やってもらいたくないのです。だから、終わっていない人は、自分の理解出来るペースでいいので、きちんとやってから提出してください」と指示しました。さらに、次のようにも言いました。「いいですか。この世の中で存在しないものを探すほど時間がかかるものはありません。存在しないものを探すというのは、大変無意味で、困難なことです。たまにですが、宿題をやっていないにもかかわらず、平気で宿題ノート提出する子がいますが、これはノートをチェックする側からすると、多大な時間がとられるんです。もしかしたら、どこかのページにやってあるのではないかと思い、私はノートの各ページを一生懸命探します。その作業には多大な時間がかかるのです。ですから、宿題をやっていないのにもかかわらず、ノート提出するのだけは絶対にやめてください。繰り返します。くれぐれも、やっていないノートを提出するのだけはやめてください。そういう人は次回提出してください」と言ったにもかかわらず、その子は宿題を全くやっていないノートを提出したわけです。<宿題というサービスの停止>上記3名以外にもヒドイ子はたくさんいました・・・・・・もういいでしょう。終わりにします。これ以上は、他の子の指導にも支障を来します。一人二人ならまだしも、クラスの半数程度がこの状態なので、もう私の精神衛生上も良くありません。何より、宿題ノートに関する事務作業(※)に膨大な時間がかかります。(※宿題をやっていないノートから宿題を探し出す、宿題のやり方について説教する、ノートの文字について注意をするetc)クラスで数名程度なら、個別に説教をしたり、指導をしたりできますが、中3Aの場合はクラスの半数以上がこの状態。全くやっていないノートを提出している輩も毎回数名。そして、授業時間を潰して、「説教」と「宿題や復習の意義」を話すことの繰り返し。・・・もうこれ以上は時間の無駄であると判断しました。私も中3Bクラスや他の学年ならノート指導を続けますが、「グループ作成校を目指す」「意欲ある子のための進学塾」と謳っている塾の中3クラスとしては、もう十分なほど手を尽くしたと考えております。春から随分と授業時間を削って、宿題のやり方を説明してきましたが、もう無駄でしょう。そこで、該当する数名に対しては、以後宿題は出さないことにしました。言っている意味が分かるでしょうか。「毎回宿題を出し、ノートチェックまでしてあげる」という過剰なサービスを本日で止めるということです。<宿題を出す意味>せっかく高い授業料を払っても、その内容を定着させられないのなら、塾に通う意味がありません。そこで必要となるのが復習・宿題・確認テストです。私は、生徒達が授業内容を定着させることができるように、「今日の授業内容を定着させるためには、どのタイミングでいつまでにどのように復習すればいいのか」を指示してきました。そして、そのノートを深夜にチェックしていました。その「宿題を出し、それをチェックするというサービス」を以後行わないということです。あとは各自が、自分で復習すべきページ、回数、時期を考え、好きなペースで自分が好きなように復習してください。受験が終わった時に、「え?あなただけ宿題なかったの!?」と保護者の方に驚かれても申し訳ないので、今回は予めご報告した次第です。したがいまして、「宿題が出ないのなら、もっと面倒見の良い塾へ」とお考えの場合は、それはご家庭のご判断にお任せします。あとは、補習塾なり個別指導塾なり行かれると良いと思います。こちらから退塾勧告はしません。それはご家庭で決めることであり、塾側で決めることではないからです。とにかく、うちとしてはこれ以上は時間が取れません。まじめにやっている他の塾生の指導に支障を来すので、どうかご理解ください。これ以上、宿題のやり方や意義について授業内で時間を取ることは、他のまじめにやっている塾生に対して迷惑になります。(もう中3生ですから)なお、授業は今後もきちんと行います。先日のブログで書いたように、例年よりもペースはゆっくりめですが、毎回の授業内容を何度も復習し、次回授業までに完璧に覚え、出来るようにしてくる。同時に前の単元もさかのぼって、適切なタイミングで復習を入れる。このサイクルをあと44週間続けてくれれば、日比谷でも西でもどこでも受かる。そのような授業を提供していきます。しかも、篦棒(べらぼう)に難しい内容や無茶なペースではなく、平均的な中学生であれば付いていける授業です。そこはプロとしてきちんとやっていくつもりです。それに加えて今までは、宿題ページの指示、回数の指示、解法ノートに入れる問題の指示、ノートのチェック、復習のタイミングの指示までサービスで行っていたのですが、数名の子に対しては、以後その指示をやめるということです。あとは各自でやってください。<勉強は贅沢品らしいですよ>先日、「今でしょ!」の林先生が、テレビ番組で「(勉強が)いやならやめなさい。勉強は贅沢なんだから」と言っていました。言い得て妙。まさにその通りだと思います。そんなにやりたくないならやらないで結構です。皆さんは、東京という日本の首都に生まれただけで幸運です。以前、東大の蓮實学長が「東京に生まれるのは一つの才能」と発言されたことがあります。皆さんは運良く、日本いや世界の政治、経済、文化の中心地である東京という場所に生まれたわけです。一流大学と有名な企業がたくさんある東京という都市に生を受けたわけです。さらに、東京には全国でも有数の公立高校(都立グループ作成校)がたくさん存在します。これだけでも皆さんは恵まれています。世界の子供達の中でトップレベルの幸運の持ち主です。それだけではありません。皆さんは経済的に塾に通うことが可能なご家庭に生まれました。これも幸せなことです。さらに、皆さんはその貴重なお金を「子供の教育」のために使ってくれる親の下に生まれました。ちなみに、このことは当たり前のことではありません。せっかくお金があっても、それを子供の教育のためには使わず、酒やギャンブルや遊びや趣味で使い果たしてしまう親というのはこの世の中に大勢いるのです。みなさんは、いくつかの偶然が重なり、日本という平和な国に生まれ、育ち、その中でも東京という首都に存在しているわけです。そして、経済的にも教育方針的にも恵まれたご家庭に生きています。その上で、そこまで勉強したくないなら、私はもう勉強をやめてしまえば良いと思います。林先生のおっしゃるとおり、勉強というのは「贅沢品」です。なくてもいいものです。義務教育だけでも本来十分なはずなのに、わざわざ追加料金を払って塾にまで通わせてもらって、その上で勉強をやらない。もうこれは犯罪だと思います。法典には明文化されていませんが、立派な罪です。
2016年04月20日
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都立新宿高校に合格した子が合格体験記を書いてくれました。※青文字は塾長コメントわざわざ自分の合格体験記を見てくださりありがとうございます。少しでも有意義な時間となると嬉しいです。お付き合いください。自分がキャラベルに入ったのは2年生の1月頃です。近くの大手塾に通っていましたが、成績が振るわずキャラベルに転塾しようと決意しました。もともと父が石崎先生のブログをよく読んでいる、親友が通っている(1つ前のブログの子)ということもあり、悪いイメージはなかったのですが、怖いという話はいくらか聞いており、いささかの不安感は持っていました。最初に石崎先生を見たとき、正直イメージと違うと思いました。これはおそらく皆さん思ったのではないでしょうか(笑)思ったより穏やかな印象をもったのを覚えています。それでは本題の勉強についてです。自分の3年間の勉強を振り返って言えるのは内申ならびに定期テストの点数が低いこれに尽きます。まず内申点の話です。1年生2年生共に9教科33、3年生の1学期9教科35でした。決してこの内申でもうかるよ!と言いたいわけではありません。絶対に自分の様にならないでください。2年の2学期は9教科38換算内申54と狙える位置までは来ました。定期テストもひどかったです(以下閲覧注意)中3の2学期の期末考査でやらかしました。5教科389です!!はい終わりでーーーす!・・・と思っていたのですが中間で取れていたので意外と内申もらえ、正直びっくりしました。今の1,2年生に心から言いたいことは内申と定期テストの点数を取ろうということです。内申があれば何でもできる!(♪~炎のファイター~)内申があれば、授業中にギャグを言って滑ることもできる!何でもは言いすぎですが選択肢が広がることは確かです。さて、受験勉強についてです。最初の模試で先生から内申が低すぎるといわれたのを覚えています。模擬の結果票に合格判定欄があるのですが、内申が低すぎて枠内に入りきらなかったのは武勇伝です。内申が低いと自覚していた自分はとにかく当日点を取らなければ・・・と必死でした。大手塾の際はさぼっていた宿題をキャラベルではきちんとやる。予習復習もやる。これだけでもかなり効果がありました。当たり前のこと当たり前にやる。これは本当に大切なことです。夏休みはかなり勉強に力を注いだのを覚えています。400時間勉強はぎりぎり達成できませんでしたが、400時間を目指したことが大きな財産となりました。秋のTodoリストもかなり頑張ったのも覚えています。一番のキーポイントは冬の勉強マラソンだったと思っています。危機感を感じ始めていた時期でもあり、もう死にものぐるいで勉強しました。あの時間が自分に自信とやる気を本当にもたらしてくれたと思います。勉強法に関しては予定を立てるのは本当に苦手だったので「今日できることは今日やっちゃうスタイル」でやってきましたが、みなさんは計画を立てた方が良いと思います。一つ先生に謝らないといけないことがあります。音読ちょっとさぼりました。本当に後悔しています。こんなんですから、おそらく自分は高校で苦しみます。授業の雰囲気は、みんな本当にまじめに受けているという感じです。そして、先生の雑談は本当に面白いです。自分はたまたま大喜利をさせられたせいでなんやかんや14期生のバラエティメンバーとして確立したような気がします。※ちなみに大喜利テーマは●●●・・・・・というもので・・・・●●●か咄嗟に好き●●・・・・・・・・・←つまらないので10行ほど大幅カットクラスのみんなにはもっと笑ってほしかったです・・・個人的には数学が一番苦労しました。ただし、ハイレベルテキストをめちゃくちゃやると本当に伸びますよ。学校の休み時間を使って毎日問題を解きました。網羅性がものすごくあり、新宿の数学が簡単になるくらいまで成長しました。本当に感謝しています。滑り止めの拓一の受験日はあいにく雪が降っていました。もう帰り道がぐしょぐしょヌルヌルです。(桜庭和志がオイル疑うレベルです)。結構テンションが上がっていたので道端の雪だるまにアンディ・フグ直伝のフグトルネードをかましたのを覚えています(作った人強麺なさぁい)←伝われー推薦では緊張しすぎました。あなたの好きなものについてなんでもいいのでプレゼンしてくださいと聞かれた際、頭が真っ白になってやけくそに「乃木坂46」ですって言いました。そこからはもう覚えていません。(先ほどまで古い格闘技ばかり話していましたが、とてつもなく坂道アイドルが好きなんです。)新宿高校についてです。数学は今年絶対に易化したと思いますが、計算ミスで20点落とすというしょうもないことをしてしまいました。自己採点した結果スピーキング込みで約810点だったので一応安心しました。発表日は本当に緊張しました。キャラベルで受けた指導は本当に自分の財産です。先生は自分に受験というものの厳しさ、向き合い方、取り組み方、すべてを教えてくださいました。先生の言うことをきちんと行っていれば結果はしっかりと伴ってきます。今の中2、中1生の方々応援しています!本当にキャラベルには感謝しかありません。自分の人生で必ず大きな糧になると思います。 ありがとうございました。
2023年12月13日
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中大杉並高校に合格した子が合格体験記を書いてくれました。※青文字は塾長コメント二年生二学期の終わり頃にキャラベルに入る前の面談では、そのときの期末テストは5教科合計400点に届かなく、今後も成績が悪ければBクラスにもなると告げられ、その他にも様々な指摘を受けました。その後見た夜空は、他に何も見えない水平線が広がっているように感じました。※入塾面談で結構厳しいことをズバズバ言ったような記憶があります(笑)入塾し、初めに感じた事は、一つの授業に対する学びの質量がとても大きいという事でした。つまり一回の授業で多くの力が手に入るということです。そのようにして手に入る力の中で私がとても重要だと感じた力は二つです。一つは、物事を分け、それをまとめる力です。この力は、主に国語で文章の中の対比や因果関係に線をどのように分類するか考えて引ことによって身につきます。この力を使って文章を見ると、画像を圧縮して処理したように、文全体を軽く、わかりやすく、脳に保存することができます。英語やその他の長文でもこの力を応用することが可能です。※「理」という漢字があります。「り」の他に「ことわり」という読み方もあります。小学館『日本語大辞典』によれば、「言・事を分ける」が語源という説が有力で蟻、現在の国語学の定説となっています。つまり、「理」とは「言葉を分ける」ことを意味します。また、「論」という漢字は、前の文章と後ろの文章を「つなぐ」ことを意味します。あるテーマを論じるために、前の文を後ろから分かりやすく説明したり、強調したり、例を挙げたり、具体化したりすること、それが「論」の語源です。つまり、論とは「まとめる」と言い換えてもいいでしょう。この「つなぐこと(理)」と「まとめること(論)」を「論理」と定義し、中3の国語では、徹底して論理について学んでいきます。そのためには題材がとても不可欠で、一流の文章を使って日本語を学んでいくことが大切です。『日本語練習帳』の著者で日本語学者の大野晋さんは、一流の文章として、夏目漱石、谷崎潤一郎、森鴎外の3名を挙げていらっしゃいますが、塾でも一流の文章を使い、小説と論説文を緻密に読解していきます。もう一つは、型を覚えて、それを応用する力です。この力は主に、数学で何度も様々な解法を使って問題を解き、わからなかった場合には解法を何度も確認することによって身に付きます。ポケモンでも対戦のときに戦術の型が決まっていた方がどんな相手にも対応出来ることと同じように、型が決まっていると、見ず知らずの問題にも知っている型を見出し、その問題を解くことができます。※型を身につけることは大変重要です。「型があるから型破り、型が無ければ、それは単なる形無し」とは歌舞伎役者の中村勘三郎氏の有名な言葉で、今では至る所で引用されていますが、勉強において「型」というのは極めて大切な事柄です。武道の世界で「守・破・離」という言葉がありますが、これも同じようなことを意味しています。そして、この「型」を身につけるために重要な要素が2つあります。それは「素直さ」と「人の話をきちんと聞く」ということです。この2つが備わっていない子は、いつまでも「型」が身につきません。たとえば、お母さんに「コーヒーと牛乳を買ってきて」と頼まれた時に、勝手に解釈して「コーヒー牛乳(小岩井)」を買ってくるタイプの子がいます。こういう「話半分の子」は、いつまでも「型」が出来ず、勉強ができるようになりません。当塾に入塾するのであれば、今までの全てのやり方をリセットし、私の言うことを忠実に守っていくことが求められます。私も、このようなことを書いてはいますが、指示を全て行うことが出来たわけではありません、抜けているところも多々あり、不安ももちろんありました。そんな不安の中での入試当日、今までやってきた自分を信じて覚悟を決めました。私の受験校の倍率は3倍だったので、2人を殴り倒す気で校門をくぐりました。適正検査はそれぞれ20分の5教科のテストでした。一時間目の国語では文章を読んでいるうちに、溶けるように時間が過ぎて行きました。しかし、自分の得意な部分を優先しなんとかやりきりました。その後の教科は過去問でやった通りに時間に合わせ、解くことが出来ました。過去問より随分難しくなっていた理科も、気合いの熱気でタービンを回し、頭をフル回転させました。面接では、緊張しながらも自分を忘れないように意見を言うことが出来ました。校門を出た後は、駅に向かいながら、「やりきった」と復唱しました。その日の夜、受験校のホームページを開き、結果を確認すると、桜色の背景に「合格」と書かれた画面が目に広がり、驚くよりも先に声にならない声が込み上げてきました。この合格という体験から、私は今までの行為を自分から認められたような気がします。それもこれも、全ては石崎先生のおかげでした。私はキャラベルという場所は名前の通り、私たちを新天地に連れて行く船だと思います。目の前がその他には何も見えない水平線だったとしても、石崎先生という羅針盤が指した方向へ舵を切れば、まだ見ぬ新大陸がひろがっています。※うまいこと言いますね。短い間でしたが、私の未来を指し示してくれた先生には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
2024年02月22日
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昨年の卒塾生がデビューしました。おめでとうございます。応援してます。※どちらの高校に進学したかやどの中学出身かなどは、塾生(内部生)にもお知らせできません。また、合格体験記等もアップできないかな・・・偏差値70を余裕で超える勉強もめちゃくちゃ出来る子です。しかも素直で性格もめちゃくちゃ良い。何より謙虚です。勉強のできる子の特徴ですが、月並みですが、素直で謙虚です。反対に、「どうも伸び悩むな~」という子は、データを取ったわけではないのですが、経験則では謙虚さに欠ける子が多いようにも感じます。※勉強法を指示通りやらない子や初期段階で勝手なアレンジを加える子が多いイメージですね。また、アドバイスに対し、まずは否定から入る子や、授業中によく首をかしげる子はあんまり伸びていない印象が強いですね。○○くん、頑張ってください。そしてロケ弁余ったら下さい。※当塾の卒業生、意外ですが芸能人とかユーチューバーとかチラホラいます。そして、皆さんよく勉強ができるし、同世代の他の子達に比べると、何より好奇心が旺盛な子が多いように感じています。これもデータを取ったわけではないのですが・・・
2024年11月11日
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皆さんから集めた年間日程行事予定をもとに「進学塾キャラベルの年間日程およびお休みの日」が決まりましたので、今週からお配りしていきます。塾の拘束時間を最大限に少なくし(←これめちゃくちゃ大切。全国の他塾さんと正反対)、それでいて上位校、難関校に合格できるようにすること(←これが出来る塾が全国にいくつありますか?)が当塾の目標です。※年間授業日数が進学塾キャラベルより少ない塾は中小・大手含めほとんどないのでは?と思っております。それでいて、授業で与える情報量は他塾さんより多くなるように、電子黒板とレジュメを用意しております。上記の方針が、部活や習い事、趣味や遊びや読書や検定試験も必要な中学生にとって非常に大切なことであると同時に、大学受験時へのパワー・エネルギーの貯金にもなります。中学段階で伸びしろのない状態、ゴムが伸びきった状態にはせず、いろいろな面で余力を残しながら高校へ進学することが重要です。物量作戦による高校受験突破は、次のステージで躓く可能性もあります。◆さて、この年間授業日程を決める作業が一年間の仕事の中で最も時間がかかります。通常授業日程だけでなく、夏期講習、冬期講習、中3Aクラスのハイレベルゼミの日程も含め、来年2/28までの予定を全て組んでしまいます。さらに、プライベートの出張、協会けんぽの健康診断の予定、年1回の内視鏡検査や頭部MRIの日程、歯科検診や眼科検診の日程など体調管理に関する行事も全て組み込みます。その上、こども3人の運動会、学芸会、発表会などの日程も・・・そして、生徒が来ない日にしか行えないエアコン清掃(業者に依頼。丸一日かかります)や電子黒板の点検、コピー機の入替の作業日なども決めます。とにかく、本当に骨の折れる作業です。しかも、中1、中2、中3B、中3Aと全て連動しているため、いろいろと調整が必要です。10年ほど前、前トヨタ自動車社長の豊田章男氏が組織について次のようにおっしゃっていました。「三角形、四角形、六角形を、それぞれ(売上)300万台、400万台、600万台を目指す組織だと仮定する。角が人だとすると、対角線が内部調整の線になる。三角形には対角線がないが、四角形なら2本、六角形なら9本と“内部調整”が増えていく。生産/販売1000万台は十角形になる。十角形には35本の対角線がある。1本変更すると他も全て変更になる。」トヨタ自動車のような大きな組織とは全く規模が異なりますが、この年間授業日程の作成作業も、1本変更すると他も全て変更になってしまい、途中のミスも許されません。だから、数日に分けての作業ではなく、一日で終わらせる必要があります。そうしないと連動している部分を忘れてしまうからです。今年はそれでも過去最短を記録し、土曜日に中1生が帰宅し、掃除をした後、23:30頃から開始し、そのまま徹夜、日曜日もぶっ続けで作業を行い、日付が変わった月曜深夜2:30頃に終了しました。例年は月曜日の朝に終わることが多いので、今年は随分と早かったと思います。中2Bクラスを無くしただけでも随分とラクになりました。でも、疲れました。本当であれば、このような作業などせず、淡々とカリキュラムを進めていければいいのですが、キャラベルはいろいろな中学校から生徒が通ってきてくださっており(今年度は30中学)、その中には私立や国立の子もいます。そして、私は常々、「難関校に合格したいのなら学校の勉強を大切にしてください。学校の授業を大切にし、うまく利用できた子が上位校へ合格できます。それだけでなく、就職や推薦入試にも繋がる人間力も付きます」と言っているので、皆さんの定期試験日程を無視して授業カリキュラムを組むわけにはいかないのです。とにかく終わりました。お疲れさまでした、自分。※6月10日(火)がたまたま塾がお休みになったので、ベルーナドームの阪神対西武のチケットを今朝ゲットしました
2025年04月15日
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現在各学年とも、方程式の計算を終え、方程式の文章題を進めています。しかし、これで計算分野が終わったというわけではありません。計算は、野球で言うキャッチボール、サッカーで言うパス練習のようなものなので、仮に先の単元に進もうとも計算練習は毎日しなければなりません。そこで全学年、特に中3生は必ずですが、計算練習は毎日勉強開始時にするようにしてください。「1日10分」と言いたいところですが、遅い子達を見ていると1題に5分以上かかっているケースも見受けられます。つまり、1日10分と限定してしまうと、1日に1~2題しかやらない子も出てきます。計算力が無いからこのような指示を出しているわけであり、仮に「1日2題」で計算力が付くかどうかと言えば、それは答えを言うまでもありません。(やらないよりはマシですが)理想は1日10題です。30日で300題。これだけやれば、中学生としては「まあまあやっている側」に入れるのではないでしょうか。ただ、現実問題として厳しい子も多そうなので、1日最低5題はやってください。テキストの方程式のページを使うといいでしょう。以上、確実実行のこと以下のブログも改めて読んでおきましょう。↓以前のブログ
2025年07月16日
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いよいよ本日からスタート。暗記の仕方、暗記の心構え、その他いろいろな連想法、ランダムに実験する方法などなど色々教えました。最後の追い込み頑張ってください。「これができないと上位校へ行けない」という発想ではなく「これが出来るようになれば、こんな自分でも上位校に行ける!」と考えること。人生は「思った通り」にはなりませんが、「やった通り」にはなります。
2025年07月24日
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現在、重い腰を上げて、ホームページ作りにやっとこさ取りかかり始めました。ブログの更新が滞り申し訳ありません。進学塾キャラベル
2025年09月16日
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都立国立(くにたち)高校に合格したIさんが合格体験記を書いてくださいました。※皆さんが書いてくださった合格体験記がたくさんあるので少しずつアップしていきます。1年前、塾選びで何軒もの塾を回っていた時、私はキャラベルに出会いました。面談の日。先生の優しい笑顔と話し方、そして今まで出会ったことのないような考え方に圧倒され、その場で入塾を決めました。第1回の授業は、驚きでいっぱいでした。私語一つ聞こえず鉛筆の音とページをめくる音だけが響く教室。先生からの発問に、的確に答える生徒。学ぶ者の姿勢というものを知り、強く感動しました。しかし、感動と同時に、自分の未熟さも思い知らされました。わたしは勉強が得意な方だと、ずっと思っていました。やらなくても出来る方だとも、少し思っていました。しかしキャラベルのレベルの高さに圧倒され私の自信やプライドは、打ち砕かれてしまったのです。プライドが壊された一方で、それでも初めはエンジンがかかりませんでした。そこで先生に頼んで個人的に宿題を出していただきました。キャラベルでは中3生は宿題がないからです。が、その量にまた驚きました。それまで通っていた塾の宿題量の5倍はありました。ああ、国立高校に受かるのには四月からこんな辛いこともやらなくちゃいけないのだなと、初めて思い知らされました。その膨大な量の宿題をこなし、勉強習慣もついてきた頃、夏休みに突入しました。「夏休み400時間勉強した人は難関三校に受かっている」という先生のお言葉を聞き、意地でも達成しようと決心しました。部活に8月初めまで参加していたため、7月は100時間ほどしか達成していませんでした。このままではまずいと思い8月は1日13時間ほど勉強するようにし、どうにか400時間を達成することができました。これだけ勉強した、という事実とがとても大きな自信になりました。二学期。定期テストでは中間・期末と、5教科450点以上をとることができました。期末では480点、過去最高点をとることができました。先生の「過去最高の準備をしてください」という言葉に応えようと必死に取り組んだ成果でした。結果、学校の成績はオール5をとることができました。しかし、トップ校受験というものは、内申だけとればいいというようなそんな甘いものではありません。10月も終わろうとしている頃の模擬試験で、「努力圏」という結果を目の当たりにしました。正直、ショックでした。やはり国立高校は永遠に手の届かない場所にあるのかと、悲しくもなりました。それでも、石崎先生は常に私達を励ましてくださいました。「まだ間に合うかもしれない。いや、間に合わせよう!他の塾ではなく、この塾に通っているんだから、何かが・・・奇跡が起こるかもしれない」この言葉を聞いたとき、どれほど心強かったでしょう。一生この先生についていきたい、と改めて思いました。冬休みは、不安と焦りがさらに、迫ってきました。とにかく時間が足りず、食べる間も寝る間も惜しんで机に向かっていました。夜ご飯は塾に向かう車の中でとり、ここだけの話ですがお風呂も3日にいっぺんに減らしました。お正月は合否を決める、と先生に伺っていたので1日17時間は机に向かっていました。1月。推薦を受けるか受けまいか、決断をする時がきました。キャラベルの推薦入試対策に参加したのですが、そこでもまた他の方々のレベルの高さと、比べものにならない自分にショックを受けました。自分は推薦入試を受けるべき人間ではないのでは、と悩みました。そんな時、私の背中を押して下さったのは、やはり石崎先生でした。「結果が例えだめだとしても、挑戦して良かったっていつか思えるから。挑戦してする後悔と、何もしないでする後悔は全く違うからね。」受験するかどうか悩んでいる時にかけた電話で、先生はそのようにおっしゃいました。その後、一般入試で志望校を安全な学校に下げるかどうか迷った時にもこの言葉に背中を押されました。結果的には推薦入試には合格しませんでした。それでも決して後悔などしていません。話すことと文章を書くこと、という私の1番の弱点が、先生の的確なご指導を受けることで少し克服することがでたからです。さらに、推薦入試の勉強は、一般入試の勉強にも良い影響を与えてくれたと思います。頭の回転も速くなり、1番苦手だった国語の点数も高くなりました。2月上旬。私は私立の中央大学附属高校も受験し合格しました。先生が教えてくれた方法で10年分の過去問を解いたので、1週間近くは都立対策が出来ませんでした。ですが、都立入試の本番、中附を抑えたことで精神的に安心して受験できたところはあると思います。そしてとうとう、都立入試前日、塾の最終日でした。少し涙が出ました。明日に控えた入試が不安だから、というよりは、塾が終わってしまうことや、石崎先生の生徒ではなくなってしまうことが寂しくて涙が出ました。入試本番、失敗したと落ち込みましたが、不合格になっても後悔はないと感じました。出来ることは全てやった(今冷静に考えてみると宿題をやり忘れたり小テストで満点ではないことが多かったりと、後悔するべきところはたくさんありますが)と、達成感を感じました。何より勉強量だけは国高を受験した誰よりも負けていないという自信が、自分の誇りになりました。合格発表の日、不合格を覚悟して重い足取りで国立高校に向かいました。自分の番号を見つけた時、思わず「えっ?」と言ってしまいました。何度も何度も番号を確認しました。本当に合格していました。涙が溢れ出てきました。今度は嬉し涙です。ぼやけた風景に、石崎先生の顔が浮かびました。石崎先生への感謝の想いが込み上げてきて、もっと涙が出てきました。それから毎日母と「本当にキャラベルでよかったね。」「うん、お母さんキャラベル見つけてくれてありがとう」というくだりを繰り返しています。石崎先生、1年間本当にお世話になりました。キャラベルで学んだことは一生忘れられません。先生の名言集は一生の宝物です。先生の授業も、面白いお話も、厳しいお説教も、そしてキャラベルという同じ船に乗った仲間と、全力で頑張った経験も、きっと忘れることはありません。繰り返しになりますが、本当にありがとうございました。石崎先生無しでは、入試日である2月22日に国高の校門をくぐることさえありえませんでした。石崎先生と、それから全力でサポートしてくれた両親のおかげです。小学校卒業の時期、国高に漠然とした憧れを抱きました。それからはや3年。桜舞う季節にあの校門をくぐることができると思うとワクワクします。まだ信じることができません。夢ではないか、現実なのかと、毎朝心配になりますが、今この合格体験記を書いているということは、どうやら本当のようです。国高ライフを全力で楽しむとともに、大学受験に向けて3年間を駆け抜けていきたいと思います。先生から教わったように、反復と基礎を大切にして、また、高校受験を頑張った自分を誇りにして、3年後に再び良いご報告ができるように頑張ります。進学塾キャラベルタグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2019年07月19日
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楽天ブログを始めて13年+4年。この13年(17年?)の改悪の連続(さすがM谷さん)で、とにかく使いづらいので、現在、新しい移転先を探している最中です。(さすがに最近の高校を数秒見ないとならない仕様変更は最悪ですね)ネットで調べたところ、はてな、アメーバ、ワードプレス、noteあたりが良いらしいので、そのどこかに移転する予定です。他に良い方法があれば良いのですが・・・(インスタやXなどは、登録してない人は読めない仕様なので、そのようなものには移行する予定がありません)
2024年06月19日
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まともな文房具を揃ってない ※久しぶりに(3年半ぶりに)このシリーズを書きます。 ◆勉強の苦手な子を見ていると文房具の選択がマズいです。まずは文房具から変えましょう。 ◆学力中間層から下位層の子の文房具を見ると、キャラクターグッズが大変多いことに気がつきます。マジメに勉強するためには、デザイン性より機能性が大切なのですが、彼らにはそうした観点がありません。 一般に、学力が低くなればなるほど、中身より外見でものごとを選択する傾向が強くなります。例えば、高校選びに関しても、大学進学実績や授業内容など高校の中身で決めるのではなく、制服(見た目)や文化祭の面白さ(ある意味、見た目。年1回しかない行事)で決めます。 同様に、文房具に関しても、勉強が苦手な子は見た目重視です。 キャラクターグッズが中心。シャーペンの上部にはなんだか余計な人形みたいなのが付いて絶えずグルグル回り続けていますし、消しゴムもカラフルで変なキャラが描かれています。しかも、あまりよく消えない。消しゴムとしての機能を全く果たしていません。 中には、正統派の「MONO」消しゴムを使っている子もいるかと思えば、よく見てみると筆箱に入らないくらいデッカい。試験で見直しを行い、ミスを発見できたところまでは良いのですが、そのミスを消しゴムで消した際に、消しゴムがデカいために誤って余計な部分まで消してしまい減点される。こうしたアホな事態を招きます。 下敷きも今イチです。勉強が苦手な子が使用している下敷きを見ると、アイドルや野球選手などのキャラクターグッズを使っているケースが多いです。 ヒドイ子になると、下敷きに大好きなアイドルのシールをペタペタ貼っています。その結果、表面がデコボコしてしまい、コンパスを使っているわけでもないのにノートはシャーペンの穴だらけ。 中には、正統派の透明な下敷きを使っている子もいますが、ノートがB5サイズなのに、下敷きはなぜかA4サイズ。ノートから大幅にはみ出し、とにかく勉強しづらそう。ノートのサイズと異なる大きさの下敷きを選ぶセンスが私には理解不能です。 とにかく、勉強が苦手な子を見ると、もう文房具の選び方がめちゃくちゃなのです。成績を上げたいのなら、まずはまともな文房具を選んでください。 「勉強では目立てないから、せめて文房具で目立ってやろう!」というその歪んだ動機を変えるところが出発点です。
2017年07月08日
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本日のハイレベルゼミは、八王子高校の良問を使用し、随筆文の読み方と解法について講義しました。随筆についての詳細は、配付した補助プリントを参照してください。高校入試の随筆文について要点を述べれば、「読みやすいからこそ、逆に解くのは難しい」ということでしょうか。解法については、板書に整理したので情報カードやルーズリーフにまとめておきましょう。そして、今後自分で過去問を解いている際に随筆文が出てきた時は、本日配付した解法に沿って解いてみてください。 具体的にアドバイスすると、過去問を解く際は1 テスト形式で解く2 丸付けの前に、辞書を調べながら再度分析3 丸付け→解説を読む4 本日板書した随筆の解き方と照らし合わせ、どのように作問され、解答はどのあたりに潜んでいるのか分析するという流れで勉強しましょう。正解率よりも、自分の受験する学校の分析が重要。みなさんのピークを入試当日にもってくればいいのです。極端な話、「入試前日」に満点を取っても、「入試当日」に得点できなければ意味がありません。あくまでも皆さんの目標は本番。その日にピークが来るように調整していきます。
2011年09月09日
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都立国立(くにたち)高校に合格した子が合格体験記を書いてくださいました。グループ作成校に入りたいなと漠然と思っていた中3の春、母がブログを読んで勧めてくれたキャラベルへの入塾を決意しました。 「僕は頭がいい方だ」キャラベルに入る前まで、自分のことをそう思っていました。学校の定期テストではコンスタントに5教科で450点以上取ることができていたし、計算力もそこそこある。英検も中2の秋には準2級を取っていました。つまり勉強に対する自信があったのです。しかし、その薄っぺらい自信は、キャラベルでの一日目の授業で早々に打ち砕かれました。キャラベルでのはじめての授業は僕に大きな衝撃と興奮を与えました。静かで緊張感のある教室、先生からの質問に対して的確な受け答えをする塾生たち、そして問題を解き進めていくスピード。いままで受けて来た授業との違いに驚き、鳥肌がたちました。そして、自分の学力なんて全然大したことはないんだなといきなり鼻っ柱をへし折られました。夏休みに入るまでは3年生の単元を終わらせていきました。ここで学んだことは復習の大切さです。それまでの僕は一度解いた問題を解き直したり、復習するという時間を全くと言っていいほどとっていませんでした。しかし、キャラベルでは、一度解いた問題や基本問題を何度も何度も解くことの大切さを教えてくれました。当時は今までと違う勉強方法に戸惑うこともありましたが、次第にキャラベル流勉強サイクルにはまりこみました。中学校の野球部の部活も最後まで全うできました。そして迎えた夏休み。僕はある目標を立てました。その目標とは、「夏休みの45日間で400時間勉強する」というものです。この目標を立てたのにはある理由があります。 僕には2つ歳上の兄がいます。兄は2年前第一志望校である都立日比谷高校に合格しました。そんな兄が行っていたのが、この「夏休み400時間勉強」です。勉強は量ではなく質が大事です。しかし、量のないところに質はついてこないと思います。僕はこの夏、死に物狂いで質と量を求め勉強を行いました。夏期講習で先生に教わったことをその日のうちに自分のものにしようという気持ちで勉強しました。そして、8月末に受けた模試では偏差値が70になりました。夏休みが終わり、先生からTo Doリストが配られました。そこには今までの学習内容を定着させるための計画がビッシリ。最初は終わるのかどうか不安になりましたが、これを終わらせたらきっと最強の受験生になれるはずだと思うと、やる気が出ました。また、2学期制である僕の学校ではこの頃に1学期の評定が出ました。勉強法の改善が効いたのか内申点が大幅に上がり、都立トップと言われる3校(日比谷・西・国立)を志望校として視野に入れ学校説明会などに行き始めたのもこの時期でした。To Doリストの内容を終えて、自校作成模試でも安定して偏差値70台をとれるようになり自信をつけた僕は、第二志望校として私立早稲田大学高等学院を受験することを決断しました。私立の難関である早大学院を受験することで、自分の力を試したいと思ったのです。そこからは私立の勉強と都立の勉強との両立が始まりました。最終盤となった冬。都立のグループ作成校と早大学院の過去問を並行してどんどん解き進めていきました。都立の問題はだいたい平均点は超えるようになっていきましたが、私立の方はあまりうまくいきませんでした。毎回のように目標点を下回り、本当に受かるのかなと不安になり、安全圏の私立高校に変更するか、そのまま早大学院を受験するかを石崎先生に相談しました。その時、先生は僕にこうおっしゃいました。「合格するには2つの方法がある。一つ目は、志望校のレベルを下げる方法。下げればいくらでも合格はできる。二つ目は、志望校のレベルに自分の学力を近づける方法。もし仮に試験に落ちたとしても、早大学院レベルの高校を受験できたこと自体を先生は褒めたい」と。そこからは志望校のレベルに今の自分を少しでも近づけるために全力で勉強を行いました。小論文の過去問も何年分か仕上げ、その度に先生に添削していただきました。早大学院の合格が分かったときはあのとき諦めなくて本当に良かったなと思ったと同時に、ここからは第一志望校である都立国立高校の勉強に全精力を注ぐぞと決意を固めました。私立の受験を終えてからの2週間はドキドキしながらも、今までの復習を着実にこなしました。新しいことには手を出さず、先生が「もうこれなしでは生きていけない」とおっしゃるほど愛用していらっしゃる電子黒板での授業を思い出しながら、今まで習ってきたことインプットしてきたことを本番で残らず出せるようイメージしながら、過ごしました。そして都立入試当日。国英の記述が驚くほど減るなど問題傾向の変化に驚くこともありましたが、なんとか冷静に対処できたと思います。大きくコケる教科もなく、記述の減った国英は想定以上に取れたので、先生とミーティングを重ねて目標としていた合計点にしっかり達することができました。晴れて春から国高生です。キャラベルに通ったこの1年は長いようでものすごく短かったようにも感じます。キャラベルに通えて、本当によかったです。この1年で僕の薄っぺらい自信は重たくずっしりと安定した自信へと変わっていきました。本当に頭がいい人がどのような勉強法でどのように努力を積み重ねていくのかを知ることもできました。まだまだ僕は全然頭がよくないと思います。これから始まる高校生活でも、なりたい自分に近づけるように一歩ずつステップアップしていきたいと思います。本当にありがとうございました。追記すみません。今、中学3年間の定期テストの成績表を見返したら、キャラベルに入る前、1年生と2年生で一回ずつ420点台取ってました…。「コンスタントに450以上」は、ちょっと盛ってました。お詫びして訂正します。
2016年03月12日
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国立高校に合格した子のお母様が体験記を書いてくださいました。息子は、中3に上がる直前の3月、キャラベルに入れていただきました。息子は中学受験の経験もなく、ランドセルを置いたらその足で遊びに行って、練馬区の夕焼け小焼けお帰りチャイムが鳴るまでに家に帰ってくることはまずないような小学生でした。中学生になってからは、そこに野球部の部活と塾が加わったぐらいで、その生活スタイルはほとんど変わりませんでした。中2までは大手の塾に通ってはいましたが、定期テストにしても塾のテストにしても、試験前だけちょこっと表面的に勉強する程度で、家での学習はほとんどやっていませんでした。本人も私も「高校受験を本気で考えるなら、このままじゃいけないのではないか…」と薄々感じていた頃でした。キャラベルのブログは、2つ上の長男の高校受験の頃から読ませていただいており、こんなスペシャリストな先生に教えていただいたらどんな高校受験ができるのだろうと興味を持っていました。そこで、思い切ってFAXを送って面談していただき、入塾を許可していただきました。キャラベルを初めて訪れた日、イメージとしてはパンチパーマのいかつい風貌の先生がドアの向こうから出てくるのを想像していましたら、優しいトーンでお話になるディーンフジオカが目の前に現れたので、内心大変驚いたのを覚えております。(お坊ちゃん、パパにそっくりですね!)キャラベルに入ってからの一年間の印象は、「すべて石崎先生のおっしゃる通りになった」の一言に尽きます。今回の受験でのターニングポイントは、息子も書いていたように、早大学院を受験することを決めたあたりだったように思います。あくまで都立第一志望であることは最初から揺るぎませんでしたが、秋頃にWもぎの偏差値が安定して70を超えるようになったので、早大学院にもチャレンジすることを決めました。しかし、過去問を解いてもなかなか目標とする合計6割に達しないし、試しに11月に初めて受けてみた駿台模試は3科偏差値52と散々な結果でした。都立と二兎を追って一兎をも得ずになるのではないか、私立は安全圏の学校に変更してその合格をもって都立に臨んだ方がメンタル的にもいいのではないかという不安に駆られ、年明け石崎先生にご相談しました。すると、先生は「私の子供だったら、このままチャレンジさせます」とおっしゃいました。「この学校の入試を受けるレベルまで学力を磨いて入試当日門をくぐれたことを僕だったら褒めます。もし落ちたとしてもそれまでの勉強が都立受験に不利になることはないですし、駿台模試の結果も気にしなくてよいです」と。この言葉に背中を押され、予定通り早大学院を受験することになりました。早大学院入試の当日は、「数学でやっちまったー!」と頭を抱えて帰宅した本人。先生に「まず間違いなく落ちてると思います」とご報告したところ、先生は「いや、早慶レベルの私立高校や、中学受験、大学受験ではよくあることですが、『ダメだった!』という感触の時ほど実は受かってたという場合が多いです(※)」とおっしゃいました。結果的に先生のおっしゃった通り合格にこぎつけることができました。※塾長注 これには1つ条件があり、彼の場合はその条件を満たしていたので、そのように判断しました。上の子の高校でも、難関私立に向けた勉強もした上で都立に来られている子は実力があるようなので、早大学院に向けて勉強した経験は高校でもきっと役に立つと思っています。早大学院の受験科目である小論文の添削も石崎先生に丁寧にみていただきましたが、一年間キャラベルで学習を積む内にいつの間にか作文力も上がっていたようで、当日ボーダーで滑り込んだであろう合格の決め手は小論文だったのではないかと私は密かに思っています。(あと他に考えられるとすれば、我が家の場合も初詣の大吉おみくじです(笑)。と言っても、チキンな息子は、今年の初詣で「凶とか出た日にゃ立ち直れん」と自分ではおみくじを引けませんでした。それを聞いた博多に住む豪快な祖母が「太宰府天満宮で◯君のために大吉出るまで引いてやったよー!」と送ってきてくれた曰くつきのものです。何回目で出たのかは内緒だそうですが(笑)。)キャラベルには、近隣の中学から通うお子さんからうちのように電車で通う子まで色んな中学から集まっているので、定期試験や行事の時期がずれ、先生はスケジュール調整に苦心されたことと思います。定期試験前には塾での自習や自宅学習可な日も組み込まれています。最初は、自習でなく授業をしてほしいと思ったこともありましたが、これも結果的には、その時期は定期試験対策に真剣に余念無く取り組んだのがよかったのか、我が家の場合内申点の大幅アップ(中2一学期34、中2二学期36→キャラベル入塾後中3一学期42)に繋がりましたので、先生の計算し尽くされたカリキュラム構成には脱帽です。楽しみにしていたブログの更新が今年は少なかったことだけが少し残念ではありましたが、ご家族の様々なご事情があった中でただの一度も授業に穴を開けることなく、たったお一人で最後まで愛情と責任をもって教えていただけたことに感謝しかありません。息子も、先生を信頼し、がむしゃらについていった一年間でした。信頼できる師ができると、人はこうも変われるのかと驚きました。野球部や選抜駅伝の練習も最後まで投げ出さずに、キャラベルと両立して頑張りました。春頃までは手離せなかったスマホも夏前に急に憑き物が落ちたように見向きもしなくなり、結果的には入試の日まで一度も開くことはありませんでした。夏休みに「400時間勉強」を自ら目標に掲げ遂行する姿は、もはや悟りを開いた修行僧のようでした。特に理社を黙々と何往復も繰り返して、そのノートがどんどん積み上げられていました。春から夏の早い時期に、理社の基礎をある程度固めることができたのは本人にとって心強かったようです。大手塾のように保護者面談が先生の方から設定されるわけではありませんが、親も聞きたいことや不安なことがあれば、電話すればいつも丁寧にお答えいただけました。模試の結果が多少良くても「安心して下さい。受かりますよ。」と、どこかの芸人のような安易な言葉は決していただけません。その代わりに膨大なデータを分析し尽くされた根拠に基づき、将来を見据えた指導をして下さるので、結果的には、すべて先生のおっしゃる通りになりました。国立高校の合格発表の行き帰り、息子と色んな話をしましたが、息子は「俺、キャラベル入ってほんと良かったわー」と何度も言っていました。また、中学は違えども同じ空間で同じ時を過ごした塾生の皆さんとも、私語厳禁のキャラベルでは言葉を交わすことはなかったけれど同じ高校に行けたら友達になりたいと思う人がいっぱいいると言っていました。今、過去問を処分していたら、国語の問題文が三色ペンでビッシリ彩られ、色んな記号や矢印が書き込まれていました。かつては問題文に線すら引かない子だったのでいつも問題用紙はまっさら、綺麗なものでした。これを見ただけでも一年間の成長がうかがえます。今回の都立入試は、グループ作成校で軒並み倍率が下がったり問題傾向の変化はあったものの「少数精鋭の厳しい戦いになった」と先生がおっしゃっていました。石崎先生という船長のもと安心して乗っていられたキャラベルという船から一人小さな小舟に乗り換えて大海原に出て行く息子ですが、これから国立高校への登下校で毎日聖地西武柳沢を見ることになるので、その度にキャラベルに入ったあの日のことを思い出し、石崎先生のお顔を思い出し、気を引き締めることでしょう。一年間、本当にありがとうございました。さて、息子は今何をしているかというと、卒業お楽しみ会で「細かすぎて伝わらない数学の先生の物真似」をオファーされたそうで、練習に余念がありません…。「とりあえず昨日のネタ見せで司会の先生を爆笑させてやったぜ」と満足そうです。本来大阪生まれのこんなキャラなのですが、キャラベルではこれっぽっちもそんな一面を見せることなく終わったそうですね(笑)。本人、「一年間で唯一石崎先生を笑わせられたのは、「愛工大明電出身の有名野球選手は?」の質問をふられ、俺「山崎武司です!」、先生「まさかのそこ行く(笑)?!」のくだりだけだった…。」と悔やんでます(笑)。「俺、石崎先生の真似もできるんだけどなー」とも言っています。→「はい、進学塾キャラベルです。」(超優しいトーンで真似してます)
2016年03月14日
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2月25日(土)~2月27日(月)は教室がお休みとなります。進学塾キャラベル
2023年02月24日
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歴史の追い込み頑張ってください。経験則ですが、今日が自校作成校を受験できるかどうかの分水嶺になると思います。進学塾キャラベル
2025年07月31日
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昨日のブログのつづきです。◆イギリスの社会言語学者であるバジル・バーンステイによると、発話には2種類あるとされています。1つめは「制限コード」と呼ばれるものです。制限コードは、伝達内容を精密に伝えることよりも、文脈の中で伝えることに重きを置きます。したがって、文脈の知識を共有していない者には、会話の内容が理解出来ません。中学生の仲良しグループの会話に、転校生や大人が入っても全く意味が分からないことがありますが、これは仲良しグループ内だけで通用する単語や文法が頻繁に出てくるからです。この「制限コード」で使われている文法構造は非常に単純であり、必要とされる語彙数も多くありません。ごくごく限られた文構造や語彙を使って会話が成立しています。※ちなみに、「コード」とは記号という意味です。中1生はテキストP14で勉強しています。中3Aクラスは国分寺高校の過去問で勉強しています。ためしに、保護者の皆さまからお子さんに尋ねてみてください。ほとんど綺麗さっぱり忘れていることと思います。それが今年度の中1クラスと中3クラスの現状(惨状)です。2つめは「精密コード」と呼ばれるものです。これは、話し相手に理解してもらうことを目的としており、詳しく説明することに重きを置く発話です。◆バーンステイによれば、イギリスの下層階層と中流階層の家庭を比べると、下層階層(低所得者層)では「制限コード」が使われ、中流階層では「精密コード」が使われているそうです。そして、この違い(家庭で使われている会話の質の違い)が、そのまま学校における学力差に結びついているとバーンステイは推測しています。 その理由は次のように説明できます。学校の先生は、情報を正確に伝え、生徒に理解させようとするために、「精密コード的な発話」を重視します。また、その精密コードを聞き取るには、「落ち着いて聞くこと」「細かい点に注意すること」「分析的に理解すること」の3点が必要になると、明治学院大学教授の藤崎眞知代氏は述べています。そして、この3点を可能とするためには、それまでの家庭でのコミュニケーションにおいて、「精密コード」が多用されていることが不可欠です。一方、イギリスの下層階層(労働者階級)出身の子供は限定コードで育てられてます。したがって、学校の先生の話を聞いても、内容や原因を分析的に捉えて理解することができないのです。その結果、精密コードが多用される学校教育の中では、低労働者階級出身の子どもはドンドン落ちこぼれていくというわけです。 ◆さて、話を日本に移します。日本でも、やはり精密コードで育てられた子の方が国語力においては有利なことは説明不要でしょう。 そればかりではありません。日本とアメリカを比べた場合、日本の方がアメリカよりも、母親の養育態度が就学後も影響をし続けるというデータがあります。アメリカでは、3~5歳にかけての母親の行動と11,12歳時点における子供の学力の相関が小さくなるのに対し、日本では就学前の母親の行動が11,12歳時点における子供の知的達成度と密接に関連しているのです。(参考資料『母親の態度・行動と子どもの知的発達 日米比較研究』東京大学出版会) 私は授業内および当ブログで読書の重要性を述べてきましたが、それは読書には「母親機能」が備わっているからです。家庭環境によって子供の学力は大きく変わることは今さら言うまでもありませんが、読書はそれを補正してくれます。中1、中2クラスの皆さんは、勉強の開始時に必ず読書をするようにしてください。本日の授業においても、中2クラスは考える力が非常に弱いようです。本日は近代化によって起こる専門分化と縦割りの問題点について色々考えてもらったのですが、ほとんどの子が全く頭が働かない状態でした。身近な例として、塾や学校の縦割り指導について話し合ったのですが、的外れな意見を言ったり(←そもそも話を聞いていない)、何も答えられず無言になったり、という子がほとんどでした。1つの要因として読書量の不足が挙げられます。来年は受験生ですから、おそらく本を読む時間は皆無です。今年度中になるべく多くの書物に触れるようにしてください。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 グループ作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 三鷹 三鷹市塾 吉祥寺 武蔵野市 武蔵野塾 西東京市 西東京市塾 小平市 小平市塾 東久留米市 東久留米市塾 武蔵境 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立専門
2016年12月09日
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◆本日の中2生はテスト勉強と各自演習。全体的には静かに勉強できていますが、集中力は個人差があるようです。足をだらーっと伸ばして勉強している子や頬杖をついて勉強している子もいます。私はそういう態度が心底嫌いなので、足を伸ばしている子に関しては、口で静かに言っても直らなかったので、サンジのように蹴っ飛ばしました。←そういう塾です。◆ところで、本日最後にお話ししたことは「帰宅時に騒がない」という大変レベルの低いお話でした。自校作成校を目指している当塾にとっては、過去ありえなかった話であり、そうした話をするのも嫌なので、次回以降は一発退塾措置とさせて頂きます。予めご了承ください。(一発退塾の理由ですか?あの・・・ですね。近隣の方に謝罪に行くのも、時間と費用(菓子折代)がかかるのです。)ちなみに、吉祥寺の小ざさで最中(もなか)かってきました。どうでもいい話ですが。(なお、せっかくだから自分の分も買ってきました。もっとどうでもいい話ですが。) ◆一般に文化レベルや知的レベルが上がってくると、人や集団は静かになっていきます。(元気がなくなるという訳ではありません。勘違いしないでください。)発展途上国やスラム街、アメリカやイギリスで教育を受けられなかった不良集団がたまっている危険地帯などでは、夜ももの凄くうるさいです。日本でも夜間に騒いでいるのは不良や暴走族です。学校の授業でも同様でしょう。騒ぐ子で優秀な子は、ほとんどいないはずです。たとえば、ホテルも同様です。知識人や文化人が泊まるような高級ホテルで騒ぐ人はいません。反対に、安い宿では、大学生が大騒ぎしているところもあります。レストランでも、高級なフレンチレストランや日本料亭で騒ぐ人はいないでしょう。一方で、レストランの価格帯が安くなると、学生が大騒ぎしているところも多くなります。塾でも同様です。大手塾などは、やはり偏差値の高いクラスほど静かです。逆に、一番下のクラスは、動物園状態です。まずは生活態度から改善することが担当講師の仕事になります。このように、「(本来騒ぐべき時ではない時に)騒ぐ」というのは大変に文化レベルの低い、勉強とはほど遠い行為なのです。そこを理解してください。 一方で、勉強の出来る子達はメリハリがあります。静かにすべき所、静かにすべき時間帯には、ちゃんと静かにしているのですが、騒ぐべきところでは大騒ぎします。(←ここが重要)反対に、「常識のない子達」は、静かにすべき所や静かにすべき時間帯には騒ぐくせに、大きな声を出す場面では、なぜか静かにしています。このことは、都立トップ校と呼ばれる高校の文化祭・運動会に行けばよくわかります。偏差値の高い学校ほど、文化祭・運動会・合唱コンクールは大盛り上がりです。反対に、底辺校と呼ばれる都立高校に行くと、文化祭も運動会も大変寂しい状況になっています。合唱など誰も歌っていません。朝礼のように整列すべき時は整列しないくせに、学校から駅までは綺麗に横に並んで歩きます。Gメン75のように。「本来騒ぐべき時ではない時には騒ぎ、盛り上がるべき場所では静かにしている。」・・・残念ながら、これが成績が低迷している子達の典型的な行動です。こうしたレベルの低い話を今後したくありませんので、心当たりのある人は以後行動を慎むように。そもそも22時過ぎと言えば、寝ている家庭は寝ています。中学生にもなって、なんで、そんな想像力も働かないのでしょうか・・・。 勉強はできなくてもいいですから(←それは自分が困るだけけなので) ・挨拶はきちんとする・無断で遅刻と欠席はしない・他人様(ひとさま)に迷惑をかけない以上3点だけを心がけて暮らしてください。それが日本という社会で生きていくための条件です。みなさんが生きていく今後数十年間で、この3つの価値観が変わることは、よほどのことがない限り、ないと思います。タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 キャラベル
2012年06月25日
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今年度から都立推薦入試において「集団討論」が導入されることは、既に6月頃にお手紙でお知らせしたとおりです。さて、この集団討論ですが、とにかく現場(都立高校側、塾、中学校)レベルでは、さまざまな憶測が飛び交い、また混乱をも招いています。そうした喧騒をよそに、私は、粛々と情報を集め、準備を進めていくのみです。公務員試験の専門家の方から情報を頂いたり、専門書や資料を数冊取り寄せたりしながら、塾生向けにレジュメを作成しました。今回の都立推薦入試にはもちろん、将来、看護士試験、公務員試験、客室乗務員試験などで集団討論を行う際にも、十分使える内容になっています。実際に配るのは1月になると思いますが、集団討論がどんな形式になろうとも恐れることはありません。国分寺高校を受験する子達には、あわせて「プレゼンテーションの基本」も配付いたします。 タグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 難関校 トップ 校 自校作成校 西武柳沢 田無 東伏見 ひばりヶ丘 保谷 進学塾 東京都立 塾 高校入試 推薦入試 集団討論
2012年11月19日
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塾生で北辰テストを受験した子がいまいた。 数学の偏差値が75,英語の偏差値は73と素晴らしい結果でした。夏の成果です。中2の秋に入塾する前は、偏差値30台を取ったこともあったそうなので、大幅に伸びています。5科偏差値も65をオーバーしていますが、今回はあまりにも個人情報になりすぎるので隠しておきます。(本人の了承は得ていますが・・・。)北辰テストは東京で言えばWもぎやVもぎにあたります。埼玉県のほぼ全ての中3生が受験する全国でも最大規模の模試です。埼玉県では、公立中学校の先生と私立高校の先生が生徒の進路に関して相談する「事前相談」が禁止されています。つまり、中学校で三者面談を行って、そこで私立高校の志望校を決めるということがありません。ここが東京都の大きな違いです。では、どうするのかと言うと、埼玉県内の中3生は、保護者と生徒本人が直接私立高校と交渉して、単願や併願の推薦を決めていきます。埼玉県ではこれを「確約」「併願確約」(※)などと言います。その際に資料として利用されるのが北辰テストなのです。したがって、埼玉県で高校受験をする生徒のほとんどが受験する大変大規模な模試となっています。大学入試でいえば、センター試験的な意味合いも持っているテストです。※ちなみに東京都でも同様の事前相談は広く行われています。ただし、東京の生徒に対しては「確約」という言葉は使ってはいけないことになっていますので、「併願優遇」「加点措置」「大丈夫です」「お受け致します」「ぜひ受験してください」などの表現が使われます。しかし、そのあたりの事情を知らない方もいるため、一部「確約」という言葉も混ざり気味です。 このように、北辰テストというのは埼玉県内のほぼ全ての中3生が受験するテストですから、WもぎやVもぎ以上に正確な実力判定が可能です。当然、あの「天下の浦和高校」を志望する生徒も大勢受験しています。浦和高校といえば、全国の公立高校でナンバーワン。愛知県の岡崎、群馬県の高崎、茨城県の土浦第一、宮城県の仙台二高、山形県の山形東、栃木県の宇都宮、奈良県の奈良、畝傍、神奈川の湘南、広島の尾道北、大阪の北野、茨木、岐阜県の岐阜、千葉県の県立千葉、福岡県の筑紫丘、滋賀県の膳所などなど全国的に有名な公立高校のトップに君臨する存在です。以前は、都立西、日比谷、国立の3校の東大合格者数を合計しても、浦和高校に敵わないほどのレベルでした。そうした浦和高校、あるいは大宮高校、川越、川女、浦和一女も受験する子達もいる中での偏差値75や73。素晴らしいです。おめでとうございます。これから偏差値が伸びる子と伸び悩む子が必ず出てきます。前者は「5つのポイント」をある程度忠実に実行しているタイプ。後者は、上手に勉強できていないタイプです。 具体的に言えば、偏差値の伸びない子は、量が足りていないか、足りていても頭を使っていないかのいずれかです。本日、質問の仕方の悪い子に注意を与えました。質問内容が「思考停止している子の典型的な質問の仕方」だったからです。では、具体的にどのように質問すれば良いのかは授業終了時に話したとおりです。徐々に受験生らしい勉強に切り替えてください。 本日、就職状況の現実についてお話しました。驚きましたね。ですが、あれが事実の一つなのでしょう。旧財閥系や総合商社、広告代理店上位(電通、博報堂、アサツー)、メガバンクなどは、GMARCHからだとかなり厳しくなっているのでしょうね。みなさんが目指すのは、まずは都立上位校。その次は、東大、一橋、東工大、早慶上智、理科大あたりになるのでしょうか。まだまだチャンスはあるので頑張ってください。
2013年09月12日
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中1クラスに向けて書いておりますが、塾生全員読んでおくこと。<丸付け後の再チェックについて>本日実施した確認テスト(英語)の点検が終了しました。当塾の確認テスト(英語)は、「授業開始時に実施→自己採点→回収して私が再チェック」という流れでやっております。「再チェックするなら、最初から先生が丸付けすればいいのではないか」と思うかもしれませんが、そんなことではいつまで経っても自学できるようになりません。「先生が丸付けまでしてあげる」という方法だと誰か大人がいないと丸付けが出来ない子に育ってしまい、いずれ限界がやってきます。勉強は最終的に自分自身で出来るようにならないといけませんから、当塾では自己採点形式にしています。一方で、私は、生徒が行う自己採点や自学をハッキリ言って全く信用しておりません。特に、中高生の学力中位~下位層が行う丸付けや自学はひどいものです。また、学年が下になればなるほど、丸付けや勉強の質・精度は下がっていきます。ですから、生徒に自己採点はさせていますが、その後の再チェックは欠かせないのです。<中1クラスのヒドい自己採点>本日も中1クラスで確認テスト(英語)を行いましたが、とにかくヒドい状態です。自己採点がほとんど出来ていません。間違っているのに平気で丸を付けている子が多数いました。如何にテキトーな勉強をしてきたか(しているか)が分かります。ってゆうか、よくそのやり方で不安になりませんよね?逆に感心しちゃうんですけど・・・。まあ、「本気で勉強が出来るようになりたい」「頭が良くなりたい」と思っていないのでしょうね。普通、本気で出来るようになりたいのなら、そんなやり方だと不安になるはずですから。※なお、確認テストの自己採点だけでなく、宿題ノートもひどかったです。バツなのに平気で丸を付けている子が大勢います。保護者の方も、一度お子さんの宿題ノートをチェックしてみてください。そもそも、当塾の確認テストは、このブログで何度も書いてきたように「満点が取れて当たり前のテスト」ですから、バツが1問でもある時点でダメなんです。ただ、今回はその話は置いておきます。皆さんは、それ以下のレベルです。間違っているのに平気で丸を付けている。これではお話になりません。言っておきますが、丸付けの出来ない子は例外なく勉強が出来るようになりません。丸付けが出来ないというのは、非常に低レベル・低次元なお話であり、上位校受験なんてことを口にする以前の問題です。丸付けの出来ない子達は、バツの問題が出来るようになることが決してありませんから、成績が上がる可能性はゼロです。そんなやり方で成績が上がったら奇跡です。絶対に上がりません。絶対にです。3/15のブログにも書いてありますが、丸付けの目的は「仕分け」です。そして、バツになった問題を正解になるまで反復することが必要です。ところが、この仕分け段階で、バツを見落としているのですから問題外だと言っているのです。そんなことでは、学力が上がることはありませんし、当然大した高校にも入れないでしょうし、大学受験でも失敗することでしょう。その結果、就職で本当に苦労します。多くの企業が学歴で学生を選んでいる理由が分かりますか。(「学歴が関係ない」というのは綺麗事です)学歴を持っていないということは、「僕は勉強してきませんでした」と宣言しているようなものです。あるいは、「勉強はしてきましたが、テキトーにやってきました」と宣言しているようなものです。勉強が苦手ということは、丸付けのような単純作業すら出来ないということを意味します。ですから、会社に入ってから、経理をやらせても、事務作業をやらせても、棚卸しや商品チェックをやらせても、ミスばかりすることが予想されます。(ついでに言えば、仕事は遅い、〆切は守れない、途中で辞めてしまうなども予想されます)要するに「信用できない」ということです。ミスの多い人に仕事を任せるくらいなら、最初から上司が自分自身でやった方が速いですし正確。だったら、最初から雇わない方がいい。ということです。それにミスが多くて仕事の出来ない人ほど、「この会社はブラック企業だ~」とか騒ぎますから、雇っても会社にとってメリットが少ないんですよね。いいですか。繰り返しますが、丸付けが出来ないというのは本当に低次元なお話なんです。君たちが解いた問題を、全科目、全問題イチイチ全問チェックすることなんて誰にも出来ません。だから、自分一人で丸付けが出来るようにならないとダメなんです。 <丸付けとは間違い探しのこと>あと、先ほどから「丸付け」「丸付け」と言っておりますが、正確には「丸付け」ではなくて「間違い探し」です。極論を言えば、「丸」なんてどうでもいいのです。大切なのは「バツ(間違い)」の方。だから、これからは、丸付けではなく「間違い探し」と考えてください。<国語の授業について>それと、今年の中1生。勉強面のスタミナが足りません。そのため、集中力が持続せず、聞き漏らしもたくさんあります。そもそも聞いていない子が多数います。特に国語の授業ですが、みなさん退屈そうなので、しばらくやめますね。こちらもつまらないので。もう少し、皆さんが話を聞ける状態になってから行います。もう1つ。皆さんが国語力の重要性に気づいた時に行います。それまではやっても意味がないと思いますので、しばらく中止します。※国語の授業というのは、生徒が本当に必要性に目覚めてからでないと意味がありません。
2016年04月09日
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慶應女子高校に合格した子が合格体験記を書いてくださいました。※例年のことですが、都立一般入試が終わるまで、私立・国立の合否結果や合格体験記のアップは控えておりました。慶應女子 合格早稲田大学本庄高等学院 合格豊島岡女子 合格栄東 東大医学部クラス 合格小六の冬、中学受験をせず公立中に進学する予定だった私は、高校受験に向けての塾選びで、大手塾をいくつか体験に回っていました。どこも決め手に欠け悩んでいた時、母にキャラベルのブログの存在を教えてもらいました。読み始めると、石崎先生の揺るぎない教育方針や、知的でユーモアあふれる文章にすぐに魅きこまれ、「こんな塾があったなんて、私も通ってみたい!!」と、何年分ものブログを一気に読みあさりました。今思えば、あの時他の塾に通わなくて本当によかった。キャラベルに出会えたことが、わたしの人生のターニングポイントになりました。欠席、遅刻、忘れ物、私語、集中、整理整頓、他にも、キャラベルでは様々な決まりがあります。しかし、一見厳しく感じる規則も、よく考えれば当たり前のことしか要求されていません。そして先生が誰に対しても全くブレず、例外を作らず接してくださるため、皆が納得し当たり前にそれを守り、全員が勉強だけに集中できるという素晴らしい環境を作り出しています。そんなキャラベルに張り切って通い始めた私でしたが、中1の後半からは、中3の始めまで続くという壮大な「中だるみ期間」に突入してしまいました。最低限の宿題をやる以外、家では好き放題に過ごしていたのです。※しかも中2の夏休みには、塾で禁止されているレモンティーを持ってきてこぼしてしまい、1学年下のMさんのズボンをベタベタにするという・・・石崎先生から「そろそろ本気でやらないとやばいよ。」と授業中に言われたのは、中3の夏前だったでしょうか。本気でやらなければもう間に合わない。自分でも心の底ではわかっていたことを、言葉として先生に言われたことで、私は夏休みからやっと遅めの「受験生」になりました。切り替えてしまえば、今までの生活はなんだったのか?と思えるほど勉強だけに集中する夏休みを過ごせました。この夏に、それまでやった全てを自分の中に定着できたのは、私の合格に欠かせないことだったと思います。キャラベルでは、大手塾の様にカリキュラムを速いスピードで進めるのではなく、基礎の反復と定着に徹底的に時間をかけてくれます。そして満を持して中3秋から始まるハイレベル演習は、基礎は全て入っていることが前提で、ものすごいスピードで進みます。「やらない人は置いていく」先生からそう言われているようで、毎回必死にその日の内容を完璧にしました。このハイレベルの数学の教材は最強で、これを完璧にすれば本当にどこの入試問題でも太刀打ちできます。慶應女子の入試でも、一週間前にキャラベルで教わった解法がそのまま出題され、大問を一つとることができました。私が安定して数学を武器にできたのは、ハイレベルテキストの問題全てを、見たら即座に解法が浮かぶまで繰り返したおかげ以外の何物でもないと思います。誰にでも追い風は必ず吹く。でもその時のために努力を続けていた人間でなければ、その追い風に乗ることはできない。これは、石崎先生が幾度となくおっしゃっていた言葉です。私は一般の前、一月に慶應女子の推薦入試も受験しました。慶應女子の推薦は、対策のしようがない、と言われるほどとても厳しい入試です。石崎先生にも相談にのっていただき、自分なりに努力をして臨みましたが、私もやはり不合格でした。推薦は「ダメもと」と思って受けていたはずが、いざ不合格を突きつけられると「あなたはいらない」と拒絶されたようで、もう何をしてもこの学校には受け入れてもらえないのではないか、と、気持ちが落ちてしまいました。でもそんな時、この追い風の話を思い出し自分を奮い立たせました。どんな結果になろうと、あとほんの少しで私の高校受験は終わってしまう。だったら最大限努力して、これ以上できないほど頑張ったのだからどんな結果も受け入れる!そう思える状態にしよう、と残り二週間を過ごしました。慶應女子高一般入試の朝、校門前で母に「追い風、今日きっと吹くね。」と言われました。内申のため精一杯の努力を続けた中学校生活、部活で疲れ果てても頑張って電車で通ったキャラベルでの三年間、石崎先生に教えていただいた数々のこと、タイマー片手に「400時間勉強」を掲げて走り抜けた夏休み、秋から毎日練習したリスニングの印がびっしり書き込まれたカレンダー、そして石崎先生秘伝の過去問使用法でボロボロになるまでやり込んだ過去問、いろんなことが全てここにつながる、とても大切な一日でした。自分でも不思議なほど、落ち着いて試験の内容と向き合うことができた本番。過去問より数学が難化、英語がやや易化と、私にとっては恵まれた条件となり、とうとう合格をつかむことができました。合格発表の日、掲示板に自分の番号を見つけた時のあの気持ちは、生涯忘れることはないと思います。ところで、私の第二志望は都立日比谷高校でした。第二とはいうものの慶應女子高と同等に魅力を感じ対策を続けていたので、1月の最後の自校作成V模擬では日比谷にもS判定が出ていました。そのため「私には最後に日比谷があるのだから!」と、自信を持って慶應女子高を受験できたことも、成功の一因となりました。受験を終えて、特に女子の場合は、私立難関校を狙う場合でも5教科と内申を最後まで捨てないことはとても重要だと感じました。そういう意味でも、ぬかりなくすべての対策をしてくださるキャラベルに通えて私は本当にラッキーでした。今キャラベル を卒塾するにあたって、この厳しくも充実していた三年間の塾生活を、とても愛おしく、名残惜しく感じます。石崎先生が私の恩師となってくださり、本当によかったです。ありがとうございました。そして最後に、いつも私を励ましてくれた母、模試や塾の送迎をしてくれた父、夏からはテレビもつけずリビング勉強に協力してくれた家族に心から感謝して、この体験記を終えたいと思います。※駿台模試の数学で都内1位を取ったことがあるくらい数学の得意な子でした。塾のことをものすごく良く書いてくださっていますが、おそらく他の塾に通っていても合格した子だとは思います。読書量もものすごい子で、慶應女子の国語にもすぐに対応できるようになりました。塾が凄いのではなく、彼女自身が凄いだけです。ただ、だからと言って、どこの塾でも良いのかと言うと、そういうわけでもなく、上位層の子や能力のある子を受け入れられる塾というのは意外と少ないかもしれません。ごく限られた一部の塾だけでしょう。能力の高い子を伸ばしきれなかったり、潰してしまう塾もあるので、やはり塾選びは大切だと思います。※高校では芦田愛菜さんと同じクラスになれるといいですね。
2020年02月21日
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都立小山台高校に合格した子が合格体験記を書いてくださいました。青文字は塾長コメント3年前の2月、僕は絶望していました。第一志望の都立中学に落ち、今まで感じたことがないような気持ちに沈んでいました。そんな状況下で、母がキャラベルを見つけてくれました。ブログを見て、厳しい内容が書いてありましたが、そこに惹かれ僕は一目で入塾を決めました。7月、入塾面談の際、僕はとても緊張していましたが、そんな僕に先生は優しく声をかけてくれました。このことはとても僕にとって励みになりました。僕にとって初めてキャラベルの授業は、・私語が一切ない・わかりやすい授業・先生の問いに的確に答える生徒 など、今までの学校、塾の環境と大きく違い、理想の学習環境がここにありました。また、キャラベルでは、勉強以外に社会的な生活スキルも得ることができました。僕は中1の冬、無断遅刻をしてしまい強制帰宅になったことがありました。本当に悔しく後悔し、その後は電話連絡するようになりました。連絡や時間の大切さを身をもって学ぶことができました。ある日、先生は自校作成校合格に必須である3つの力について、教えてくれました。 ・記憶力 ・スピード ・国語力です。正直、僕には一つも力がありませんでした。絶対に克服する、そう思いました。記憶力については中2の頃の強化練でかなり鍛えることができ、忍耐・精神力も養われました。それからあっという間に中3になり受験生活が始まりました。そして、すぐ緊急事態宣言が始まり、自宅学習を本格的に始めました。この期間に理社の演習を積んでおいたのは、長い期間で見て成功でした。ですが、肝心の数学や英語の演習量が少なくなってしまい、基礎が不十分で、あとで苦労することになりました。しかし、夏休みに400時間勉強したことは、とても誇りになりました。また、英語を克服するため、先生に言われたとおり ・○○○○○○○○○○○○○○ ・音読を本当に毎日やりました。しかし、夏休み以降、スピード不足、基礎力不足がたたり、ハイレベルの授業のスピードや量についていくことが難しくなりました。また、学校の内申対策もままならなくなり、いよいよ混迷を極めました。後になり、「もっと前に先生に相談しておくべきだった」と思いました。※計画の進捗状況や今後の進め方、うまくいかない科目についての進め方などについて頻繁に相談に来る子の合格率は、そうでない子の合格率に比べ、やはり高いです。悪いことはさらに続き、3年2学期の期末で自己最低点をたたき出し、絶望的状況でした。※中3二学期の期末テストというのは内申点という観点からすると最重要なテストなのですが、ここで過去最高を取る生徒と過去最低を取る生徒に分かれます。ほとんどの塾生が過去最高点をたたき出すのですが、一方でここで過去最低点を出してしまう子もいます。これについては色々研究している最中ですが、最近少しずつそれが分かってきたように思います。さらに、11月の自校作成模試まで偏差値が上昇していましたが、12月の模試で偏差値が急落し、国立高校を諦めました。やはりもっと前に先生に相談しておくべきだったと思いました。この辺りからようやく先生に相談するようになり、作戦を立て直し始めました。※週ごとに進捗状況の報告と次週何をやれば良いのかの相談に来るようになりましたね。それから冬休みの計画を立て、○○○○○○○法とハイレベルの復習を組み合わせて猛烈な演習をこなしました。12月31日も22時まで塾を開けてくれて助かりました。(先生が紅白にでなかったため)※もともと12/31は18時までに終了し、その後NHKホールで歌う予定だったのですが、最後の枠を玉置浩二に取られてしまったため、急遽18時以降もオープンしました。年明け、模試の結果が原因で先生が激怒し、中3Aの全員が3時間説教でした。※そんなに3時間もしてねーよ!(笑)。のび太のお母さんじゃないんだから。君らはなんでそうやって話を大きくする!?笑それにしても本当に勉強しない学年でしたね(一部の子はやってました)。12月のW自校作成模擬なんて偏差値70超えが1名のみ。しかも、偏差値70びったり。あとは60台前半と50台の子がほとんど。特に努力科目の理社や英語でサボりにサボっていたので、さすがに怒りました。この学年は中1の頃からほとんど叱ったことがなく、中3の前半期もコロナで大変なので色々と大目に見ていたのですが、本当にエンジンの掛かりが遅かったです。そこからの追い上げで、どうにか自校作成校合格22名になりましたが、本当はもっと受からせてあげたかったです。説教ではありましたが、このおかげで、僕は勇気づけられさらに頑張ることが出来ました。1月埼玉県の私立入試がありました。併願校は、手応え十分でしたが、確約がなく不合格で、併願校の併願校は余裕で合格しました。一つ合格がとれて、とてもほっとしました。(人生ではじめての合格!)※併願校の合格については、多くの中学生が「どうせ受かって当たり前」と思っていてあまり喜びませんが、私はもっと喜んで良いとおもっています。都立入試は一発勝負。実力があっても落ちる子もいますし、その逆もあります。そういう意味では偶然や運もあるのが都立入試です。ところが、併願校というのは、3年間きちんと頑張ってきて内申点を取れているからこそ勝ち取れるものです。学校の先生とも良い関係を作ってきた結果でもあり、得点力だけでは測れない要素も入っています。私はこの併願校の合格にこそ価値を見いだすべきだと考えていて、回りの大人ももっと喜んであげていいものだと思っています。それから、チャレンジ校受験のため、過去問をひたすら解きました。演習量が増え、国語が飛躍的に伸びました。国語は、自校作成校の過去問で80%以上取れるようになりました。しかし、断腸の思いで共通問題のトップである小山台高校に志望校を変更しました。この時点で、自校作成校には事実上落ちたことになりました。(自校作成校不合格体験記)※十分に勝負できる自校作成校もあったのですが、彼の場合、高校でどうしてもラグビーをやりたかったため、国立、青山しか選択肢がありませんでした。そこでやむを得ず、ラグビー部がある高校としては都内トップ3である小山台高校に志望校変更をしました。その後、直前まで共通問題過去10年分を先生から頂き、それを完璧するため、朝から晩までずっと勉強しました。その結果、数学は8割以上国語は9割以上を連発英語も9割を上回る理社も自粛期間中と夏に土台を固めておいたため、すこしの修正で9割に戻るといった成果がでてきました。英語の作文では最後まで先生からダメ出しをいただいたため、不安でしたが、英作文の練習を最後の最後までやりました。当日の手応えは、国語:完全勝利数学:勝利英語:転倒(リスニングは完璧)理科:勝利社会:完全勝利でした。英語がうまくいかず、不合格も覚悟しました。学校のグランドの土を持って帰ろうかと思いました。しかし、先生の「入試後も3時間勉強しないと落ちるおまじない」のおかげで、入試後も毎日3時間勉強し、奇跡的に合格することができました!入試を終えて・・・石崎先生に言われたことを着実に実行することができれば、自校作成校に合格することが必ずできたと思います。ピンチになる前に、先生にアドバイスを小まめにもらっておくべきだったと心から思います。(皆さん是非恐れずアドバイスをもらってください。)合格体験記のお話を頂いた時、共通問題校なので書くのをためらいましたが、とても嬉しかったです。石崎先生への3年間の感謝を込めて書きました。※合格体験記という名前でブログにアップしていますが、塾生の記録と記憶という側面が強いので、共通問題、自校作成、私立を問わず、合格体験記をまだ書いていない塾生はどんどんメールで送って下さい。成蹊の子や武蔵丘の子の体験記もまだ来ていないので待っています。昨年度は不合格体験記を書いてくれた子もいました。本人の了承も得ているので、いずれアップしたいと思っています。色々あってうまくいかないこともあったけれど、最後まで応援して頂き、本当にありがとうございました。3年後さらにいい報告が出来るように、高校生活を全力で頑張ります。3年間ありがとうございました。進学塾キャラベルタグ:都立高校入試 自校作成入試 西東京市 塾 都立難関校 都立トップ校 都立自校作成校 西高校 国立高校 日比谷高校 戸山高校 新宿高校 国分寺高校 西武柳沢塾 田無塾 東伏見塾 ひばりヶ丘塾 保谷塾 三鷹市塾 吉祥寺塾 武蔵野市塾 武蔵野塾 西東京市塾 小平市塾 東久留米市塾 武蔵境塾 三鷹駅塾 吉祥寺駅塾 武蔵境駅塾 進学塾 東京都立 塾 高校入試 東京都立 都立自校作成塾 私立難関塾 早慶附属
2021年03月14日
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お久しぶりです。中3の添削やその他もろもろの作業が立て込んでおり、ブログを書く時間がありませんでした。(ワールドカップを見る時間はある!)ちょっとここで寝てない自慢をすると、先週1週間で20時間くらいしか寝ておらず、妻から「死ぬよ」と言われています。今も徹夜作業が終わり、これから帰るところです。(今日はさすがに寝ます)全く関係のない話ですが、プロ野球の現役ドラフトというものが行われまして、いまいちルールが飲み込めなかったのですが、どうやら西武が阪神の選手を指名したら、次は阪神の選手がソフトバンクの選手を指名し、そしたらソフトバンクの選手が日ハムの選手を指名し・・・みたいに進むのですね。つまり、「夜のヒットスタジオ」のオープニングみたいな感じか・・・としみじみ(あはれにをかし)しながら、本日は異邦人を歌っていました。※先日の髭男の「i love」のエピソード1(声が枯れた編)とエピソード2(エレベーター編)は各クラスで話したのでカット。<中3Aクラス>◆仮内申が出そろいました。クラスの4分の1の子がオール5。クラスの3分の1が9科43以上という優秀な学年でしたが、一方で半分が9科38以下という2極化が激しい学年でもありました。内申が悪い子は授業中の反応一つとっても、こちらの質問に対しにべもなく返事をするというか、「まあ、学校でもこういう態度なんだろうな」という子が多いように思います。参考までに、9科38以下の子達で自校作成校を狙っている子達は、2年前に比べ相当厳しくなっていることは付け加えておきす。2年前までは、当塾では9科35~38で新宿や国分寺に合格した子が大勢いました。戸山もいました。ところが昨年の入試あたりから、私が想像していた以上に新宿と国分寺が厳しくなっています。都立中高一貫併設校が完全に募集を停止し、上位層の子達が進学する高校の定員が減少していることを鑑みると蓋し当然のことかもしれません。オール4前後で、偏差値が65に達していない場合は、素直に撤退するのも選択肢の一つかと思い始めました。(←昨年までのキャラベル生は9科35の場合、ほとんど自校作成校を受験していましたが、ちょっと厳しくなってきましたね)◆中3生の中には、「予想以上に内申が上がってビックリしている」という子もいました。昨年の中3生の中にも、「ビックリするほど内申が上がって驚いた」という子達がいて、その子達に出てくる次なる悩みは「では、志望校をもっと上げてもいいのではないか」というものです。ただ、これに関しては冷静に数値を見た方が良いと思います。確かに、内申点が予想以上に上がっている子は素晴らしいです。私から見ても、授業中の姿勢や目つき、真剣さが明らかに1学期とは変わっており、その点は評価できるのですが、一方で悪い見方をすれば、「本来の(定期試験の)点数以上の評価が付けられている」という見方もできます。(本来の実力よりも高い内申が付けられているということ)その状態で志望校を上げると、当日点で逆転される可能性も大なので、そこは気をつけてください。◆なお、今年の塾生で、オール5(9科45)と9科44の子で推薦入試を受ける子は一人もいません。理由を聞くと様々ですが、「実力(一般入試)で受かりたい」という理由を挙げた子が数名いました。ある子は、推薦入試で入学し、1学期段階でクラス順位が真ん中より下になってしまうと、「あの人、推薦入試だし・・・」みたいなレッテルを貼られることが嫌とのことです。その後の大学受験でも結果を残せないと(←自校作成トップ校から大学受験ではMARCH全落ちなど)、「やはり推薦入試で入った人はダメだね・・・」「高校受験ピークだったね」みたいに見られることもあり、それを避けたい気持ちがあるようです。また、推薦入試に合格すると、その段階(1月)で「本気の勉強」は終わってしまいます。あとは入学式までダラダラ。当塾の目標は、高校入学後も上位でいることです。同じ自校作成校に合格したのに、ある高校では、1学期の中間テスト(数学1)で、クラストップは97点、最下位は27点。ここまで差が付いています。後者の子は、これでは大学受験は失敗確実。その差はどこで生まれるのかは明らかです。2月と3月の過ごし方です。昨年も推薦入試ゼミ申込者はゼロ名でしたが、今年もキャラベルの塾生は一般入試で勝ち抜き、高校で上位に入ることを目標にしていきましょう。◆模試の復習をしていない子が多いので、12月13日(火)と12月15日(木)は模試の復習をしてください。◆本日の模試の復習もしておきましょうね。◆古文ゼミを受講していた生徒は、古文の復習も定期的に入れていきましょう。中堅私立の場合は、1学期の基礎ルール編と最後に赤マーカーを入れた最重要50語を覚えれば大丈夫。早慶を受験する子は、ルール集を丸暗記して、後期「難関古文ゼミ」で教えた解き方(出題者の意図を見抜く/難しいことや知らないことに直面したら、あなたがそこでどう対処するかを高校側は見ています)を実戦すれば合格点は取れます。少なくとも、他の塾で早慶対策をしている子達よりも、短い時間で効率的に対策ができるので頑張りましょう。約一年間勉強してきて、古文も現代文も英語も「論理的に解く」とはどういうことか少しずつ分かってきたと思います。「大量に問題を解いて慣れればいい」という考え方も否定しません。いや、むしろそういう段階は必要だと思います。ただ、その物量作戦に、石崎が塾で公開している「解き方」を入れれば、鬼に金棒、姉は鐘紡です。これからの過去問演習に活かしてください。数学はハイレベル数学の解き方を全てマスターすれば、他塾生に負けることはまずないでしょう。その上で、昨日の通常授業で教えたような考え方に慣れていけば、共通なら9割、自校でも7割~8割いけます。※相変わらず、「仮内申はまだ変わる可能性があるから」とくだらない脅しをしている先生方がいるようですが、忌諱に触れることもないのでそっとしておいてあげましょう。彼らにはそうやって押さえつけるしか術がないのです。<中3Bクラス>◆課題がたまっている子がたくさんいます。(一人を除いて)社会の暗記も今週中に片付けましょう。◆高校受験は受験の中で最も簡単な戦いです。大学受験、中学受験、小学受験(お受験)、資格試験、検定試験、高校受験。この中で最も簡単なのが高校受験(早慶私立は除く)。これは指導者側の観点からも同様で、だからこそ、素人の人でも、地頭の良くない塾長でも、自分で問題を解けない先生でも、高校受験塾で指導することは可能です。だから、アルバイト情報には「未経験可、短大生可、主婦可」(中には高卒可のところもあり)と書いてありますし、フランチャイズ塾の開業資料を見ると、全く業界経験がなくても可と書いてあります。中学生の内容というのは、そのくらい簡単な内容を扱っているのです(義務教育ですしね)。極端な話、塾に行かずに親が教えたって内容的には大丈夫。その程度の中身です。それらで点数が取れない、偏差値が50に届かないというのには様々な要因がありますが、やはり最大の要因は「勉強不足」だと思います。そして、勉強不足の具体的な中身ですが「暗記作業から逃げている」という点が大きいと思います。中学段階で成績が低迷している子達は・先延ばしの天才・めんどくさがりやここに極まり・つらいことからの回避能力センス◎(←パワプロ風)・将来への予見能力ゼロ・時間にルーズ・諦めるまでの時間が光の速さレベル・常に悲壮感を持ちながらのネガティブ感情・継続の力ない・自己中心派(なんでも他人のせい)です。これらが複合的に絡まり、課題を終えることができません。Bクラスの皆さんは、金曜日までに社会の暗記(8月締切)を片付けましょう。理科の動画(5月締切)も早く終わらせましょう。国語の自主課題(7月締切)も提出してください。社会の課題(8月締切)はもう無理なのでやらなくていいです。他にもやることは盛りだくさんです。<中2クラス>450点以上が増えてきた一方で、400点以下や350点以下も大勢います。2極化が激しいクラスです。5科目で最低420点程度はないと、Aクラスの授業へはついて行けないと思います。5科420でもギリギリです。ついて行くにはかなりの努力が必要です。過去の中3生は皆さんAクラスの大変さを分かっていますが、中2段階では「これから頑張れば何とかついて行ける」と思っています。今年の中3Aクラスも昨年の中3Aクラスも「どうしても」とお願いされたために、仕方なく悩み悩みAクラスでスタートした子達が数名いましたが、やはり9月以降ついて行けなくなってしまいます。今年度からは心を鬼にして、クラス分けは完全に塾主導で行います。そのため、来年度ですが、中3Bクラスは満席になりました。これ以上は入りきらないと思います。反対に、来年の中3Aクラス(自校作成校を目指すクラス)ですが、ここ数年では記憶にない位、定員に空きがあります(半分くらい空いています)。中3Bクラスに入るみなさんは、中3の1学期で高得点を取れば、夏からAクラスへ戻れるので、基礎からやり直しましょう。というより、どうにか戻ってください。現状ではAクラスよりもBクラスの方が人数が多くなりそうな勢いで、私としてもそれは避けたいので。※今年度、中2Bクラスに行った子達の中には5科目450点前後(学校のクラスで3位から5位)にまで成績を上げて、中3からAクラスに戻る子もいます。本人達はBクラスのペースと環境が合っているようで、Bクラスにいたい気持ちもあるようなのですが、定員の関係上、Aクラスへ行ってください。ごめんね。
2022年12月11日
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